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恋愛 連載中 ショートショート
公爵令嬢フィーネ・ラストリアは、疲れ果てていた。 幼い頃から王太子ラキシスの婚約者に選ばれていた彼女は、将来の王妃として相応しい存在になれるよう厳しく教育され、己自身よりもラキシスを優先した人生を送り続けていた。 だが、ラキシスの心はとうの昔にフィーネには無く、偶然知り合ったという別の令嬢の事ばかりを考えてフィーネの事を邪魔者であるかのように扱うようになっていた。 だから、殺されかけた。 事故に見せかけて、彼女は裏で始末されかけたのだ。 しかしフィーネは、偶然にも隣国の王子を名乗る不思議な男に命を救われた。 そして彼女に一目惚れしたと言う王子は、フィーネを自国に招き入れたいと申し出たのだ。 その後、最後の挨拶をとフィーネはラキシスの前に姿を表し、 「私はあなたを恨みません。だけど、もう二度と私に関わらないでください」 そう言い放ったのだった。
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文字数 7,512 最終更新日 2021.02.07 登録日 2021.01.24
ランドロール公爵家は、数百年前に王国を大地震の脅威から護った『要の巫女』の子孫として王国に名を残している。 そして15歳になったリシア・ランドロールも一族の慣しに従って『要の巫女』の座を受け継ぐこととなる。 さらに王太子がリシアを婚約者に選んだことで二人は婚約を結ぶことが決定した。 しかし本物の巫女としての力を持っていたのは初代のみで、それ以降はただ形式上の祈りを捧げる名ばかりの巫女ばかりであった。 それ故に時代とともにランドロール公爵家を敬う者は減っていき、遂に王太子アストラはリシアとの婚約破棄を宣言すると共にランドロール家の爵位を剥奪する事を決定してしまう。 だが彼らは知らなかった。リシアこそが初代『要の巫女』の生まれ変わりであり、これから王国で発生する大地震を予兆し鎮めていたと言う事実を。 そして「もう私は必要ないんですよね?」と、そっと術を解き、リシアは国を後にする決意をするのだった。 ※小説家になろうにも同タイトルで投稿しています。
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文字数 19,729 最終更新日 2020.09.28 登録日 2020.05.13
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