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612 やっとご飯♪
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〖『あははははははっ』〗
〖ふふふ〗
『おやまあ、予想外の弊害でしたね。ふふふ』
きゅるる『むむむ』
「ふおおお」ぼいんっ
ぴゅいきゅい『『いやぁん』』ぽよよん
『座れないよ~』ぼよ~んっ
なんか座りにくい~
『ぼくは座れるよ~』きゅるん♪
『だってフライは~』ぼよんっ
『『『じぶんのしっぽだもんっ』』』ぽいんぽいんぽいんっ
みゃあ『すわれるにゃ!にゃにゃ』ぼよんっ
『モモスイとフルーとココロはしっぽふたつでさらに大変そうなのだ。わっ』ぽてん
『『にぃちゃ~ん』』ころん
『お、おちつくんだな、あっ』ぽて
『『『⋯⋯っぽぽちゃんも』』』ぽよよん
『『待って待ってっ』』
『『みんな慌てちゃダメですっ』』
『あわわっ大変っ』
『『『青葉~助けて~』』』ぽこぽこぽこ
絹さんの付与魔法・形状記憶?により、ピンと上向きとなったフライのしっぽ。リスさんのようなくるんとした可愛いしっぽ。ただ、そのしっぽが突っかかって椅子に座れないことが発覚!! 神様たちはボヨンボヨンしっぽをぶつけて振り回されてるちびっこ同盟達を大笑い!
きゅるる『盲点だった』
絹さんが地味に落ち込んでます。
『ぷっくく⋯⋯まあまあ、任せな。ほいっ』かたんっ
「ふお?」
大工のおっちゃんことドワーフの琥珀が笑いながら仕掛けをいじると
『『にぃちゃん、ひっかからなくなっただよ!』』
『これなら楽に座れるんだな』
『『『⋯⋯柵、倒れるように出来てた?』』』
『そうだぜ!小鬼たち正解だ!年齢に合わせて変えられるようにするのは基本だろ!まさか、初めてこの柵を外す理由が服のしっぽになるとは思わなかったがな!わはははは』
そう!柵が簡単にパタンと倒れたのです。
『そんで、ほいっ』ぱちんぱちんっ
「ふおおお?」
さくが!
「へ~んちん!」しゃきーん!
形が変わった~!
『あったりめーだ!! まだまだちびっこに背もたれ無しは危険だからな! 色々対策済みよ! わはははは!』
「ふおおお~しゅご~」ぱちぱち
ぴゅいきゅい『『しゅご~い』』
『座りやすくなったね~』
さすが大工のおっちゃん!拍手!ぱちぱちぱち~
『よく出来てますね。背もたれの一部を起こして椅子を延長して残りを立てるようにして背もたれにしたんですね』
『たしかにこれなら後ろに倒れることもなさそうです』
春陽くんと山桜桃ちゃんも感心してます。
『いや、わかんないぞ。何せサーヤだからな』
『そうよね。背もたれあるけど、低くなってるから気をつけないと』
『『何か起こるかも』』
「ちにゃいみょん!」ぷんぷんぷくぅ
フゥとクゥがひどい!
『そうよね。サーヤちゃん、お利口さんだものね』なでなで
「あい!」
ほら青葉ちゃんは分かってくれてるよ!ご飯中はお行儀よくしなきゃいけないんだよ!
『あらあらまあまあ、ご飯中じゃなくてもお行儀よくするのよ』
『そうだぞ。じゃないと、デザート抜きにするぞ』
「おばあちゃん!おいちゃん!さーや、いいこちてりゅ!」ぴしっ
ぴゅいきゅい『『いいこ!』』ぴしっ
だから大丈夫!デザート食べれる!
『そうですね。悪い子レーダーにはひっかかりませんね』くすくす
『お耳もちょうちょみたいにパタパタ飛んでないですしね』くすくす
「ひょえっ!?わりゅいこりぇーだー?」
ぴゅいきゅい『『いやぁんっおみみぱちゃぱちゃ?』』
ぴゅいきゅい「『『こあい~』』」ぷるぷる
フライのお帽子引っ張ってお顔隠して三人でぷるぷるしちゃうよ。
『山桜桃ちゃん、春陽くん、それなんのことですか?』
『時々言ってるわよね?』
『そろそろ教えてくれよ』
青葉ちゃんとフゥとクゥが、まだくすくす笑ってる山桜桃ちゃん達に不思議そうに聞くけど
『『内緒です♪』』くすくす
『『『えぇ~』』』
いっつもこんな感じで教えてくれません。
こそっ
『これは二人だけの』くす
『大切な秘密ですからね』くす
でも山桜桃ちゃんと春陽くんはとっても楽しそうです。
『さあさあ、ちゃんと座れたところで、飯だぞ~』
「ごはんっ」わくわくっ
何かな何かな~?
『何が出るかな~?ぼく、おなかへった~』
ぴゅいきゅい『『へっちゃ~♪』』
『『たのしみだね~♪』』
『『『『『うん!』』』』』
たのしみ~♪
『今日はみんな疲れてるからな。生野菜サラダの代わりに野菜たっぷり豚汁だ』こと
『あらあらまあまあ、よく煮込んであること』
「ふぉぉ~とりょっとりょ!」
ぴゅいきゅい『『くったくた~♪』』
『ほんとだ~』
『『『『『くったくた~♪』』』』』
やわらかそ~♪
『ははは、あんまりクタクタ言われると、うまくなさそうに聞こえそうだな』
『あらあらまあまあ、みんな、まずは?』にこにこ
「ふあっしょでちた!」
おばあちゃん、にっこにこ!
『たいへん~みんな~』
ぴゅいきゅい『『おててあわしぇて~』』
「いちゃらきましゅ!」
『『『『『いただきます!』』』』』
とんじる~♪
『はい。召し上がれ』にこ
「あっちゅあっちゅ、ふーふー」
ぴゅいきゅい『『ふーふー』』
『あ、お肉あった~、ふーふー』
『『『『『ふーふー』』』』』
ちゅるっ
「おいち~⋯⋯んにゅ?」
なんか、いつもより?
「みりゅき~?」
まろやか?
『お?サーヤ、気づいたか?』
「あい。もーもーしゃん?」もっきゅもっきゅずずず
『うん。その言い方だと牛が入ってるみたいだけどな?まあ、正解だ。隠し味に牛乳が入ってる。味噌だけのも上手いが、コクも出てまろやかになるだろ?牛乳の栄養も取れて一石二鳥だしな』
「ふぉぉ~おいちい、しゅご~」
『あらあらまあまあ、そうよね。おいしくてすごいわよね。お野菜も甘くて美味しいでしょ?』
「あい。はくしゃい~しゃといみょ~」
ぴゅいきゅい『『だいこ~ん』』
『人参とごぼうさんも~』
たくさん入ってる~
『『『長ネギも忘れちゃダメなんだな』』』
みんなとろとろ~おいしい♪
『『『⋯⋯おかみさんたち、とくせいこんにゃくも』』』
『おや、つむたち、嬉しいこと言ってくれるねぇ』
『『うんうん』』
『『『⋯⋯ぇへへ』』』
あ、つむちゃんたちてれてれ。でも、ほんとにおいしいよ!
『我も豚を狩ってきたのだがな』ふんっ
『まあまあ、アルコン様』
大人気ない⋯⋯
〖ガハハハ!アルコン、お前そんな奴だったか?この辺りぶっ飛ばしたのと同じ奴とは思えねぇな!〗
『ああ、あれかぁ。ありゃデタラメだったよなぁ』
『うぐっ』
ここでも言われるのか
ぴゅいきゅい『『おとうしゃん』』もっきゅもっきゅ
『な、なんだ?』
またダメだしか?
ぴゅいきゅい『『どんまい♪』』もっきゅもっきゅ
『うぐっ』どすっ
それはそれで何だか⋯⋯
〖『ぶくくっ』〗
ぴゅい『あれぇ?やっぱち』
きゅい『こっちがよかった?』
『え?』
まさか?
ぴゅいきゅい『『やっぱち』』
『待っ』
ぴゅいきゅい『『おとうしゃん、だめだめ~』』もっきゅもっきゅ
『うぐっ』ごすっ
『ア、アルコン様しっかり!』
〖ガハハハ!やるなぁ双子!〗
『あ~あ、エンシェントドラゴンも型なしだなぁ』ちろり
『うぐぐっ』
『アルコン様っお気を確かにっ』
モモとスイはお父さんをからかうの好きだから~
『あらあらまあまあ⋯⋯』
ちょっとお気の毒ね。
『ははは。ちょっとは手加減してあげな。ほら、熱いから気をつけるんだよ』
「ふおおおっおかみしゃんっ」
これはもしかして~サーヤの好きなもの合体!
『あははは、サーヤちゃん分かりやすいね。そうだよ。みんなが頑張って搾った牛乳をたっぷり使ったドリア。しかも』
「はんばーぎゅう!」
『そうだよ。みんなが大好きなハンバーグと合体したハンバーグドリアだよ!』
「ふわぁぁぁっ」じゅるり
やっぱりぃ!
ぴゅいきゅい『『はんばーぐ』』じゅるり
『ドリア~』じゅるり
『こらこら、みんなドリアは逃げないからな』
『あらあらまあまあ、分かりやすいわね』
だってハンバーグドリア!でも~
「ちっちゃ?」
ぴゅいきゅい『『うん』』
『おかわりようかな~?』
とっても美味しそうなのにちっちゃい~
『くくくっお代り用じゃないよ。それでおしまいだよ』
「『『『『えええ~』』』』」
そんな~
『おや、そんなこと言っていいのかい?』にや
「うにゅ?」
ぴゅいきゅい『『にや?』』
『んん~?くんくんっ⋯⋯あっ』
「あ?」
ぴゅいきゅい『『ハク?』』
『お肉の匂い~くんくん』じゅるり
『さすがハク坊、鼻が利くね。そうだよ、うちの連中が張り切ってじゃんじゃん焼いてるからね!』ニッ
「ふぉぉぉっ!おちょこにょりょーり!」
『お肉祭り~♪』
ぴゅいきゅい『『まちゅり~♪』』
『そうだよ!それにデザートだってあるんだからね!間違ってもあれを真似しちゃダメだよ』チラ
「ありぇ?」もふ
あれって?ん?
ぴゅいきゅい『『ありゃ?』』
『見えないよ~』
『おかみさんだめです』
『そうです。見せちゃだめです』
『わ、悪かったよ』
きゅるる『まさの使い方』
『あっ!バート!肉食の俺から肉を取るなよ!』
『おや、神獣であるあなたに私が勝つと?』ぱくぱく
『魔法使ってんじゃねぇよ!』
〖医神!おめぇもちゃっかり転移魔法使ってんじゃねぇよ!〗
〖気のせいではないですか?〗ぱくぱく
『ほ~お互い苦労するの』ばくばく
『そうだな』ばくばく
『神獣がここぞとばかりに肉を⋯⋯』
『アルコン様、対抗心を燃やさないで下さい』
「うにゅ~?」
見えにゃい
『見なくていいです』
『いい子はまっすぐ前を見て食べましょうね』
『『ドリア冷めちゃいますよ』』にこ
「あ、あい」
なんか、山桜桃ちゃんたち怖い?
『う~ん、このしっぽにこんな使い方があったとはね』
きゅるる『しっぽ目隠し。あんなに恥ずかしがってたのに』
そう山桜桃ちゃんと春陽くんはフライしっぽで一気にちびっこ達の目隠しをしたのでした。
『ほら、ドリア食べちゃいな』
「あ~い、ふーふー、はふっ⋯⋯おいちぃ♪あちち」
やけどしちゃった。
「はく~」
『サーヤ~』
「『ヒール(りゅ)』」ぽわっ
「『えへへ~♪』」
なおった~食べよう食べよう♪
『あらあらまあまあ、この子たち、お互いに治しながら食べてるわ』
『やるねぇ。あ、そろそろ肉が来そうだよ』
ジュージューッ
「おっにっきゅ~♪」
『おっにっく~♪』
ぴゅいきゅい『『おっにっく~♪』』
何が来るかな~?
『おう!待たせたな!』
「おいちゃん!ありゃ?」
『おやさいだけ~?』
ぴゅいきゅい『『そんな~ぁ』』
『なわけねぇだろ?』ひょこ
「おやかちゃ!」
『お肉~♪』
ぴゅいきゅい『『やっちゃ~♪』』
お野菜ばっかりのお皿を持ったおいちゃんの後ろに、お肉をたくさん載っけたお皿を持った親方が!
『おら!ちびっこども、どんどん食え!牛も鳥もあるぞ!』
「うきゃ~♪」
焼肉のタレのいい匂い~♪
『こらこら、切り分けてやるからちゃんと野菜も食えよ』
「あ~い♪」
『『『『『は~い♪』』』』』
うしちゃんうしちゃん♪
「あ~ん♪」じゅわ~
「んにゅ~う♪」
『『『『『おいしい~♪』』』』』
ねぇ~♪焼肉のタレもおいしいよ~♪ついに完成?
『ふっふっふっ!すげぇだろ?だが、料理に完成はない!常に探求は続くんだ!』
「ふおおお」
おいちゃんが燃えてる!
『さあ、あとはデザートだねぇ』
『そうねぇ、準備しましょうか』
「ふおおおっ、でじゃーちょ!」
何かな?何かな?くるまでお肉食べよ!照り焼きの鳥さんも柔らかくておいし♪
『サーヤ、サーヤ、つくねもあるよ~』
「ちゅくにぇ!」
それでしめてデザートを待つ!
『つくねで締め⋯⋯まあ、サーヤらしいか』
「う?」
おいしいよ?もっきゅもっきゅ
『お?来たぞ』
『『お待たせ』』
『デザートだよ』
『はい。チョコレートムースにソフトクリームのせ』
『大人はコーヒーゼリーにソフトクリームね』
『みんなが頑張って搾った牛乳。ここでも使わないとね』
「わぁ~い♪」
チョコにソフトクリーム♪とっても濃いソフトクリーム~♪おいしい~♪
『おいしいね~』
『『『『『うん!』』』』』
へとへとになるまで搾って良かったね~
『さあ、あとは、歯磨きして寝るだけだな』
『今日は疲れてるはずだから、みんなぐっすりでしょうね』
『ならいいけどぉ、サーヤたちだものねぇ。ふふふ』
『お母様、最後の最後でなんということを』
『そうですわ。本当になにか起きたらどうなるのですか』
『結葉様、絶対面白がってるにゃ』
『『そうですわね』』
こうしてサーヤたちの長い長~い一日は終わったのでした。
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございます。お気に入り登録、改めてありがとうございます。いいねやエールもありがとうございます。
また、書籍お買い上げくださった方、本当にありがとうございます。感想もとても嬉しかったです。これからもよろしくお願いします。
〖ふふふ〗
『おやまあ、予想外の弊害でしたね。ふふふ』
きゅるる『むむむ』
「ふおおお」ぼいんっ
ぴゅいきゅい『『いやぁん』』ぽよよん
『座れないよ~』ぼよ~んっ
なんか座りにくい~
『ぼくは座れるよ~』きゅるん♪
『だってフライは~』ぼよんっ
『『『じぶんのしっぽだもんっ』』』ぽいんぽいんぽいんっ
みゃあ『すわれるにゃ!にゃにゃ』ぼよんっ
『モモスイとフルーとココロはしっぽふたつでさらに大変そうなのだ。わっ』ぽてん
『『にぃちゃ~ん』』ころん
『お、おちつくんだな、あっ』ぽて
『『『⋯⋯っぽぽちゃんも』』』ぽよよん
『『待って待ってっ』』
『『みんな慌てちゃダメですっ』』
『あわわっ大変っ』
『『『青葉~助けて~』』』ぽこぽこぽこ
絹さんの付与魔法・形状記憶?により、ピンと上向きとなったフライのしっぽ。リスさんのようなくるんとした可愛いしっぽ。ただ、そのしっぽが突っかかって椅子に座れないことが発覚!! 神様たちはボヨンボヨンしっぽをぶつけて振り回されてるちびっこ同盟達を大笑い!
きゅるる『盲点だった』
絹さんが地味に落ち込んでます。
『ぷっくく⋯⋯まあまあ、任せな。ほいっ』かたんっ
「ふお?」
大工のおっちゃんことドワーフの琥珀が笑いながら仕掛けをいじると
『『にぃちゃん、ひっかからなくなっただよ!』』
『これなら楽に座れるんだな』
『『『⋯⋯柵、倒れるように出来てた?』』』
『そうだぜ!小鬼たち正解だ!年齢に合わせて変えられるようにするのは基本だろ!まさか、初めてこの柵を外す理由が服のしっぽになるとは思わなかったがな!わはははは』
そう!柵が簡単にパタンと倒れたのです。
『そんで、ほいっ』ぱちんぱちんっ
「ふおおお?」
さくが!
「へ~んちん!」しゃきーん!
形が変わった~!
『あったりめーだ!! まだまだちびっこに背もたれ無しは危険だからな! 色々対策済みよ! わはははは!』
「ふおおお~しゅご~」ぱちぱち
ぴゅいきゅい『『しゅご~い』』
『座りやすくなったね~』
さすが大工のおっちゃん!拍手!ぱちぱちぱち~
『よく出来てますね。背もたれの一部を起こして椅子を延長して残りを立てるようにして背もたれにしたんですね』
『たしかにこれなら後ろに倒れることもなさそうです』
春陽くんと山桜桃ちゃんも感心してます。
『いや、わかんないぞ。何せサーヤだからな』
『そうよね。背もたれあるけど、低くなってるから気をつけないと』
『『何か起こるかも』』
「ちにゃいみょん!」ぷんぷんぷくぅ
フゥとクゥがひどい!
『そうよね。サーヤちゃん、お利口さんだものね』なでなで
「あい!」
ほら青葉ちゃんは分かってくれてるよ!ご飯中はお行儀よくしなきゃいけないんだよ!
『あらあらまあまあ、ご飯中じゃなくてもお行儀よくするのよ』
『そうだぞ。じゃないと、デザート抜きにするぞ』
「おばあちゃん!おいちゃん!さーや、いいこちてりゅ!」ぴしっ
ぴゅいきゅい『『いいこ!』』ぴしっ
だから大丈夫!デザート食べれる!
『そうですね。悪い子レーダーにはひっかかりませんね』くすくす
『お耳もちょうちょみたいにパタパタ飛んでないですしね』くすくす
「ひょえっ!?わりゅいこりぇーだー?」
ぴゅいきゅい『『いやぁんっおみみぱちゃぱちゃ?』』
ぴゅいきゅい「『『こあい~』』」ぷるぷる
フライのお帽子引っ張ってお顔隠して三人でぷるぷるしちゃうよ。
『山桜桃ちゃん、春陽くん、それなんのことですか?』
『時々言ってるわよね?』
『そろそろ教えてくれよ』
青葉ちゃんとフゥとクゥが、まだくすくす笑ってる山桜桃ちゃん達に不思議そうに聞くけど
『『内緒です♪』』くすくす
『『『えぇ~』』』
いっつもこんな感じで教えてくれません。
こそっ
『これは二人だけの』くす
『大切な秘密ですからね』くす
でも山桜桃ちゃんと春陽くんはとっても楽しそうです。
『さあさあ、ちゃんと座れたところで、飯だぞ~』
「ごはんっ」わくわくっ
何かな何かな~?
『何が出るかな~?ぼく、おなかへった~』
ぴゅいきゅい『『へっちゃ~♪』』
『『たのしみだね~♪』』
『『『『『うん!』』』』』
たのしみ~♪
『今日はみんな疲れてるからな。生野菜サラダの代わりに野菜たっぷり豚汁だ』こと
『あらあらまあまあ、よく煮込んであること』
「ふぉぉ~とりょっとりょ!」
ぴゅいきゅい『『くったくた~♪』』
『ほんとだ~』
『『『『『くったくた~♪』』』』』
やわらかそ~♪
『ははは、あんまりクタクタ言われると、うまくなさそうに聞こえそうだな』
『あらあらまあまあ、みんな、まずは?』にこにこ
「ふあっしょでちた!」
おばあちゃん、にっこにこ!
『たいへん~みんな~』
ぴゅいきゅい『『おててあわしぇて~』』
「いちゃらきましゅ!」
『『『『『いただきます!』』』』』
とんじる~♪
『はい。召し上がれ』にこ
「あっちゅあっちゅ、ふーふー」
ぴゅいきゅい『『ふーふー』』
『あ、お肉あった~、ふーふー』
『『『『『ふーふー』』』』』
ちゅるっ
「おいち~⋯⋯んにゅ?」
なんか、いつもより?
「みりゅき~?」
まろやか?
『お?サーヤ、気づいたか?』
「あい。もーもーしゃん?」もっきゅもっきゅずずず
『うん。その言い方だと牛が入ってるみたいだけどな?まあ、正解だ。隠し味に牛乳が入ってる。味噌だけのも上手いが、コクも出てまろやかになるだろ?牛乳の栄養も取れて一石二鳥だしな』
「ふぉぉ~おいちい、しゅご~」
『あらあらまあまあ、そうよね。おいしくてすごいわよね。お野菜も甘くて美味しいでしょ?』
「あい。はくしゃい~しゃといみょ~」
ぴゅいきゅい『『だいこ~ん』』
『人参とごぼうさんも~』
たくさん入ってる~
『『『長ネギも忘れちゃダメなんだな』』』
みんなとろとろ~おいしい♪
『『『⋯⋯おかみさんたち、とくせいこんにゃくも』』』
『おや、つむたち、嬉しいこと言ってくれるねぇ』
『『うんうん』』
『『『⋯⋯ぇへへ』』』
あ、つむちゃんたちてれてれ。でも、ほんとにおいしいよ!
『我も豚を狩ってきたのだがな』ふんっ
『まあまあ、アルコン様』
大人気ない⋯⋯
〖ガハハハ!アルコン、お前そんな奴だったか?この辺りぶっ飛ばしたのと同じ奴とは思えねぇな!〗
『ああ、あれかぁ。ありゃデタラメだったよなぁ』
『うぐっ』
ここでも言われるのか
ぴゅいきゅい『『おとうしゃん』』もっきゅもっきゅ
『な、なんだ?』
またダメだしか?
ぴゅいきゅい『『どんまい♪』』もっきゅもっきゅ
『うぐっ』どすっ
それはそれで何だか⋯⋯
〖『ぶくくっ』〗
ぴゅい『あれぇ?やっぱち』
きゅい『こっちがよかった?』
『え?』
まさか?
ぴゅいきゅい『『やっぱち』』
『待っ』
ぴゅいきゅい『『おとうしゃん、だめだめ~』』もっきゅもっきゅ
『うぐっ』ごすっ
『ア、アルコン様しっかり!』
〖ガハハハ!やるなぁ双子!〗
『あ~あ、エンシェントドラゴンも型なしだなぁ』ちろり
『うぐぐっ』
『アルコン様っお気を確かにっ』
モモとスイはお父さんをからかうの好きだから~
『あらあらまあまあ⋯⋯』
ちょっとお気の毒ね。
『ははは。ちょっとは手加減してあげな。ほら、熱いから気をつけるんだよ』
「ふおおおっおかみしゃんっ」
これはもしかして~サーヤの好きなもの合体!
『あははは、サーヤちゃん分かりやすいね。そうだよ。みんなが頑張って搾った牛乳をたっぷり使ったドリア。しかも』
「はんばーぎゅう!」
『そうだよ。みんなが大好きなハンバーグと合体したハンバーグドリアだよ!』
「ふわぁぁぁっ」じゅるり
やっぱりぃ!
ぴゅいきゅい『『はんばーぐ』』じゅるり
『ドリア~』じゅるり
『こらこら、みんなドリアは逃げないからな』
『あらあらまあまあ、分かりやすいわね』
だってハンバーグドリア!でも~
「ちっちゃ?」
ぴゅいきゅい『『うん』』
『おかわりようかな~?』
とっても美味しそうなのにちっちゃい~
『くくくっお代り用じゃないよ。それでおしまいだよ』
「『『『『えええ~』』』』」
そんな~
『おや、そんなこと言っていいのかい?』にや
「うにゅ?」
ぴゅいきゅい『『にや?』』
『んん~?くんくんっ⋯⋯あっ』
「あ?」
ぴゅいきゅい『『ハク?』』
『お肉の匂い~くんくん』じゅるり
『さすがハク坊、鼻が利くね。そうだよ、うちの連中が張り切ってじゃんじゃん焼いてるからね!』ニッ
「ふぉぉぉっ!おちょこにょりょーり!」
『お肉祭り~♪』
ぴゅいきゅい『『まちゅり~♪』』
『そうだよ!それにデザートだってあるんだからね!間違ってもあれを真似しちゃダメだよ』チラ
「ありぇ?」もふ
あれって?ん?
ぴゅいきゅい『『ありゃ?』』
『見えないよ~』
『おかみさんだめです』
『そうです。見せちゃだめです』
『わ、悪かったよ』
きゅるる『まさの使い方』
『あっ!バート!肉食の俺から肉を取るなよ!』
『おや、神獣であるあなたに私が勝つと?』ぱくぱく
『魔法使ってんじゃねぇよ!』
〖医神!おめぇもちゃっかり転移魔法使ってんじゃねぇよ!〗
〖気のせいではないですか?〗ぱくぱく
『ほ~お互い苦労するの』ばくばく
『そうだな』ばくばく
『神獣がここぞとばかりに肉を⋯⋯』
『アルコン様、対抗心を燃やさないで下さい』
「うにゅ~?」
見えにゃい
『見なくていいです』
『いい子はまっすぐ前を見て食べましょうね』
『『ドリア冷めちゃいますよ』』にこ
「あ、あい」
なんか、山桜桃ちゃんたち怖い?
『う~ん、このしっぽにこんな使い方があったとはね』
きゅるる『しっぽ目隠し。あんなに恥ずかしがってたのに』
そう山桜桃ちゃんと春陽くんはフライしっぽで一気にちびっこ達の目隠しをしたのでした。
『ほら、ドリア食べちゃいな』
「あ~い、ふーふー、はふっ⋯⋯おいちぃ♪あちち」
やけどしちゃった。
「はく~」
『サーヤ~』
「『ヒール(りゅ)』」ぽわっ
「『えへへ~♪』」
なおった~食べよう食べよう♪
『あらあらまあまあ、この子たち、お互いに治しながら食べてるわ』
『やるねぇ。あ、そろそろ肉が来そうだよ』
ジュージューッ
「おっにっきゅ~♪」
『おっにっく~♪』
ぴゅいきゅい『『おっにっく~♪』』
何が来るかな~?
『おう!待たせたな!』
「おいちゃん!ありゃ?」
『おやさいだけ~?』
ぴゅいきゅい『『そんな~ぁ』』
『なわけねぇだろ?』ひょこ
「おやかちゃ!」
『お肉~♪』
ぴゅいきゅい『『やっちゃ~♪』』
お野菜ばっかりのお皿を持ったおいちゃんの後ろに、お肉をたくさん載っけたお皿を持った親方が!
『おら!ちびっこども、どんどん食え!牛も鳥もあるぞ!』
「うきゃ~♪」
焼肉のタレのいい匂い~♪
『こらこら、切り分けてやるからちゃんと野菜も食えよ』
「あ~い♪」
『『『『『は~い♪』』』』』
うしちゃんうしちゃん♪
「あ~ん♪」じゅわ~
「んにゅ~う♪」
『『『『『おいしい~♪』』』』』
ねぇ~♪焼肉のタレもおいしいよ~♪ついに完成?
『ふっふっふっ!すげぇだろ?だが、料理に完成はない!常に探求は続くんだ!』
「ふおおお」
おいちゃんが燃えてる!
『さあ、あとはデザートだねぇ』
『そうねぇ、準備しましょうか』
「ふおおおっ、でじゃーちょ!」
何かな?何かな?くるまでお肉食べよ!照り焼きの鳥さんも柔らかくておいし♪
『サーヤ、サーヤ、つくねもあるよ~』
「ちゅくにぇ!」
それでしめてデザートを待つ!
『つくねで締め⋯⋯まあ、サーヤらしいか』
「う?」
おいしいよ?もっきゅもっきゅ
『お?来たぞ』
『『お待たせ』』
『デザートだよ』
『はい。チョコレートムースにソフトクリームのせ』
『大人はコーヒーゼリーにソフトクリームね』
『みんなが頑張って搾った牛乳。ここでも使わないとね』
「わぁ~い♪」
チョコにソフトクリーム♪とっても濃いソフトクリーム~♪おいしい~♪
『おいしいね~』
『『『『『うん!』』』』』
へとへとになるまで搾って良かったね~
『さあ、あとは、歯磨きして寝るだけだな』
『今日は疲れてるはずだから、みんなぐっすりでしょうね』
『ならいいけどぉ、サーヤたちだものねぇ。ふふふ』
『お母様、最後の最後でなんということを』
『そうですわ。本当になにか起きたらどうなるのですか』
『結葉様、絶対面白がってるにゃ』
『『そうですわね』』
こうしてサーヤたちの長い長~い一日は終わったのでした。
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございます。お気に入り登録、改めてありがとうございます。いいねやエールもありがとうございます。
また、書籍お買い上げくださった方、本当にありがとうございます。感想もとても嬉しかったです。これからもよろしくお願いします。
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が、そのアクシデントにより、優しい魔獣に助けられた凛は、少しの間彼の巣で、赤ちゃん魔獣や卵の世話を教わりながら過ごすことに。
やがてその魔獣を通じて侯爵家に迎え入れられると、前世での動物飼育の知識や新たに得た知識、そして凛だけが使える特別な力を活かして、魔獣たちの世話を始めるのだった。
しかし魔獣たちの世話をする中で、時には悪人や悪魔獣と対峙することもあったため、凛は、『魔獣たちは私が守る!!』と決意。入団はできないものの、仮のちびっ子見習い騎士としても頑張り始める。
これは、凛と魔獣たちが織りなす、ほんわかだけど時々ドタバタな、癒しとお世話の物語。
もふもふ相棒と異世界で新生活!! 神の愛し子? そんなことは知りません!!
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[第3回次世代ファンタジーカップエントリー]
特別賞受賞 書籍化決定!!
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望月奏(中学1年生)は、ある日車に撥ねられそうになっていた子犬を庇い、命を落としてしまう。
そして気づけば奏の前には白く輝く玉がふわふわと浮いていて。光り輝く玉は何と神様。
神様によれば、今回奏が死んだのは、神様のせいだったらしく。
そこで奏は神様のお詫びとして、新しい世界で生きることに。
これは自分では規格外ではないと思っている奏が、規格外の力でもふもふ相棒と、
たくさんのもふもふ達と楽しく幸せに暮らす物語。
ドラゴンともふ魔獣に懐かれて〜転生幼女は最強ドラゴン騎士家族と幸せに暮らします〜
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神様のミスで命を落としてしまった高橋結衣(28)。そのお詫びとして彼女は、様々な力を授かり、憧れだった魔法と剣と魔獣の存在する、まるで異世界ファンタジーのような世界へと転生することになった。
しかし目を覚ました場所は、街の近くではなく木々が生い茂る森の中。状況が分からず混乱する結衣。
そんな結衣に追い打ちをかけるように、ゾウほどもある大きな魔獣が襲いかかってきて。さらにドラゴンまで現れ、魔獣と激突。数分後、勝利したドラゴンが結衣の方へ歩み寄ってくる。
転生して数10分で命を落とすのか。そう思った結衣。しかし結衣を待っていたのは、思いもよらぬ展開だった。
「なぜ幼児がここに? ここは危険だ。安全な俺たちの巣まで連れて行こう」
まさかのドラゴンによる救出。さらにその縁から、結衣は最強と謳われるドラゴン騎士の家族に迎え入れられることに。
やがて結衣は、神から授かった力と自らの知識を駆使し、戦う上の兄や姉を支え、頭脳派の兄の仕事を手伝い。可憐で優しい姉をいじめる連中には、姉の代わりに子ドラゴンやもふ強魔獣と共にざまぁをするようになって?
これは神様の度重なるミスによって、幼児として転生させられてしまった結衣が、ドラゴンやもふ強魔獣に懐かれ、最強のドラゴン騎士家族と共に、異世界で幸せいっぱいに暮らす物語。
転生先は海のど真ん中!? もふ強魔獣とイケオジに育てられた幼女は、今日も無意識に無双する
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25歳の高橋舞は、気がつくと真っ白な空間におり、そして目の前には土下座男が。
話しを聞いてみると、何とこの男は神で。舞はこの神のミスにより、命を落としてしまったというのだ。
ガックリする舞。そんな舞に神はお詫びとして、異世界転生を提案する。そこは魔法や剣、可愛い魔獣があふれる世界で。異世界転生の話しが大好きな舞は、即答で転生を選ぶのだった。
こうして異世界へ転生した舞。ところが……。
次に目覚めた先は、まさかの海のど真ん中の浮島。
しかも小さな子どもの姿になっていてたのだ。
「どちてよ!!」
パニックになる舞。が、驚くことはそれだけではなかった。
「おい、目が覚めたか?」
誰もいないと思っていたのだが、突然声をかけられ、さらに混乱する舞。
実はこの島には秘密があったのだ。
果たしてこの島の正体は? そして舞は異世界で優しい人々と触れ合い、楽しく穏やかな日々を送ることはできるのか。
もふもふが溢れる異世界で幸せ加護持ち生活!
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いつも『もふもふが溢れる異世界で幸せ加護持ち生活!』をご愛読いただき、ありがとうございます。
10月21日、『もふもち』コミカライズの配信がスタートしました!!
江戸はち先生に可愛いジョーディ達を描いていただきました。
先生、ありがとうございます。
今後とも小説のジョーディ達、そしてコミカライズのジョーディ達を、よろしくお願いいたします。
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小学3年生の如月啓太は、病気により小学校に通えないまま、病院で息を引き取った。
次に気が付いたとき、啓太の前に女神さま現れて、啓太自身の話を聞くことに。
そして啓太は別の世界の、マカリスター侯爵家次男、ジョーディ・マカリスターとして転生することが決まる。
すくすくそだった啓太改めジョーディは1歳に。
そしてジョーディには友達がいっぱい。でも友達は友達でも、人間の友達ではありません。
ダークウルフの子供にホワイトキャットの子供に。何故か魔獣の友達だらけ。
そんなジョーディの毎日は、父(ラディス)母(ルリエット)長男(マイケル)、そしてお友達魔獣達と一緒に、騒がしくも楽しく過ぎていきます。
もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜
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「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」
授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。
途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。
ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。
駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。
しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。
毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。
翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。
使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった!
一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。
その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。
この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。
次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。
悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。
ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった!
<第一部:疫病編>
一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24
二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29
三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31
四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4
五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8
六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11
七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
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容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
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無名の三流テイマーは王都のはずれでのんびり暮らす~でも、国家の要職に就く弟子たちがなぜか頼ってきます~
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※本作の書籍化が決定いたしました!
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「もうおまえたちに教えることは何もない――いや、マジで!」
特にこれといった功績を挙げず、ダラダラと冒険者生活を続けてきた無名冒険者兼テイマーのバーツ。今日も危険とは無縁の安全な採集クエストをこなして飯代を稼げたことを喜ぶ彼の前に、自分を「師匠」と呼ぶ若い女性・ノエリ―が現れる。弟子をとった記憶のないバーツだったが、十年ほど前に当時惚れていた女性にいいところを見せようと、彼女が運営する施設の子どもたちにテイマーとしての心得を説いたことを思い出す。ノエリ―はその時にいた子どものひとりだったのだ。彼女曰く、師匠であるバーツの教えを守って修行を続けた結果、あの時の弟子たちはみんな国にとって欠かせない重要な役職に就いて繁栄に貢献しているという。すべては師匠であるバーツのおかげだと信じるノエリ―は、彼に王都へと移り住んでもらい、その教えを広めてほしいとお願いに来たのだ。
しかし、自身をただのしがない無名の三流冒険者だと思っているバーツは、そんな指導力はないと語る――が、そう思っているのは本人のみで、実はバーツはテイマーとしてだけでなく、【育成者】としてもとんでもない資質を持っていた。
バーツはノエリ―に押し切られる形で王都へと出向くことになるのだが、そこで立派に成長した弟子たちと再会。さらに、かつてテイムしていたが、諸事情で契約を解除した魔獣たちも、いつかバーツに再会することを夢見て自主的に鍛錬を続けており、気がつけばSランクを越える神獣へと進化していて――
こうして、無名のテイマー・バーツは慕ってくれる可愛い弟子や懐いている神獣たちとともにさまざまな国家絡みのトラブルを解決していき、気づけば国家の重要ポストの候補にまで名を連ねるが、当人は「勘弁してくれ」と困惑気味。そんなバーツは今日も王都のはずれにある運河のほとりに建てられた小屋を拠点に畑をしたり釣りをしたり、今日ものんびり暮らしつつ、弟子たちからの依頼をこなすのだった。
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