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♡ あぁ、早く、早く入れてぇ♡
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大学2年生の橋尾隆は、膝を抱えたまま扇風機を眺めていた。
「もう暑くならないかな、でももう1日ぐらい、ある気がする」
10月も後半に入った。服の衣替えは終わった。だから扇風機も押し入れに入れたい。押し入れも待ちきれない様子だ。
「あぁ、早く、早く入れてぇ♡」
「入れてもいいんだけど、すぐ出すかも知れない」
「あぁん、そんなに焦らさないでぇ♡おっきいのぶち込んでぇぇ♡」
「しょうがないなー」
隆は押し入れに扇風機をぶち込んだ。
「あぁぁ、私の中が、いっぱい、いっぱいになりゅうぅぅぅ♡」
1週間後、暑さがぶり返した。隆は押し入れから扇風機を抜き出した。心なしか濡れていた。
「もう暑くならないかな、でももう1日ぐらい、ある気がする」
10月も後半に入った。服の衣替えは終わった。だから扇風機も押し入れに入れたい。押し入れも待ちきれない様子だ。
「あぁ、早く、早く入れてぇ♡」
「入れてもいいんだけど、すぐ出すかも知れない」
「あぁん、そんなに焦らさないでぇ♡おっきいのぶち込んでぇぇ♡」
「しょうがないなー」
隆は押し入れに扇風機をぶち込んだ。
「あぁぁ、私の中が、いっぱい、いっぱいになりゅうぅぅぅ♡」
1週間後、暑さがぶり返した。隆は押し入れから扇風機を抜き出した。心なしか濡れていた。
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