22 / 232
本編 最強冒険者
story5/ 門前逃走
しおりを挟む
{おい、あれアレックスさんじゃね?}
{キャー♡ほんとだわ~!って誰アレ?}
{何あの子。めちゃくちゃ可愛い……}
{アレックスさんとうとう1人に絞ったか}
{ちょっと、身の程知らずね!}
{何アレ。釣り合ってないじゃん!}
今入場待ちの列に並んでるんだけど...
めちゃくちゃ注目されてる。
うっ...イヤだな。僕こういうのムリだ...
「あ、アレックスさん。ちょっと僕気持ち悪くなっちゃった...」
ここまで一緒に来てくれたけどもういいかな……。 うっ…これ以上行けない……
「あの森まで戻る……うぅ...ごめんね」
一瞬であの森まで行けるかな……
«転移!あの森へ» シュン!
「え!?おい!」転移魔法だと?それより……
「おい、コソコソと誰だ?テメーか?
あ?俺が人連れてんのが珍しいか?あ?」
「ひっ!す、すみません!ガタガタ
でも!僕が誘っても見向きもしてくれないのに!
あんな子に......ひぃー!うぐっ苦じぃ……」
「誰がテメーみてぇな尻軽相手にするかよ!」
クソッ!こんな日が暮れてんのに!あの森に行くなんて自殺行為だぞ!!
この時間からあんな所に居たら魔物の餌になっちまう!どうすんだよ!!
「おいおい、どうした?何があった?やけにザワザワしてると思ったらアレックスじゃねーか!
ジロッ……このクソ野郎が何かしたのか?」
「ユアン!それがな...2時間前くらいに帰らずの森で迷子になってた男の子を保護したんだよ……
この街に来る時に迷子になって、疲れて休んでた所を保護して連れて来たんだよ。
列に並んでたらそこらの奴等がヒソヒソ噂してんのが怖かったみてぇでな?
泣きながら転移で森まで戻っちまった......」
「あん?マジかよ!この時間にあの森へ行っただと!?」
(しかも、転移魔法......高等魔法じゃねーか!)コソコソ
「いや、それより俺も一緒に行ってやるから探そうぜ。此奴らは後でシメればいい。
おい、俺アレックスとその子探してくるわ!先に飯屋行っててくれや!」
「おう!了解!無事に見付けて来いよ!此奴らはオレらで話しつけとっからよ!」
「悪ぃなユアン。お前達も!ちょっとコイツ借りるわ! 行くぞ!」
ったく!無事でいろよ......。ぜってぇ逃がさない。
あんな世間知らずほっとけるかよ!
「アレックス、どんな子なんだ?
お前がそこまで必死になるんだ。珍しくてな」
どんな子……とりあえず可愛かったな。
少年特有の幼さの中に、儚さもあるというか…
守ってあげたくなる可憐さもある…
「どんな子……不思議な魅力ある子…かな?
兎に角、可愛い。天使かと思ったくらいだ」
「ぷっははは!天使!?マジか、そこまで?
んじゃ、その天使捕まえに行くか!待ってろよ~アレックスの天使くん~」
「揶揄うなら来なくていい!!」
ふん、見てびっくりすればいい。笑ってるのも今のうちだ!
{キャー♡ほんとだわ~!って誰アレ?}
{何あの子。めちゃくちゃ可愛い……}
{アレックスさんとうとう1人に絞ったか}
{ちょっと、身の程知らずね!}
{何アレ。釣り合ってないじゃん!}
今入場待ちの列に並んでるんだけど...
めちゃくちゃ注目されてる。
うっ...イヤだな。僕こういうのムリだ...
「あ、アレックスさん。ちょっと僕気持ち悪くなっちゃった...」
ここまで一緒に来てくれたけどもういいかな……。 うっ…これ以上行けない……
「あの森まで戻る……うぅ...ごめんね」
一瞬であの森まで行けるかな……
«転移!あの森へ» シュン!
「え!?おい!」転移魔法だと?それより……
「おい、コソコソと誰だ?テメーか?
あ?俺が人連れてんのが珍しいか?あ?」
「ひっ!す、すみません!ガタガタ
でも!僕が誘っても見向きもしてくれないのに!
あんな子に......ひぃー!うぐっ苦じぃ……」
「誰がテメーみてぇな尻軽相手にするかよ!」
クソッ!こんな日が暮れてんのに!あの森に行くなんて自殺行為だぞ!!
この時間からあんな所に居たら魔物の餌になっちまう!どうすんだよ!!
「おいおい、どうした?何があった?やけにザワザワしてると思ったらアレックスじゃねーか!
ジロッ……このクソ野郎が何かしたのか?」
「ユアン!それがな...2時間前くらいに帰らずの森で迷子になってた男の子を保護したんだよ……
この街に来る時に迷子になって、疲れて休んでた所を保護して連れて来たんだよ。
列に並んでたらそこらの奴等がヒソヒソ噂してんのが怖かったみてぇでな?
泣きながら転移で森まで戻っちまった......」
「あん?マジかよ!この時間にあの森へ行っただと!?」
(しかも、転移魔法......高等魔法じゃねーか!)コソコソ
「いや、それより俺も一緒に行ってやるから探そうぜ。此奴らは後でシメればいい。
おい、俺アレックスとその子探してくるわ!先に飯屋行っててくれや!」
「おう!了解!無事に見付けて来いよ!此奴らはオレらで話しつけとっからよ!」
「悪ぃなユアン。お前達も!ちょっとコイツ借りるわ! 行くぞ!」
ったく!無事でいろよ......。ぜってぇ逃がさない。
あんな世間知らずほっとけるかよ!
「アレックス、どんな子なんだ?
お前がそこまで必死になるんだ。珍しくてな」
どんな子……とりあえず可愛かったな。
少年特有の幼さの中に、儚さもあるというか…
守ってあげたくなる可憐さもある…
「どんな子……不思議な魅力ある子…かな?
兎に角、可愛い。天使かと思ったくらいだ」
「ぷっははは!天使!?マジか、そこまで?
んじゃ、その天使捕まえに行くか!待ってろよ~アレックスの天使くん~」
「揶揄うなら来なくていい!!」
ふん、見てびっくりすればいい。笑ってるのも今のうちだ!
140
あなたにおすすめの小説
【完結】自称ヒロイン役を完遂した王家の影ですが、断罪パーティーをクリアした後に王太子がぐいぐい来ます。
竜鳴躍
BL
優秀過ぎる王太子×王家の影(失業)。
白い肌に黒髪黒瞳。小柄な体格で――そして両性具有。不出来な体ゆえ実の親に捨てられ、現在はその容姿を含め能力を買われて王家の影をしていたスノウ=ホワイト。男爵令嬢として王太子にハニトラを仕掛け、婚約者を悪役令嬢に仕向けて王太子への最終試験をしていたのだが、王太子は見事その試練を乗り越えた。これでお役御免。学園を退学して通常勤務に戻ろう――――――。
そう思っていたのに、婚約者と婚約解消した王太子がぐいぐい来ます!
王太子が身バレさせたせいで王家の影としてやっていけなくなり、『男子生徒』として学園に通うスノウとそんなスノウを妃にしたくてつきまとう王太子ジョエルの物語。
☆本編終了後にいちゃいちゃと別カップル話続きます。
☆エンディングはお兄ちゃんのおまけ+2ルートです。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
悪役令嬢の兄、閨の講義をする。
猫宮乾
BL
ある日前世の記憶がよみがえり、自分が悪役令嬢の兄だと気づいた僕(フェルナ)。断罪してくる王太子にはなるべく近づかないで過ごすと決め、万が一に備えて語学の勉強に励んでいたら、ある日閨の講義を頼まれる。
普段「はい」しか言わない僕は、そばに人がいると怖いのに、元マスターが迫ってきて弄ばれている
迷路を跳ぶ狐
BL
全105話*六月十一日に完結する予定です。
読んでいただき、エールやお気に入り、しおりなど、ありがとうございました(*≧∀≦*)
魔法の名手が生み出した失敗作と言われていた僕の処分は、ある日突然決まった。これから捨てられる城に置き去りにされるらしい。
ずっと前から廃棄処分は決まっていたし、殺されるかと思っていたのに、そうならなかったのはよかったんだけど、なぜか僕を嫌っていたはずのマスターまでその城に残っている。
それだけならよかったんだけど、ずっとついてくる。たまにちょっと怖い。
それだけならよかったんだけど、なんだか距離が近い気がする。
勘弁してほしい。
僕は、この人と話すのが、ものすごく怖いんだ。
BLゲームの展開を無視した結果、悪役令息は主人公に溺愛される。
佐倉海斗
BL
この世界が前世の世界で存在したBLゲームに酷似していることをレイド・アクロイドだけが知っている。レイドは主人公の恋を邪魔する敵役であり、通称悪役令息と呼ばれていた。そして破滅する運命にある。……運命のとおりに生きるつもりはなく、主人公や主人公の恋人候補を避けて学園生活を生き抜き、無事に卒業を迎えた。これで、自由な日々が手に入ると思っていたのに。突然、主人公に告白をされてしまう。
王家の影一族に転生した僕にはどうやら才能があるらしい。(完結)
薄明 喰
BL
アーバスノイヤー公爵家の次男として生誕した僕、ルナイス・アーバスノイヤーは日本という異世界で生きていた記憶を持って生まれてきた。
アーバスノイヤー公爵家は表向きは代々王家に仕える近衛騎士として名を挙げている一族であるが、実は陰で王家に牙を向ける者達の処分や面倒ごとを片付ける暗躍一族なのだ。
そんな公爵家に生まれた僕も将来は家業を熟さないといけないのだけど…前世でなんの才もなくぼんやりと生きてきた僕には無理ですよ!!
え?
僕には暗躍一族としての才能に恵まれている!?
※すべてフィクションであり実在する物、人、言語とは異なることをご了承ください。
色んな国の言葉をMIXさせています。
悪役令息上等です。悪の華は可憐に咲き誇る
竜鳴躍
BL
異性間でも子どもが産まれにくくなった世界。
子どもは魔法の力を借りて同性間でも産めるようになったため、性別に関係なく結婚するようになった世界。
ファーマ王国のアレン=ファーメット公爵令息は、白銀に近い髪に真っ赤な瞳、真っ白な肌を持つ。
神秘的で美しい姿に王子に見初められた彼は公爵家の長男でありながら唯一の王子の婚約者に選ばれてしまった。どこに行くにも欠かせない大きな日傘。日に焼けると爛れてしまいかねない皮膚。
公爵家は両親とも黒髪黒目であるが、彼一人が色が違う。
それは彼が全てアルビノだったからなのに、成長した教養のない王子は、アレンを魔女扱いした上、聖女らしき男爵令嬢に現を抜かして婚約破棄の上スラム街に追放してしまう。
だが、王子は知らない。
アレンにも王位継承権があることを。
従者を一人連れてスラムに行ったアレンは、イケメンでスパダリな従者に溺愛されながらスラムを改革していって……!?
*誤字報告ありがとうございます!
*カエサル=プレート 修正しました。
異世界で8歳児になった僕は半獣さん達と仲良くスローライフを目ざします
み馬下諒
BL
志望校に合格した春、桜の樹の下で意識を失った主人公・斗馬 亮介(とうま りょうすけ)は、気がついたとき、異世界で8歳児の姿にもどっていた。
わけもわからず放心していると、いきなり巨大な黒蛇に襲われるが、水の精霊〈ミュオン・リヒテル・リノアース〉と、半獣属の大熊〈ハイロ〉があらわれて……!?
これは、異世界へ転移した8歳児が、しゃべる動物たちとスローライフ?を目ざす、ファンタジーBLです。
おとなサイド(半獣×精霊)のカプありにつき、R15にしておきました。
※ 造語、出産描写あり。前置き長め。第21話に登場人物紹介を載せました。
★お試し読みは第1部(第22〜27話あたり)がオススメです。物語の傾向がわかりやすいかと思います★
★第11回BL小説大賞エントリー作品★最終結果2773作品中/414位★応援ありがとうございました★
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる