寵愛を受けた"元"公爵令嬢は、帝国で本当の幸せを掴む

天音 翔

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番外編

想いを伝える日

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「エド様っ!」

 「なんだい?ソフィ♡」

 「こ、これ、プレゼントですわっ…!

お父様に教わったんですの。地球では、〝ばれんたいん〟という日があって、女性が気持ちを伝える日があるそうなんです!

な、なので……いつも、エド様に伝えてもらってばっかりだから……今日は私がと……

調理場の皆に教えて貰いながら、頑張って作りましたの…

 私の気持ち、受け取っていただけますでしょうか?」

ソフィアは、頬を紅く染めながらも、チラチラとエドをみつめた。

しかし、エドはその可愛さに少し別世界へと意識を飛ばしていて、返事をしない……

すると、ソフィアは、オドオドしながら言葉を続けた。

 「い、いやなら大丈夫ですの……

エド様も手作りなんて、いやですよね、すみません……」

 「いやっ。違うんだソフィ。ごめんね……
君が可愛いからつい、意識を飛ばしてしまったんだ笑」

 エドはソフィアが泣きそうなのを察知すると、慌てて意識を戻した。

 「そ、そうなんですの……?
か、可愛いだなんて……/////////」

 「え?ソフィは、世界一可愛いんだよ?
だから、俺が離さないんだよ?ふふっ、それをソフィはまだ分かってないんだね……」

 「エ、エドさっ……『チュッ♡♡』」

エドはソフィアの言葉を遮り、小さな口を塞ぐ。

 「分かるまで今夜は離さないよ。今はまだ何もしないから一緒に寝ようね~ふふっ♡♡

可愛いソフィと一緒に居られるなんて俺は幸せだな♡♡」

「エド様……は、はずかしいですわっ…/////////」

 いつの間にかエドの膝の上にお姫様抱っこされているソフィアは、顔を手で覆い隠し照れていた。

「照れてるソフィも可愛い♡♡」

チュッ♡♡

再びリップ音を響かせながら、エドはキスをした。


 「ねぇ、ソフィ?
俺ともっと深いキスしてみよっか♡♡
きっと、気持ちよくなれちゃうよ♡♡」

 何故か普通のキスでトロトロになっているソフィアは、エドの誘いにのってしまうのだった。

 「き、きもちよく、?
えどさまも、それをすると、うれしい、ですか?」

 「うん。もちろん♡♡
ソフィとなら、なんでも嬉しいけど、今からすること出来たら俺は嬉しいな~ソフィの初めの経験貰えちゃうんだもん。

あ、でも、もっと気持ちいいことは結婚してからね?お義父様たちが認めてくれなさそうだからね~だから、キスで今は我慢」

 「が、がまんしなくても、私はべつに……「ダメだよ。そこはちゃんとしないと!結婚許可して貰えないかもしれなくなっちゃうからね!だから、ソフィも一緒に我慢しようね♡♡」」

 「……わ、わかりま、したわ。
なら早く、もっとしてください……さっきのもう一回…」

 「うん。もちろん!言われなくても♡♡」





 今日も世界は平和です笑
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