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第4章・北方諸国漫遊と、契約の精霊と
第192話・動く貴族と魔族の進軍
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ダマスカスの剣。
初代勇者たちが使用していてたという、【魔を滅する武具】として伝えられているその剣は、勇者とその仲間たちのためにタイタン族の鍛冶師が作り出したという。
その大半は失われてしまい、今となっては伝説として各地に伝えられているものが多いのだが、魔王国の一振りは今もなお残されており、厳重に封印されているという。
だが、北方諸国の一つ、ヤージマ連邦ロシマカープ王国で行われる大武道会の優勝賞品として、未確認のダマスカスの剣が優勝者の褒賞として与えられるという噂が流れ、東方諸国のつわものたちがロシマカープ王国に集まりつつあった。
――王都・マツダズーム
「……陛下。先ほど届いた報告では、大武道の参加選手が全てそろったようです。また、腕に自信のあるものたちはこの王都に留まり、貴族たちに召し抱えられるために懸命なアピールを行っているとききましたが」
王城執務室で、宰相のルーツ・ローリングが長く伸びた髭を撫でながら、楽しそうに報告を行っている。
だが、窓辺に立ち外を眺めている国王【マーティ・ライオネル】はいぶかしそうな顔で、宰相に振り向くと。
「呪術師からの報告では、あと数日でこの王都は災禍に包まれるという話しではなかったか? その詳細については、いまだわからないままなのか?」
「それにつきましては、予見の術を使う魔導師たちが懸命に儀式を行っています。ですが、いまだに詳細は不明でして……」
「災禍か……まさかとは思うが、魔族の進軍が行われるのではないだろうな?」
「まさか。それはありえません。このヤージマ連邦は幾重もの対魔族結界によって厳重に監視されています。ゆえに、そのような大軍が接近してきたならば、大外の結界であるキヌガッサ王国に報告が届きます故……」
そう告げられて安堵の顔をしそうになるマーティ。
だが、すぐに引き締めると空を見上げる。
「内部からの手引きがあるやもしれん。騎士団には都市警備を厳重にし、各門については監視の目を強めるように伝えておけ……」
「かしこまりました」
――ドンドン
恭しく頭を下げるルーツ宰相。
だが、その瞬間に、扉が大きな音を立てて叩かれた。
「ここは陛下の執務室だぞ、どこの誰だ、声もかけずに扉をたたくなど」
宰相の不機嫌そうな声に、室内で待機していた執務官が扉に近寄る。
「なにようですか」
『失礼します……宮廷魔導士のマクガイヤ卿が亡くなりました!!』
「なんだと」
急ぎ扉に近寄ると、扉が開かれて二人の騎士が立っている。
一人は王宮騎士団の副騎士団長、そしてもう一人は宮廷魔術師団の護衛騎士。
よほど急いできたらしく、汗を流しながら敬礼の構えを取っていた。
「サロモン副騎士団長か。マクガイヤ卿が亡くなったというのは本当なのか?」
「はい。予見の儀式の最中に、祭壇の間に突然黒い霧が発生し、アンデットが姿を現しました。おそらくはレイスの上位かと思われますが、そのものがマクガイヤ卿を指さして呪詛を……」
こぶしを握りしめて、護衛騎士が告げる。
「そ、それでアンデットはどうなった?」
「七日後、この王都が災禍に包まれるであろうと……我がアンデットの軍団が、この地を不死なるものの楽園とするであろうと……」
「そのレイスは恐らくだが、魔族の四天王の一人【不死王シェーン】であろう。黒い霧と共に現れ、死を告げる存在。レイスではなくノーライフキング・リッチ……書庫の伝記にかろうじて残されていた存在であり、勇者により封印されていたと言い伝えられていたのだが……まさか封印から解放されていたとは」
マーティ国王がそう告げると、ルーツ宰相が騎士たちに指示を飛ばす。
「七日後ということは、すでにキヌガッサ王国は越えられているのではないか? 各地に魔導伝信器に連絡、魔族の痕跡を探せと。騎士団長と軍務卿にも急ぎ通達し、王城へ来るように伝えるように」
「はっ!!」
騎士及び書記官が走り出し、部屋から飛び出していく。
魔族の侵攻が事実ならば、ここから先は時間との勝負。
「ルーツ、各地に点在する勇者たちを集められるか?」
「わかりません。彼らの中には、一瞬で大陸を超える転移の術が使えるものもいると聞き及んでいます。彼らの助力が間に合えば、あるいは」
「急ぎ、召集を。この地を戦火に包むようなことはあってはいけない……」
「かしこまりました。では、失礼します」
丁寧に頭を下げ、ルーツ宰相も部屋から出ていく。
そしてマーティは机に戻ると、すぐに地図を開いてにらむように眺め始めた。
〇 〇 〇 〇 〇
大バザールが始まってから3日目。
本日は闘技場で大武術大会のセレモニーが行われているそうです。
クリムゾンさんも参加選手として闘技場に向かいまして、本日の営業は私と柚月さん、ノワールさんの三人で回しています。
やはり異国のアクセサリーなどは貴族のご婦人子女たちに好評でして、すぐに追加注文を行ったりと大忙しです。
それに、ココアと蜂蜜レモンティーの試飲も好評でして、毎日飛ぶように売れていますよ。
「あの……この蜂蜜レモンというのは、保存がきくのでしょうか?」
ちょうど試飲していただいたご婦人が、蜂蜜レモンティーを飲んで目を丸くしています。
その横の男の子も、ぐいぐいと飲んでうれしそうです。
「ええ、できれば早めにお飲みいただけると助かります。できるだけ冷たくて暗い場所、もしくは保存の魔導具か時間停止のアイテムボックスでしたら、ある程度は大丈夫ですよ。こちらの紅茶も、できるだけ早めにお飲みください」
そう説明しますと、ご婦人もほっとした顔です。
ええ、寒い地域での暖かい飲み物、特に甘いものは心も穏やかにしてくれますね。
すると、男の子が母親の服の裾を掴んで、軽く引っ張っています。
「これなら、お父さんも喜んでもらえるよ……」
「そうね。それじゃあ、今日は奮発して買いましょうね。この粉末紅茶の壺を一つと、蜂蜜レモン付けの瓶を一つ、いただけるかしら?」
「今日は、おとうさんのお疲れ様会だからね。ようやくお父さんの仕事が終わるんだよ」
「へぇ。仕事が終わるのですか」
遠征に出かけていた騎士か、もしくはベテラン冒険者というところでしょうか。
いえ、遠地へと旅をする商人なのかもしれませんね。
跡目を譲って引退?
私にはまだまだ先の話のようです。
「うん。お父さんは剣闘士で、今日のセレモニーで王様の前で引退試合をするんだよ」
「剣闘士とは。それで引退とは、すごく強かったのでしょうね」
「え、ノワールさん、そうなのですか?」
剣闘士が引退するって、そんなにすごいことなのでしょうか。
「ええ。闘技場に所属する剣闘士は、強くなるほどに対戦相手も凶悪になっていくことが多いのですよ。それを勝ち抜いて、引退まで五体満足に生きながらえるなんて、すごく強かったのでしょうね」
「うん。今まで負けたことは一度だけ、それも大武術会の予選の相手をした時だけだって」
「へぇ……それじゃあ、特別におまけをつけてあげるね。はい、これをどうぞ」
アイテムボッスから小さなチョコレートを取り出して、3っつ手渡します。
これは『疲労回復効果』の付与されてるチョコレートでして、一つ銅貨2枚で買えるお得なチョコレートなのです。
チロリアンというメーカーだそうで異世界では有名だそうですけれど、私にはさっぱりわかりません。
「わぁ、ありがとう!!」
「おまけまでいただいて、本当に申し訳ありません」
「いえいえ、私からのおめでとうの気持ちですから、はい、お待たせしました」
商品を手渡すと、親子は嬉しそうに帰っていきました。
さて、今のやり取りを見て、おまけのチョコレートを欲しそうに見ている子供たちがいますけれど。
「ふぅ、一つずつですよ、今日だけですからね」
「「「「「はーい!!」」」」
元気そうで何よりです。
そして柚月さんとノワールさん、あきれたような目で、私を見るのはやめてください。
子供は可愛いから、仕方ないじゃないですか。
ちゃんと商売とは切り替えていますからね。
初代勇者たちが使用していてたという、【魔を滅する武具】として伝えられているその剣は、勇者とその仲間たちのためにタイタン族の鍛冶師が作り出したという。
その大半は失われてしまい、今となっては伝説として各地に伝えられているものが多いのだが、魔王国の一振りは今もなお残されており、厳重に封印されているという。
だが、北方諸国の一つ、ヤージマ連邦ロシマカープ王国で行われる大武道会の優勝賞品として、未確認のダマスカスの剣が優勝者の褒賞として与えられるという噂が流れ、東方諸国のつわものたちがロシマカープ王国に集まりつつあった。
――王都・マツダズーム
「……陛下。先ほど届いた報告では、大武道の参加選手が全てそろったようです。また、腕に自信のあるものたちはこの王都に留まり、貴族たちに召し抱えられるために懸命なアピールを行っているとききましたが」
王城執務室で、宰相のルーツ・ローリングが長く伸びた髭を撫でながら、楽しそうに報告を行っている。
だが、窓辺に立ち外を眺めている国王【マーティ・ライオネル】はいぶかしそうな顔で、宰相に振り向くと。
「呪術師からの報告では、あと数日でこの王都は災禍に包まれるという話しではなかったか? その詳細については、いまだわからないままなのか?」
「それにつきましては、予見の術を使う魔導師たちが懸命に儀式を行っています。ですが、いまだに詳細は不明でして……」
「災禍か……まさかとは思うが、魔族の進軍が行われるのではないだろうな?」
「まさか。それはありえません。このヤージマ連邦は幾重もの対魔族結界によって厳重に監視されています。ゆえに、そのような大軍が接近してきたならば、大外の結界であるキヌガッサ王国に報告が届きます故……」
そう告げられて安堵の顔をしそうになるマーティ。
だが、すぐに引き締めると空を見上げる。
「内部からの手引きがあるやもしれん。騎士団には都市警備を厳重にし、各門については監視の目を強めるように伝えておけ……」
「かしこまりました」
――ドンドン
恭しく頭を下げるルーツ宰相。
だが、その瞬間に、扉が大きな音を立てて叩かれた。
「ここは陛下の執務室だぞ、どこの誰だ、声もかけずに扉をたたくなど」
宰相の不機嫌そうな声に、室内で待機していた執務官が扉に近寄る。
「なにようですか」
『失礼します……宮廷魔導士のマクガイヤ卿が亡くなりました!!』
「なんだと」
急ぎ扉に近寄ると、扉が開かれて二人の騎士が立っている。
一人は王宮騎士団の副騎士団長、そしてもう一人は宮廷魔術師団の護衛騎士。
よほど急いできたらしく、汗を流しながら敬礼の構えを取っていた。
「サロモン副騎士団長か。マクガイヤ卿が亡くなったというのは本当なのか?」
「はい。予見の儀式の最中に、祭壇の間に突然黒い霧が発生し、アンデットが姿を現しました。おそらくはレイスの上位かと思われますが、そのものがマクガイヤ卿を指さして呪詛を……」
こぶしを握りしめて、護衛騎士が告げる。
「そ、それでアンデットはどうなった?」
「七日後、この王都が災禍に包まれるであろうと……我がアンデットの軍団が、この地を不死なるものの楽園とするであろうと……」
「そのレイスは恐らくだが、魔族の四天王の一人【不死王シェーン】であろう。黒い霧と共に現れ、死を告げる存在。レイスではなくノーライフキング・リッチ……書庫の伝記にかろうじて残されていた存在であり、勇者により封印されていたと言い伝えられていたのだが……まさか封印から解放されていたとは」
マーティ国王がそう告げると、ルーツ宰相が騎士たちに指示を飛ばす。
「七日後ということは、すでにキヌガッサ王国は越えられているのではないか? 各地に魔導伝信器に連絡、魔族の痕跡を探せと。騎士団長と軍務卿にも急ぎ通達し、王城へ来るように伝えるように」
「はっ!!」
騎士及び書記官が走り出し、部屋から飛び出していく。
魔族の侵攻が事実ならば、ここから先は時間との勝負。
「ルーツ、各地に点在する勇者たちを集められるか?」
「わかりません。彼らの中には、一瞬で大陸を超える転移の術が使えるものもいると聞き及んでいます。彼らの助力が間に合えば、あるいは」
「急ぎ、召集を。この地を戦火に包むようなことはあってはいけない……」
「かしこまりました。では、失礼します」
丁寧に頭を下げ、ルーツ宰相も部屋から出ていく。
そしてマーティは机に戻ると、すぐに地図を開いてにらむように眺め始めた。
〇 〇 〇 〇 〇
大バザールが始まってから3日目。
本日は闘技場で大武術大会のセレモニーが行われているそうです。
クリムゾンさんも参加選手として闘技場に向かいまして、本日の営業は私と柚月さん、ノワールさんの三人で回しています。
やはり異国のアクセサリーなどは貴族のご婦人子女たちに好評でして、すぐに追加注文を行ったりと大忙しです。
それに、ココアと蜂蜜レモンティーの試飲も好評でして、毎日飛ぶように売れていますよ。
「あの……この蜂蜜レモンというのは、保存がきくのでしょうか?」
ちょうど試飲していただいたご婦人が、蜂蜜レモンティーを飲んで目を丸くしています。
その横の男の子も、ぐいぐいと飲んでうれしそうです。
「ええ、できれば早めにお飲みいただけると助かります。できるだけ冷たくて暗い場所、もしくは保存の魔導具か時間停止のアイテムボックスでしたら、ある程度は大丈夫ですよ。こちらの紅茶も、できるだけ早めにお飲みください」
そう説明しますと、ご婦人もほっとした顔です。
ええ、寒い地域での暖かい飲み物、特に甘いものは心も穏やかにしてくれますね。
すると、男の子が母親の服の裾を掴んで、軽く引っ張っています。
「これなら、お父さんも喜んでもらえるよ……」
「そうね。それじゃあ、今日は奮発して買いましょうね。この粉末紅茶の壺を一つと、蜂蜜レモン付けの瓶を一つ、いただけるかしら?」
「今日は、おとうさんのお疲れ様会だからね。ようやくお父さんの仕事が終わるんだよ」
「へぇ。仕事が終わるのですか」
遠征に出かけていた騎士か、もしくはベテラン冒険者というところでしょうか。
いえ、遠地へと旅をする商人なのかもしれませんね。
跡目を譲って引退?
私にはまだまだ先の話のようです。
「うん。お父さんは剣闘士で、今日のセレモニーで王様の前で引退試合をするんだよ」
「剣闘士とは。それで引退とは、すごく強かったのでしょうね」
「え、ノワールさん、そうなのですか?」
剣闘士が引退するって、そんなにすごいことなのでしょうか。
「ええ。闘技場に所属する剣闘士は、強くなるほどに対戦相手も凶悪になっていくことが多いのですよ。それを勝ち抜いて、引退まで五体満足に生きながらえるなんて、すごく強かったのでしょうね」
「うん。今まで負けたことは一度だけ、それも大武術会の予選の相手をした時だけだって」
「へぇ……それじゃあ、特別におまけをつけてあげるね。はい、これをどうぞ」
アイテムボッスから小さなチョコレートを取り出して、3っつ手渡します。
これは『疲労回復効果』の付与されてるチョコレートでして、一つ銅貨2枚で買えるお得なチョコレートなのです。
チロリアンというメーカーだそうで異世界では有名だそうですけれど、私にはさっぱりわかりません。
「わぁ、ありがとう!!」
「おまけまでいただいて、本当に申し訳ありません」
「いえいえ、私からのおめでとうの気持ちですから、はい、お待たせしました」
商品を手渡すと、親子は嬉しそうに帰っていきました。
さて、今のやり取りを見て、おまけのチョコレートを欲しそうに見ている子供たちがいますけれど。
「ふぅ、一つずつですよ、今日だけですからね」
「「「「「はーい!!」」」」
元気そうで何よりです。
そして柚月さんとノワールさん、あきれたような目で、私を見るのはやめてください。
子供は可愛いから、仕方ないじゃないですか。
ちゃんと商売とは切り替えていますからね。
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