おや? 婚約者の様子が……

りんごちゃん

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 私は瀕死だった。まだ本番は始まってないのに、何回かわからないほどイかされた。とうとう潮吹き絶頂まで覚えてしまった。気絶するたびに快感で起こされては繰り返し、控えめだった小さな芽は、すっかり真っ赤に腫れ上がってしまった。

「これだけ濡れてれば指を挿れても大丈夫かなぁ」

 たぶん、もうその状態はとっくの昔に過ぎてたと思う。
 オスカー様が自分の肩から私の足を下ろし、太ももを開かせ、M字開脚にする。抵抗する力さえ湧かない私は、もうどうにでもしてくれ状態。
 指どころかたぶん本物挿れても、私の膣はもう大丈夫だと思う……。

「ソフィー、大丈夫? 少し水飲もうか」
「のみましゅ……」

 ああ、呂律もろくに回ってない……。
 オスカー様が私の身体を抱き上げてくださる。ベッド横のボードに水差しが置いてあって、準備万端だなぁ、となんだか関心した。
 オスカー様の手から水差しを使って水を飲む。美味しい。お水が美味しい。生き返る。

「んんっ!?」
「乾いちゃったら大変だからね。すぐ始めようね」

 鬼だ。悪魔だ。怖い人がいる。
 水を飲んでホッとしたのもつかの間。座ったままの状態で、膣に異物が入ってきた。たぶん、オスカー様の指だけど、なんか違和感がすごい。
 あれだけ絶頂したのに、まだダメなの? もう痛くてもいいから、本番やって、早く家に帰りたい。当分家から出たくない。

「あぁ、ソフィーの膣内はすごいねぇ。きゅうきゅうと僕の指に吸い付いてくる。この狭いのに挿れたらどうなるんだろう」
「っ、ふぁ、ゃ、ぁっ、ふぅっ!」

 くちゅくちゅと粘膜の混ざり合う音が耳に届く。恥ずかしくてたまらない。しかも気持ちいい。
 きゅんきゅんとお腹の奥が物足りなくなる。自分でもわかる。オスカー様のものを求めていることを。

「も、いたくていいから、いれてくだしゃ、」
「ふぅん……。ねぇ、ソフィー。ソフィーは痛くて辛いのと、気持ちよくて辛いの、どっちがいい?」

 その二択が凶悪すぎるけど、答えるしかないんだろうな。
 痛いのと気持ちいいの。普通だったら気持ちいいほうを選ぶ。普通だったら。でも、今の私は普通じゃない。

「いたいのっ、いたいので、いいかりゃあ……っ! もういれてぇ……!」

 早く終われば終わるほど、今の私は幸せだから。
 私の答えにオスカー様はにっこりと笑う。

「わかった。じゃあもっと気持ちよくしてあげるね」
「んんぅぅうっ!」

 鬼だった。オスカー様は悪魔なのを忘れていた。
 突き立てられた指が膣内の壁を擦り、親指が肥大化した私の豆を擦る。びくびくっと身体が揺れてまた絶頂した。合わせてぷしゅっとおしっこしたときのような解放感も感じる。
 オスカー様の肩に頭を置きながら、荒い息を繰り返した。

「すごいね、ソフィー。絶頂したナカが蠢いて僕の指をきゅうきゅう締め付けてる。ソフィーのおまんこは少し敏感すぎるね。それに狭すぎる。三本は挿れられるようにしようね」
「ふっ、うっ、も、ゃらぁっ……! いきたくにゃいぃ……!」
「……──っ!」

 イキ地獄ってこういうことを言うんだろう。
 イきすぎて身体が重い。し、なんかもうどこを触られても気持ちいい。もう本当にお願いだから許してほしい。

「はぁ……っ、すごい興奮する」
「あっ」

 オスカー様に押し倒された。私を見つめるオスカー様の目はどうしようもない欲情に満ちてる。
 楽しそうに笑いながら、オスカー様は耳元で囁く。
 囁かれた言葉に目を見開いた。

「そんなことっ!」
「言えるわけない? なら、僕が満足するまでソフィーのまんこを拡げるけど」
「っ、」
「どんだけイッちゃうんだろうねぇ。ソフィーの淫乱まんこ」

 脅しだ。これは脅し。
 私にはオスカー様の言葉の言う通りにするしか道が残されてない。
 自分から足を開いて、さっきと同じように襞を自分で拡げる。

「お、オスカー、しゃま、の、お、ち……ぽを、ソフィーの、お、……、こに、いれて、くだしゃい……」
「ふふ、やぁだ。ちゃんとはっきり言って?」

 もう私は泣き始めてる。というか、こんな恥ずかしいことを言わされて泣かないほうがおかしい。

「ほら、早くしないと舐めるよ?」
「ふっ、ひっく、オスカーさまの……おち、んぽを、ソフィー、の、おま、こに、いれてくだしゃい……」
「聞こえないよ?」

 悪魔だ。

「オスカーしゃまのっ、おちんぽをっ、ソフィーのおまんこにっ、いれて、くだ、しゃいっ!」
「よくできましたぁ」

 最後はもう投げやりだった。だって、そうしないと終わらないから。
 あ、頭を撫でられた。嬉しい。そう思ったと同時に、ずんっと大きくて太いものが蜜を溢れさせていた入り口を塞いだ。

「んにゃぁ"あ"あ"あ"っ!」
「はっ、ふぅ……」

 なにこれなにこれなにこれぇっ!
 さっきまでよりも深く身体がびくびくと痙攣して絶頂してしまう。
 セックスすごいぃ……こわいぃ……。痛気持ちいい……。

「っ、あー、もう。挿れただけで、そんな、ふっ……」
「ゃ、あ"~~っ、ふーっ、ぅ"ーっ、」
「ああもう、ソフィーはかわいいなぁ」
「あ"っ、ゔぅ~~っ!」

 絶頂したまま帰ってこれない。もうずっと気持ちいい。初めてなのに、痛いよりも先に気持ちいいが来る。
 汗で張り付いた前髪を、オスカー様が退かして額にキスをする。
 きゅんっとときめいちゃうと同時にナカが締まったのが自分でもわかった。

「愛してるよ、ソフィー……ッ! は、酷くするけど、許して、ね、ッは!」
「ふぁっ、んぐうっ! ゃっ、やっ、ぁあ"っ!」

 オスカー様が私の太ももを持ち上げ、律動を開始した。やばい、やばい、戻れなくなっちゃう。
 私とオスカー様の荒い息遣いと、じゅっぽじゅっぽと粘膜の混ざり合う音。
 一瞬でも気を抜くと意識が飛びそうで、手のひらを思いっきり噛んで意識を保つ。

「ふーっ、ふーっ、ゔぅーっ!」
「はッ、ふ、ソフィー、噛むなら、こっち……ッ!」
「ふぅーっ!」

 オスカー様に促されて、オスカー様の肩に思いっきり噛み付く。だって、そうでもしなくちゃ飛ぶ。今も軽くイき続けてるだもの。気を抜いたら思いっきりイッちゃう。

「はぁ、っ、ソフィー、ソフィー……ッ!」

 私の名前を呼びながら、オスカー様が私の頭を抱く。私の口の中には鉄の味が広がってきた。でも、そんなの全然気にならない。
 これ、絶対子宮の入り口までごんごんされてる。こんなのおかしくならないようになんて、絶対絶対無理だよぉ……!

「ふ、ぁ"、おしゅかー、しゃまっ、おすかーしゃまぁっ!」

 叫ぶようにオスカー様の名前を呼ぶ。噛んでるよりも、こっちのほうがいいかも。

「おしゅかーしゃま、しゅきっ、しゅきぃっ!」
「ッ! それは、いま、卑怯でしょ……ッ! 出るっ、ソフィー、一番奥に、出すからね……ッ!」

 出す? なにを、出すんだっけ。
 ああでもなんかもうどうでもいいや。

「出るッ……!」
「~~~~~~~~ッッ!」

 そう言ってオスカー様は私の唇を塞ぎながら、私の中へと出した。今までで一番の絶頂が身体を支配する。
 今日だけでたくさん一番が塗り替えられた気がする。
 でも、それ以上に身体がしんどかった。もう無理。

「はっ、ふ……」
「はぁ……、よし、続き」
「………はぅ?」

 ムクムクとまた質量を増す私の中に入ってるもの。

 …………え?
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