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炎の凪唄
咎雄ラクン・ノウ
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アルが、逆さに浮かんでいた。
「…………」
空に、地面があるはずはないので、勘違い。
俺が逆さになっているのだ。
「さすがです、ラクンさん。十回に、七回くらい死ぬ程度の力で後頭部を殴ったのに、死にませんでした」
いつも通りの、微笑を浮かべた顔のアルが、見上げてくる。
首を振り、周囲を確認すると、背中を向けた、ボルネアとオルタンスが見える。
「…………」
そろそろ、急務であるところの、空を見下ろすという作業をしないといけない。
先程から、心許ない、というか、うすら寒い、というか、大凡見当はついているので、あとは覚悟を決めるだけだ。
重力に逆らい、頭を上げる。
ーー全裸だった。
魔法陣を描いていた、青白い光で両足首が結わえられ、その先が木の枝に。
後ろ手に縛られているようで、俺は、樹に吊された状態だ。
頭の中に、勝手に再生されそうになった桃色の情景を強制的に排除し、状況打破のために、最優先で謝罪する。
「ボルネア、オルタンス、悪かった。風の女神に誓って、故意じゃない。だが、俺の不注意が原因だ。申し訳なかった」
「…………」
「…………」
聞こえてはいるようだが、二人は黙々と、朝飯を掻き込んでいる。
その健啖ぶりから、昨夜の鍛錬でも、相当絞られたことが窺える。
それと、すでに決定している罰の一つは、朝飯抜きらしい。
「ボルネアとオルタンスは、まだ許してくれていないようなので、ーー死なないでくださいね」
アルは、言い切る前に、樹につながれていた、魔力の紐を解いた。
聞き逃してはならないと、最後まで耳を傾けた俺は、半瞬、混乱した。
「……ひぃぎっ!?」
高さは、単眼の巨人のときの、半分。
俺の身長、二人分。
時機がズレたので、体を振る余裕もない。
全力で、首を前に。
体の体勢から、勘で左肩を縮めると、頭部からの落下を回避。
ーー受け身は、無理だ。
落ちる直前に、受け身を取るための足を逆に伸ばし、振って体を斜めにする。
勢いがついた体は、鞭のように撓り、地面に叩きつけられる。
「が……あぁ……」
地面に、石か枝があったのか、左の脹ら脛に衝撃が走った。
ーーこれは、罅が入ったかもしれない。
子供のときに、一度、体験したからわかる。
今は、鈍い、重いような感覚だが、数秒後にくる。
「……ん?」
「僕は、蘇生魔法は使えません。ですので、即死しないように、気をつけてください」
どういう心積もりなのか、足の傷に「治癒」を施してくれたようだ。
「覗きは、犯罪です。ですので、大体はラクンさんが悪いのですが、二人に落ち度がなかったわけではありません。今は、一緒に行動しているのですから、沐浴するのなら、僕たちに報告乃至魔法で対策を講じる、などの備えをしておかなくてはいけませんでした」
「ーーーー」
「ーーーー」
二人の、食べる速度が遅くなる。
「さて、ラクンさん。二人は、まだ、ラクンさんを許していないようですので、これから攻撃する初級魔法の属性を選ばせてあげます」
「寝惚けていたとしてもっ、本当に悪かった! 旅慣れているとっ、俺にも油断があった! 罪滅ぼしとしてっ、俺の裸を見ても良いから許してくれ!!」
魔雄の魔法が放たれる前に、俺は、全身全霊、四大神も嫌がるくらいの勢いで謝る。
「……あたしたちにも、少しだけ、ほんのちょっとだけ、悪いところがあったかもしれないし」
「……あまり意固地だと、アル様に呆れられる」
一応、渋々だが、許しては、くれたらしい。
手足の、魔紐が解かれる。
ふよふよと、服が漂ってきたので、心持ち急いで着ながら、無言のアルが怖いので会話を試みる。
「怒っているのか?」
「怒ってなどいません」
怒っているようだ。
それを指摘したところで、拗らせる予感しかしないので、別のことを尋ねる。
「アルなら、俺が……あれな前に、止めることができたと思うんだが、寝ていたのか?」
「僕の睡眠時間は、二、三時間くらいです。朝起きてから、研究をしていました。それは、魔法陣の先の、魔法と技術を融合させたもので、現在の世界には、存在しない概念のものです。それを構築するのに、集中する必要があったので、直前まで気づけませんでした」
絶雄も言っていたが、アルは、妙なところで子供っぽい。
失敗、というものを、あまりしなかった弊害かと思ったが、どうも違うような気がする。
「今日は、あそこに見える、山の頂上まで行きます」
三人は、アルが指差した、標高が低い山を見る。
距離も、そこまで遠くない。
「にゃー」
「わーん」
さすがに、二人も学んだようだ。
額面通りには、受け取らない。
「そういえば、ここがどこだか、まったくわからないんだが」
恐らくは、獣国のどこか。
人種の国々がある、西に向かっているということはわかる。
そもそも、「魔雄の遺産」の場所を教えてもらっていないから、いつ到着するのかも定かではない。
「もう、ミュスタイアは出ていますよ。遺産の場所は、今は、隣の、もう一つ隣の国の領土になっているようです。四大石に囲まれた場所で、その中には、遺産を求める者でないと入れないようになっています」
「それは凄いな。遺産もそうだが、その『結界』みたいなものも、八百九十年経っても効果を発揮しているんだな」
「そうだと良いですね」
またぞろ、アルが不吉なことを言ってきたので、遠回しに聞くことにする。
「……もしかして、まだ遺産を確認しに行っていないのか?」
「優先順位は、高くありませんでしたからね。魔法も、千年くらいは持つという自信はありますが、実際に、今も機能しているかどうかはわかりません」
実験が、成功しているかどうかを楽しみにしている、悪戯小僧の顔だ。
「それでは皆さん、昼餉までは、単純な内容になっているので、今日も元気に鍛錬に励みましょう」
このときばかりは、心が通じ合った俺たちは、三人同時にでっかい溜め息を吐いたのだった。
ボ「文字数が少なかったから、書き溜めて、四回分の投稿ね」
オ「ん。異世界の4月22日まで」
ボ「その後は、短くても、書いたら投稿していくみたいよ」
オ「風結は無能。今回も補足」
ボ「ああ、それね。通常のサイクロプスのことはわからないけど、あの亜種は、目玉を打っ刺されたくらいじゃ死なないわ」
オ「ん。ラクンは気づかなかった」
ボ「そう、あれは亜種の自滅なのよ」
オ「ラクンを潰そうと手を叩いたとき、亜種は、片手剣を押し込んでしまった」
ボ「それで、べちょべちょのぐちょぐちょになった剣を、優しいアル様は、洗浄してあげたのよ」
オ「ん。そんなことよりも、……私たち、影が薄いような気がする」
ボ「ぐ……。あたしたちお姫様なのに、扱いが酷いわ」
オ「公式には認められていないから、お姫様ではない」
ボ「でもでもっ、一応、深窓すぎるお嬢様ではあるわ!」
オ「ん。仕方がない。私たちは、父上にーー男親に育てられた。それと、ボルネア。本性が出てる」
ボ「本性とか言わないで! アル様の前ではちゃんとしてるし!」
オ「父上のことを、ボルネアは、『お父様』と呼んでいたのに、すぐに『父様』になった。当然、アル様は、気づいている」
ボ「そうだったっけ!?」
オ「いつも通り、『親父』と呼べばいい」
ボ「しれっと嘘吐かないで!? ……そういうオルタンスこそ、アル様の前では、大人っぽくしてるのね」
オ「可愛いのは、ボルネアに任せる。私は、容姿に見合った、大人の女性になる」
ボ「ちっ。風結は猫が好きだから、もっと優遇されてもいいはずなのに!」
オ「ん。そこは、色々な都合で、兎さんに持っていかれた」
ボ「兎って、『兎の園』のこと?」
オ「ミュスタイアには、普通の国の三倍、兎族が派遣されている。その『兎の園』で働きたい者が集まるので、ミュスタイアの文官は、とても優秀」
ボ「って、誰に向かって説明してるのよ?」
オ「それよりも、今日の投稿分より長くなったら不味いから、そろそろ終わる」
ボ「むきーっ! 風結っ、覚えてなさいよーっ!」
「…………」
空に、地面があるはずはないので、勘違い。
俺が逆さになっているのだ。
「さすがです、ラクンさん。十回に、七回くらい死ぬ程度の力で後頭部を殴ったのに、死にませんでした」
いつも通りの、微笑を浮かべた顔のアルが、見上げてくる。
首を振り、周囲を確認すると、背中を向けた、ボルネアとオルタンスが見える。
「…………」
そろそろ、急務であるところの、空を見下ろすという作業をしないといけない。
先程から、心許ない、というか、うすら寒い、というか、大凡見当はついているので、あとは覚悟を決めるだけだ。
重力に逆らい、頭を上げる。
ーー全裸だった。
魔法陣を描いていた、青白い光で両足首が結わえられ、その先が木の枝に。
後ろ手に縛られているようで、俺は、樹に吊された状態だ。
頭の中に、勝手に再生されそうになった桃色の情景を強制的に排除し、状況打破のために、最優先で謝罪する。
「ボルネア、オルタンス、悪かった。風の女神に誓って、故意じゃない。だが、俺の不注意が原因だ。申し訳なかった」
「…………」
「…………」
聞こえてはいるようだが、二人は黙々と、朝飯を掻き込んでいる。
その健啖ぶりから、昨夜の鍛錬でも、相当絞られたことが窺える。
それと、すでに決定している罰の一つは、朝飯抜きらしい。
「ボルネアとオルタンスは、まだ許してくれていないようなので、ーー死なないでくださいね」
アルは、言い切る前に、樹につながれていた、魔力の紐を解いた。
聞き逃してはならないと、最後まで耳を傾けた俺は、半瞬、混乱した。
「……ひぃぎっ!?」
高さは、単眼の巨人のときの、半分。
俺の身長、二人分。
時機がズレたので、体を振る余裕もない。
全力で、首を前に。
体の体勢から、勘で左肩を縮めると、頭部からの落下を回避。
ーー受け身は、無理だ。
落ちる直前に、受け身を取るための足を逆に伸ばし、振って体を斜めにする。
勢いがついた体は、鞭のように撓り、地面に叩きつけられる。
「が……あぁ……」
地面に、石か枝があったのか、左の脹ら脛に衝撃が走った。
ーーこれは、罅が入ったかもしれない。
子供のときに、一度、体験したからわかる。
今は、鈍い、重いような感覚だが、数秒後にくる。
「……ん?」
「僕は、蘇生魔法は使えません。ですので、即死しないように、気をつけてください」
どういう心積もりなのか、足の傷に「治癒」を施してくれたようだ。
「覗きは、犯罪です。ですので、大体はラクンさんが悪いのですが、二人に落ち度がなかったわけではありません。今は、一緒に行動しているのですから、沐浴するのなら、僕たちに報告乃至魔法で対策を講じる、などの備えをしておかなくてはいけませんでした」
「ーーーー」
「ーーーー」
二人の、食べる速度が遅くなる。
「さて、ラクンさん。二人は、まだ、ラクンさんを許していないようですので、これから攻撃する初級魔法の属性を選ばせてあげます」
「寝惚けていたとしてもっ、本当に悪かった! 旅慣れているとっ、俺にも油断があった! 罪滅ぼしとしてっ、俺の裸を見ても良いから許してくれ!!」
魔雄の魔法が放たれる前に、俺は、全身全霊、四大神も嫌がるくらいの勢いで謝る。
「……あたしたちにも、少しだけ、ほんのちょっとだけ、悪いところがあったかもしれないし」
「……あまり意固地だと、アル様に呆れられる」
一応、渋々だが、許しては、くれたらしい。
手足の、魔紐が解かれる。
ふよふよと、服が漂ってきたので、心持ち急いで着ながら、無言のアルが怖いので会話を試みる。
「怒っているのか?」
「怒ってなどいません」
怒っているようだ。
それを指摘したところで、拗らせる予感しかしないので、別のことを尋ねる。
「アルなら、俺が……あれな前に、止めることができたと思うんだが、寝ていたのか?」
「僕の睡眠時間は、二、三時間くらいです。朝起きてから、研究をしていました。それは、魔法陣の先の、魔法と技術を融合させたもので、現在の世界には、存在しない概念のものです。それを構築するのに、集中する必要があったので、直前まで気づけませんでした」
絶雄も言っていたが、アルは、妙なところで子供っぽい。
失敗、というものを、あまりしなかった弊害かと思ったが、どうも違うような気がする。
「今日は、あそこに見える、山の頂上まで行きます」
三人は、アルが指差した、標高が低い山を見る。
距離も、そこまで遠くない。
「にゃー」
「わーん」
さすがに、二人も学んだようだ。
額面通りには、受け取らない。
「そういえば、ここがどこだか、まったくわからないんだが」
恐らくは、獣国のどこか。
人種の国々がある、西に向かっているということはわかる。
そもそも、「魔雄の遺産」の場所を教えてもらっていないから、いつ到着するのかも定かではない。
「もう、ミュスタイアは出ていますよ。遺産の場所は、今は、隣の、もう一つ隣の国の領土になっているようです。四大石に囲まれた場所で、その中には、遺産を求める者でないと入れないようになっています」
「それは凄いな。遺産もそうだが、その『結界』みたいなものも、八百九十年経っても効果を発揮しているんだな」
「そうだと良いですね」
またぞろ、アルが不吉なことを言ってきたので、遠回しに聞くことにする。
「……もしかして、まだ遺産を確認しに行っていないのか?」
「優先順位は、高くありませんでしたからね。魔法も、千年くらいは持つという自信はありますが、実際に、今も機能しているかどうかはわかりません」
実験が、成功しているかどうかを楽しみにしている、悪戯小僧の顔だ。
「それでは皆さん、昼餉までは、単純な内容になっているので、今日も元気に鍛錬に励みましょう」
このときばかりは、心が通じ合った俺たちは、三人同時にでっかい溜め息を吐いたのだった。
ボ「文字数が少なかったから、書き溜めて、四回分の投稿ね」
オ「ん。異世界の4月22日まで」
ボ「その後は、短くても、書いたら投稿していくみたいよ」
オ「風結は無能。今回も補足」
ボ「ああ、それね。通常のサイクロプスのことはわからないけど、あの亜種は、目玉を打っ刺されたくらいじゃ死なないわ」
オ「ん。ラクンは気づかなかった」
ボ「そう、あれは亜種の自滅なのよ」
オ「ラクンを潰そうと手を叩いたとき、亜種は、片手剣を押し込んでしまった」
ボ「それで、べちょべちょのぐちょぐちょになった剣を、優しいアル様は、洗浄してあげたのよ」
オ「ん。そんなことよりも、……私たち、影が薄いような気がする」
ボ「ぐ……。あたしたちお姫様なのに、扱いが酷いわ」
オ「公式には認められていないから、お姫様ではない」
ボ「でもでもっ、一応、深窓すぎるお嬢様ではあるわ!」
オ「ん。仕方がない。私たちは、父上にーー男親に育てられた。それと、ボルネア。本性が出てる」
ボ「本性とか言わないで! アル様の前ではちゃんとしてるし!」
オ「父上のことを、ボルネアは、『お父様』と呼んでいたのに、すぐに『父様』になった。当然、アル様は、気づいている」
ボ「そうだったっけ!?」
オ「いつも通り、『親父』と呼べばいい」
ボ「しれっと嘘吐かないで!? ……そういうオルタンスこそ、アル様の前では、大人っぽくしてるのね」
オ「可愛いのは、ボルネアに任せる。私は、容姿に見合った、大人の女性になる」
ボ「ちっ。風結は猫が好きだから、もっと優遇されてもいいはずなのに!」
オ「ん。そこは、色々な都合で、兎さんに持っていかれた」
ボ「兎って、『兎の園』のこと?」
オ「ミュスタイアには、普通の国の三倍、兎族が派遣されている。その『兎の園』で働きたい者が集まるので、ミュスタイアの文官は、とても優秀」
ボ「って、誰に向かって説明してるのよ?」
オ「それよりも、今日の投稿分より長くなったら不味いから、そろそろ終わる」
ボ「むきーっ! 風結っ、覚えてなさいよーっ!」
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