めぐる風の星唄

風結

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炎の凪唄

魔雄の遺産

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 俺たちは、外に通じているらしい、蟠った光に飛び込んでいった。
「魔雄様。彼らを助けたのですね」
 態とだろう。
 周囲の状況を確認しようとした、間際に、アルが聞いてくる。
「俺に、選択肢なんか、なかっただろう。ゴッドハルトたちを助けないと、遺跡の罠はクリアできなかった」
「はっはは、魔雄様には、感謝いたします。元Aクラス冒険者の力、好きに使ってもらって構わないですよ」
 アルの気紛れ(?)で、死に掛けた、元冒険者たち。
 遺産を手に入れるまで、共闘することを条件に、彼らを助けた。
 そして、彼らに、十二分に助けられてしまった。
 これまで、罠への対処など、誰も教えてくれなかった。
 ゴッドハルトを始めとし、彼らは、律儀にも、懇切丁寧に説明してくれた。
 俺が見習い冒険者だと、知らせた結果なのだが、何とも複雑な気分だ。
 三つの団を巡り、友人になれそうな人種アオスタは、一人だけだったというのに、こんなところで、自分から入りたいと思わせる元団と鉢合わせるとは。
「あの女も、いるな」
 ここは、一枚岩モノリスの上らしい。
 平坦な洞窟を歩いてきたというのに、何故かこんな高所に出てしまったが、そんなこと、考えるだけ無駄。
 魔雄が造った、というだけで、常識など、空の彼方まで逃亡中だ。
 アルと一緒にいる間は、きっと、帰ってくることはないだろう。
「魔雄様、指示をくださいな」
 何故か、俺の後ろで、部下のような立ち位置の、ゴッドハルト以下元冒険者一同。
 おかしい。
 俺が魔雄を騙っていることなど、疾うに見抜いているだろうに。
 彼らの思惑が、まるでわからない。
 わからないのなら、仕方がない。
 演技しているようには見えないので、裏切られるまでは、信用することにしよう。
「ゴッドハルトたちの中に、古代期の文字を読める者はいるか?」
 大きな、磨き抜かれた黒い石には、如何にもな雰囲気で、古代期の文字が刻まれている。
「A級になるには、中世期の文字を覚える必要があったので、何とかわかりますが、古代期の文字など、とてもとても」
 説明がてら、ゴッドハルトは、仲間たちに確認を取るが、首肯する者はいなかった。
「魔雄様は?」
「ああ、それは問題ないんだがーー」
 アルがいるから、そこら辺は問題ない。
「おおっ、さすがは魔雄様!」
 誤解させてしまったようだが、面倒なので、そのままにしておく。
 これが、アルの好きな「嘘は言わない、が、すべてを言わない。誤解するのは、相手の自由」。
 今は仕方がないが、良心の呵責を覚えるので、積極的にやりたいとは思えない。
「それで、アル。調べ終わったのか?」
 黒石から、離れた場所にいる、アルと、背中合わせで座り込んでいる、ボルネアとオルタンス。
 立ち位置が、すでに傍観者のそれなので、巻き込もうと試みるが、アルの笑顔に、不穏な予感しかしない。
 ーー可哀想に。
 こんなときだというのに、二人は、存分に絞られてしまったらしい。
「はい、魔雄様。魔力を籠めた手で、文字に触れて、『鍵』となる言葉を完成させます。間違えると、遺跡が消滅してしまうので、一度で正解しないといけません」
 何度も言いたくはないが、ーー態とだろう。
 アルの説明を聞き、女は、黒石を睨みつけるように、文字に目を這わせている。
「ーー凄いな」
 あれは、理解している者の、顔つきだ。
 俺など、中世期の文字もちんぷんかんぷんだというのに、あの若さで、古代期の文字まで解読できるとは。
 炎の内に、火をべるような、不思議な印象を抱かせた、女だが、俺が今、向き合わなければならないのは、アルだ。
 傍観者であろうとした、アルが、遺跡に着いてからは、自分から動いている。
 恐らくは、アルの、筋書き通り。
 ただ、女と元冒険者よていがい登場らんにゅうに、修正が必要だったのだろう。
 そうであるなら、あの女は、アルの手のひらの上で、遊ばれているに過ぎない。
 好きにやらせておいても、問題ない。
「『鍵』は、四つ、必要です。三つでも、五つでも、いけません。四つでなければ、完成しないのです」
 俺は、アルを見る。
 迷いなく、「鍵」を作り上げていく女も、何事か騒いでいる、ゴッドハルトたちも、意識から除外する。
  ーー今の僕は、そこまで望んでいないので、遺産を無力化させに行きます。
 フレッナの居館で、アルは、そう言った。
 その言葉に、嘘は、ないのだろう。
 ただ、無力化をするのが、自分だとは明言していない。
 すべてを言っていないだけで、ーー無力化するのは、アルで間違いない。
 矛盾するようだが、間違いではない。
 場合によっては、アルにそうさせる、誰かが必要だということだ。
 或いは、アルは、自身では無力化を行わず、誰かに任せるのかもしれない。
 ーーアルを任せたぞ。
 絶雄の言葉が、重く圧し掛かる。
 すでに、二つ目の「鍵」も成された。
 黒石に、光り輝く文字が浮かび上がる。
 古代期の文字は、わからないが、文字の長さから、「カステル・グランデ」と「サッソ・コルバロ」だろう。
 残り二つを作り上げるのに、さして時間は掛からない。
 ーー「アル」が、「ハビヒ」が、無力化しなければならないもの。
 心当たりはある。
 魔雄という存在の、根幹を作り上げてしまったもの。
 思い出そうと、情景に触れる間もなく、溢れてくる。

   透明なーー何かでした
   目に映るものが 理解できませんでした
   哀しかったのかもしれません
   もしかしたら
   怒りのようなものも あったのかもしれません
   ……ただ 消えてしまえば良いと 思いました
   何もなくなってしまうのが 一番良いことなのだと
   僕は 目を閉じました

 そう、アルは、消してしまおうとした。
 アルは言っていなかったが、本当なら、消してしまっていたのだろう。
 ーーすべての、人種は。
 だが、そうはならなかった。
 絶雄は、言わなかったが、彼も含め、爆雄と剣雄まで全力で防御したということは。
 彼らは、アルの、魔法ーーではない、魔力による魂の慟哭を、受け留め切ったのだ。
 世界を救う前に、彼らは、すでに一度、人種を救っていた。
「『鍵』は、四つ。十全に成されました。これより、魔雄ハビヒ・ツブルクの魔力が解放されます」
 「ヌーテ・シャテル」と「ハビヒ・ツブルク」の光り輝く文字が浮かび上がり、魔雄にとっての、光り輝く世界が完成する。
 ーー遺産は、魔雄の魔力。
 再び、炎に猛る、歓喜を孕んだ女の眼光。
 どうやら、そうと知りながら解放したようだ。
 逆に、ゴッドハルトたちは、寝耳に水の話。
 命を救われたのだから、分け前をもらえれば良い、くらいに考えていたのかもしれない。
 だが、俺の予想なら、ーー違う。
 俺はもう、確信している。
「アル。魔雄ハビヒ・ツブルクの魔力は、アオスタに、等しく降り注ぐんだろう」
「はい。その通りです。現在、生きているアオスタに、等分されます」
「へ? そ、それって、アオスタが、魔雄様の魔力をもらって、獣種くらい強くなるってことですかい?」
 そう考えるのも無理はない。
 人種の味方である、魔雄。
 守護神とも、人種の希望とも称えられる、人種の象徴。
 だが、ゴッドハルトは、知らな過ぎる。
 魔雄ハビヒ・ツブルクという男のことをーー。
「魔力を受け容れて、生きていられるのは、たぶん、二人だけです。僕と、そちらの、『器』となっている女性だけです。他の方々は、生き残れないでしょう」
 ーー炎が、消えた。
 そう思えるほどに、力なく、女が崩れ落ちた。
 恐らく、遺産が、自身の望みとは、異なるものだったのだろう。
 生き残れると、魔力を得られると知ったのに、絶望したということは。
 自身の命よりも、大切なものがあるのかもしれない。
「……ネーラ、団員みんな
 生き残れる者の中に、親父は、含まれていなかった。
 「魔雄の再来」などと呼ばれている、親父が駄目なのなら、確かに、殆どの人種は、望み薄だろう。
 黒石から、眩いばかりの、無数の光弾が天に向かい、放たれる。
「無数ーーじゃないか。あれが、今、生きている、アオスタの数なんだな」
 あの光の一つが、一人の人種の、命を奪うのだ。
「ーーーー」
 「ハビヒ」は、透明にしようとした。
 ーーすべてを、なくそうとした。
 すべての、人種には、「ハビヒ」も含まれていた。
 消えてしまえなかった、「ハビヒ」。
 助けられてしまった、「ハビヒ」。
 人種は、断種を免れた。
 だが、犠牲は、あった。
 一万人の人種が、跡形もなく、消えてしまった。
 ーー「ハビヒ」が殺した人種と、殺さなかった人種の違い。
 不公平だと、思ったのかもしれない。
 或いは、運が悪かったーーそれだけのこと。
 「ハビヒ」が、どう思ったかなど、俺に、わかるはずがない。
 ーー彼らの死が、無意味だとするなら。
 同じように、人種も、無意味にしてしまわなければならない。
 ーー俺の、妄想だ。
 だが、俺は「アル」を通し、「ハビヒ」を見てきた。
 アルと、同じものが、見たいと思った。
 ーーきっと、抜けない、抜かない、棘だったに違いない。
 「ハビヒ」は、最期まで、自分で答えを出すことをしなかった。
 後世に、答えを委ねたのだ。
 ーー人種が存続するか否かは、自分たちで決めろ、と。
 自惚れかもしれないが、アルは、その答えを出す者に、俺を選んだ。
 ーー「アル」を救えるのなら。
 不思議と、このまま人種が滅びても良いような気がしてくる。
 ーー我が儘だ。
 そう、俺の、我が儘。
 小さな世界で生きたいと、願った、「アル」と「ハビヒ」。
 アルは、背負うことになる。
 「アル」も「ハビヒ」も、気づいていなかったのかもしれない。
 彼らの、優しさが。
 自身を、切り裂いてしまうことに。
 俺が、見た、「アル」と「ハビヒ」。
 俺の、我が儘でーー勝手に決めさせてもらう。
 人種のーー世界のことなんて、……知ったことか。
 ……「二人」に背負わせるとか、そんなことっ、させてたまるものか!!
「魔法陣っ! 展開!!」
 体の内の、焦げて尚、燃え盛る炎を吐き出すように、拳を天に突き上げる。
 空の果てまで、見える限りに、青白い、光の陣が広がっていく。

   打ち破れ
   歩き続ける者たちよ
   途絶えさせぬ者たちよ
   決めるべき者は 自分以外にはない
   求めるべきものは 自分の内にしかない
   果てのある者たちよ
   打ち立てる者たちよ
   心の限り
   目覚めの声に 耳を傾けよ
   光の在り処に
   気づける者は 一人しかいないのだから

「『極大結界キュービック ボロン ナイトライド』! 発動!!」
 ーー魔法陣に、呪文など、必要ないというのに。
 俺は、有りっ丈のことばを、たった二人のために、紡いだのだった。



み「みーちゃんっみみみみっ! みーちゃんっみみみみっ!」
ア「おや? 角の生えた子供が、楽し気にスキップしながらーーと、カステル様ではないですか」
カ「アンリか。角の生えた子供を追ってきたのだが、どうせ、風結の仕業であろう」
ア「また、補足でしょうか」
カ「わしが関係している故、風結に呼び出されたか」
ア「ああ、アルという方が、到着の三日前に、侵入者に気づいた件ですか?」
カ「ふむ。アルとて万能ではない。遺産に向かおうとしている者まで、感知することなどできん」
ア「なるほど。では、そこにカステル様が、どのように係わってくるのでしょう?」
カ「……実はな、わしは、皆と一緒に行きたかったのだ」
ア「ええ、わかります。旅は大変ですが、楽しいものでもありますからね」
カ「だがっ、だがっ! 子供たちの旅に、親がついていくなど、コッパズカシイではないか!!」
ア「……カステル様のことです。何をなさったのですか?」
カ「ああ、気になったのでな。諜報部隊の隊長に、様子を見てくるよう頼んだのだ」
ア「その方が、『結界』に触れてしまったと?」
カ「あ奴は有能だから、そのようなうっかりはしない。が、遠目に見るだけで感知されるとまでは、予想できなかったようだ」
ア「魔法も正常に機能していないようでしたから、アルという方は、急ぎつつ、様子見をしていたというわけですか」
カ「補足はどうでも良いとして、他に重要なことがある」
ア「と仰ると?」
カ「本来なら、わしらは、前々回で補足をやる予定だったのだ」
ア「前回も、前々回の投稿でも、ぎりぎりになってしまったようですね」
カ「そうなのだ! 六千文字くらいではなくっ、一万字くらいの予定だったのだ!」
ア「手直しをする時間もなくて、青年期のカステル様の雄姿が、ちょびっとで終わってしまいましたな」
カ「ぐぅう~~、予定なら、大空を翔る、魂の軍勢みたいになるはずだったのだ!」
ア「それに、楽隊まで引き連れていて、『あの楽器では、こんな勇壮な行進曲なんて奏でられないだろうに』と、若が所感を述べるシーンなども削られました」
カ「現れるなり、扉に突っ込んで、終わりなどとーー。風結を引き裂いてやらねばなるまい」
ア「それで、その諜報部隊の隊長は、どうなさっているのですか?」
カ「ああ、それについては、最後にわかる。というか、わしの出番を削らせてなるものか」
ア「最後にべらべら喋るのもどうかと、風結は悩んでいるようですが」
カ「ふぅ~。どちらにせよ、予定していた十万字を、あっさり超えよった」
ア「あと五万字で終わればーーと風結は不届きにも思っているようです」
こ「みーちゃ~んっ、どこに行ったのです~」
カ「…………」
ア「おや? 『飛翔』でしょうか、魔法使いらしい少女が横切っていきましたーーと、どうされました、カステル様。そのように震えて」
カ「……あ、あの小娘。わしより強いぞ。……全盛期の、わしよりもだ」
ア「ーーは?」
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