めぐる風の星唄

風結

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炎の凪唄

魔雄の課題 3

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「アル。そこが幻想団の拠点の一つだ」
 返事がなかったので、横を見てみると、風の女神ラカが笑っていた。
 魔法の神カナロアが、退屈そうな顔をしていたので、アルの不在を知ったーーなどということは、もちろんない。
「アル様なら、とっくに行ってしまったわ」
「独り言を呟いていた、ラクン。不気味だった」
 一緒に、茂みに隠れた二人から、耳を塞ぎたくなる言葉が飛んでくる。
 飾り気はないが、裕福な商人並みの邸宅。
 幾つかある、幻想団の拠点の一つで、子供がいる家族の殆どが、この「幻炎の家」で暮らしている。
 ーー夜もすがら。
 山を下りてから、闇に紛れ、歩き詰め。
 日が昇ってからは、街道沿いを歩き、昼前に到着。
 幸い、他者との接触はなかったので、二人の「魅了」で精神を疲弊させたのは、俺だけだった。
 ーー疲れた。
 俺だって癒やされたいのに。
「はぁ~」
 愚痴が出てきそうだったので、溜め息で誤魔化す。
 どうしてだろう、アルの思惑が、手に取るようにわかってしまう。
 ーー俺が、身を切るような想いで、我慢しているというのに。
「むむっ! アル様が、おばさんと仲良さそうに話しているわ!」
「大丈夫! ここから気づかれないように気絶させることは可能」
「失礼なことを言うな。あのーールススさんの機嫌を損ねたら、馬車を借りられなくなるんだから、大人しくしていてくれよ」
 彼女は、副団長の、アンリさんの奥さんで、「幻炎の家」の責任者でもある。
 普段は優しい人なのだが、色々と難しい人でもある。
「ぬぬっ? アル様が家に入っていったわ」
「さすがアル様。もう、目的を果たした?」
 言おうかどうか迷ったが、隠すこともないだろうと、事実を言うことにした。
「アルは、ボルネアとオルタンスを、あまり撫でることができなかったから、獣種の子供たちの、もふもふを堪能しに行ったんだ」
「だったら、ラクンちゃんも行けばいいのよ。我慢は、体に毒よ」
 アルから事情を聞いたのか、ルススさんがやってくる。
 四十歳の、姉さん女房。
 生気が満ち満ちている所為か、三十歳でも通じる力強い容姿。
 「幻炎」の「炎」は、彼女にちなんでつけられたものである。
 ここで育った子供の大半が、生涯、彼女には逆らえなくなるとの逸話からだ。
 まだルススさんが責任者になってから、十年しか経っていないのに、そんな逸話うわさができてしまうのだから、彼女の肉力強女ぶりは、推して知るべし。
「ルススさん、お久しぶりです。ーールススさんは、大丈夫なんですか?」
「そちらの、二人のお嬢さんね。そんなもの、愛、があれば問題ないわ」
 病的なまでに、夫である、アンリさんを愛している、ルススさん。
 本当に、愛、という最強の武器で、何でもこなしてしまいそうだから、彼女は恐ろしい。
 一時期、俺も「幻炎の家」に預けられたことがあるので、今でも頭が上がらない。
「どちらが、ラクンちゃんの恋人かと思ったけど、どっちも違うわね。お嬢ちゃん二人は、さっきの坊ちゃんの恋人ーーじゃないわね」
「お、お姉様、鋭いわ」
「お姉さんには、敵わない」
 二人も、ルススさんのに気づいたらしい。
 俺の指示に従ってくれる。
「ラクンちゃんも、前より増しになったけど、男の顔にはなってないわね。せっかく外に出たのに、恋人も見つけられないなんて、純愛、が足りてない証拠よ。あたしゃ情けないよ」
 散々な言われ様だが、ここで反駁はんばくしたら、夜までルスス式の恋愛論を叩き込まれてしまう。
 それだけは、何としても、避けなければならない。
「ラクン。あたしたちは、ここで待っているから、あなたも獣種の子供たちを撫でてきていいわよ」
「私たちは、その間、ルススお姉さんと話している」
 駄目だ。
 二人は、危機意識が足りない。
 恋愛に関し、ルススさんーー先達から有用な話が聞けるだろう、とか思っているのかもしれないが、それは、大いなる勘違いだ。
「あたしも、そうして欲しいけど、幾つかの点で、駄目ね。一つは、ラクンちゃんたちが急いでいること。二つ目は、ラクンちゃんが、『撫師ナデストロ』なこと」
「なですとろ?」
「撫でるのが、めっぽう上手い人?」
犬人ウンターのお嬢ちゃん、正解。だけど、その認識は、甘々よ。ラクンちゃんは、人気者だから、中途半端に立ち寄るなんて、駄目なのよ。そんなことしたら、子供たちは、泣き叫ぶし、暴れ回るしで、しばらくどうにもならないわ。この、『子供殺しあいされもの』が!」
「…………」
 このお姉さんは、本当に、空恐ろしい。
 いったい、どこまで知っているのだろう。
「あとは、ね。今すぐ、ったほうがいいわ」
 ルススさんは、確信を以て答える。
 まさか、「魔雄の遺産」やベルニナを知っているとか、そんなことはないはず。
 それでも、有り得ないと思えてしまうところが、彼女の怖いところだ。
 すべてを、愛、で片づけてしまえる彼女は、本当に、底知れない。
「どうした、ルススさん」
 真顔のまま、前触れもなく振り返ったので、尋ねる。
「静かになったわ。ラクンちゃん、あの子、何者なの?」
「そこはーー、俺からは言えないから、ルススさんが、自分で聞いてくれ」
「……そうね」
 ルススさんを警戒させるとは、アルは、今度は何をやらかしたのだろう。
「ルススさん……?」
 不意打ち気味に、ぎゅ~と抱き締められる。
「この家で育った子は、全員、あたしの子よ。例外は、ないわ。男なら、ーーどうなろうと、最後までやってみせなさい」
「ーーはい」
 「幻炎の家」の子は、例外なく愛情を注がれる。
 だからこそ、子を、家族を持つ団員は、安心して旅を続けられる。
 ーー大陸ルツェルンを巡る、幻想団。
 彼女やネーラ、親父の近くで、ずっと見てきた。
 獣種と人種アオスタの橋渡しという、親父の掲げた目標を、見続けてきた。
 「魔雄の再来」と言われる所以は、強さだけでなく、そのこころざしにある。
 だが、残念ながら、幻想団を受け容れる、人種の国は少ない。
 人種がいても、獣種の国々は、迎え入れる。
 だのに、獣種がいるからと、人種の国々は、拒絶するのだ。
 ーー俺に、何かができるなんて思えない。
 それでも、魔雄のーー「アル」と「ハビヒ」のことを知った、俺はーー。
「馬車の用意が調ととのいました」
「こらこら、アル。どうしたんだ? 俺がやることを、率先して、ぜんぶやるなんて」
「大したことではありません。子供たちを撫でさせてもらった、お礼というところです」
「そうか。じゃあ、ついでに馭者ぎょしゃもやってくれ」
「はは、最初から、そのつもりです。ラクンさんには、課題を出しますので、ミュスタイアまで任せてください」
「…………」
 頭が上がらない人物が、これで三人になった。
 もっと前からそうだったのかもしれないが、今、明確にわかった。
 ルススさんに挨拶してから、問題ないとは思うが、二人より先に馬車に乗り込む。
 振り返ると、ボルネアとオルタンスが、ルススさんにぎゅ~とされた上に、何やら助言されているようだった。
 二人の顔が、ぼっと炎の色に染まる。
 きっと、生々しい言葉はげましでも聞かされたのだろう。
「ラクンさん。これを二人に渡して下さい」
 出発するなり、アルは、魔法陣が描かれた紙を手渡してくる。
「二人の、課題か? 少しは、休ませたほうが良いんじゃないか」
 獣種で、人種よりも体力があるとはいえ、初めての旅路で、二人は、肉体的にも精神的にもボロボロだ。
 俺の言葉に乗りたいが、アルの期待を裏切りたくない彼女たちは、神妙な顔をしている。
「はい。夜以外は、休んでもらいます。ただ、昼は、魔力を空っぽにしてもらいます」
「空っぽにするーーということは、魔力量を増やすことにつながるのか?」
「その通りです。ここまで、二人に無理をさせたのは、魔力を使い尽くす、ということに慣れてもらう必要があったからです。言い方を変えると、魔力を使い切っても、死なないようになってもらいました」
 二人に魔法陣の描かれた紙を渡してから、アルの背中に、再度、問い掛ける。
「つまり、これからは、魔力切れを気にすることなく、仕込むことができるということか」
領都フレッナに着くまでに、二人は、倍の魔力量になっている予定です」
 どこまで本当かはわからないが、アルが、効率を重視していることは理解している。
 同時に、同じくらい、容赦がないことも身に沁みている。
「にゃーっ!?」
「わぅーんっ!?」
 二人が魔法陣に魔力を籠めた途端。
 ごどんっ、と二人から、大きな球が産まれたーーではなく、生まれた。
「……魔力が」
「……空っぽ」
「はい。二人とも、ゆっくり休んでくださいね」
 馬車を一旦、停めてから、アルがやってくる。
「にぃや~」
「わぁ~ん」
 アルが笑顔で、彼女たちの頭を、一撫ですると。
 二人で、肩を寄せ合い、至福の表情のまま眠ってしまった。
 これで、彼女たちの精神も、大いに癒やされることだろう。
 そういうわけで、残ったのは、俺が抱えきれないくらいに大きな、透明な球。
「球の大きさは、現在、二人の魔力量がどのくらいなのか、確認するためのものです。というわけで、この球を割ってください。これが割れたら、三つの階梯の、二段目のクリアです」
「俺は、アルを、まったく信用していない」
「嘘ではないですよ。ただ、達成した、そこが、スタートラインだというだけのことです。ここまでは、対魔法使い用の手段とはなり得ませんでした。ここからは、そうではないということです」
 これまた、アルは、微妙な言い回しをする。
 これまでのように、何かを企んでいるのだろう。
 そうだったとしても、今の俺には、でっかい球と向き合う以外に、方法はない。
起動ネーラ
 体全体に、熱が生じる。
収束もふもふ
 右手に熱を集め、ばんっと叩いてみる。
 打撃の反動で、ふあふあ~と球が浮かぶ。
 割れる兆候は、まったくなかった。
 本来なら、別の言葉を発動のための「キー」としたいのだが、これらの言葉が一番、熱の伝わりを良くするのだから、背に腹は代えられない。
「やっぱり、熱を集めるだけだと、駄目っぽいな」
 たぶん、焼けるほどに熱を集めても、この球は割れないだろう。
「…………」
 目の前の二人は、気持ちよさそうに眠っている。
 何となく、わかる。
 アルに弄られた、俺も、魔力が空っぽになっても、恐らく死なない。
 馬車での移動の間は、この類の鍛錬が行われるはず。
 「収束」の次。
 幾つか候補はある。
 「発散」に「爆発」、あとは、纏ったり変化させたりといったことが考えられる。
 一つずつ。
 だが、中途半端は駄目だ。
 たぶん、そんな時期は過ぎている。
 失敗するとしても、全力だ。
 「収束」で、溜めた熱を、外へ。
 心象イメージとしては、「発散」や「爆発」と言うより、「放出」だろう。
 ーー熱の、「放出」。
「俺の、アホ……」
 ベルニナの、大炎ーー彼女の抱き心地を、感触を思い出してしまった。
 妙齢の、異性を抱き締めたのは初めてなのだから、動揺するのも当然だ。
 だが、今は、切っ掛けどうかせんに、淡い炎がーー微熱が必要だ。
 あとは。
 臭いだけは、ネーラの匂いに変更。
 ーー散々、恥はかいた。
 今更、一つ増えたところで、ーーと言いたいところだが、俺も男なので、できれば、これで最後にしたい。
「ーーーー」
 彼女の、熱は、今も俺の深い場所に残っている。
 焼き焦がして尚、燃え盛る、あの荒々しさ。
 余命わずかな、命の輝きーーなどとは思いたくない。
 あれは、ベルニナ自身の魅力ねつだ。
 俺になかったものを、彼女は持っている。
 不純な動機かもしれないが、俺はもう一度、彼女に触れたいと思っている。
 俺の内側を、響かせたいと。
「そう、だな」
 ベルニナねつを受け止めるのなら、より強いねつが必要だ。
 なら、言葉は、決まった。
 微熱に着火し、ベルニナの瞳に映る、自身の姿を心象。
 炎、そのものとなる。
放出ベルニナ
 刹那。
 体から、抜き取られた。
「さっ、さっ、寒いっ!?」
 熱、というより、命が吸い取られたような、怖気立つ感覚。
 結果はどうあれ、熱を使い切ったことだけは、本能的に悟った。
「球は、……割れていないな」
「ーーーー」
 途端に眠くなってきたが、あと少しだけ、目の前の現実と向き合うことにした。
 透明だった、球の表面に、満面の笑みの、青年アルが描かれていた。
 俺の言葉に、アルは、応えなかった。
 自画像を発見された、嘘吐きアルは、観念して負けを認めた。
「残念です。気づかずに眠ってしまえば、僕の勝ちだったんですが」
 アルは、割れ、と言った。
 だが、熱で割れるとは言っていなかった。
 割れるように、なっただけ。
 この時点で、課題は、クリア。
 あとは、意地悪アルが勝手に設定していた、勝負に勝っただけのこと。
 とはいえ、勝てたのは、アルがずっと同じ水準に留めていてくれたからだ。
 次回から、もっと酷くなるのかもしれない。
「あー」
 草臥れた。
 もう、腕を持ち上げる気力もない。
 なので、頭突き。
 割れなかったら、脳震盪のうしんとうにでもなっていたかもしれないが、割れても、似たような結果が待っているだけだった。
 ばりんっ、と球が割れ、そのまま床に直行便。
 どさっ、と倒れる。
「枕もあるのですから、床ではなく、座席で眠ったほうが良いですよ」
 せめて、椅子の上から枕を取りたいが、腕は、ぴくりとも動かなかった。
「勝利者…権限……」
「まったく、手間が掛かりますね」
 アルの、嬉しそうな声。
 ロープだろうか、アルが手を振ると、俺の頭の横に、枕が落ちてくる。
 ずりっ、ずりっ、と最後の力で体を動かし、何とか頭を乗せることに成功したのだった。
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