『好きになったら負け』のはずなんだけど、もしかするとお互いにずっと好きだったのかもしれない

 これは「神社監修のAI恋愛アプリ」という今風ガジェットを使って、
幼なじみ両片思いの二人が、
勝負・ゲーム・試練を言い訳にしながら、
“好きになったら負け”という自己防衛を少しずつ崩していく話——

 高校二年生の橘春樹は、恋愛とは縁遠いまま毎日を過ごしている。そんな中、恋愛成就率98.7%をうたう話題のアプリ「恋むすび」が大流行。幼なじみの桜庭蒼依は、そのアプリを使って突然「恋愛勝負」を持ちかけてきた。

『春樹が私を好きになったら、私の勝ち』
『私が春樹を好きになったら、私の負け』

 神社監修×AI診断によって、「恋ごころ」が数値化され、二人には次々と“恋の試練”が課されていく。
 ただのゲーム、ただの勝負——そのはずだった。
 けれど、アプリに導かれるように距離を縮めるうち、春樹は蒼依の不器用な優しさに、蒼依は春樹の真面目さとさりげない言葉に、それぞれの「好き」が形を帯び始めていく。

「好きになったら負け」と言い張る蒼依と、「ただの幼なじみ」と自分をごまかす春樹。

 恋心を可視化するアプリと、変わってしまうことへの怖さのあいだで揺れながら、二人は“好き負け"の境界線へと、一歩ずつ近づいていく——
 これは、AI恋愛アプリに巻き込まれた幼なじみ同士の、「好きになったら負け」な恋愛勝負の物語。

『恋心が数値になる時代に、幼なじみの関係は勝負でなんて割り切れない——』

なろう、カクヨムでも連載しております。

カクヨム版
https://kakuyomu.jp/works/822139841114438377

内容は同一ですが、タイトルに若干の変更があります。
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