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第3章 神の悪戯
第141話 国王との謁見
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~ミリティア王国 王城内~
「…なんで俺まで呼ばれてるんだよ」
「貴方も貴族でしょうが」
1時間前、フィオナが現国王に呼び出されて急遽早退する事になったのだが…
「俺は貴族でも、お前は王族だろうが」
「関係ないわよ、公爵家なんだから」
早退する時に『貴方達も行くわよ』と言われて『嫌だ』と言って断ろうとしたらミオとシャルに両腕をがっしりと捕まえられてそのままここまで来てしまったのだ。
「そんな事を言うのなら貴族でもない僕がいてもいいのでしょうか?」
「わたしもこの国の貴族ではありませんよ?」
クロウが文句を言っていると、リュークとメジーナも同様に何故?と質問してくる。
「リュークは私達を束ねる"何か"を感じたの、メジーナはそれに惹かれた人だから…かな?」
「…僕にそんな力はありませんよ(本当の主人公でもないし)」
「そんな曖昧な理由で一緒にいて良かったのかしら…」
本来の物語では、3年生の時に魔王が蘇り、勇者がかつて持っていた剣を抜くシーンがあるのだが、それをリュークが引き抜いて勇者になるのだが…
(勇者の剣がこの国にあり、勇者の子孫、もしくは勇者に成り得る素質の持ち主を探す為に国中の人達に剣を抜かせてリュークは選ばれるんだよなぁ…そんで引き抜けなくて剣を引き抜いたリュークに俺は更に嫉妬するんだよなぁ)
そこから勇者の剣を盗もうとしたり、勇者の剣を賭けて勝負を挑んだりと、悪役貴族として相応しい活躍をするんだが…
(既に正体がバレている上にリューク自身も勇者になる未来は分かっているから意味がないんだよな)
ここはゲームに酷似した世界、ゲームの世界と違って転生者がいる為、ゲーム通りに進まないし、今回の様に約2年後に起きるイベントがこんなにも早く起きたのだ、もはやこの後物語通りに進むとは思えない。
「私達メイドも一緒にいてよろしいのでしょうか?」
「それもそうですよね…」
「ワタシ達が一緒にいて良いはずありませんよね?」
「僕もそう思います」
メイディ、クレイ、ソフィ、ハクアの4人も貴族ではなくただの付き人、メイドに過ぎないのに何故いるのか疑問なんだろう。
「私達は学園でも授業中(ではないけど)呼び出されたのよ?そんないちいち考えて準備なんか出来ないわ」
「それに『魔王が蘇りました』って話しは元々フィオナ様だけでしたのにあたくし達まで連れて来られたのなら、関係ありませんわ」
「ボク達が何とかするからハクア達は堂々としててよ」
そもそもクロウ達の親ではなく、子供達に来る様に伝える事自体おかしい、普通こう言う時は大人が来るべきだ。
(手紙か何かで連絡は言っているだろうけど、子供である俺達に何が出来るんだよ)
「…ハァここまで来ちゃったんだ…最後まで一緒にいるよ」
「ありがとうクロウ」
「だけど、この埋め合わせはしろよ?」
「勿論よ、貴方には2つの意味で借りがあるからね」
この2つと言うのはクロウの言う事を聞いたからの埋め合わせと助けてもらった借りがある、その事を言っているのだろう。
「さてとお話はここまでよ…着いたみたいね」
そう言って立ち止まる、目の前には扉があり、それを兵士達が守っている。
「フィオナ様、そちらの方々は?」
「私の友人達よ、私1人じゃ心細いから来てもらったのよ、文句あるの?」
「いえ、その様なことは決してありません」
兵士達もどうしたらいいのかわからないらしい。
「ならさっさと開けてちょうだい?時間が惜しいわ」
「分かりました、すぐに開けます」
そう言うと兵士はドアを開ける、フィオナが『さ、行くわよ』と皆に声をかけて先頭で入っていく。
——————————————————————
誤字脱字がございましたらコメント等をよろしくお願いします。
後質問等もお願いします。
いいねもお願いします🙇
「…なんで俺まで呼ばれてるんだよ」
「貴方も貴族でしょうが」
1時間前、フィオナが現国王に呼び出されて急遽早退する事になったのだが…
「俺は貴族でも、お前は王族だろうが」
「関係ないわよ、公爵家なんだから」
早退する時に『貴方達も行くわよ』と言われて『嫌だ』と言って断ろうとしたらミオとシャルに両腕をがっしりと捕まえられてそのままここまで来てしまったのだ。
「そんな事を言うのなら貴族でもない僕がいてもいいのでしょうか?」
「わたしもこの国の貴族ではありませんよ?」
クロウが文句を言っていると、リュークとメジーナも同様に何故?と質問してくる。
「リュークは私達を束ねる"何か"を感じたの、メジーナはそれに惹かれた人だから…かな?」
「…僕にそんな力はありませんよ(本当の主人公でもないし)」
「そんな曖昧な理由で一緒にいて良かったのかしら…」
本来の物語では、3年生の時に魔王が蘇り、勇者がかつて持っていた剣を抜くシーンがあるのだが、それをリュークが引き抜いて勇者になるのだが…
(勇者の剣がこの国にあり、勇者の子孫、もしくは勇者に成り得る素質の持ち主を探す為に国中の人達に剣を抜かせてリュークは選ばれるんだよなぁ…そんで引き抜けなくて剣を引き抜いたリュークに俺は更に嫉妬するんだよなぁ)
そこから勇者の剣を盗もうとしたり、勇者の剣を賭けて勝負を挑んだりと、悪役貴族として相応しい活躍をするんだが…
(既に正体がバレている上にリューク自身も勇者になる未来は分かっているから意味がないんだよな)
ここはゲームに酷似した世界、ゲームの世界と違って転生者がいる為、ゲーム通りに進まないし、今回の様に約2年後に起きるイベントがこんなにも早く起きたのだ、もはやこの後物語通りに進むとは思えない。
「私達メイドも一緒にいてよろしいのでしょうか?」
「それもそうですよね…」
「ワタシ達が一緒にいて良いはずありませんよね?」
「僕もそう思います」
メイディ、クレイ、ソフィ、ハクアの4人も貴族ではなくただの付き人、メイドに過ぎないのに何故いるのか疑問なんだろう。
「私達は学園でも授業中(ではないけど)呼び出されたのよ?そんないちいち考えて準備なんか出来ないわ」
「それに『魔王が蘇りました』って話しは元々フィオナ様だけでしたのにあたくし達まで連れて来られたのなら、関係ありませんわ」
「ボク達が何とかするからハクア達は堂々としててよ」
そもそもクロウ達の親ではなく、子供達に来る様に伝える事自体おかしい、普通こう言う時は大人が来るべきだ。
(手紙か何かで連絡は言っているだろうけど、子供である俺達に何が出来るんだよ)
「…ハァここまで来ちゃったんだ…最後まで一緒にいるよ」
「ありがとうクロウ」
「だけど、この埋め合わせはしろよ?」
「勿論よ、貴方には2つの意味で借りがあるからね」
この2つと言うのはクロウの言う事を聞いたからの埋め合わせと助けてもらった借りがある、その事を言っているのだろう。
「さてとお話はここまでよ…着いたみたいね」
そう言って立ち止まる、目の前には扉があり、それを兵士達が守っている。
「フィオナ様、そちらの方々は?」
「私の友人達よ、私1人じゃ心細いから来てもらったのよ、文句あるの?」
「いえ、その様なことは決してありません」
兵士達もどうしたらいいのかわからないらしい。
「ならさっさと開けてちょうだい?時間が惜しいわ」
「分かりました、すぐに開けます」
そう言うと兵士はドアを開ける、フィオナが『さ、行くわよ』と皆に声をかけて先頭で入っていく。
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誤字脱字がございましたらコメント等をよろしくお願いします。
後質問等もお願いします。
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