剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜

みっちゃん

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第3章 神の悪戯

第159話 訓練の日々

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~8月~
約1ヶ月が経ち、クロウ達は日々魔王軍に向けての訓練を続けていた。

「訓練を始めてからもう1ヶ月くらい経つのか…」

と、口にこぼすのは騎士団長のヒヨナ
彼女はクロウ達勇者パーティがまともに戦える様に訓練を指導している。

「評価としては勇者リュークは潜在能力が極めて高いな…磨けば輝く、ダイヤモンドの原石の様な奴だ」

今は筋力をつける為に筋トレのトレーニングをさせている、ヒヨナはリュークを見ながら勇者としての素質の凄さに驚いているのだ。

「他の者達も騎士団の1人として考えても良いくらい強くなっている、メイド達も騎士団の1人として戦えるくらいには強くなっている」

髪の毛をまとめて、メイド服から騎士団の服を着て日々ひたすらに強くなろうと努力している、彼女達も覚悟が決まっている様だ。

そうやって一人一人の姿を見て誰がどのくらい成長しているのかを確認していると、不意に1人の男に目が行く。

「678…679…680…681…」

「淡々とやっているな…」

クロウ•チューリア、彼を見てヒヨナは思う
何故彼はあそこまで出来るのか?と
1ヶ月くらい経つとは言え、普通の貴族…と言うと言い方は変だが…兎に角、毎日筋トレをしている人ならまだしもしたことがない様な子供があれを普通に出来ているのがおかしいのだ。

ちなみにやっているのは腕立て伏せだ

「1000回やったら腹筋、それが1000回終わったらスクワット、そしてランニングは1km3分ペースで100km…普通じゃねえよ」

ヒヨナが言うのも無理はない
腕立て伏せ、腹筋、スクワットを1000回ずつ計3000回をやりにしたって
駅伝部の人達で考えるとまず出来ても100回
休憩を入れて✖️10セットとしても桁が違う

更にランニングのペースと距離だ
1km4分のペースでのフルマラソン42.195kmでも、出来ない訳ではないが次の日の練習は1km6分でも脚が限界が走るのがキツイのにそれを約2倍でペースも1分速い

1km3分のペースは記録会や大会などで自己新記録を狙う時の"最低限のペース"だが、それをやりにしても入念なアップと準備が必要だし、それを毎日ロード地面と言う足場が悪く尚且つ、レーン用のシューズでもない状態で100km走るのは不可能だ。

「我々もアレくらい出来る様になればもっと強くなれるのか?しかし出来たとしても500回は行けるか?」

と、ヒヨナは言う
しかし↑の話はあくまでも駅伝選手の話だ
騎士団達は走る為にやるのではなく自分の命を守る為に、国の為にやっているし、今の日本地球と違い車もない為馬か徒歩になる、つまり何が言いたいかと言うと、

「あそこまで早く走らなくても良いが、彼らもアレの"半分くらいなら出来る"様にはなって欲しいものだな」

ヒヨナ達騎士団はクロウのやっている事の半分は"ハードなトレーニング"としてやっているのだ。(もちろん他のトレーニングもやっているからあくまでも比喩としての例)

「勝つ為には己の肉体を鍛えなければならない、鋼の様な肉体を持たなければ魔物達にも魔王軍にも太刀打ち出来ないからな」

ゲームの都合上、騎士団達のステータスはレベルが上がって強くならない為、最終的にリュークやメイド達よりも低くなるが、それでも普通の人達よりは圧倒的に強いし、魔物や魔王軍とも戦えるくらいには強いのだ。

「1ヶ月でこれならば1年もあれば魔王軍ともまともにやり合えるだろう」

それまで魔王軍が動かなければ良いが、もしヒヨナが言っていた様に1年間ひたすら真面目に努力していれば、ゲームの時と同じ様に進む事が出来るだろう。

「さてと…無駄話はこれくらいにして、そろそろ剣の訓練を始めるか…」

ヒヨナはそう言うと木刀を持って勇者パーティと騎士団員達を集める、時間は有限で待ってくれないのだ、無駄な事はせず1分1秒を大切に使った方がいいだろう。

「さぁ、今日も死ぬ気でやれよ?いいな!」

「「「「「はいっ!!!!!」」」」」

その気持ちはリューク達にも届いているらしく、騎士団員達に負けずに女性達も大声を出してそのやる気と覚悟を表している。

負ければ死ぬと言う事実とサボるとヒヨナがガチで怖いと言うのが1ヶ月と言う短い期間だが上手く作用していたのだろう、今日も今日とて訓練所では勇者パーティと騎士団員達の声が響き渡っていた。

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また10日ぶりくらいかな…休みの日もあるのにほぼ1日中寝てしまう所為で書けない(^◇^;)
(後Twi○terをついつい見てしまって作業が進まない(-_-;))
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