5 / 42
5.怒涛のイベント日々
しおりを挟む
12月20日。怒涛のイベント日々が始まる。1月3日までの間に一日休めれば良い方だと思う。こんな忙しい日々に高見が家に来てくれるはずはなく、よって高見の優しいご飯もない。この時期、営業チームは今抱えている最低限の仕事を行う以外は現場チームを手伝うことになっていた。
「羽山はどこのイベントのヘルプに行くんだ?」
「轟アリーナです。あのイベントの主催会社、僕の受け持ちなので」
的場さんがガムを噛みながらイベントスケジュールを見て、担当は高見か、と呟いた。
「轟アリーナはキャパが3000人だったな。高見がてっぺんで仕切るのか~。ん~成長ですな。因みに俺は入社3年で任されたけどな。はっはっは」
「アルバイトから上がった的場さんと、入社スタートの高見とじゃスタートが違いますけどね」
「うっ、お前、最近、ちょくちょく高見の肩持つよなぁ」
「可愛い後輩なんで」
「俺だって可愛い先輩だろうがっ」
「じゃ、僕、そろそろ行きますね」
的場さんに微笑むと僕は会社を後にした。
午前中に一件だけ年始イベントの打ち合わせを行うと午前10時半には轟アリーナに向かった。コネクトJの詰所に行くと高見が顔を上げる。
「あれ?高見、もういるの?」
今日はイベントの設営日。設営は主に男のアルバイトを雇って夕方から行うことが多いから、イベントが始まったら詰め所に入り浸りになる担当は、午前中は休むのが基本だ。
「池田だけじゃまだ心配なんで」
「えへ、すみません」
天然系で天真爛漫なメガネっ子の池田は今年の4月に入社した。つまり、半年以上はうちの会社で働いている。
「でも午前中の仕事ってコンサートグッズの納品受取と、アルバイトの子たちへの納品チェック指示くらいでしょ?」
「そうなんですけど、まだ僕、自信なくて高見さんに居て欲しいってお願いしたんです」
この甘えん坊めっ!
「そんなわけで、今回だけ。まぁ、俺はここに座っているだけであとは全部池田がやるんで。だよね?」
「は、はいっ」
イケメンに笑顔でほほ笑まれて池田は背筋を伸ばして返事をした。
凄い、イケメンってほほ笑んだだけであんな覇気みたいなのを出せるのか……。
「高見、僕はこれから主催者室に挨拶してくるから。戻ったら手伝うよ」
主催者室はコネクトJの詰所と同じ階の反対側にあった。主催者と言ってもここに主催会社の社長がいるわけは無くて、ここにいるのはきっと僕らと同じ下っ端だろう。菓子折りを持ってノックする。
「どうぞ」
「コネクトJの羽山です。ご挨拶に伺いました」
「おー、羽山君。どうぞどうぞ」
顔を出した僕に手をあげて答えてくれたのは僕の担当の佐々木さんだ。佐々木さんはアラサーで短髪の体育会系という容姿をしている。
「あれ、佐々木さんもいらっしゃっていたのですか?あ、これどうぞ」
「あー悪いね。ありがとう。普段は現場にいないんだけど今日はちょっとね。社長、こちら、コネクトJの羽山さんです」
「いつもお世話になってます。ジャパン・ミュージック・カンパニーの田淵です」
60代の初老の男性に頭を下げられて僕は慌てて名刺を取り出して頭を下げる。今回の主催であるジャパン・ミュージック・カンパニーは日本でも有数の大手音楽会社だ。コネクトJに入社して5年目になるが社長に会ったことなど今まで一度もない。
「コネクトJ 営業の羽山良太と申します。いつもお世話になっております」
「気が利いて助かっていると佐々木から伺っているよ」
「そんな、恐縮です」
「そうだ、せっかくだから紹介させてもらおう。亨、おおーい」
「なにー?」
「なにー? じゃないだろう。全く。これはうちの三男でね。今年、小さな音楽会社を設立したんだ」
「初めまして。コネクトJの営業の羽山良太と申します」
「はじめまして。合同会社GAKUの田淵亨です」
同じ年齢くらいだろうか。グレイ色の髪の毛に切れ長のスッキリとした目、170センチの細身の体は社長というよりもミュージシャンと言われた方がしっくりくる。
「イベントを行う際は是非声かけてください。出来る限り力にならせて頂きます」
「それは心強いな。俺、仙台のジャズフェスみたいに街一杯に音楽が溢れるようなイベントやりたいんですよ」
「仙台のジャズフェス!! いいですよね。僕、学生時代に仙台のジャズフェスを観に行ったことがあるんですよ。音楽があちこちで鳴っていて知らない人と踊ったりして、楽しいイベントですよね。すっかりハマって毎年のように行ってました」
「おぉぉぉ、嬉しいなぁ。羽山さんとは年齢も近いし良い付き合いができそうですね」
「ありがとうございます。よろしくお願いします」
僕らのやり取りを見ていた社長が満足げにほほ笑んでいた。
「戻りましたー」
詰所のドアを開けると、池田が部屋の中をパタパタと走り回っていた。
「どうしたの?」
「もうすぐバイトの女の子たちが来るんでその出席の準備ですよ」
時計を見れば12時を指していた。
「あぁ、もうそんな時間か」
手伝おうかと一瞬思ったが、手伝ってしまえば池田の成長は無い。黙って見守ることに決め高見に今日のスケジュールを聞いた。
「12時半にバイトの女子チームがきます。12時45分に説明、13時からグッズの数量確認作業スタート。女子チームには17時まで作業してもらいます。19時に設営の男チームが集合。24時まで会場整備。今日はこんな感じですかね」
「相変わらずハードだな。高見はいつ帰れるの?」
「順調にいけば1時ですかね。でも翌日は午後からなんで大丈夫ですよ」
夕方、女子チームの退勤の時間を記入し終えると設営まで1時間ほど時間が空いた。
「なんか飲む?」
自動販売機にお金を入れ高見を振り返る。
「コーヒーが良いです」
フロアの椅子に座っている高見にコーヒーを投げ渡して自分はミルクティーを購入した。
「あ、良太さん?」
良太さん!?職場では呼ばれなれない言葉に振り返るとそこにいたのはグレイ色の髪の毛のミュージシャン、ではなく社長だ。
「田淵さん? 先ほどはどうも」
「田淵さんって呼ぶと親父と紛らわしいでしょ。亨でいいよ。俺も名前で呼ぶし」
「じゃあ、遠慮なく。お帰りですか?」
「そう、ちょっと見学させてもらっていただけだから。良太さんはまだ仕事?」
「はい」
「そっか。それは残念。ご飯でもと思ったんだけどな。今度、ご飯行こうよ」
「はい、ぜひ」
「じゃ、携帯出して」
「はい?」
疑問形のまま携帯電話を差し出すと亨さんはあっという間に僕の携帯に自分のエインを登録した。
「髪の毛にゴミが付いてる」
携帯電話を僕に返しながら亨さんが距離を詰め僕の髪の毛に触れた。
「絡まっててなかなか取れないや」
僕より少し低い身長。顔の位置が同じくらいで、亨さんの声がまるで僕の耳に囁かれているかのように感じて、妙な感覚に顔が赤くなってしまいそうだ。しかも、いい匂いがする。クールな中に少し甘みのある香り、きっと女の子はこういう香りが好きだろうという香りだ。
至近距離に顔があって髪の毛を弄ばれ(正確にはゴミを取って貰っているのだが)、耳に時折かかる息にビクッと身体が反応してしまいそうになる。
この空気、自分が女の子にでもなったかのようで耐えられない。
「まだ取れないですかね? もうこのままでもいいです」
亨さんの手から離れようとした瞬間、隣に高見がやってきた。
「お知り合いですか?」
「こちらは合同会社GAKUの社長さんで田淵亨さん。先ほど、田淵社長に紹介して頂いたんだ」
ほら、取れた、と髪の毛を解放されてようやく至近距離から解放された。
「はじめまして」
「これは失礼しました。私、コネクトJの高見祐也と申します。すみません、今、名刺を持っていなくて」
「いやいや、いいよ。そんなにかしこまらないで」
亨さんは高見にそう言った後、僕を見た。
「くす、良太くん、顔真っ赤」
「え、本当ですか?」
恥ずかしくなって慌てて頬を触る。
「今度、ゆっくりご飯でもいこう。ジャズフェスの話、沢山聞かせてよ」
「あ、はい。勿論です」
「じゃ、またね」
手を振る亨さんを、頭を下げて見送った。
「羽山はどこのイベントのヘルプに行くんだ?」
「轟アリーナです。あのイベントの主催会社、僕の受け持ちなので」
的場さんがガムを噛みながらイベントスケジュールを見て、担当は高見か、と呟いた。
「轟アリーナはキャパが3000人だったな。高見がてっぺんで仕切るのか~。ん~成長ですな。因みに俺は入社3年で任されたけどな。はっはっは」
「アルバイトから上がった的場さんと、入社スタートの高見とじゃスタートが違いますけどね」
「うっ、お前、最近、ちょくちょく高見の肩持つよなぁ」
「可愛い後輩なんで」
「俺だって可愛い先輩だろうがっ」
「じゃ、僕、そろそろ行きますね」
的場さんに微笑むと僕は会社を後にした。
午前中に一件だけ年始イベントの打ち合わせを行うと午前10時半には轟アリーナに向かった。コネクトJの詰所に行くと高見が顔を上げる。
「あれ?高見、もういるの?」
今日はイベントの設営日。設営は主に男のアルバイトを雇って夕方から行うことが多いから、イベントが始まったら詰め所に入り浸りになる担当は、午前中は休むのが基本だ。
「池田だけじゃまだ心配なんで」
「えへ、すみません」
天然系で天真爛漫なメガネっ子の池田は今年の4月に入社した。つまり、半年以上はうちの会社で働いている。
「でも午前中の仕事ってコンサートグッズの納品受取と、アルバイトの子たちへの納品チェック指示くらいでしょ?」
「そうなんですけど、まだ僕、自信なくて高見さんに居て欲しいってお願いしたんです」
この甘えん坊めっ!
「そんなわけで、今回だけ。まぁ、俺はここに座っているだけであとは全部池田がやるんで。だよね?」
「は、はいっ」
イケメンに笑顔でほほ笑まれて池田は背筋を伸ばして返事をした。
凄い、イケメンってほほ笑んだだけであんな覇気みたいなのを出せるのか……。
「高見、僕はこれから主催者室に挨拶してくるから。戻ったら手伝うよ」
主催者室はコネクトJの詰所と同じ階の反対側にあった。主催者と言ってもここに主催会社の社長がいるわけは無くて、ここにいるのはきっと僕らと同じ下っ端だろう。菓子折りを持ってノックする。
「どうぞ」
「コネクトJの羽山です。ご挨拶に伺いました」
「おー、羽山君。どうぞどうぞ」
顔を出した僕に手をあげて答えてくれたのは僕の担当の佐々木さんだ。佐々木さんはアラサーで短髪の体育会系という容姿をしている。
「あれ、佐々木さんもいらっしゃっていたのですか?あ、これどうぞ」
「あー悪いね。ありがとう。普段は現場にいないんだけど今日はちょっとね。社長、こちら、コネクトJの羽山さんです」
「いつもお世話になってます。ジャパン・ミュージック・カンパニーの田淵です」
60代の初老の男性に頭を下げられて僕は慌てて名刺を取り出して頭を下げる。今回の主催であるジャパン・ミュージック・カンパニーは日本でも有数の大手音楽会社だ。コネクトJに入社して5年目になるが社長に会ったことなど今まで一度もない。
「コネクトJ 営業の羽山良太と申します。いつもお世話になっております」
「気が利いて助かっていると佐々木から伺っているよ」
「そんな、恐縮です」
「そうだ、せっかくだから紹介させてもらおう。亨、おおーい」
「なにー?」
「なにー? じゃないだろう。全く。これはうちの三男でね。今年、小さな音楽会社を設立したんだ」
「初めまして。コネクトJの営業の羽山良太と申します」
「はじめまして。合同会社GAKUの田淵亨です」
同じ年齢くらいだろうか。グレイ色の髪の毛に切れ長のスッキリとした目、170センチの細身の体は社長というよりもミュージシャンと言われた方がしっくりくる。
「イベントを行う際は是非声かけてください。出来る限り力にならせて頂きます」
「それは心強いな。俺、仙台のジャズフェスみたいに街一杯に音楽が溢れるようなイベントやりたいんですよ」
「仙台のジャズフェス!! いいですよね。僕、学生時代に仙台のジャズフェスを観に行ったことがあるんですよ。音楽があちこちで鳴っていて知らない人と踊ったりして、楽しいイベントですよね。すっかりハマって毎年のように行ってました」
「おぉぉぉ、嬉しいなぁ。羽山さんとは年齢も近いし良い付き合いができそうですね」
「ありがとうございます。よろしくお願いします」
僕らのやり取りを見ていた社長が満足げにほほ笑んでいた。
「戻りましたー」
詰所のドアを開けると、池田が部屋の中をパタパタと走り回っていた。
「どうしたの?」
「もうすぐバイトの女の子たちが来るんでその出席の準備ですよ」
時計を見れば12時を指していた。
「あぁ、もうそんな時間か」
手伝おうかと一瞬思ったが、手伝ってしまえば池田の成長は無い。黙って見守ることに決め高見に今日のスケジュールを聞いた。
「12時半にバイトの女子チームがきます。12時45分に説明、13時からグッズの数量確認作業スタート。女子チームには17時まで作業してもらいます。19時に設営の男チームが集合。24時まで会場整備。今日はこんな感じですかね」
「相変わらずハードだな。高見はいつ帰れるの?」
「順調にいけば1時ですかね。でも翌日は午後からなんで大丈夫ですよ」
夕方、女子チームの退勤の時間を記入し終えると設営まで1時間ほど時間が空いた。
「なんか飲む?」
自動販売機にお金を入れ高見を振り返る。
「コーヒーが良いです」
フロアの椅子に座っている高見にコーヒーを投げ渡して自分はミルクティーを購入した。
「あ、良太さん?」
良太さん!?職場では呼ばれなれない言葉に振り返るとそこにいたのはグレイ色の髪の毛のミュージシャン、ではなく社長だ。
「田淵さん? 先ほどはどうも」
「田淵さんって呼ぶと親父と紛らわしいでしょ。亨でいいよ。俺も名前で呼ぶし」
「じゃあ、遠慮なく。お帰りですか?」
「そう、ちょっと見学させてもらっていただけだから。良太さんはまだ仕事?」
「はい」
「そっか。それは残念。ご飯でもと思ったんだけどな。今度、ご飯行こうよ」
「はい、ぜひ」
「じゃ、携帯出して」
「はい?」
疑問形のまま携帯電話を差し出すと亨さんはあっという間に僕の携帯に自分のエインを登録した。
「髪の毛にゴミが付いてる」
携帯電話を僕に返しながら亨さんが距離を詰め僕の髪の毛に触れた。
「絡まっててなかなか取れないや」
僕より少し低い身長。顔の位置が同じくらいで、亨さんの声がまるで僕の耳に囁かれているかのように感じて、妙な感覚に顔が赤くなってしまいそうだ。しかも、いい匂いがする。クールな中に少し甘みのある香り、きっと女の子はこういう香りが好きだろうという香りだ。
至近距離に顔があって髪の毛を弄ばれ(正確にはゴミを取って貰っているのだが)、耳に時折かかる息にビクッと身体が反応してしまいそうになる。
この空気、自分が女の子にでもなったかのようで耐えられない。
「まだ取れないですかね? もうこのままでもいいです」
亨さんの手から離れようとした瞬間、隣に高見がやってきた。
「お知り合いですか?」
「こちらは合同会社GAKUの社長さんで田淵亨さん。先ほど、田淵社長に紹介して頂いたんだ」
ほら、取れた、と髪の毛を解放されてようやく至近距離から解放された。
「はじめまして」
「これは失礼しました。私、コネクトJの高見祐也と申します。すみません、今、名刺を持っていなくて」
「いやいや、いいよ。そんなにかしこまらないで」
亨さんは高見にそう言った後、僕を見た。
「くす、良太くん、顔真っ赤」
「え、本当ですか?」
恥ずかしくなって慌てて頬を触る。
「今度、ゆっくりご飯でもいこう。ジャズフェスの話、沢山聞かせてよ」
「あ、はい。勿論です」
「じゃ、またね」
手を振る亨さんを、頭を下げて見送った。
3
あなたにおすすめの小説
オッサン課長のくせに、無自覚に色気がありすぎる~ヨレヨレ上司とエリート部下、恋は仕事の延長ですか?
中岡 始
BL
「新しい営業課長は、超敏腕らしい」
そんな噂を聞いて、期待していた橘陽翔(28)。
しかし、本社に異動してきた榊圭吾(42)は――
ヨレヨレのスーツ、だるそうな関西弁、ネクタイはゆるゆる。
(……いやいや、これがウワサの敏腕課長⁉ 絶対ハズレ上司だろ)
ところが、初めての商談でその評価は一変する。
榊は巧みな話術と冷静な判断で、取引先をあっさり落としにかかる。
(仕事できる……! でも、普段がズボラすぎるんだよな)
ネクタイを締め直したり、書類のコーヒー染みを指摘したり――
なぜか陽翔は、榊の世話を焼くようになっていく。
そして気づく。
「この人、仕事中はめちゃくちゃデキるのに……なんでこんなに色気ダダ漏れなんだ?」
煙草をくゆらせる仕草。
ネクタイを緩める無防備な姿。
そのたびに、陽翔の理性は削られていく。
「俺、もう待てないんで……」
ついに陽翔は榊を追い詰めるが――
「……お前、ほんまに俺のこと好きなんか?」
攻めるエリート部下 × 無自覚な色気ダダ漏れのオッサン上司。
じわじわ迫る恋の攻防戦、始まります。
【最新話:主任補佐のくせに、年下部下に見透かされている(気がする)ー関西弁とミルクティーと、春のすこし前に恋が始まった話】
主任補佐として、ちゃんとせなあかん──
そう思っていたのに、君はなぜか、俺の“弱いとこ”ばっかり見抜いてくる。
春のすこし手前、まだ肌寒い季節。
新卒配属された年下部下・瀬戸 悠貴は、無表情で口数も少ないけれど、妙に人の感情に鋭い。
風邪気味で声がかすれた朝、佐倉 奏太は、彼にそっと差し出された「ミルクティー」に言葉を失う。
何も言わないのに、なぜか伝わってしまう。
拒むでも、求めるでもなく、ただそばにいようとするその距離感に──佐倉の心は少しずつ、ほどけていく。
年上なのに、守られるみたいで、悔しいけどうれしい。
これはまだ、恋になる“少し前”の物語。
関西弁とミルクティーに包まれた、ふたりだけの静かな始まり。
(5月14日より連載開始)
【完結・BL】胃袋と掴まれただけでなく、心も身体も掴まれそうなんだが!?【弁当屋×サラリーマン】
彩華
BL
俺の名前は水野圭。年は25。
自慢じゃないが、年齢=彼女いない歴。まだ魔法使いになるまでには、余裕がある年。人並の人生を歩んでいるが、これといった楽しみが無い。ただ食べることは好きなので、せめて夕食くらいは……と美味しい弁当を買ったりしているつもりだが!(結局弁当なのかというのは、お愛嬌ということで)
だがそんなある日。いつものスーパーで弁当を買えなかった俺はワンチャンいつもと違う店に寄ってみたが……────。
凄い! 美味そうな弁当が並んでいる!
凄い! 店員もイケメン!
と、実は穴場? な店を見つけたわけで。
(今度からこの店で弁当を買おう)
浮かれていた俺は、夕飯は美味い弁当を食べれてハッピ~! な日々。店員さんにも顔を覚えられ、名前を聞かれ……?
「胃袋掴みたいなぁ」
その一言が、どんな意味があったなんて、俺は知る由もなかった。
******
そんな感じの健全なBLを緩く、短く出来ればいいなと思っています
お気軽にコメント頂けると嬉しいです
■表紙お借りしました
経理部の美人チーフは、イケメン新人営業に口説かれています――「凛さん、俺だけに甘くないですか?」年下の猛攻にツンデレ先輩が陥落寸前!
中岡 始
BL
社内一の“整いすぎた男”、阿波座凛(あわざりん)は経理部のチーフ。
無表情・無駄のない所作・隙のない資料――
完璧主義で知られる凛に、誰もが一歩距離を置いている。
けれど、新卒営業の谷町光だけは違った。
イケメン・人懐こい・書類はギリギリ不備、でも笑顔は無敵。
毎日のように経費精算の修正を理由に現れる彼は、
凛にだけ距離感がおかしい――そしてやたら甘い。
「また会えて嬉しいです。…書類ミスった甲斐ありました」
戸惑う凛をよそに、光の“攻略”は着実に進行中。
けれど凛は、自分だけに見せる光の視線に、
どこか“計算”を感じ始めていて……?
狙って懐くイケメン新人営業×こじらせツンデレ美人経理チーフ
業務上のやりとりから始まる、じわじわ甘くてときどき切ない“再計算不能”なオフィスラブ!
【完結】君を上手に振る方法
社菘
BL
「んー、じゃあ俺と付き合う?」
「………はいっ?」
ひょんなことから、入学して早々距離感バグな見知らぬ先輩にそう言われた。
スクールカーストの上位というより、もはや王座にいるような学園のアイドルは『告白を断る理由が面倒だから、付き合っている人がほしい』のだそう。
お互いに利害が一致していたので、付き合ってみたのだが――
「……だめだ。僕、先輩のことを本気で……」
偽物の恋人から始まった不思議な関係。
デートはしたことないのに、キスだけが上手くなる。
この関係って、一体なに?
「……宇佐美くん。俺のこと、上手に振ってね」
年下うさぎ顔純粋男子(高1)×精神的優位美人男子(高3)の甘酸っぱくじれったい、少しだけ切ない恋の話。
✧毎日2回更新中!ボーナスタイムに更新予定✧
✧お気に入り登録・各話♡・エール📣作者大歓喜します✧
【完結】※セーブポイントに入って一汁三菜の夕飯を頂いた勇者くんは体力が全回復します。
きのこいもむし
BL
ある日突然セーブポイントになってしまった自宅のクローゼットからダンジョン攻略中の勇者くんが出てきたので、一汁三菜の夕飯を作って一緒に食べようねみたいなお料理BLです。
自炊に目覚めた独身フリーターのアラサー男子(27)が、セーブポイントの中に入ると体力が全回復するタイプの勇者くん(19)を餌付けしてそれを肴に旨い酒を飲むだけの逆異世界転移もの。
食いしん坊わんこのローグライク系勇者×料理好きのセーブポイント系平凡受けの超ほんわかした感じの話です。
僕の恋人は、超イケメン!!
八乙女 忍
BL
僕は、普通の高校2年生。そんな僕にある日恋人ができた!それは超イケメンのモテモテ男子、あまりにもモテるため女の子に嫌気をさして、偽者の恋人同士になってほしいとお願いされる。最初は、嘘から始まった恋人ごっこがだんだん本気になっていく。お互いに本気になっていくが・・・二人とも、どうすれば良いのかわからない。この後、僕たちはどうなって行くのかな?
Take On Me
マン太
BL
親父の借金を返済するため、ヤクザの若頭、岳(たける)の元でハウスキーパーとして働く事になった大和(やまと)。
初めは乗り気でなかったが、持ち前の前向きな性格により、次第に力を発揮していく。
岳とも次第に打ち解ける様になり…。
軽いノリのお話しを目指しています。
※BLに分類していますが軽めです。
※他サイトへも掲載しています。
【完結】極貧イケメン学生は体を売らない。【番外編あります】
紫紺
BL
貧乏学生をスパダリが救済!?代償は『恋人のフリ』だった。
相模原涼(さがみはらりょう)は法学部の大学2年生。
超がつく貧乏学生なのに、突然居酒屋のバイトをクビになってしまった。
失意に沈む涼の前に現れたのは、ブランドスーツに身を包んだイケメン、大手法律事務所の副所長 城南晄矢(じょうなんみつや)。
彼は涼にバイトしないかと誘うのだが……。
※番外編を公開しました(2024.10.21)
生活に追われて恋とは無縁の極貧イケメンの涼と、何もかもに恵まれた晄矢のラブコメBL。二人の気持ちはどっちに向いていくのか。
※本作品中の公判、判例、事件等は全て架空のものです。完全なフィクションであり、参考にした事件等もございません。拙い表現や現実との乖離はどうぞご容赦ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる