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15. 理由 ☆
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ベッドに腹ばいに寝転がって枕に顎を立てている。昨日、散々弄り回された肛門は何をしていても、というか、何もしていなくても痛みを伴い異物感が取れないままだ。
「あ~ケツ痛ぇ。高見の奴、容赦なくやりやがって。ヤり……」
自分の痴態を思い出して枕に顔を埋めた。高見とセックスをするのなら自分が抱く方になるのだとばかり思っていたのに。
「ほら……僕の方が年上だしさ、僕がリードして優しくって。それなのにあんな無理やりなんて犯罪だ、犯罪っ」
そう口にしても憎む気持ちが1ミリも湧いてこないのは、最中に何度も高見が謝っていたことと、しんどそうな顔をしていたからだ。
セックスするならもっとラブラブな感じのが良かった。告白だってそうだ。もっと甘くてあったかくなるような。
「あいつ、なんであんなこと……」
ゴロゴロしては眠って、そろりそろりとキッチンへ行き、高見が作っておいてくれたサンドイッチを立ったまま食べた。それからもベッドに戻って腹ばいゴロゴロ。夕方には的場さんに電話して明日は出社する旨を伝えた。
「腹減ったな……」
時計は18時を指している。さっき今から帰ると連絡があったから高見がそろそろ帰ってくるはずだ。エインで何が食べたいか聞かれた時に豚肉の生姜焼きをリクエストしておいたので今日は生姜焼きだろう。
「う~、お腹減ったー」
料理を想像すれば余計に腹が減る。
カチャカチャと鍵を開ける音が聞こえて僕は犬の様に体を起こそうとしてやめた。
帰ってくるのを心待ちにしていたみたいで恥ずかしいじゃん。心待ちにはしてたけどさ。
体勢をうつぶせに戻すと「ただいま、です」と高見の声が聞こえた。
「おー、おかえりー。高見ぃ、腹減った」
「直ぐ作りますけど、お尻どうですか?」
「まだ痛いよ」
高見の表情が沈んだのを見て「でも朝よりはいい」と付け足した。
「そうですか。少しは良くなっているなら良かった。でも、薬買ってきたんで、塗りましょう?」
「え?お尻に塗るの?」
「そこじゃなきゃどこに塗るんですか。脱いでください」
「えぇっ、お前塗るの?」
「どうなってるのか気になるし。羽山さんも気になるでしょ? それに自分で塗れますか?」
「うっ……」
僕は恐る恐る下着を脱いで四つん這いになった。
「いいか、じっと見るなよ。それから優しくだからな」
「わかりました」
高見が僕のお尻を両手で押し開く。
「赤くなってる。でも切れてはないみたい。よかった」
「ひっ、うう」
冷たい薬がアナルに触れたことに驚き、きゅっとアナルを締めてしまった。
「大丈夫、リラックスして」
高見の指がアナルをクルクルと撫でる。目を閉じるとその光景がありありと浮かんで下半身がソワソワした。
チュッ
「はぁっ、お前何して……」
「ごめんなさいのキスです」
チュッ チュッ
高見が僕のお尻にキスしている。下半身のソワソワが少し熱を帯び始める。
「も、いい……だろ?」
「いいですよ」
半立ち状態を隠しながら下着を取ろうとした時、高見の手が半立ちのソレを掴んだ。
「こっちはまだですよね?」
半立ち状態になっていることを見つかったのが恥ずかしくて顔が熱くなる。言葉を発する時間もないほど早急に高見の手が動き始めた。
「やっ、高見っ、あンっ」
後ろから抱きかかえられるようにしてペニスを揉まれ、人差し指と親指で作ったきつめの円に何度も挿入される。やがて5本の指に包まれた。
「先っぽ濡れてる。気持ちいいんだ?」
「あっ……そんなこと……言うな」
「恥ずかしがっている羽山さん、すげー可愛いです」
その言葉に煽られるように、快感が強くなる。波がどんどん高くなる。
「本当はもっと長く気持ち良くなって欲しいんですけど、今日は我慢しますね」
高見が手の動きを早める。
「あっ……あぁっ!」
びくっ、びくびくっと体を震わせてベッドに倒れ込むと高見の顔が覗いた。そして近づいてくる。ぴちゃ、ぴちゃとワザと音を立てて高見の舌を吸ったのは僕のささやかな復讐だ。
「ご飯、作りますね」
ふわ~っとお肉の焼けるいい匂いが立ち込めると、僕はいてもいられずキッチンへと顔を出した。
「いい匂いがする」
「クスッ、もう出来ますよ。あ、ちょっと待っててくださいね。タオル借ります」
高見はタオルを持ってくると椅子の上にクルクルと丸めておいた。ドーナツクッションの代わりらしい。
「どうぞ」
「うん。お、これ、いいな」
アナルにかかる圧力が圧倒的に分散される。この調子でいけば明日にはずいぶん楽になっているような気がした。
高見の生姜焼きは驚くほど僕好みだった。
「おおっ、このちょっと甘めの味付けがたまらんっ。ご飯にすげー合う。何気に添えられてるピーマンも旨いな」
「生姜焼きをつくると汁が残るので、それでピーマンを焼くんですよ。味が染みて美味しいでしょ」
「うん。少し残る苦みが脂似合ってる」
「ふふ、羽山さんはいつも美味しそうに食べてくれますよね」
「だって旨いもん」
生姜焼きをかじって、ご飯を口に運ぶ。高見の箸の持ち方はとても綺麗で、いつまでもちゃんと箸を持てない僕とは大違いだ。
「どうかしました?」
「あの……さ、高見って僕のことが好きなんだよな?」
「はい」
「いつから?なんで僕なんだ?」
高見はコクンとみそ汁を飲むと僕を見た。
「羽山さん、3年前に就職面接会のイベントで警備をやっていたのを覚えてますか?」
「あー、入社したばっかりの頃か。覚えてるよ。会場、妙な熱気で暑くてさー、シャツが汗まみれになったわ」
「俺、その面接会に参加してたんです。俺、小さい頃から人の視線を感じることが多くて」
見た目の良い人がいれば自然と目がそっちに向かってしまうのは良く分かる。
「なんか値踏みされているようで、その視線が苦手だったんです。就職面接会ってそういう視線、沢山浴びるでしょ。会社側からしたら、この人はどんな人か見るわけだからそれは間違っていなくて当たり前なんだけど、俺、具合が悪くなって会場の外で座ってたんです」
「あ、なんか覚えてるかも。ぐったり座ってたから熱中症かと思って声かけたんだ」
僕の言葉に高見がほほ笑む。
「大丈夫かって聞かれて、体は大丈夫だってことは伝えたんですけど羽山さんがあんまり心配してくれるから、つい、弱音はいちゃって。そしたら羽山さん言ってくれたんです」
大切な記憶を思い起こすように話す高見。
「面接は会社だけが面接しているわけじゃない。君も自分が入社するのにふさわしい会社か見極める機会なんだ。だから、君もその会社を面接するんだよって。俺、ずっと見られる側だったから自分がそういう風に見るってことに考えが行かなくて」
「でも、それって僕、何かの受け売りだった気がするけど……」
「それでもいいんです。あの場所で声をかけてくれて羽山さんが僕に教えてくれた。あのお陰でどれだけ助かったか……。あの日から羽山さんにもう一度会いたいって思ってたんです」
「まさかお前、それでうちの会社に入ってきたの?」
「引きますか?」
「ん~ぎりセーフかな。いや、ぎりアウトかも」
「正直ですね。ふふ、でもその時はまだ気になってる程度だったんです」
「なら、セーフだ」
「ぷぷっ。そっからはなんでかな。これっていうきっかけは無かったかも。雪が少しずつ積み重なっていくみたいに、良いなって思う瞬間とか、一緒にいたいなって思う瞬間が増えてって、気付いたら好きになってました」
「そ、そうか」
自分から聞いたくせに、こうしてはっきりと言われると照れる。
「本当は少し仲良くなれればいいって思っていたんです。でも、仲良くなるともっともっとって欲が出てきて。俺はもともと同性しか好きになれないからいいけど、羽山さんは異性を好きになる人だからこっちの道に引きずりこんじゃいけないってずっと思ってたんですけど……キスマークなんか付けてくるから」
「あっ、あれは……」
「いいんです。どういう経緯でついたか知ったら、場合によってはまたセーブできそうにないんで」
高見の言葉に思わず言葉を飲み込んだ。
「もう仕事以外で亨さんには会わないでくださいね。仕事で会っても触らせたりしないでくださいね」
全然目が笑っていない高見を見て、僕は無理やりお米を飲み込んだ。
「あ~ケツ痛ぇ。高見の奴、容赦なくやりやがって。ヤり……」
自分の痴態を思い出して枕に顔を埋めた。高見とセックスをするのなら自分が抱く方になるのだとばかり思っていたのに。
「ほら……僕の方が年上だしさ、僕がリードして優しくって。それなのにあんな無理やりなんて犯罪だ、犯罪っ」
そう口にしても憎む気持ちが1ミリも湧いてこないのは、最中に何度も高見が謝っていたことと、しんどそうな顔をしていたからだ。
セックスするならもっとラブラブな感じのが良かった。告白だってそうだ。もっと甘くてあったかくなるような。
「あいつ、なんであんなこと……」
ゴロゴロしては眠って、そろりそろりとキッチンへ行き、高見が作っておいてくれたサンドイッチを立ったまま食べた。それからもベッドに戻って腹ばいゴロゴロ。夕方には的場さんに電話して明日は出社する旨を伝えた。
「腹減ったな……」
時計は18時を指している。さっき今から帰ると連絡があったから高見がそろそろ帰ってくるはずだ。エインで何が食べたいか聞かれた時に豚肉の生姜焼きをリクエストしておいたので今日は生姜焼きだろう。
「う~、お腹減ったー」
料理を想像すれば余計に腹が減る。
カチャカチャと鍵を開ける音が聞こえて僕は犬の様に体を起こそうとしてやめた。
帰ってくるのを心待ちにしていたみたいで恥ずかしいじゃん。心待ちにはしてたけどさ。
体勢をうつぶせに戻すと「ただいま、です」と高見の声が聞こえた。
「おー、おかえりー。高見ぃ、腹減った」
「直ぐ作りますけど、お尻どうですか?」
「まだ痛いよ」
高見の表情が沈んだのを見て「でも朝よりはいい」と付け足した。
「そうですか。少しは良くなっているなら良かった。でも、薬買ってきたんで、塗りましょう?」
「え?お尻に塗るの?」
「そこじゃなきゃどこに塗るんですか。脱いでください」
「えぇっ、お前塗るの?」
「どうなってるのか気になるし。羽山さんも気になるでしょ? それに自分で塗れますか?」
「うっ……」
僕は恐る恐る下着を脱いで四つん這いになった。
「いいか、じっと見るなよ。それから優しくだからな」
「わかりました」
高見が僕のお尻を両手で押し開く。
「赤くなってる。でも切れてはないみたい。よかった」
「ひっ、うう」
冷たい薬がアナルに触れたことに驚き、きゅっとアナルを締めてしまった。
「大丈夫、リラックスして」
高見の指がアナルをクルクルと撫でる。目を閉じるとその光景がありありと浮かんで下半身がソワソワした。
チュッ
「はぁっ、お前何して……」
「ごめんなさいのキスです」
チュッ チュッ
高見が僕のお尻にキスしている。下半身のソワソワが少し熱を帯び始める。
「も、いい……だろ?」
「いいですよ」
半立ち状態を隠しながら下着を取ろうとした時、高見の手が半立ちのソレを掴んだ。
「こっちはまだですよね?」
半立ち状態になっていることを見つかったのが恥ずかしくて顔が熱くなる。言葉を発する時間もないほど早急に高見の手が動き始めた。
「やっ、高見っ、あンっ」
後ろから抱きかかえられるようにしてペニスを揉まれ、人差し指と親指で作ったきつめの円に何度も挿入される。やがて5本の指に包まれた。
「先っぽ濡れてる。気持ちいいんだ?」
「あっ……そんなこと……言うな」
「恥ずかしがっている羽山さん、すげー可愛いです」
その言葉に煽られるように、快感が強くなる。波がどんどん高くなる。
「本当はもっと長く気持ち良くなって欲しいんですけど、今日は我慢しますね」
高見が手の動きを早める。
「あっ……あぁっ!」
びくっ、びくびくっと体を震わせてベッドに倒れ込むと高見の顔が覗いた。そして近づいてくる。ぴちゃ、ぴちゃとワザと音を立てて高見の舌を吸ったのは僕のささやかな復讐だ。
「ご飯、作りますね」
ふわ~っとお肉の焼けるいい匂いが立ち込めると、僕はいてもいられずキッチンへと顔を出した。
「いい匂いがする」
「クスッ、もう出来ますよ。あ、ちょっと待っててくださいね。タオル借ります」
高見はタオルを持ってくると椅子の上にクルクルと丸めておいた。ドーナツクッションの代わりらしい。
「どうぞ」
「うん。お、これ、いいな」
アナルにかかる圧力が圧倒的に分散される。この調子でいけば明日にはずいぶん楽になっているような気がした。
高見の生姜焼きは驚くほど僕好みだった。
「おおっ、このちょっと甘めの味付けがたまらんっ。ご飯にすげー合う。何気に添えられてるピーマンも旨いな」
「生姜焼きをつくると汁が残るので、それでピーマンを焼くんですよ。味が染みて美味しいでしょ」
「うん。少し残る苦みが脂似合ってる」
「ふふ、羽山さんはいつも美味しそうに食べてくれますよね」
「だって旨いもん」
生姜焼きをかじって、ご飯を口に運ぶ。高見の箸の持ち方はとても綺麗で、いつまでもちゃんと箸を持てない僕とは大違いだ。
「どうかしました?」
「あの……さ、高見って僕のことが好きなんだよな?」
「はい」
「いつから?なんで僕なんだ?」
高見はコクンとみそ汁を飲むと僕を見た。
「羽山さん、3年前に就職面接会のイベントで警備をやっていたのを覚えてますか?」
「あー、入社したばっかりの頃か。覚えてるよ。会場、妙な熱気で暑くてさー、シャツが汗まみれになったわ」
「俺、その面接会に参加してたんです。俺、小さい頃から人の視線を感じることが多くて」
見た目の良い人がいれば自然と目がそっちに向かってしまうのは良く分かる。
「なんか値踏みされているようで、その視線が苦手だったんです。就職面接会ってそういう視線、沢山浴びるでしょ。会社側からしたら、この人はどんな人か見るわけだからそれは間違っていなくて当たり前なんだけど、俺、具合が悪くなって会場の外で座ってたんです」
「あ、なんか覚えてるかも。ぐったり座ってたから熱中症かと思って声かけたんだ」
僕の言葉に高見がほほ笑む。
「大丈夫かって聞かれて、体は大丈夫だってことは伝えたんですけど羽山さんがあんまり心配してくれるから、つい、弱音はいちゃって。そしたら羽山さん言ってくれたんです」
大切な記憶を思い起こすように話す高見。
「面接は会社だけが面接しているわけじゃない。君も自分が入社するのにふさわしい会社か見極める機会なんだ。だから、君もその会社を面接するんだよって。俺、ずっと見られる側だったから自分がそういう風に見るってことに考えが行かなくて」
「でも、それって僕、何かの受け売りだった気がするけど……」
「それでもいいんです。あの場所で声をかけてくれて羽山さんが僕に教えてくれた。あのお陰でどれだけ助かったか……。あの日から羽山さんにもう一度会いたいって思ってたんです」
「まさかお前、それでうちの会社に入ってきたの?」
「引きますか?」
「ん~ぎりセーフかな。いや、ぎりアウトかも」
「正直ですね。ふふ、でもその時はまだ気になってる程度だったんです」
「なら、セーフだ」
「ぷぷっ。そっからはなんでかな。これっていうきっかけは無かったかも。雪が少しずつ積み重なっていくみたいに、良いなって思う瞬間とか、一緒にいたいなって思う瞬間が増えてって、気付いたら好きになってました」
「そ、そうか」
自分から聞いたくせに、こうしてはっきりと言われると照れる。
「本当は少し仲良くなれればいいって思っていたんです。でも、仲良くなるともっともっとって欲が出てきて。俺はもともと同性しか好きになれないからいいけど、羽山さんは異性を好きになる人だからこっちの道に引きずりこんじゃいけないってずっと思ってたんですけど……キスマークなんか付けてくるから」
「あっ、あれは……」
「いいんです。どういう経緯でついたか知ったら、場合によってはまたセーブできそうにないんで」
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