25 / 42
25. 不安×泣きたい気持ち
しおりを挟む
【おはようございます。今日、羽山さんは休みですよね。俺、1日仕事なので今日も会えないですけど、羽山さんは良い休日を】
目が覚めて高見のエインを見て、不覚にも泣いた。
【おはよー。ありがとう。高見も仕事頑張って】
そう返信してまた、泣いた。
このままでいいのだろうか。このまま僕は高見に別れを告げられる日を待つのだろうか。そんな思いで夕方まで過ごし、迷いのまま来てしまった。昨日、高見たちが入っていったお店に。
「いらっしゃいませぇん」
ませぇん?
独特な声に目をやると、カウンターの傍らに少しぷっくらとしたおじさんが座っていて、僕を見てウィンクした。おじさんは顎と鼻の下に重を生やしていて、白シャツにベストを着たクマさんのような容姿だ。
「はじめてさんね。待ち合わせかしらん?」
「いえ。ひとりです」
「あらん、じゃあ、こっちにいらっしゃぁい」
言われるままおじさんの隣に座った。
店内は落ち着いたバーのようになっていて、カウンターの中では黒髪の眼鏡のスラッとした男性がお酒を作っている。オレンジ色の柔らかいライトがメインフロアを照らし、カウンターの内部だけもう少し明るめの照明になっていて、お酒を作る姿がショーのようにとてもきれいに見えた。
「あたしはここのオーナーで五郎っていうの。よろしくねぇん」
「あ、宜しくお願いします」
「このお店がどういうお店か知ってるぅ?いや、ね、ノンケの人は来ちゃいけないってわけじゃないけどぅ、どういうお店かは知っていて欲しいのよねぇん」
ノンケ……ノンケとは同性愛の(気)が無い人のことだ。これは先日亨さんと飲んだ後に勉強済みだ。
「僕、今、男性と付き合っているのでノンケではないと思います」
「まぁっ! そうなの? てっきりノンケとばかり思っちゃったわ。いいわねぇ、パートナーがいるって。私なんてもうずっと日照りよ。もう渇いて干からびちゃうわっ」
「でも……もうすぐ振られるかもしれないんですけどね」
涙が零れそうになって、ははは、と笑った。
「あらん、あら、あら、まぁ、大変っ。こんな時は優しいお酒でも飲みましょう? 甘いお酒と爽やかなお酒、どんなお酒の気分かしら? うちのバーテンダーはなかなか美味しいお酒を作るのよぅ」
「ぐすっ……甘いのがいいです」
言葉を絞り出して上を向いて涙をこらえる。
「ヒデさん、甘いカクテルを作って頂戴。ふわっと包み込むような優しいやつにしてね」
「かしこまりました」
カラン、と音がして風が抜けた。新しいお客さんが来たのだ。
「あれー? 見ない子がいるー。五郎さん紹介してよー」
「しっ、今はそういうタイミングじゃないのっ」
「えぇーっ?」
男は栗色の髪の毛にくっきり二重、身長は僕と同じくらいでジャニーズ系の容姿だ。男は五郎さんに止められたのにも関わらず僕に話し掛けてきた。
「俺、カイっていいます。22歳です! 君、ネコでしょ。俺、君みたいな子、タイプだな」
「はははは、それはどうも。あ、僕は良太です」
僕が挨拶するとカイはスッと僕の隣に座った。
「ちょっとぉ、カイ、そこで大人しくするのよぅ。今日は良太君を慰める会なんだからぁ」
「はーい」
カイは元気に返事をするとヒデさんにお酒を注文した。
「どうしてもうすぐ振られるだなんて思うのぉ?私で良ければ、話くらいきくわよぅ」
「この間、彼が今日は用事があるから会えないっていうから、仕事終わりに街を歩いていたんです。そしたら彼が他の男と仲良さそうに歩いているのを見てしまって」
「あらん、でも、それだけじゃ振られるなんてまだ分からないじゃなぁい?」
「……してたんです」
口にしたくなくて思わず小さな声になる。
「んー?」
「……キスしてたんです」
「まぁっ。それは酷いっ」
「でも、やさしい奴なんです」
「優しい奴が他の男とキスするの?」
「こらっ、カイ」
「だってぇ」
カイが口をぷくぅっと膨らませていると僕の前にカクテルが置かれた。
「眠り姫、です。今夜、あなたがゆっくりと眠れますように」
お洒落な湯飲みの様な入れ物に入っていて、苺ミルクの香りがする。
「ミルクとラム酒をベースに砕いた苺と生クリームを混ぜてあります」
口を付けると、まろやかな苺ミルクの味が口の中に広がる、そこに潜んでいるラム酒がふわっと香り体を温める。五郎さんが言った通り、僕を包み込むような優しい味だ。
「……本当だ。やさしい……」
思わず涙をぬぐうとカイが僕に引っ付いてきた。
「こんな風に泣かせる奴なんかやめたらいいのに」
「……でも、好きなんだ」
「あぁんっ、なんか、もうっ、切ないわねぇん。抱きしめちゃう、あたしが抱いてあげるわっ」
五郎さんがカイごと僕をぎゅっと抱きしめた。
「五郎さん、くるしいっ。良太を抱きしめるのは俺だけで十分だよっ」
「くすっ、くすくすくす、あったかい。僕は五郎さんとカイ、二人がいい」
「ほら、良太君だってあたしの愛が必要だって言ってるじゃないのっ」
「なにーっ、欲張りめっ」
カクテルとこの二人のお陰で、今日は何とか乗り越えられそうだなと思った。
ふらふらになりながら帰宅し、翌朝、仕事に行く。体は怠いが今日を乗り越えることに必死になれば不思議と高見のことを考えずにいられた。仕事が終わると、向かうのは五郎さんのお店だ。あのお店で飲んでいると、高見のことを思い出しても慰めてくれる人がいる。慰めて、笑いに変えて、1日を終わらせてくれる。それが今の僕には有難くて嬉しくて、時間があれば通うようになっていた。
「あら、いらっしゃぁい」
「おーっ、今日も来たっ!」
「こんばんは五郎さん。ヒデさん、いつもので」
「かしこまりました」
「良太君は本当にこのカクテルが好きねぇ」
「カクテルの名前が【眠り姫】なだけあって夜ぐっすり眠れるような気がして」
「そうね。それはいいことだわぁ。彼とは会っては無いの?」
「会ってますよ。仕事が忙しくて今まで程じゃないけど。でも、なんか複雑です。会いたいけど、会いたくないみたいな感じで」
「そうねぇ、いっそのこと問い詰めてみたらどぉ?」
「そ、それは……。今、あいつに居なくなられるのはしんどいかな。だから、もう少し心の準備が出来るまで」
「んーっ、良太は健気だなぁ。失恋には新しい恋だっていうよ。心の準備がてら、俺と新しい恋なんてどう?フライングでしちゃおうよっ」
カイが僕の手を握ろうと僕に手を伸ばしたとき、カイの手を遮る様に目の前にカクテルが置かれた。
「お待たせいたしました。眠り姫です」
ヒデさんがほほ笑む。五郎さんのお店に通うようになって3週間、クールなヒデさんが時々こうしてほほ笑んでくれるようになった。
「あー、ヒデさん、今邪魔したでしょ」
「偶然ですよ」
「ヒデさん、最近、良太を見る目が優しい気がする。もしかして、良太ってヒデさんのタイプなの?」
「さぁ、どうでしょうか」
ヒデさんはいつもつかみどころがない。クールで人をあしらうのが上手だ。こんな風にふるまうことが出来たら僕の接待ももう少し楽になりそうな気がする。
「え? なんでそんなにヒデさんを見つめてるの?」
「見つめて・・・たか。確かに」
カクテルについていたスプーンで唇を押しながら僕は相変わらずヒデさんを見ていた。すると、ヒデさんの手が僕の唇の脇に伸びて拭った。
「ミルク、ついてますよ。もしかして、誘ってます?」
「えっ、いや、そういうんじゃないです」
「くす、分かってますよ。冗談です」
「えぇーっ!! 今のやり取りなんかエロいっ。ずるいっ」
カイが信じられないというような声を出した。
目が覚めて高見のエインを見て、不覚にも泣いた。
【おはよー。ありがとう。高見も仕事頑張って】
そう返信してまた、泣いた。
このままでいいのだろうか。このまま僕は高見に別れを告げられる日を待つのだろうか。そんな思いで夕方まで過ごし、迷いのまま来てしまった。昨日、高見たちが入っていったお店に。
「いらっしゃいませぇん」
ませぇん?
独特な声に目をやると、カウンターの傍らに少しぷっくらとしたおじさんが座っていて、僕を見てウィンクした。おじさんは顎と鼻の下に重を生やしていて、白シャツにベストを着たクマさんのような容姿だ。
「はじめてさんね。待ち合わせかしらん?」
「いえ。ひとりです」
「あらん、じゃあ、こっちにいらっしゃぁい」
言われるままおじさんの隣に座った。
店内は落ち着いたバーのようになっていて、カウンターの中では黒髪の眼鏡のスラッとした男性がお酒を作っている。オレンジ色の柔らかいライトがメインフロアを照らし、カウンターの内部だけもう少し明るめの照明になっていて、お酒を作る姿がショーのようにとてもきれいに見えた。
「あたしはここのオーナーで五郎っていうの。よろしくねぇん」
「あ、宜しくお願いします」
「このお店がどういうお店か知ってるぅ?いや、ね、ノンケの人は来ちゃいけないってわけじゃないけどぅ、どういうお店かは知っていて欲しいのよねぇん」
ノンケ……ノンケとは同性愛の(気)が無い人のことだ。これは先日亨さんと飲んだ後に勉強済みだ。
「僕、今、男性と付き合っているのでノンケではないと思います」
「まぁっ! そうなの? てっきりノンケとばかり思っちゃったわ。いいわねぇ、パートナーがいるって。私なんてもうずっと日照りよ。もう渇いて干からびちゃうわっ」
「でも……もうすぐ振られるかもしれないんですけどね」
涙が零れそうになって、ははは、と笑った。
「あらん、あら、あら、まぁ、大変っ。こんな時は優しいお酒でも飲みましょう? 甘いお酒と爽やかなお酒、どんなお酒の気分かしら? うちのバーテンダーはなかなか美味しいお酒を作るのよぅ」
「ぐすっ……甘いのがいいです」
言葉を絞り出して上を向いて涙をこらえる。
「ヒデさん、甘いカクテルを作って頂戴。ふわっと包み込むような優しいやつにしてね」
「かしこまりました」
カラン、と音がして風が抜けた。新しいお客さんが来たのだ。
「あれー? 見ない子がいるー。五郎さん紹介してよー」
「しっ、今はそういうタイミングじゃないのっ」
「えぇーっ?」
男は栗色の髪の毛にくっきり二重、身長は僕と同じくらいでジャニーズ系の容姿だ。男は五郎さんに止められたのにも関わらず僕に話し掛けてきた。
「俺、カイっていいます。22歳です! 君、ネコでしょ。俺、君みたいな子、タイプだな」
「はははは、それはどうも。あ、僕は良太です」
僕が挨拶するとカイはスッと僕の隣に座った。
「ちょっとぉ、カイ、そこで大人しくするのよぅ。今日は良太君を慰める会なんだからぁ」
「はーい」
カイは元気に返事をするとヒデさんにお酒を注文した。
「どうしてもうすぐ振られるだなんて思うのぉ?私で良ければ、話くらいきくわよぅ」
「この間、彼が今日は用事があるから会えないっていうから、仕事終わりに街を歩いていたんです。そしたら彼が他の男と仲良さそうに歩いているのを見てしまって」
「あらん、でも、それだけじゃ振られるなんてまだ分からないじゃなぁい?」
「……してたんです」
口にしたくなくて思わず小さな声になる。
「んー?」
「……キスしてたんです」
「まぁっ。それは酷いっ」
「でも、やさしい奴なんです」
「優しい奴が他の男とキスするの?」
「こらっ、カイ」
「だってぇ」
カイが口をぷくぅっと膨らませていると僕の前にカクテルが置かれた。
「眠り姫、です。今夜、あなたがゆっくりと眠れますように」
お洒落な湯飲みの様な入れ物に入っていて、苺ミルクの香りがする。
「ミルクとラム酒をベースに砕いた苺と生クリームを混ぜてあります」
口を付けると、まろやかな苺ミルクの味が口の中に広がる、そこに潜んでいるラム酒がふわっと香り体を温める。五郎さんが言った通り、僕を包み込むような優しい味だ。
「……本当だ。やさしい……」
思わず涙をぬぐうとカイが僕に引っ付いてきた。
「こんな風に泣かせる奴なんかやめたらいいのに」
「……でも、好きなんだ」
「あぁんっ、なんか、もうっ、切ないわねぇん。抱きしめちゃう、あたしが抱いてあげるわっ」
五郎さんがカイごと僕をぎゅっと抱きしめた。
「五郎さん、くるしいっ。良太を抱きしめるのは俺だけで十分だよっ」
「くすっ、くすくすくす、あったかい。僕は五郎さんとカイ、二人がいい」
「ほら、良太君だってあたしの愛が必要だって言ってるじゃないのっ」
「なにーっ、欲張りめっ」
カクテルとこの二人のお陰で、今日は何とか乗り越えられそうだなと思った。
ふらふらになりながら帰宅し、翌朝、仕事に行く。体は怠いが今日を乗り越えることに必死になれば不思議と高見のことを考えずにいられた。仕事が終わると、向かうのは五郎さんのお店だ。あのお店で飲んでいると、高見のことを思い出しても慰めてくれる人がいる。慰めて、笑いに変えて、1日を終わらせてくれる。それが今の僕には有難くて嬉しくて、時間があれば通うようになっていた。
「あら、いらっしゃぁい」
「おーっ、今日も来たっ!」
「こんばんは五郎さん。ヒデさん、いつもので」
「かしこまりました」
「良太君は本当にこのカクテルが好きねぇ」
「カクテルの名前が【眠り姫】なだけあって夜ぐっすり眠れるような気がして」
「そうね。それはいいことだわぁ。彼とは会っては無いの?」
「会ってますよ。仕事が忙しくて今まで程じゃないけど。でも、なんか複雑です。会いたいけど、会いたくないみたいな感じで」
「そうねぇ、いっそのこと問い詰めてみたらどぉ?」
「そ、それは……。今、あいつに居なくなられるのはしんどいかな。だから、もう少し心の準備が出来るまで」
「んーっ、良太は健気だなぁ。失恋には新しい恋だっていうよ。心の準備がてら、俺と新しい恋なんてどう?フライングでしちゃおうよっ」
カイが僕の手を握ろうと僕に手を伸ばしたとき、カイの手を遮る様に目の前にカクテルが置かれた。
「お待たせいたしました。眠り姫です」
ヒデさんがほほ笑む。五郎さんのお店に通うようになって3週間、クールなヒデさんが時々こうしてほほ笑んでくれるようになった。
「あー、ヒデさん、今邪魔したでしょ」
「偶然ですよ」
「ヒデさん、最近、良太を見る目が優しい気がする。もしかして、良太ってヒデさんのタイプなの?」
「さぁ、どうでしょうか」
ヒデさんはいつもつかみどころがない。クールで人をあしらうのが上手だ。こんな風にふるまうことが出来たら僕の接待ももう少し楽になりそうな気がする。
「え? なんでそんなにヒデさんを見つめてるの?」
「見つめて・・・たか。確かに」
カクテルについていたスプーンで唇を押しながら僕は相変わらずヒデさんを見ていた。すると、ヒデさんの手が僕の唇の脇に伸びて拭った。
「ミルク、ついてますよ。もしかして、誘ってます?」
「えっ、いや、そういうんじゃないです」
「くす、分かってますよ。冗談です」
「えぇーっ!! 今のやり取りなんかエロいっ。ずるいっ」
カイが信じられないというような声を出した。
3
あなたにおすすめの小説
オッサン課長のくせに、無自覚に色気がありすぎる~ヨレヨレ上司とエリート部下、恋は仕事の延長ですか?
中岡 始
BL
「新しい営業課長は、超敏腕らしい」
そんな噂を聞いて、期待していた橘陽翔(28)。
しかし、本社に異動してきた榊圭吾(42)は――
ヨレヨレのスーツ、だるそうな関西弁、ネクタイはゆるゆる。
(……いやいや、これがウワサの敏腕課長⁉ 絶対ハズレ上司だろ)
ところが、初めての商談でその評価は一変する。
榊は巧みな話術と冷静な判断で、取引先をあっさり落としにかかる。
(仕事できる……! でも、普段がズボラすぎるんだよな)
ネクタイを締め直したり、書類のコーヒー染みを指摘したり――
なぜか陽翔は、榊の世話を焼くようになっていく。
そして気づく。
「この人、仕事中はめちゃくちゃデキるのに……なんでこんなに色気ダダ漏れなんだ?」
煙草をくゆらせる仕草。
ネクタイを緩める無防備な姿。
そのたびに、陽翔の理性は削られていく。
「俺、もう待てないんで……」
ついに陽翔は榊を追い詰めるが――
「……お前、ほんまに俺のこと好きなんか?」
攻めるエリート部下 × 無自覚な色気ダダ漏れのオッサン上司。
じわじわ迫る恋の攻防戦、始まります。
【最新話:主任補佐のくせに、年下部下に見透かされている(気がする)ー関西弁とミルクティーと、春のすこし前に恋が始まった話】
主任補佐として、ちゃんとせなあかん──
そう思っていたのに、君はなぜか、俺の“弱いとこ”ばっかり見抜いてくる。
春のすこし手前、まだ肌寒い季節。
新卒配属された年下部下・瀬戸 悠貴は、無表情で口数も少ないけれど、妙に人の感情に鋭い。
風邪気味で声がかすれた朝、佐倉 奏太は、彼にそっと差し出された「ミルクティー」に言葉を失う。
何も言わないのに、なぜか伝わってしまう。
拒むでも、求めるでもなく、ただそばにいようとするその距離感に──佐倉の心は少しずつ、ほどけていく。
年上なのに、守られるみたいで、悔しいけどうれしい。
これはまだ、恋になる“少し前”の物語。
関西弁とミルクティーに包まれた、ふたりだけの静かな始まり。
(5月14日より連載開始)
【完結・BL】胃袋と掴まれただけでなく、心も身体も掴まれそうなんだが!?【弁当屋×サラリーマン】
彩華
BL
俺の名前は水野圭。年は25。
自慢じゃないが、年齢=彼女いない歴。まだ魔法使いになるまでには、余裕がある年。人並の人生を歩んでいるが、これといった楽しみが無い。ただ食べることは好きなので、せめて夕食くらいは……と美味しい弁当を買ったりしているつもりだが!(結局弁当なのかというのは、お愛嬌ということで)
だがそんなある日。いつものスーパーで弁当を買えなかった俺はワンチャンいつもと違う店に寄ってみたが……────。
凄い! 美味そうな弁当が並んでいる!
凄い! 店員もイケメン!
と、実は穴場? な店を見つけたわけで。
(今度からこの店で弁当を買おう)
浮かれていた俺は、夕飯は美味い弁当を食べれてハッピ~! な日々。店員さんにも顔を覚えられ、名前を聞かれ……?
「胃袋掴みたいなぁ」
その一言が、どんな意味があったなんて、俺は知る由もなかった。
******
そんな感じの健全なBLを緩く、短く出来ればいいなと思っています
お気軽にコメント頂けると嬉しいです
■表紙お借りしました
経理部の美人チーフは、イケメン新人営業に口説かれています――「凛さん、俺だけに甘くないですか?」年下の猛攻にツンデレ先輩が陥落寸前!
中岡 始
BL
社内一の“整いすぎた男”、阿波座凛(あわざりん)は経理部のチーフ。
無表情・無駄のない所作・隙のない資料――
完璧主義で知られる凛に、誰もが一歩距離を置いている。
けれど、新卒営業の谷町光だけは違った。
イケメン・人懐こい・書類はギリギリ不備、でも笑顔は無敵。
毎日のように経費精算の修正を理由に現れる彼は、
凛にだけ距離感がおかしい――そしてやたら甘い。
「また会えて嬉しいです。…書類ミスった甲斐ありました」
戸惑う凛をよそに、光の“攻略”は着実に進行中。
けれど凛は、自分だけに見せる光の視線に、
どこか“計算”を感じ始めていて……?
狙って懐くイケメン新人営業×こじらせツンデレ美人経理チーフ
業務上のやりとりから始まる、じわじわ甘くてときどき切ない“再計算不能”なオフィスラブ!
【完結】君を上手に振る方法
社菘
BL
「んー、じゃあ俺と付き合う?」
「………はいっ?」
ひょんなことから、入学して早々距離感バグな見知らぬ先輩にそう言われた。
スクールカーストの上位というより、もはや王座にいるような学園のアイドルは『告白を断る理由が面倒だから、付き合っている人がほしい』のだそう。
お互いに利害が一致していたので、付き合ってみたのだが――
「……だめだ。僕、先輩のことを本気で……」
偽物の恋人から始まった不思議な関係。
デートはしたことないのに、キスだけが上手くなる。
この関係って、一体なに?
「……宇佐美くん。俺のこと、上手に振ってね」
年下うさぎ顔純粋男子(高1)×精神的優位美人男子(高3)の甘酸っぱくじれったい、少しだけ切ない恋の話。
✧毎日2回更新中!ボーナスタイムに更新予定✧
✧お気に入り登録・各話♡・エール📣作者大歓喜します✧
【完結】※セーブポイントに入って一汁三菜の夕飯を頂いた勇者くんは体力が全回復します。
きのこいもむし
BL
ある日突然セーブポイントになってしまった自宅のクローゼットからダンジョン攻略中の勇者くんが出てきたので、一汁三菜の夕飯を作って一緒に食べようねみたいなお料理BLです。
自炊に目覚めた独身フリーターのアラサー男子(27)が、セーブポイントの中に入ると体力が全回復するタイプの勇者くん(19)を餌付けしてそれを肴に旨い酒を飲むだけの逆異世界転移もの。
食いしん坊わんこのローグライク系勇者×料理好きのセーブポイント系平凡受けの超ほんわかした感じの話です。
僕の恋人は、超イケメン!!
八乙女 忍
BL
僕は、普通の高校2年生。そんな僕にある日恋人ができた!それは超イケメンのモテモテ男子、あまりにもモテるため女の子に嫌気をさして、偽者の恋人同士になってほしいとお願いされる。最初は、嘘から始まった恋人ごっこがだんだん本気になっていく。お互いに本気になっていくが・・・二人とも、どうすれば良いのかわからない。この後、僕たちはどうなって行くのかな?
Take On Me
マン太
BL
親父の借金を返済するため、ヤクザの若頭、岳(たける)の元でハウスキーパーとして働く事になった大和(やまと)。
初めは乗り気でなかったが、持ち前の前向きな性格により、次第に力を発揮していく。
岳とも次第に打ち解ける様になり…。
軽いノリのお話しを目指しています。
※BLに分類していますが軽めです。
※他サイトへも掲載しています。
【完結】極貧イケメン学生は体を売らない。【番外編あります】
紫紺
BL
貧乏学生をスパダリが救済!?代償は『恋人のフリ』だった。
相模原涼(さがみはらりょう)は法学部の大学2年生。
超がつく貧乏学生なのに、突然居酒屋のバイトをクビになってしまった。
失意に沈む涼の前に現れたのは、ブランドスーツに身を包んだイケメン、大手法律事務所の副所長 城南晄矢(じょうなんみつや)。
彼は涼にバイトしないかと誘うのだが……。
※番外編を公開しました(2024.10.21)
生活に追われて恋とは無縁の極貧イケメンの涼と、何もかもに恵まれた晄矢のラブコメBL。二人の気持ちはどっちに向いていくのか。
※本作品中の公判、判例、事件等は全て架空のものです。完全なフィクションであり、参考にした事件等もございません。拙い表現や現実との乖離はどうぞご容赦ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる