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『 LOVE YOU!』29-2
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29-2.
「「こんにちは」コンニチハ」 おばあさんが私に挨拶してくれると
すぐに女の子も同じように挨拶してくれた。
『こんにちはっ』
おばあさんと少しだけ世間話をした。
聞くところによると、女の子の家はこの公園のすぐ前だとのこと。
おばあさんは家の方を指さしながら教えてくれた。
「お家の前が公園なら、簡単に毎日遊びに来れていいですね」
「そうなんです。ですから孫とは毎日のように来てます」
「おばちゃん、はい、これどうぞ」
「あぁ、ありがとっ。それなぁ~に?」
女の子がくれようとしたのは泥団子だった。
「オニギリっ、たべてくらさい」
「美晴、そんなのおばちゃん困るでしょ。手が汚れちゃうよ」
おばあさんからそう言われた美晴ちゃんは、手渡すのを止め
私の口元に近づけてきた。
なので、私は食べた振りをした。
「モグモグ、おいしかった、ごちそうさまでした」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆彡
それからウォーキングの帰りに公園に立ち寄ると、時々彼女たちと
遭遇するようになり、顔見知りになった。
美晴ちゃんは母親と来ることもあって、私は母親の宗谷真知子さん
とも知り合いになった。
「「こんにちは」コンニチハ」 おばあさんが私に挨拶してくれると
すぐに女の子も同じように挨拶してくれた。
『こんにちはっ』
おばあさんと少しだけ世間話をした。
聞くところによると、女の子の家はこの公園のすぐ前だとのこと。
おばあさんは家の方を指さしながら教えてくれた。
「お家の前が公園なら、簡単に毎日遊びに来れていいですね」
「そうなんです。ですから孫とは毎日のように来てます」
「おばちゃん、はい、これどうぞ」
「あぁ、ありがとっ。それなぁ~に?」
女の子がくれようとしたのは泥団子だった。
「オニギリっ、たべてくらさい」
「美晴、そんなのおばちゃん困るでしょ。手が汚れちゃうよ」
おばあさんからそう言われた美晴ちゃんは、手渡すのを止め
私の口元に近づけてきた。
なので、私は食べた振りをした。
「モグモグ、おいしかった、ごちそうさまでした」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆彡
それからウォーキングの帰りに公園に立ち寄ると、時々彼女たちと
遭遇するようになり、顔見知りになった。
美晴ちゃんは母親と来ることもあって、私は母親の宗谷真知子さん
とも知り合いになった。
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