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第1章
第5話 遭遇してしまったようです②
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「さてと、スーパーで買い物を―――」
「うえええええん」
俺の言葉は途切れた。小さな子供の泣き声によって。
声がしたところを見てみると、そこには外見と服装からして小学生だと思われる、少女がいた。
「だ、大丈夫か?」
俺は少女の目線と同じくらいになるように屈んだ。
少女の膝にはうっすらと血がついていた。
どうやらここにある小さな段差にこけて、足を擦りむいた様子だった。
「グスン、うん、大丈夫……」
「でも、少し血が出てる―――ちょっと足を伸ばして座ってくれるか」
「うん……」
俺とて、知らない女の子――しかも小学生――の足に触れるのはどうかと思ったが、これは緊急事態だから仕方ない。俺にそれといった邪心はどこにも存在しない。そう自分で思い込ませて少女の足を見る。
少女の怪我の様子はそこまでひどいってわけではなかったが、女の子は繊細なので慎重に処置しなければならない―――とこの前愛海に言われた。そして何たることか、那月にも言われてしまった。
俺はすぐに然るべき行動をとり、俺の生徒手帳の中に入っていた絆創膏……はなかったので、仕方なくポケットに入っていた清潔な―――念のため、一度水道水で洗った―――ハンカチを取り出し、傷の部分に巻き付けた。
「よし、これで大丈夫」
ふう……となんとなくやり切った感を出してしまった。
「助けてくれてありがと!」
満面の笑みを浮かべて少女はお礼を言った。
元気だなぁ……と年齢不相応な感想を心の中で漏らす。
「ああ、どういたしまして」
「じゃあね、お兄ちゃん―――いてっ……あれ?足が動かない……」
少女はこっちを見て何かを懇願している。
んん?嫌な予感がするぞ??
「ふぅ……家へは一人で帰れるか?」
聞かないといけなさそうな感じだった。
「たぶん、無理……お家まで送ってほしい」
「参ったな……」
この子を助けると、愛海からの買い出しのお願いと夕佳との約束をすっぽかすこととなるが……今はそんなことを考えている暇はない。とりあえずこの子を送ってしまおう。
これで死亡フラグを回収してしまった―――あとで怒られるわ、これ。もちろん愛海と夕佳に、だ。
「とりあえず、君のことを送ってあげる」
俺がそう言った途端、少女は顔をパァッと明るくした。
「うん!ありがと!」
俺は少女をおんぶして歩き始めた。
……と思ったが、俺、この子の家がどこにあるのか知らない。
「君、自分の家はどこにあるか分かるか?」
「うん!多分分かる!」
少女は無邪気に答えた。―――多分かぁ……少し心配だなあ……
俺は少女に道を教えてもらいながら、愛海と夕佳への言い訳を考えていた。
だが、俺の思考は少女の声によって途切れた。
「お兄ちゃんって名前なんていうの?私は―――」
「―――あのな、あまり人を信用するのはよくないぞ?世の中には悪い人なんていっぱいいるからな」
俺は少女が話している最中に遮って、諭すように話す。
こんな妹くらいの少女なら、誰かに騙されてもおかしくないと思ったのだ。それで騙されたりなんかしてみろ、いたたまれないじゃないか。
「でもお兄ちゃんはそんな感じしないよ?」
そう言って少女は俺のことを力強く抱きしめた。
「うおっ、びっくりした……」
急な圧迫に思わず声が出た。
「ああっ、ごめんね。お兄ちゃん」
「大丈夫だ……俺のことはレンって呼んでくれ」
冷静な表情を装って俺はそう言う。
「うん!レンお兄ちゃん!私のことはナナってよんでね!」
「ああ、―――そういえば、ナナは小学生なのか?」
俺は奈菜に会ったときに思った素朴な疑問をそのまま口にした。
「そうだよ!4年生なんだ」
「そうか、4年生か―――」
確か、俺の妹も小4だったな。
一度、愛海におんぶしてあげようかと聞いたことがあるんだが、耳まで顔を真っ赤にして「いやいや、いいいい」と全力で拒否された。
そんなに怒らなくてもいいじゃないか……。
そんなことを考えていると、ついにナナの家までたどり着いていた。
―――そこには口では言い表せないほどの大きな家……いや、屋敷があった。
「なんだ、ここは……」
「私のお家だよ!」
俺は夢じゃないかと自分の頬をつねってみたが、普通に痛かった。現実だそうだ……。
俺は無駄にでかい玄関の前でナナを下ろした。
「ありがと、おにいちゃん!」
「あ、ああ」
多少キョドりながらも返事をする。
おそらく遅れるだろうなと半分諦めの気持ちで自分のスマホを取り出し、今の時刻を確認する。
5時55分。うん、絶対間に合わねえわ。
「どうしてこうなった……」
確か、俺は奈菜のけがを応急処置して、道案内されてここまで来たんだよね?
どうしてここまでプレッシャーを負ってるのか分からないんだけど…‥。
とりあえず、奈菜をここまで送ったことを家族に伝えたほうがいいかな、とか誰かいるかな、とか思いながらインターホンを押そうとすると―――
ギイィィィ……
玄関から誰か出てきた。
「あっ!お姉ちゃん!」
奈菜は『お姉ちゃん』と言った女性に駆け寄った。
「おい、足はどうした!」
急な出来事だったので、俺は咄嗟に叫んでしまった。
「……足?―――えっナナ!?大丈夫なの!?」
女性は怪訝な顔をしながら奈菜の―――俺のハンカチで覆われた―――足を見て驚いた。その後すぐに表情を変え、女性は奈菜のことを守るように抱きしめながら俺のことをねめつける。
「あなた、誰?」
奈菜のお姉さんは俺に聞いてきた。
「うえええええん」
俺の言葉は途切れた。小さな子供の泣き声によって。
声がしたところを見てみると、そこには外見と服装からして小学生だと思われる、少女がいた。
「だ、大丈夫か?」
俺は少女の目線と同じくらいになるように屈んだ。
少女の膝にはうっすらと血がついていた。
どうやらここにある小さな段差にこけて、足を擦りむいた様子だった。
「グスン、うん、大丈夫……」
「でも、少し血が出てる―――ちょっと足を伸ばして座ってくれるか」
「うん……」
俺とて、知らない女の子――しかも小学生――の足に触れるのはどうかと思ったが、これは緊急事態だから仕方ない。俺にそれといった邪心はどこにも存在しない。そう自分で思い込ませて少女の足を見る。
少女の怪我の様子はそこまでひどいってわけではなかったが、女の子は繊細なので慎重に処置しなければならない―――とこの前愛海に言われた。そして何たることか、那月にも言われてしまった。
俺はすぐに然るべき行動をとり、俺の生徒手帳の中に入っていた絆創膏……はなかったので、仕方なくポケットに入っていた清潔な―――念のため、一度水道水で洗った―――ハンカチを取り出し、傷の部分に巻き付けた。
「よし、これで大丈夫」
ふう……となんとなくやり切った感を出してしまった。
「助けてくれてありがと!」
満面の笑みを浮かべて少女はお礼を言った。
元気だなぁ……と年齢不相応な感想を心の中で漏らす。
「ああ、どういたしまして」
「じゃあね、お兄ちゃん―――いてっ……あれ?足が動かない……」
少女はこっちを見て何かを懇願している。
んん?嫌な予感がするぞ??
「ふぅ……家へは一人で帰れるか?」
聞かないといけなさそうな感じだった。
「たぶん、無理……お家まで送ってほしい」
「参ったな……」
この子を助けると、愛海からの買い出しのお願いと夕佳との約束をすっぽかすこととなるが……今はそんなことを考えている暇はない。とりあえずこの子を送ってしまおう。
これで死亡フラグを回収してしまった―――あとで怒られるわ、これ。もちろん愛海と夕佳に、だ。
「とりあえず、君のことを送ってあげる」
俺がそう言った途端、少女は顔をパァッと明るくした。
「うん!ありがと!」
俺は少女をおんぶして歩き始めた。
……と思ったが、俺、この子の家がどこにあるのか知らない。
「君、自分の家はどこにあるか分かるか?」
「うん!多分分かる!」
少女は無邪気に答えた。―――多分かぁ……少し心配だなあ……
俺は少女に道を教えてもらいながら、愛海と夕佳への言い訳を考えていた。
だが、俺の思考は少女の声によって途切れた。
「お兄ちゃんって名前なんていうの?私は―――」
「―――あのな、あまり人を信用するのはよくないぞ?世の中には悪い人なんていっぱいいるからな」
俺は少女が話している最中に遮って、諭すように話す。
こんな妹くらいの少女なら、誰かに騙されてもおかしくないと思ったのだ。それで騙されたりなんかしてみろ、いたたまれないじゃないか。
「でもお兄ちゃんはそんな感じしないよ?」
そう言って少女は俺のことを力強く抱きしめた。
「うおっ、びっくりした……」
急な圧迫に思わず声が出た。
「ああっ、ごめんね。お兄ちゃん」
「大丈夫だ……俺のことはレンって呼んでくれ」
冷静な表情を装って俺はそう言う。
「うん!レンお兄ちゃん!私のことはナナってよんでね!」
「ああ、―――そういえば、ナナは小学生なのか?」
俺は奈菜に会ったときに思った素朴な疑問をそのまま口にした。
「そうだよ!4年生なんだ」
「そうか、4年生か―――」
確か、俺の妹も小4だったな。
一度、愛海におんぶしてあげようかと聞いたことがあるんだが、耳まで顔を真っ赤にして「いやいや、いいいい」と全力で拒否された。
そんなに怒らなくてもいいじゃないか……。
そんなことを考えていると、ついにナナの家までたどり着いていた。
―――そこには口では言い表せないほどの大きな家……いや、屋敷があった。
「なんだ、ここは……」
「私のお家だよ!」
俺は夢じゃないかと自分の頬をつねってみたが、普通に痛かった。現実だそうだ……。
俺は無駄にでかい玄関の前でナナを下ろした。
「ありがと、おにいちゃん!」
「あ、ああ」
多少キョドりながらも返事をする。
おそらく遅れるだろうなと半分諦めの気持ちで自分のスマホを取り出し、今の時刻を確認する。
5時55分。うん、絶対間に合わねえわ。
「どうしてこうなった……」
確か、俺は奈菜のけがを応急処置して、道案内されてここまで来たんだよね?
どうしてここまでプレッシャーを負ってるのか分からないんだけど…‥。
とりあえず、奈菜をここまで送ったことを家族に伝えたほうがいいかな、とか誰かいるかな、とか思いながらインターホンを押そうとすると―――
ギイィィィ……
玄関から誰か出てきた。
「あっ!お姉ちゃん!」
奈菜は『お姉ちゃん』と言った女性に駆け寄った。
「おい、足はどうした!」
急な出来事だったので、俺は咄嗟に叫んでしまった。
「……足?―――えっナナ!?大丈夫なの!?」
女性は怪訝な顔をしながら奈菜の―――俺のハンカチで覆われた―――足を見て驚いた。その後すぐに表情を変え、女性は奈菜のことを守るように抱きしめながら俺のことをねめつける。
「あなた、誰?」
奈菜のお姉さんは俺に聞いてきた。
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