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おけいこのはじまり
30 バカな女
しおりを挟む閉め切ったカーテンの端から朝日が射している。薄暗い部屋の中は初冬を迎えて冷えているがそこだけは朝から熱気と猥雑な匂いが充満し、澱んでいる。押し殺した吐息とも唸りともつかない気配が漂うベッドの上で裸の男女が絡み合っている。
イワイの方は乱れたシーツの上に仰向けになり汗だくのスミレの尻を抱えている。尻たぶを鷲掴みにした指にはあのイルカのモチーフの指輪が光っている。
「なあ、スミレちゃん。ガッコ、遅れるで? サキさんにも言われとるやん。しっかり勉強せえ言うて・・・」
スミレはその、巨大でゴツゴツしたイワイのモノを舐めるのに忙しく、彼の質問に答える暇はない。
「なあ。スミレちゃんて、聞いとる?」
「も、うるさい~ん。気、散らさないで。しっかり舐めてよお。・・・早くコレ硬くしてっ!」
早くしないとミタライさんが迎えに来る。シャワーを浴びて髪を乾かして着替えて・・・。計算するとあと20分でフィニッシュしないと間に合わない。
「もういい? 挿入れるよ」
「そんなん、慌ただし過ぎやで。ちゃんとスミレちゃんが悶えるトコも見せてもらわな。なんや、スミレちゃん借りたんやのうて、ボクがレンタルされた気分やわ」
イワイの指が愛液を流し始めたヴァギナの中にゆっくりと入れられる。クリトリスへの舌の攻撃は続き、空いている手が、スレンダーな割に豊満な乳房を捉え、少し褐色がかった乳首を刺激し始めるとたまらずに声を上げてしまう。
「む、ああ。・・・うあ、あ」
「感じる?」
「・・・感じる」
扱きながら、目を瞑る。
「気持ちええ?」
「・・・ああ、き、・・・きもち・・・」
自分のじゃない、イワイのスマートフォンが鳴る。最中にも拘わらず彼はぞんざいに出た。
「・・・なんや」
その間にサッと向きを変えて彼に跨る。めりずぶっ、と。
「ん、ぐふうっ・・・。ああ、いいっ!」
たまらずに声が出る。
イワイが顰めツラしてシーィッ、というふうに指をあてる。慌てて口を閉じる。電話の相手はきっと、彼の奥さんだ。
「・・・別にええやろ。お前かて、よろしゅうやっとるやないか。さんざん。めっちゃ!
知っとんのやで。ワシに申告した以外もやっとるやろ。ナイショにしとるつもりやろが、
筒抜けやぞ。ワシの目ェはフシアナちゃうねんで!」
「むっ! う、ぐ、あっ・・・。ああ、奥っあ、当たるうっ、ぐっ・・・あ、ふっ、ふっ、んんん・・・」
声を抑えるとそれだけで昂まりが違う。背徳感がプラスして、なおよろしい。突き出た腹に手をついて腰の動きにスパートをかける。前後に猛然とグラインドしまくる。
「・・・わかったて。もう、うるさい。あとで電話するさかい。そんで、ええやろ。・・・お前かていちびりやないか。うるさいわほっとき。・・・もう切るで」
イワイはスマートフォンをその辺りに放り投げてため息をついた。
「・・・あ~あ、嫁はんや。スミレちゃんのこと気づかれたわ」
「・・・も、いい? イっていい? 」
「早うしいや。お迎え来るんやろ?」
尻えくぼがぴくぴく動き、腰が躍動する。裏返っていた脚の裏が返されてベッドに踏ん張る。股がさらに大きく開き、前後に加えて上下の動きも加速する。奥の感触が増しそこをこね回すと電流が増大する。
「イワイさんも、イって! ああん、もう、も、あ、い、気持ち、いく、もう、い、・・・ああっ。そこ、ああっ! だめ、そこっ! 突い、ああっ!・・・感じ過・・・、あああっ!」
「イクで。出すで。ええか?」
「来てっ! ああっ! イク、いっ・・・んんんんんんっっっ、・・・」
洗面所でドライヤーを使っているとイワイが来てバスルームのドアを開けた。
「おい、急ぎ。あと2分やで」
「わかってる!」
「言い方きっついわあ・・・。嫁はんよりキツイわ」
「いいんだよ、やめても。もうやめる?」
「そうは言ってへんやんか。そういうとこ、キツいゆうんやわ、ホンマ・・・」
ブツブツ言いながらイワイは鏡の向こうのドアの中に消えた。
「今日はサキさんは・・・」
ドアの中から声がする。
「わかんない」と答えておく。
昨日もおとといも聞かれた。多分今日は帰ってくる。でも黙っている。なぜなら、自分はサキさんの女だから。彼についての余分なことは一切喋らない。身体は許しても心はサキさんのものだから。
制服を着て身支度を整え、マフラーを巻く。
「気ぃつけてな」と送り出され、イワイの部屋を出る。
サキさんという男がいながら、他の男に貸し出され、その男の家から学校に通う女子高生。知らない人が聞いたら間違いなく腰を抜かすか開いた口が塞がらないだろうと思う。
「おはようございます、お嬢様」
「おはよう、スズキさん」
自分のマンションの時より20分ほど早く車に乗る。迎えに来た先がスミレのマンションじゃないのに、あいかわらず彼は余計なことは喋らない。そのことに、安心する。
そして校門の前につけてもらう。スミレが運転手に送られて通学しているのはもう校内に知れ渡ってしまったし、他にも二三人そういう生徒もいた。なによりも、理事長がスミレの「運転手通学」を安心するらしいのでそうしてもらった。
いつもより朝の通学が混んでいる。来週は期末テストで、その前週に当たる今週は部活動が休みになる。運動部の朝練もない。そのせいだと思う。
昨日も今日も、深夜まで根を詰めて勉強し寝に着いたころ合いで帰って来たイワイとすれ違ってしまい、朝セックスを余儀なくされた。だから、眠かった。生あくびを噛み殺しながら教室に入り授業を受ける。二度寝できるイワイはいいが、授業のあるのはちと辛い。試験が終わるまではセックスを控えようかなと思いつつ、またあくびが出てしまう。
ナカジマは今日もいなかった。
彼はあれからずっと欠席していた。
ブロークンハートがキツかったのだろうが、それは耐えてほしいとしか言えない。普通に恋愛していたとしても、そういうのはあることなのだから。
彼にだってチャンスはあったのだ。チャンスはあげたのだ。彼がスミレを繋ぎとめることが出来なかった。チャンスを生かせなかった。そういうことなのだ。
若いオスは気の毒だな、と思う。
目の前の若いメスは屈強な壮年のオスに奪われる。そして目の前でメスが屈強なオスのペニスに貫かれるのを指を咥えて見ていなければならない。壮年のオスが老年になれば、彼らも壮年になり若いメスを奪うことが出来るかもしれない。しかし、もしかするとそのまま卑屈になって一生若いメスにはありつけないのかもしれないが。
イワイが言っていた「ビターな思い出」という言葉が妙に哀愁を感じさせる。彼はそうした「ビターな」思いを積み重ねながら壮年も後半になっているのに今でも若いメスを弄ぶことが出来る。
その違いは何だろう。
イワイは自分の世界を持っている。あの部屋を見てもわかるように、物欲が強い。性欲も。その欲望の強さにメスは惹かれるのかもしれない。
自分の世界も持たず、唯々諾々と時流に流され、安易に手に入るものばかり指向するようなオスはメスの興味を惹かない。とくにこの、スミレというメスは、そういう男には靡かない。所詮ナカジマは未熟だったのだ。
ではサキさんはどうだろうか。彼には雇い主がいる。「僕は雇われ人だ」と言っている。普通のサラリーマンと変わらない。彼の自分の世界とは何だろう。顧みれば、スミレは彼のことをほとんど何も知らないことに気づき愕然としてしまう。
好きな曲は何か、好きな食べものは、好きな女性のタイプは。「来るものは拒まず去る者は追わない」から、タイプに執着しない。つまり好きなタイプはいないということだ。それがスミレをそこはかとなく不安にさせる。彼を愛しているからだ。愛しているから、愛されたいのだ。
ではなぜスミレは彼を愛するのだろうか。どこが彼の魅力のなのだろうか。
彼にもたった一つ嗜好がある。
「女が苦しむ顔を見るのが好き」
スミレがイワイに死ぬほどイカされるのをみて彼は涙した。
車が大破して死ぬかと思った時も、彼は昂奮した。彼の生い立ちの中に、彼の過去に悲惨な状況があったことは推測出来た。
サキさんからはどこか、なにか、「死」のイメージが漂う。
彼は未だに過去に生きているのだろうか。過去の記憶に囚われているのだろうか。過去の愛する人の死の記憶に、囚われているのだろうか。
死と隣り合わせのスリル。スミレも初心者ながらサーキットでそれを体感した。死と隣り合わせで、死ぬかもしれないところで初めて生きていると実感できた。生を感じた
きっと、それだ。
彼はスミレが死ぬほどの危機に見舞われるのを待っているのかもしれない。
この男と一緒に居るとアブない。だけど、惹かれる。
スミレはサキさんの持つ、そんなスリリングな「危険な匂い」に惹かれているのだ。
スミレが彼に抱く特別な思いはようやく確かな形を作り始めていた。
気が付くと教室に西日が射していた。部活動の声が聞こえない、放課後。
いつのまにか机に伏せてうたたねをしていたらしい。早朝から出がけ間際まで散々に淫らなセックスに耽っていれば眠くなるのも当たり前だ。
そんな居眠りともとりとめもない妄想ともつかないまどろみから、スミレは不意に呼び覚まされた。
「キャーッ!」
「逃げろっ!」
・・・何事だろう。
「そっち行くなっ! こっちへ!」
「外に出るなっ!」
窓の外から聞こえる叫び声。怒鳴り声。なんだ? なんなんだ、いったい。
窓から顔を出して下を見た。
迷彩服に身を包んだ若い男がこちらを見上げていた。
1週間ぶりに見る、ナカジマだ。
両手に刃渡りの大きい刃物を持っている。
誰かを追い回すとか暴れるとかいうのではなく普通に校門から歩いてきただけなのだろう。それを騒がれたのだ。でも、そんなあんな物騒なものを抜き身で持っていたら、騒ぐなという方が無理だ。
彼の姿がスッと消えた。
「校舎に入ったぞ!」
教師の誰かの叫びが聞こえた。
「サンジョー!」
彼の声がした。
ああ。そうか。彼の目的は、自分だ。
この数日。ずっと家に閉じこもって自分への想いを募らせていたのだろう。それが鬱屈し、ついにこの暴挙にでてしまったのか。そこまで思い詰めてしまったのか。そこまで追い詰めてしまったのか、彼を。
さすがのスミレも、震えが来た。
だが、他の生徒たちのように逃げまどったりはしなかった。
大方の生徒は帰ってしまっていたが、まだ若干が残っていた。その生徒たちが、あれ誰だ、2Bのナカジマじゃね、こっちに上がってくる、どの階段だ、やだー、わかんない、こわい、などと口々に叫びながら廊下を右往左往していた。
「サンジョー、逃げろ。お前、狙われてるぞ!」
誰かが教えてくれたけれど、スミレは動かなかった。
足が竦んでいたのではない。ドキドキが、止まらなかった。
窓を背に、廊下を見つめた。ワーワーギャーギャーが小さくなって。代わりにキュッキュッと廊下を運動靴が。そしてバタバタ、複数の足音。カチャカチャという金属音。
「ナカジマ! バカはやめろっ!」
「その生徒を放せっ!」
「うるさいっ! 近寄るな。サンジョーを連れてこいっ!」
複数の教師たちと誰かはわからないが女子生徒、そしてナカジマの言い合う声が聞こえてきた。ナカジマが女子を人質にしながら自分を探している。そこを教師たちに囲まれている。そういうシチュエーションなのだろう。その声たちが、階段を上がって近づいてくる。
そうか。あいつは自分を殺しに来たんだ。
かつてないほどのドキドキは、そのせいだった。
殺されるかもしれない。そんな接所に昂奮している。
なんてバカなコなんだろうか、と自分をあざ笑う。
ナカジマだってそうだ。ハートブレイクしたぐらいのことで。バカだな、ナカジマ。
こんな女のために、一生棒に振っちゃったね。そんな価値、ないのに・・・。わたしを犯せなかったクセに殺しには来たんだね。その勇気だけはホメてあげるよ。
だけど、そんなんで相手殺しちゃうなら、わたしなんかどうすんのさ。
まだ、結婚もしてないのに。
え? 誰と?
え? サキさん。 サキさんは、無理筋でしょ。
じゃあ、イワイ。論外でしょ。
じゃあ、ヤン? 向こうが拒否るかも。セフレならいいけど結婚は、って。
それじゃあ、マーク・・・。
あんたと一緒になれるってわかってたら、こんなとこにいないでしょ、今。
目前に迫る危機に、なぜだかのんきな妄想をしている自分にさらに笑える。
怖過ぎてアタマおかしくなったのか。いや、違う。これほど冷静になっているのは、初めてだ。
一体、何のために生まれてきたのかな。こんなとこで失恋して頭が変になったかつての恋人とも言えない、セフレとも言えなかったヤツに刺されるためか。バカバカしくて、泣けてくる。できれば死ぬ前にサキさんと丸一日ヤリまくりたかったな。後悔と言えば、それぐらいだ。
パトカーのサイレンの音が聞こえてきた。教師の誰かが呼んだのだろう。
三階の廊下に足音が上がって来たのがわかった。
「ナカジマ。落ち着け。よく考えろ。今なら、大ごとにはならないし、しない。でも、誰かを傷つけたら、そこから先は・・・」
「うるさいっ! 黙れっ! サンジョー連れてこいっ! サンジョーレイコ連れてこいっ! 早く連れて来いっていってるんだっ!」
「ここにいるよ!」
スミレは廊下に出た。3年生の女子の腕を掴んだナカジマがこっちを見た。教師が二人彼から少し離れて立っていて、彼らもこっちを見た。
「あんたの要求はわたしでしょ。その子関係ないじゃない。放してあげて」
意外にもしっかりした自分の声が廊下に響いた。上級生を『その子』呼ばわりしている自分にひそかに驚いた。
自分から2Bに入った。
「逃げも隠れもしないよ。あんたもはいりゃいいじゃん。ドア、バリケードすればいいでしょ。そうすりゃ、センセー入って来れないよ」
ナカジマは面白いようにスミレの言葉の通りに動いた。
そんなんだから、興味なくなったんだよ。やっぱり、若いオスだなあ。若いメスには敵わないなあ。特に、日本の男は、ダメだ・・・。
3年生を解放し、ドアを閉め椅子や机をハアハア息を切らしながらドアの前に積み上げるのを、スミレは黙って見ていた。廊下から「ナカジマ! バカなことはやめろ」とか「サンジョー 大丈夫か」とか声がした。
「うっせー! 来るなあっ!」
彼は叫びながら無我夢中で積み上げ続けた。
それが済むと、彼は椅子や机が積み上げられたがらんとした教室でスミレに向き合った。思い出したように再びナイフを取った。それも、スミレは黙って見ていた。
「気が済んだ?」
肩をゼイゼイ言わせながらナイフを構え、血走った眼をスミレに向けたままだった。
「で、どうしたいの?
わたしを殺したいの?
それとも、犯したいの?
それなら相手してあげる。どうせならわたしを悦ばせて。それから牢屋に入りなよ。
これだけのことしちゃったんだ。確実にタイホされるよ。牢屋に入れば、しばらく風俗も行けなくなるね。最後に思いきり、好きなだけ、わたしを使って、出したら?
要するに、出したいだけでしょ?」
スミレは制服を脱ぎだした。
ブレザーを放り投げ、スカートを下ろし、シャツを脱ぎ、放り投げ、ショーツもブラも、全て脱いで放り投げた。
スミレは全裸になった。
「ホラ。どうするの? マッパだよ。完全丸腰だよ。怖くないでしょ。ヤラないの?
それとも、私を殺して、自分も死ぬ?
こんな事して、そんなことも考えてなかったの?
迷彩服のコスプレとナイフだけ?
何に影響されたか知らないけど、どうせエロ本とかエロゲーでしょ。くだらない。バカじゃないの?
そんなんで、何が変わるの?
みじめな自分は何も変わらないよ。
ねえ、ヤリたきゃヤンなよ。
さあ、どおすんのよ! ハッキリしなよ!」
ベランダのむこうで何かが光った。
鏡だ。
警察かなんかが、部屋の中の様子を確認しているのだとわかった。
突入する気なのだ。だとすれば、今は時間を稼ぐのが最善の策だ。
「ホラ、早く、ヤリなよ。わたしの死体を犯したいなら別だけど、生身の女子高生を犯したいなら、出すもの出せば。フェラぐらいしてあげる。そうすりゃ、勃つでしょ。ホラ、何してんの。脱ぎなよ。今、すぐ!」
くふー、くふー・・・・
スミレを睨みつけながらしばらく肩で息をしていたナカジマ。
だが、やがて、うなだれた。
そしてナイフを捨てた。
からーん。
それから。
彼らは静かに素早く這入ってきてナカジマを取り押さえた。
「確保ー!」
誰かが叫ぶと。その倍以上の人数がどっと、ベランダから教室の中に押し寄せてきた。大勢の警官たちに寄ってたかって取り押さえられる哀れなナカジマの歪んだ顔。
彼のその目がスミレを凝視していた。
忘れようにも忘れられない。そういう目だった。
それからのことはあまり覚えていない。
覚えているのは、誰かに毛布を掛けられて、急に素っ裸なのを思い出し、恥ずかしさを覚えたこと。病院と警察に行ったこと。それからサキさんが迎えに来てくれて丸一日彼と一緒にスイートに籠り、呆れるぐらい抱かれたこと。そして、せっかく入った3つ目の高校も退学になったこと。
そして、ナカジマの持っていたサバイバルナイフをもらったことだ。
「それ、調べが終わったらもらえませんか。今日の記念にしたいんです。くれるなら彼に対する訴えはしません。彼にもそう伝えてください」
みたいなことを警察で言ったような気がする。気が高ぶっていたせいかもしれないが、それは確かだ。なぜなら、いまそのナイフは手元にあるから。
イワイがメレダイヤを散りばめた厚い黒革の鞘を作ってくれた。自分のバカさ加減を忘れないようにするための、大切な宝物だ。
「バカなやつだ、お前は。だけど、だからお前は、おもしろい」
サキさんに抱かれながら、そう言われた。
だから、自分はたぶん、バカなんだと思う。
第1部おけいこのはじまり 了
第2部 大学生のおけいこ に続く
応援ありがとうございます!
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