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番外編
お庭のお話 1
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▫︎◇▫︎
「ーーーということで、今日はお庭デートをしていただくわ!!」
前夜も散々だき潰された所為で身体中がズキズキしていながらも真っ直ぐな姿勢を保つマーガレットは、裸に毛布をぐるぐると巻いた状態でビシッとテオドールを指差しながら宣言した。
「………休みに日ぐらいイチャイチャしたっていいじゃないか」
「毎日イチャイチャしているじゃない。あなたが王城のお仕事がお休みに日くらい、わたくしはあなたとデートしたいの。ベッドで仲良くするのは、お休みの日じゃなくてもできるわ」
結婚してからと言うもの、お休みの日は基本ベッドで仲良くしている生活にいい加減違うことをしたいと感じ始めたマーガレットは、ぷんぷんと頬を膨らませながら訴えかける。遠出じゃなくてもいい。お屋敷から出なくてもいい。ただ、彼といつもと違うことをしたい。マーガレットの願いはたったそれだけだ。
「………わかったよ。でも、お庭デートのお洋服は僕に選ばせてね?」
「えぇ。構わないわ。あなたが好きなのを持ってきてちょうだい」
デートができるとわかった瞬間に満面の笑みになったマーガレットは、この時の彼の表情をよく見ていなかった。それが墓穴になるとも知らず、嬉しそうに彼に抱きつく。
「まあでもその前に、君は僕が用意した“お洋服”を着るための準備をしなくちゃいけないね」
にっこりと笑った彼は、ベッドサイドのシェルフから2つの小瓶を取り出した。
「これから時間をかけてじっくり慣らそうと思っていたものだけれど、今日使いたくなっちゃったから、我慢してね?マギー」
なんだかよく分からないが身の危険を感じたマーガレットは、咄嗟に彼から離れた。
ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ
読んでいただきありがとうございます(๑>◡<๑)
「ーーーということで、今日はお庭デートをしていただくわ!!」
前夜も散々だき潰された所為で身体中がズキズキしていながらも真っ直ぐな姿勢を保つマーガレットは、裸に毛布をぐるぐると巻いた状態でビシッとテオドールを指差しながら宣言した。
「………休みに日ぐらいイチャイチャしたっていいじゃないか」
「毎日イチャイチャしているじゃない。あなたが王城のお仕事がお休みに日くらい、わたくしはあなたとデートしたいの。ベッドで仲良くするのは、お休みの日じゃなくてもできるわ」
結婚してからと言うもの、お休みの日は基本ベッドで仲良くしている生活にいい加減違うことをしたいと感じ始めたマーガレットは、ぷんぷんと頬を膨らませながら訴えかける。遠出じゃなくてもいい。お屋敷から出なくてもいい。ただ、彼といつもと違うことをしたい。マーガレットの願いはたったそれだけだ。
「………わかったよ。でも、お庭デートのお洋服は僕に選ばせてね?」
「えぇ。構わないわ。あなたが好きなのを持ってきてちょうだい」
デートができるとわかった瞬間に満面の笑みになったマーガレットは、この時の彼の表情をよく見ていなかった。それが墓穴になるとも知らず、嬉しそうに彼に抱きつく。
「まあでもその前に、君は僕が用意した“お洋服”を着るための準備をしなくちゃいけないね」
にっこりと笑った彼は、ベッドサイドのシェルフから2つの小瓶を取り出した。
「これから時間をかけてじっくり慣らそうと思っていたものだけれど、今日使いたくなっちゃったから、我慢してね?マギー」
なんだかよく分からないが身の危険を感じたマーガレットは、咄嗟に彼から離れた。
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