高校生の気まぐれグルメ

破滅

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ラーメンってやっぱ最高で最強だよな!!

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「おーい神崎ー!放課後暇ある?」

俺の親友、田中龍がふと問いかけてきた。

「おう、今日は部活もOFFだし、用事もないぞ。」

「おーそっかー!あのさ最近ここら辺に東京の有名ラーメン店が建ったんだよ!
そこ行ってみねぇ?」

グルメ情報網の広い田中はこんな感じでいつもいろんなグルメ店に誘ってくれる


「いいねぇ!ラーメンか!久々に食いたいな!!」

「だろ?早速放課後寄ろうぜ!」


______________________________


放課後…


帰りのHRが終わって直ぐに俺らは玄関までダッシュする。

お互い無言で上履きを脱ぎ、速攻で外靴を履き、自転車まで猛ダッシュする。

「よし、準備はいいな神崎。ここから先は、超高速安全運転だ!」

「おう!!」

一気に学校の坂を駆け下り、自転車を漕ぎまくる。先頭は田中だ。

ただ、黙々と漕ぎ続ける俺たちに会話はない。

いや、必要ないと言った方が良いだろうか。

俺たちの頭の中にあるのは目指す店のラーメンの光景だ。想像と期待を膨らませて俺たちは黙々と自転車を漕ぎ続ける。

「神崎!…着いたぞ!!……ココだ!」

肩を上下させながら田中は言う。

「よっしゃ~!疲れたぁー!」

美味しいものをより美味しく食べるためには【疲れ】と【空腹】が大切である。

それらを我慢してありついた飯はとてつもなく美味しく感じるのだ。

というわけで…

のろしを潜り抜け店内に入る。

店内にはラーメン屋のいい香りが充満している。早く食いたい!

「らっしゃい!」

坊主頭にハチマキをしたおっちゃんが大きな声でらっしゃいをした。

テーブルとカウンターがあるが俺たちはカウンターの方に座って、メニューを見る。

ん~、どれも美味そうだ…塩、味噌、豚骨、野菜。

どれにするべきか、俺が一番好きなのは味噌ラーメンだが、ボリュームを考えたら野菜ラーメンが美味そうだ。

しかし
濃いものを食べたい!という気持ちもあり、豚骨にも惹かれる。

ラーメン屋は塩ラーメンが上手ければ他のラーメンも美味いと言うし。スタンダートに塩を食べてみたい気持ちもある。

数秒悩んで俺は

「すみません!塩ラーメンと餃子ください!」

塩ラーメンと餃子を頼んだ。因みに田中は豚骨ラーメンと餃子だ。

「あいよ!」

とても長く感じる待ち時間が経過して

「へいおまち!塩と豚骨に餃子!」

速攻で箸を割り、まずはスープを一口

「あぁ~美味い!旨みが喉までよく通る!」

しつこ過ぎないしょっぱさが体に元気をくれる。

そしてチャーシューを一口

「はむ、これは!!」

アクセントの効いたジューシーさがたまらない!

麺も食べてみる…

「なるほど、麺を食べたらスープが飲みたくなる、そしてチャーシューを欲する。そしたらまた麺、スープ、麺、スープ。ふむ、飽きない!」

次々に食べたくなる味のマッチング、さすがカップラーメンでは出せないプロの味だ!!


少し口がしょっぱくなったので
水を一口

んめ~!キンッキンに冷えてやがるっ!

よし、餃子も美味いぞ!パリッとした羽根つきに中は脂身のおおい肉!ニンニクも効いていて美味い!!


「「ご馳走様でした!」」

______________________________

店を出て


「美味かった、教えてくれてありがとうな!田中!」

「おう!いいってことよ!また来ようぜ!!」

「おう!」













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感想 1

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みんなの感想(1件)

風丘春稀
2018.03.06 風丘春稀

寄生獣時代わたしも高校生でした!

購買もあって、パンしか置いてなかったけど食べたくてもずっとない種類あったなぁ〜。

2018.03.09 破滅

感想ありがとうございます!やっぱりどの高校もそうですよねぇ〜〜

解除

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