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誕生日の夜※
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こちらで一旦完結表記になりますが、
『俺の天使に触れないで ~隆之と晴の物語』が進んだらまた番外編として旅行編をお届けする予定です。
* * *
「リク……愛してるよ」
「んっ。俺も……愛してる」
さっと上着を脱がされベッドに優しく寝かされて、アルのキスが降ってくる。
ああ、ここで愛し合うんだ。
大好きなアルの匂いに包まれながら、アルを全身で受け止める。
アルが生まれたことを心から感謝しながら……。
* * *
目の前にある濃いブラウンの瞳には、俺の顔が写っている。
その吸い込まれそうなほど綺麗な瞳がそっと閉じられたと思ったら、アルの唇が俺の唇に重なってきた。
「ん……っ」
肉厚でしっかりとしたアルの唇が俺の小さな唇をチュッチュッと何度も啄んでいく。
アルの舌を誘うようにほんの少しだけ唇を開くと、待ってましたと言わんばかりにアルの舌が挿入ってきた。
口内を味わうように舐めとられ、舌先に絡みつかれ、それだけでこれからの先のことを期待しているように身体がゾクゾクと震える。
もっと……もっと、アルを感じたくてぎゅっと抱きつくと、アルは俺の意図を理解してくれたようにキスがもっと激しくなりクチュクチュと唾液が交わる音が聞こえる。
延々と舌を絡み続けていても飽きることなく俺はいつまでもアルのキスに酔いしれていた。
スッと唇が離され、そのままアルの唇は俺の首筋へと下りて行った。
チクッと微かに痛みを感じたのは、きっとアルが所有の証をつけたから。
独占欲の強いアルはいつも俺の首筋に証を残す。
けれど、俺もアルがつけてくれるのを待ってるんだ。
このチクッとした痛みを感じるだけでアルの俺への気持ちが変わらないって安心する。
アルを見ていたら俺への気持ちが変わるどころか、どんどん増して行っていることなんてわかるのに、どうしてもこの痛みを欲してしまう。
俺の独占欲も相当だな。
アルは所有の証をつけて嬉しそうに微笑みながら、そのまま胸にキスをした。
いつも弄られている乳首はもうすっかりアルのことを覚えてぷっくりと膨らんでいる。
アルはそれを嬉しそうに弄りながらパクリと口に含んだ。
「あっん……っ」
舌先でコロコロと転がされ、身体の奥がきゅんと疼く。
カリっと柔らかく噛まれて背中にびくびくと電流が走る。
と同時にすでに反応していた俺のモノはさらに熱を帯びてくる。
痛いほどに勃ち上がった俺のモノに気づいたのか、アルがそっと触れてくる。
「リク……可愛いな」
「ねぇ、アル……はやくぅ……」
「ふふっ。仰せのままに」
俺のおねだりにアルは乳首への愛撫もそこそこに俺の下着を脱がせる。
すでに痛いほど張り詰めていた俺のモノからは我慢できない蜜が溢れていた。
アルはそれを嬉しそうに舌で舐め取り、そのまま大きな口で咥え込んだ。
「ああっ、んっ……あっ……んんっ」
根元まで咥えられて大きな舌で包み込まれては我慢のしようもない。
「あっ、イくぅ……っ!」
ビュルビュルと勢いよく弾けた蜜はアルの口内に全ておさまった。
アルはそれを嬉しそうに飲み干すと、
「可愛かったよ、Mein Kätzchen」
と俺の頬にキスをした。
そして、ベッド脇の棚からいつも使っているローションを取り出し、手のひらにチューっと出した。
アルは優しいからいつも手のひらで温めてから俺のお尻に触れる。
そういう配慮に感動しながら、フッと力を抜くとアルの指がプツリと中に挿入ってきた。
「ああっ……ん」
アルの指はもうすっかり俺の中を覚えていて、すぐに気持ちの良いポイントを擦ってくる。
それだけでさっきイッたばかりの俺のモノはすぐにまた勃ち上がってしまうんだ。
最初はそれが恥ずかしくて仕方がなかったけれど、
――私の愛撫でリクが気持ちよさそうにしてくれるのが何よりも嬉しいんだ。
そう言われたら、もう恥ずかしがるのはやめた。
アルが嬉しいならそれでいい。
だから俺は感情のままに乱れて気持ちよくなるんだ。
「ねぇ……あるぅ……もぅいれてぇ……」
「くっ――! ああ、可愛い……可愛い」
俺のおねだりにアルは苦しげな我慢も限界だという表情で、自分の手のひらのローションを自分の大きなモノに纏わせ、俺の後孔に擦りつけた。
硬くて長くて太いアルのモノが何度か俺の蕾を擦り、そのままググッと中に押し込まれた。
「あーーっ、んっ、いいっ……おっきぃ……っ」
「リクっ!」
根元まで挿入りこんだアルのモノは俺の奥の気持ちいい場所をゴリゴリと擦る。
小刻みで激しい抽挿に身体がびくびくと震える。
「ああっ、あるっ……もっとぉ、おくぅ……もっとぉ、ついてぇ……ああっ、そこっ……」
気持ちいい場所をとめどなく突かれて、あまりの快感におかしくなってしまいそうだ。
「ふぁ…ぁっ、あ、もう…イくぅ……っ!」
何も触れられなくてもガチガチに勃ち上がった俺のモノから二度目の蜜が弾けた。
アルはそれを嬉しそうに見つめながら、腰の動きをさらに速めていく。
そのまま俺の最奥に蜜を叩きつけた。
ドクドクと温かなモノが俺の身体の奥で拡がっていくのを感じながら
「あるの、おっきぃの……すきぃ……」
と呟くと、中にいるアルのモノがズクンと大きくなったのを感じた。
「あ、れ? なん、で?」
「リクが可愛いことを言うからだろう? 責任とってもらわないとな」
そういうと、そのまま二度目が始まってしまった。
それから今日は誕生日だからリクの全てをもらうと言い出したアルに朝方まで欲望を叩きつけられ、もう何度イッたかもわからないほど蜜を吐き出しまくった。
ああ、誕生日はもっと計画的にしないとダメだ。
来年こそは意識を無くさずにいられるように……。
そう思いながら俺はアルに抱きしめられ眠った
『俺の天使に触れないで ~隆之と晴の物語』が進んだらまた番外編として旅行編をお届けする予定です。
* * *
「リク……愛してるよ」
「んっ。俺も……愛してる」
さっと上着を脱がされベッドに優しく寝かされて、アルのキスが降ってくる。
ああ、ここで愛し合うんだ。
大好きなアルの匂いに包まれながら、アルを全身で受け止める。
アルが生まれたことを心から感謝しながら……。
* * *
目の前にある濃いブラウンの瞳には、俺の顔が写っている。
その吸い込まれそうなほど綺麗な瞳がそっと閉じられたと思ったら、アルの唇が俺の唇に重なってきた。
「ん……っ」
肉厚でしっかりとしたアルの唇が俺の小さな唇をチュッチュッと何度も啄んでいく。
アルの舌を誘うようにほんの少しだけ唇を開くと、待ってましたと言わんばかりにアルの舌が挿入ってきた。
口内を味わうように舐めとられ、舌先に絡みつかれ、それだけでこれからの先のことを期待しているように身体がゾクゾクと震える。
もっと……もっと、アルを感じたくてぎゅっと抱きつくと、アルは俺の意図を理解してくれたようにキスがもっと激しくなりクチュクチュと唾液が交わる音が聞こえる。
延々と舌を絡み続けていても飽きることなく俺はいつまでもアルのキスに酔いしれていた。
スッと唇が離され、そのままアルの唇は俺の首筋へと下りて行った。
チクッと微かに痛みを感じたのは、きっとアルが所有の証をつけたから。
独占欲の強いアルはいつも俺の首筋に証を残す。
けれど、俺もアルがつけてくれるのを待ってるんだ。
このチクッとした痛みを感じるだけでアルの俺への気持ちが変わらないって安心する。
アルを見ていたら俺への気持ちが変わるどころか、どんどん増して行っていることなんてわかるのに、どうしてもこの痛みを欲してしまう。
俺の独占欲も相当だな。
アルは所有の証をつけて嬉しそうに微笑みながら、そのまま胸にキスをした。
いつも弄られている乳首はもうすっかりアルのことを覚えてぷっくりと膨らんでいる。
アルはそれを嬉しそうに弄りながらパクリと口に含んだ。
「あっん……っ」
舌先でコロコロと転がされ、身体の奥がきゅんと疼く。
カリっと柔らかく噛まれて背中にびくびくと電流が走る。
と同時にすでに反応していた俺のモノはさらに熱を帯びてくる。
痛いほどに勃ち上がった俺のモノに気づいたのか、アルがそっと触れてくる。
「リク……可愛いな」
「ねぇ、アル……はやくぅ……」
「ふふっ。仰せのままに」
俺のおねだりにアルは乳首への愛撫もそこそこに俺の下着を脱がせる。
すでに痛いほど張り詰めていた俺のモノからは我慢できない蜜が溢れていた。
アルはそれを嬉しそうに舌で舐め取り、そのまま大きな口で咥え込んだ。
「ああっ、んっ……あっ……んんっ」
根元まで咥えられて大きな舌で包み込まれては我慢のしようもない。
「あっ、イくぅ……っ!」
ビュルビュルと勢いよく弾けた蜜はアルの口内に全ておさまった。
アルはそれを嬉しそうに飲み干すと、
「可愛かったよ、Mein Kätzchen」
と俺の頬にキスをした。
そして、ベッド脇の棚からいつも使っているローションを取り出し、手のひらにチューっと出した。
アルは優しいからいつも手のひらで温めてから俺のお尻に触れる。
そういう配慮に感動しながら、フッと力を抜くとアルの指がプツリと中に挿入ってきた。
「ああっ……ん」
アルの指はもうすっかり俺の中を覚えていて、すぐに気持ちの良いポイントを擦ってくる。
それだけでさっきイッたばかりの俺のモノはすぐにまた勃ち上がってしまうんだ。
最初はそれが恥ずかしくて仕方がなかったけれど、
――私の愛撫でリクが気持ちよさそうにしてくれるのが何よりも嬉しいんだ。
そう言われたら、もう恥ずかしがるのはやめた。
アルが嬉しいならそれでいい。
だから俺は感情のままに乱れて気持ちよくなるんだ。
「ねぇ……あるぅ……もぅいれてぇ……」
「くっ――! ああ、可愛い……可愛い」
俺のおねだりにアルは苦しげな我慢も限界だという表情で、自分の手のひらのローションを自分の大きなモノに纏わせ、俺の後孔に擦りつけた。
硬くて長くて太いアルのモノが何度か俺の蕾を擦り、そのままググッと中に押し込まれた。
「あーーっ、んっ、いいっ……おっきぃ……っ」
「リクっ!」
根元まで挿入りこんだアルのモノは俺の奥の気持ちいい場所をゴリゴリと擦る。
小刻みで激しい抽挿に身体がびくびくと震える。
「ああっ、あるっ……もっとぉ、おくぅ……もっとぉ、ついてぇ……ああっ、そこっ……」
気持ちいい場所をとめどなく突かれて、あまりの快感におかしくなってしまいそうだ。
「ふぁ…ぁっ、あ、もう…イくぅ……っ!」
何も触れられなくてもガチガチに勃ち上がった俺のモノから二度目の蜜が弾けた。
アルはそれを嬉しそうに見つめながら、腰の動きをさらに速めていく。
そのまま俺の最奥に蜜を叩きつけた。
ドクドクと温かなモノが俺の身体の奥で拡がっていくのを感じながら
「あるの、おっきぃの……すきぃ……」
と呟くと、中にいるアルのモノがズクンと大きくなったのを感じた。
「あ、れ? なん、で?」
「リクが可愛いことを言うからだろう? 責任とってもらわないとな」
そういうと、そのまま二度目が始まってしまった。
それから今日は誕生日だからリクの全てをもらうと言い出したアルに朝方まで欲望を叩きつけられ、もう何度イッたかもわからないほど蜜を吐き出しまくった。
ああ、誕生日はもっと計画的にしないとダメだ。
来年こそは意識を無くさずにいられるように……。
そう思いながら俺はアルに抱きしめられ眠った
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