饗宴は終わらない〜だまされて魔剣の生贄にされた青年は逆に魔剣を従えて破壊の道を歩み出す〜
のどかな隠れ里で育てられた青年アルヴァンは、十七歳になった日に里の通過儀礼を受ける。しかし、それは里ぐるみの罠だった。はめられたアルヴァンが魔神の宿る剣の生け贄に捧げられたとき、魔神が問いかけた。「お前、このまま消えていいのか?」
アルヴァンは答えた。「みんな壊してやりたい」と。
その答を気に入った魔神はアルヴァンに力を授けた。
力を得たアルヴァンはひた隠しにしていた破壊衝動を爆発させ、世界のすべてを破壊するべく動き出す。 これは狂った欲望がすべてを巻き込んで疾走する物語。
アルヴァンは答えた。「みんな壊してやりたい」と。
その答を気に入った魔神はアルヴァンに力を授けた。
力を得たアルヴァンはひた隠しにしていた破壊衝動を爆発させ、世界のすべてを破壊するべく動き出す。 これは狂った欲望がすべてを巻き込んで疾走する物語。
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今迄、痛快な活躍をしつつも決して善人とは言えない主人公達。
そんな彼等がクライマックスで次々と討取られる描写を見て
時代劇の必殺シリーズの一つ「新必殺仕置人」の最終回を思い出しました。
滅びの儚さ、の描写が素敵だと思います。
でも、使っている血液が女王自身のものであれば、限界がありますよね?
血は無限にある訳じゃない。
しかも、ある程度は体内に残しておかないと貧血になるだろうし、それを超えてしまうと体温と意識が低下して昏倒→死亡に至ってしまうのですが。
それとも、自分の血液じゃないのかな?
説明がないので、よく解りませんね。
そう言えば、出会った日のヒルデは敵を内側(体内)から燃やす事もしてましたよね。
人数が少ない場合はそちらの方が苦戦しないでしょうに、対伯爵夫人戦でそれをしなかった事に違和感を覚えていました。
じわじわといたぶって殺す為かな?
追う側は悲壮感漂っているのに、主人公側は本当に楽しそうで、この対比が良いです。
俯瞰視点だと、主人公側が追う側を御猪口っているように見える。
そういえば、主人公側が悪役という話は今までにもありますが、主人公側も追う側も、どちらも所謂正義サイドではないのって新しい気がします。
悪役が主人公というのも面白いです!
爽快なぶっ壊れ具合も新鮮なお話。
今日全て読みましたが面白いです!
あらすじを読んだ時は「復讐モノなのかな?」と思っていたのですが、凄惨な事をしている割には陰鬱さが無い。
聖女が出てきてからはコメディ要素も加わり明るさも出てきて、ページを進める手が止まりませんでした。
魔王が仲間を増やしていくみたいな感じが読んでいて楽しいです。皆ちゃんと、何処かがぶっ壊れている所がヴィランサイドの話っぽくて。
続きも楽しみにしています。
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