上 下
99 / 99

独りよがりのセックスって男だけじゃないんですよ

しおりを挟む
「あっ、私、そんな濡れてたんですかあ!?」

 ズボンから引き抜いた手をみて驚くメイア。

「濡れてたなぁ」

 ローションかけたみたいになってるからな。

 ん? なんか違和感。

「やっ、やあ、嗅いじゃだめですよお」

 黙ってろ。なんだこの臭い。うえ!?

「くっさ!」

「えええええ!?」

 え、なにこれ、くさっ! 生臭! 腐敗臭!?

「その言い方だと傷つきますよお! ご主人様ひどいですう!」

「ならお前嗅いでみろよ!」

「くさあっ!」

 ほらみろ! なんだこの臭い。昼は普通に臭いけど好きな臭いだったのに。

「やああ! 私のまんこ、なんでこんな臭くなってるんですかあ!?」

 知るか!

 あ、いや、待てよ。これってもしかして……。

 あ~。ああ~。やっぱり、なんとなく知ってる臭いが混ざってる。

「あ~、ごめん、これたぶん、俺が中に出したせいだ」

「中に?」

「精液。ちょっとだけ飲ませたろ」

「あ、あああっ! せーえき! あれが臭くなったんですかあ!? 酷いですよお、ご主人さまあ!」

 酷いもなにも、仕方ないだろ。

「うええ、くっさあ。うえ~ん、くさいですよお」

 テーブルに腰掛けて、俺の手に付いたものを嗅いでは臭い臭いと騒ぐメイア。

 ちょっとイラっとする。

「おいメイア」

「はい?」

「舐めろ」

 なにを? と言いたそうな顔が、すぐに固まる。何を舐めるのかわかったらしい。

「お前のまんこから垂れてきたものだろ。舐めて綺麗にしろ」

 汚れた右手をメイアの鼻先に突きつける。

「でも、ご主人様、これ……」

「もとは俺の精液だよな。お前、ご主人様とか言ってるけど舐めれないのか?」

「違います、違うんですぅ。だってそれは、それはぁ」

 だってじゃねえよ。舐めろ。

「他の俺の女なら舐めるぞ。お前は舐めれないんだな」

 俺の女とか言ってしまった。

 けど舐めるかな。リサは舐めてくれそう。エルダは舐めさせる。シンシアさんはどうだろう。メルは舐めなさそう。

「舐めないんだな」

「やっ、舐めます! 舐めますよお!」

 目に涙を浮かべながら、2本の指、中指と薬指を口に含む。

「うっ、ぅえっ」

 えずきながら、嫌そうに。なのになぜか丁寧に。何度も吸って、舌を這わせて汁を舐め取っていく。

「んっ、ちゅっ、えぅ」

 口の端から唾液が垂れる。目が会った。無理やりやらされてるとは思えないほどの恍惚とした表情。

 こいつは……。

「なに零してんだよ」

 そのまま指を喉の奥まで突っ込む。

「んげっ、えっ、おえっ」

 ひどい顔、ひどい声。思わず顔がにやつく。

 口蓋垂。いわゆる、のどちんこの辺りを指で撫で回しながら、そのままテーブルの上に押し倒す。

「げぇっ、ごっ、おひゅっ、ごぇっ」

 真っ赤な顔で何か言おうと呻くが無視。空いた左手でメイアの左足を持ち上げ、勃起したものを押し当てる。

「おえっ、えっ、えぅっ、ごぼっ、げぇっ」

 涙を流し、鼻水をたらしながらえずくメイア。口の端から粘ついた唾液が流れ落ちて糸を引く。

「臭いの嫌なんだよな。いま、臭い汁を掻き出してやるよ」

 言い切るのと同時に一気に突き入れる。

「げっ、ぶっ」

 ぶじゅっと鼻水が噴き出す。きたねえ。

 ああ、これだ。最近、こういうのが足りなかった。

「汚えなあ。捨てるぞ、豚が」

 喉の奥を撫で回していた指を引き抜くと、ねばついた唾液が飛び散る。汚い。

「っはあ! ぉえっ、はぁ、はっ、んっ、てないでっ、えぅ、すてないで、ごしゅじんさまあ!」

「なら、まんこ締めろよ豚あ!」

 腰を引いて、子宮を突き上げる。

「んごぉっ、おっ、わかんないっ、わかんないですぅっ!」

「わかんねえじゃねえよ、やれ! ケツの穴締めろ!」

 突き上げる。

「おっ、んぐぅぅ」

 そのまま、ゴツゴツと何度も何度も突き上げる。

「おっおっおっおっおんぅっ、おひゅっ、いっ、ひぃっ」

 締まりの弱い柔らかまんこが、少し締まった気がする。

「ごぉ、ひゅ、ごゆじんさまっ、あっ、どっ、ですか、あっ」

 ぶじゅぶじゅと響く水音。

「ゲロ吐きそうにしてて、なんで指でしたときより濡れてんだ、お前」

 俺の下腹まで飛び散ってくる。

「やっあっ、ごめっなさ、あんぅっ、ごめんなさいいっ!」

「ごめんじゃねえよ。質問に答えろ豚!」

 さらに深く抉る。

「んぐっ、おっ、おうあああっ」

 テーブルの上で反り返るメイア。

 両手で腰を押さえつけて、奥へと叩きつける。

「んきひ、ひっ、ひきゅ、うっ、くるしっの、きもちよかったんですうっ! いきまぅ、いくっ、いくうっ!」

「我慢しろ」

「むりっ、むりっむりっ! むりですよう! もうむりい!」

 身体を起こして、ヌルつくクリを乱暴につねる。

「んぐひっ! ひっ、ひあ、あっ!」

 ピンと伸びるメイアの両足。

「あっ……はっ……ああ……」

 じょわっと噴き出してきた暖かい感触。すぐにパタパタと地面に俺のズボンに跳ねる音が聞こえてくる。

 やられた、ズボンが……。

「んあっ」

 まんこから引き抜くと、白濁した粘液がどろりと垂れ落ちる。中出ししたみたいだな。まだ出してないのに。

「昼は小便飲ませてきて、こんどはかけてくるのか。いい加減にしろよ、お前」

「はぁ、あぁ、ごめ、な、ひゃ」

 誤るメイアを、テーブルの上でごろりと転がす。

「ひゃ、あ……」

 上半身をテーブルにひっかけて尻をつきだした体勢。

 尻を掴んで開くと、薄茶色の肛門がきゅっと窄まる。

「はぁ、ごしゅひんさまあ」

 嬉しそうな声だしやがって。

 改めて、まんこに亀頭を押し当てて。

「あっ」

 今度はゆっくりと押し込んでいく。

「はぁ、ぁあっ、ああああああああっ!」

 テーブルに爪を立てて声を上げるメイア。こつっと奥に当たる。

「あんぅ!」

 力を入れて亀頭を膨らませて、ゆっくりと引き抜いていく。

「はっ、はぁっ、はあっ、あ、あっあっあっあっ、いっ、ちゃい、ますうっ!」

「はあ!?」

「いっ、んぅっ!」

 きゅうっとまんこが締まって、痙攣したように尻が震える。

 入れて抜いただけで、ほんとにいきやがった。

「きひっ、ひもひ、ひっ」

 ゆっくり押し込む。

「ひぅぅうっ、ひっ、ひああああああっんぅっ!」

 ゆっくりと引き抜く。

「りゃめ、ぬくの、んごっ、きもひぃいですうぅうっうあっ、あっ」

 パァン、と震える尻をはたく。

「ひうっ」

 また押し込む。

「はあう、はああああうあああああっ」

 奥に当たると同時にまたはたく。
 
「うあんっ!」

 引き抜いて、はたく。

「あうっ」

 押し込んで、はたく。

「はんっ」

 引き抜いて、はたく。

「ぃっ、ひっ」

 パァン

「んぅっ、うっ」

 パァン

「ごひゅっ、ひっ」

 パァン

「ひくっ、いくっ」

 パァン

「いくっ」

 パァン

「いくぅう!」

 ぶるぶると肉を揺らしながら震える尻。真っ赤になったそれを優しく撫でる。

「あっ、はぁっ、はっ、はぁぁ、きもひぃ、すき、すきぃ、ごしゅじんさまぁ」

 テーブルに突っ伏して顔は見えない。けど、さぞ満足そうな顔してるんだろうな。

しおりを挟む

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(6件)

白梟
2022.03.18 白梟

ただのエロと違ってちゃんと世界観やストーリーが組み立てられていて楽しく読ませて頂きました。
更新止まっているようで残念です。

解除
あみたん
2019.10.06 あみたん

めちゃおもしろいから毎秒投稿おなしゃす!

黒丸
2019.10.08 黒丸

ありがとうございます! 面白いとかもう、一番嬉しい言葉です!
最近は時間が取れず、不定期になってしまい申し訳ありません。
できるだけ頑張って、せめて毎日更新に戻していきます!

解除
Fluegel
2019.07.21 Fluegel

パラレルパラダイスかよw

黒丸
2019.07.21 黒丸

そんな感じですよ!

解除
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

あなたの子ではありません。

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:255pt お気に入り:5,489

攻略対象5の俺が攻略対象1の婚約者になってました

BL / 完結 24h.ポイント:1,689pt お気に入り:2,625

奴隷の私が複数のご主人様に飼われる話

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:518pt お気に入り:135

俺を裏切り大切な人を奪った勇者達に復讐するため、俺は魔王の力を取り戻す

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:5,205pt お気に入り:93

伯爵令嬢は執事に狙われている

恋愛 / 完結 24h.ポイント:1,748pt お気に入り:452

猫耳幼女の異世界騎士団暮らし

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:2,977pt お気に入り:394

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。