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『福岡大学』
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我らが福岡大学について、書く。昨夜、一睡も出来なくて、今日、訪問看護の看護師さん、川波さんを迎えることになったが、考えていたのは、福岡大学のことだ。別に、僕は、我が母校を誇りに思っている。別に、低偏差値でも、いろいろとやって回るのが、福大のいいところ。そう思っている。その点、東大、早慶は最低。まあ、別にいい。どこの誰かとは言わないけど、慶応を出た馬鹿がいる。僕は、その人のことを、茶の間ジジイと呼んで、馬鹿にすることにした。茶の間ジジイ。言い得て妙だ。僕がかねてより、大嫌いな人である。茶の間ジジイから、今日、三万五千円巻き上げて、電気代の入金に行く。僕自身への慰謝料も含んでいる。慰謝料なら、あと、十万円ぐらい、巻き上げてやろう。そう思っている。僕は、作家でごはんにも、書いた通り、レビー小体型認知症の、あの茶の間ジジイが嫌いで、嫌いで、しょうがないのである。今日、訪問看護の看護師さん、川波さんにも言ってやろうと思う。レビー小体型認知症?臭いし、ダサいし、汚いし……。枚挙にいとまがない。茶の間ジジイの永代供養を、万徳寺に断わってやって正解。ということで、朝から、福岡大学の話が、いつの間にか、茶の間ジジイの話にすり替わったけど、僕は、あの茶の間ジジイの顔を朝から見るたびに、吐き気を催すのだ。古賀先生に、特定検診をお断りして、正解。茶の間ジジイは、糖尿病で、程なく他界する。この文章も、軽妙なエッセー風に仕上がった。僕は、池田家のために尽くしたい。スペシャルサンクストゥー池田家なのである。では。
(了)
(了)
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