フェアリーシスターズ――悪の組織と戦いエッチなピンチに耐えながら平和を守る正義の三姉妹

セクシー戦士 フェアリーレッド参上！

　フェアリーホワイトは首を振って、叫ぶことしかできない。 ヒロインにとってレイプされるなんて、もちろん絶対嫌である。地球上では18歳の女子高生である彼女は、ホンモノの生娘だった。まだセックスの経験はない。処女を無理やり奪われる危機が迫る。 

「お前らにも、後で犯らせてやるからな！」 
「へい！」 

　戦闘員に告げたデビルコングは、フェアリーホワイトのアンスコに手を掛けた。 

「いやああああっ！」 

　少女の絶叫が響き渡る。だが、そこに、 

「止めなさい！」 

　凛とした女の声がした。と同時に怪人に向かって影が飛んできた。そして、痛烈な飛び蹴り でデビルコングを吹っ飛ばした。フェアリーホワイトにとっての頼もしい援軍であるもう一人の女戦士が姿を現したのだ。 

「わたしは、女戦士フェアリーレッド！　これ以上の狼藉は許しませんよ！」

　新たに現れたフェアリーレッドと名乗る女戦士は、 フェアリーホワイトを押さえていた戦闘員たちをハイキックでなぎ倒して、ホワイトを救い出した。 

　レッドのコスは、形はほぼガールと同じだったが、色は赤であった。ミニスカートの下から白らしいパンチラが見えたが、蹴りのあまりの素早さに確認はできない。 

（お姉様！　来てくれたのね！） 

　レイプ寸前の危機を逃れホッとするフェアリーホワイト。フェアリーレッドは、フェアリーホワイトの実の姉であった。年齢は２７歳、女盛りの熟れた肉体と華やかな美貌の持ち主である。 

「お前が、有名なフェアリーレッドか」 

　デビルコングがムックリと立ち上がった。フェアリーレッドは、宇宙平和部隊の中でも赫々たる戦歴を誇る伝説の女戦士だった。 

「フェアリーレッドと戦えるとは光栄だぜ」 

　デビルクライムの怪人と熟女戦士は向かい合った。 

「フェアリーホワイト、あなたはそこで見ていなさい。手助けは無用です」 
　
　とレッドは、妹に告げる。 

「わかりました、フェアリーレッド」

　若い美少女ヒロインは素直に従った。歴戦の女戦士は、自分の妹に己の戦い方を見せて、 戦いの厳しさをを教えるつもりだ。

　フェアリーレッドと向かい合ったデビルコングは、思わず舌なめずりした。 

（この女、さっきの若いのよりいい体してやがる。犯りたくなってきやがったぜ、ぶちのめして犯ってやる） 

　レッドの上着から溢れ出さんばかりの大きな乳房、腰からお尻にかけての艶めかしいくびれ、ミニスカートから覗く、ムチムチの太腿。セクシーなコスチュームに包まれた色っぽい肉体は、男を発情させるフェロモンを発しているのだった。