変わった性癖を許して下さい〜短編集〜

s.k.k.

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幽霊の巨根の男の子とファックしてます。

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あたしエルザ。
絵留座って仰仰しい漢字も付いてるんだけど、簡単にエルザって呼んで。

唐突だけど、あたしの簡単なプロフィール。
貧乏な母子家庭に生まれて、顔もブスだし(団子っ鼻なんだよね、)成績は普通。運動も中の下。もう高三で来年から就職先も見つけなきゃいけないのに…。
そんなパッとしないあたしに、イケメン彼氏なんかできっこないよね。

でもつい一週間前に、彼氏が出来たんだ。ブサイクなんだけど。歳は同じ18だけど、もうすぐ誕生日だから一つ上だって。だけどワケアリ。なぜって…

あたしの部屋に住んでるの。つまり幽霊。だけどかわいかったなぁ。っていうかホントに年上なのに子供みたいですっごい可愛いの。なぜかって、死んじゃったのが小5だから、そのまま時が止まってるんだよね。で、童顔というか、子供の顔。
でも、小5の割には背が高くて、大人っぽい体つき。

あたしに彼氏なんて出来るか?と思ってたけど、あたしの部屋に出てる時点でもうあたしの物感。馴れ馴れしく話しかけることも出来たし、溺死しちゃったこともいじめられてた過去も聞いたし、ぐんぐん仲良くなって告白されちゃった。
「エルザと付き合いたい」
「いーよー」
ってノリ。

で、最近の幽霊って足があるでしょ。ってことは下半身もしっかりあって、あたしのベッドの上でもじもじしてるから、何かと思ったら、あらら、ズボンが持ち上がっちゃってる。小5なんてそんな年頃か。(※18歳でした。訂正。

あたしはいかにも慣れてるように、人形遊びの着せ替えごっこしてた容量ですいっと脱がせる。さすが幽霊、さわるとひやっとするねー。

つーかあたし、ペンオナしてたから処女膜がないんだわ。この子が出るまで、ずっとしてたから、この子が現れてからなんとなくしづらくて、欲求不満だった。それにペン以上のものを求めていた近頃だった。

そこに、すっごい巨根。日本人平均12~13だったよな?あたしすぐ濡れるから、ジュッって愛液が下りてきたのを感じた。
幽霊、略して幽くん、毛が2.3本ちょろんって生えてたよ。おませだね。いや、年上だからむしろ薄いのか、訂正訂正。
幽くんのアレ、ビンビンでピンクに充血して、上下に数回動いた。
で、あたしの胸を服の上からおそるおそる触ってくる。不慣れ、かわいいなぁ?

あたしは幽くんをベッドに押し倒した。幸いCカップくらいはあったから、パジャマをはだけてブラのホックを外して黒っぽい乳首を見せた。幽くん気にしないかな?あたしは目を下にやった。

ところが気にするどころか、勃起角度さっきより上がっちゃってるよ!
で、キスしてきたぁ!ひんやりぬるっとした舌。幽くんを抱きしめて、ぬるぬるやってたら冷たいアレがお腹に当たってるのが分かった。
「エル…ザ…」
幽くんどうしたらいいか分からないみたい。もしかして知らない…?性のしくみを…?
ふとお腹に水分が付いてるのを感じた。もしかして幽くんの我慢汁が付いてるーーー?
あたしは慌てて起き上がり、幽くんのアレを見た。案の定。
あたしはそれをつかんだ。左手でぎゅっとして、右手で我慢汁を裏筋に塗り込んだ。
「あ…あ…」
幽くんのほとばしる声。
あたしが調子にのって咥えようと、手を離した瞬間に、童顔に似合わない巨大なキノコは透き通る汁を大量に撒き散らしながらのたうちまわった。
「っあっ…ぁあん!」
声変わりしてない喘ぎ声で、幽くんは声をあげた。
イっちゃったんだ、これだけで。

でも、萎えなかった。さすが若い!って、あたしはオバさんか。

あたしはスカートのホックを外した。
幽くんがあたしのベッドに寝ているので、自然とあたしが上に乗って挿れる体制に。
処女だからアソコ見せるの恥ずかしい…!でも幽くんだって初めてでしょ?あたしのスカートの真ん中…パンツ履いてないアソコがある辺りをガン見してるけど、巨根を張り立たせたままスカートをめくろうともしない。

そのまま謎の静止時間が流れたので、逆にじれったくなって、あたしからスカートをめくることに。毛は全部なぜかこういうこともあるかもしれないと思って剃ってたから、黒っぽいクリトリスの皮が幽くんに見えたはずだ。

また幽くんのアレが上下にかすかに動いて、冷たい感触があたしの恥丘に数回触れた。

幽霊だから妊娠しないよね?

その一言があたしの頭の中をよぎり、調子にのってマンコキって言うのをあたしは始めた。このまま事故で入っちゃえば…。って期待も込めて。

幽くんの裏スジと裏側の皮全体はみるみるあたしの愛液で濡れた。

「ハァ…ハァ…」

幽くんの感じる声。

ふと足元を見ると、もう幽くんの我慢汁が鈴口に溜まっているのがわかった。かなり溢れそうで、つーっと下に降りて、このままアソコでコキコキしてたらあたしの穴に入りそう。

あたしも十分濡れてたし、そろそろいっかなって思って、今度は開いた股を幽くんの亀頭に乗せて体重をかけていく。

ひやっとしてるけど脈撃つ、幽くんのアレ。
でも処女に騎乗位っていうのは、きつかった。ましては巨根。

「うぁぁ…、痛いよ………」

と、思わず言ってしまったあたし。先っぽすら完全に入ってないのに、痛すぎる。

「エルザ、血が…血が垂れてきた…!」

どうやらペンオナでは完全に膜を破ることができなかったらしい。幽くんが怖がるので、あたしは寝転がった。

「幽くん、この姿勢なら痛くないかもしれない…」

あたしの血のついた幽くんのアレがあたしのシーツに触れて、あたしのシーツは血と粘液に汚れた。
そんなことも気づかないまま、あたしは幽くんのアレを求めた。

「入れて…」

幽くんはあたしにキスした。あたしは幽くんの口に舌を入れた。冷たい舌がぬるぬる絡まって気持ちいい。
キスを続けているうちに、
「エルザ、もう出ちゃう……」

という困った声からいきなりズンッと入ってきた。

「ぃたっ…!」あまりの痛みに、おもわず声が漏れた。

ミチミチ、グリグリ、ズブズブ…まだ入ってくる、まだ入ってくる…!終わりがないの…!?

「エルザ、エルザ…!」

幽くんのアレ、冷たいから余計に鼓動が伝わってきて、
生きてればいいなって思ってあたしは泣いた。

「痛いの、エルザ?」

幽くんが、きっとまだ入れたくてしょうがないアレを引き抜こうとしたので、あたしは幽くんの手を引いて、自分の胸に幽くんの体を引き寄せた。

そのときに、全部入ったのが分かった。

『ン…』

ふたりの吐息が重なった。

あたしはオンナになったって分かった。

「あたしの勝手かもしれないけど、成仏しないで…」

あたしは顔をくしゃくしゃにして泣いた。多分ブスがもっとブスになったに違いない。

かわいかった幽くんは、かっこよく見えた。

「好きだよ、エルザ。ずっといるよ。エルザ」

冷たいのに、世界一暖かいものがあたしの中に注がれたのが分かった。

気持ち良かった。
愛しかった。

死者が成仏しなきゃいけない決まりなんてない。だからこれはもう今の話。

これからも、ずっと。
             END.
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