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日曜日の朝
2:電車の中で?
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新登場人物紹介
冨樫 光昭
主人公と同じ学校のクラスメイトで親友。東胡の彼氏であることは学校中に広まっている。執筆部部長兼現役作家兼茶道家跡継というすさまじい肩書の持ち主で人当たりのいい性格で学校中の人気者、彼女と合流して映画館に行こうと考えていた。特にドロドロとした黒い恋愛を描く作品を数多く手掛ける。
最上 東胡
主人公と同じ学校のクラスメイトで光昭の彼女。執筆部副部長兼現役ラノベ作家という光昭に引けを取らないほどの肩書の持ち主で人当たりのいい美人だがいちいちトゲのある言い方をすることで有名。しかし光昭の前ではデレッデレでいつでもどこでもベタベタイチャコラしてるので学校内公認カップルともいわれている。特にキュンキュンするような甘酸っぱい青春恋愛を描く作品を数多く手掛ける。
-002-
あまり考えずにいつも使っているパステルカラーの縦ストライプが入ったボタンダウンシャツと黒いスキニーパンツと柄入りTシャツをつかみ寝巻として使っていたバスローブを脱いで身に着ける。ふと、考えてみたらベルトを忘れていたので適当な深緑と紺のゴムで編まれた伸びるベルトを腰のベルト通しに通す。
「ここが果たしてベルト通しで合ってるかどうかもわからないなぁ。」
とつぶやきながら、持っていくべきモバイルバッテリーと文庫本と財布を高校一年生の時から使っている小さいライムグリーンのショルダーバッグに放り込んで、スマホをポケットに入れ、赤色のキーケースを手に持ちつつ電気を消して、家を出る。
鍵を閉めたら、自転車を置いている洗濯場に行き。父からもらった街乗り向けのマウンテンバイクに跨ってペダルを踏みこむ。ギギッっというサスペンションの音とともに風を切って進みだす。
時は五月。彼が高校三年生になってまだひと月もったっていないときのことである。さわやかに晴れた青空の日。
三条京阪について駐輪場に自転車を放り込み、改札を通り抜けてホームに飛び込んだと同時に、列車が出発してしまった。
「一本逃したなぁ。」
とぼやきながらも時刻表と自分の時計を突き合わせて次の列車の時間を確認する。幸いあと五分くらいで到着するようだ。じゃあゆっくりするかと考え近くにあった飲み物の自販機の前に立って適当な飲み物を選ぼうとした、が、全部のボタンに準備中というオレンジ色の文字が踊っているではないか。これでは何も飲むものがないので、別の自販機のを飲もうと思ったのだが、案外遠くにあるので、それは諦めてベンチに座って列車を待つことにした。
よくあるプラスチックのような材質でできているベンチに腰掛けて文庫本を開くと瞬く間に時間は過ぎて、列車がホームに入ってきた。
空気の抜ける音とともにドアが開いて降りる人が全員降り終わるまでわきにそれて待ってから、乗り込む。と、なにやら見知った顔がそこにはあった。
それはクラスメイトの冨樫光昭と最上東胡だった。二人ともおそろいの白黒ボーダーシャツを着て、光昭は春色のしっかりとしたタイトベスト。東胡は春色のセーターみたいなのを羽織っていた。そして、二人ともあっけにとられたような顔をしていた。
冨樫 光昭
主人公と同じ学校のクラスメイトで親友。東胡の彼氏であることは学校中に広まっている。執筆部部長兼現役作家兼茶道家跡継というすさまじい肩書の持ち主で人当たりのいい性格で学校中の人気者、彼女と合流して映画館に行こうと考えていた。特にドロドロとした黒い恋愛を描く作品を数多く手掛ける。
最上 東胡
主人公と同じ学校のクラスメイトで光昭の彼女。執筆部副部長兼現役ラノベ作家という光昭に引けを取らないほどの肩書の持ち主で人当たりのいい美人だがいちいちトゲのある言い方をすることで有名。しかし光昭の前ではデレッデレでいつでもどこでもベタベタイチャコラしてるので学校内公認カップルともいわれている。特にキュンキュンするような甘酸っぱい青春恋愛を描く作品を数多く手掛ける。
-002-
あまり考えずにいつも使っているパステルカラーの縦ストライプが入ったボタンダウンシャツと黒いスキニーパンツと柄入りTシャツをつかみ寝巻として使っていたバスローブを脱いで身に着ける。ふと、考えてみたらベルトを忘れていたので適当な深緑と紺のゴムで編まれた伸びるベルトを腰のベルト通しに通す。
「ここが果たしてベルト通しで合ってるかどうかもわからないなぁ。」
とつぶやきながら、持っていくべきモバイルバッテリーと文庫本と財布を高校一年生の時から使っている小さいライムグリーンのショルダーバッグに放り込んで、スマホをポケットに入れ、赤色のキーケースを手に持ちつつ電気を消して、家を出る。
鍵を閉めたら、自転車を置いている洗濯場に行き。父からもらった街乗り向けのマウンテンバイクに跨ってペダルを踏みこむ。ギギッっというサスペンションの音とともに風を切って進みだす。
時は五月。彼が高校三年生になってまだひと月もったっていないときのことである。さわやかに晴れた青空の日。
三条京阪について駐輪場に自転車を放り込み、改札を通り抜けてホームに飛び込んだと同時に、列車が出発してしまった。
「一本逃したなぁ。」
とぼやきながらも時刻表と自分の時計を突き合わせて次の列車の時間を確認する。幸いあと五分くらいで到着するようだ。じゃあゆっくりするかと考え近くにあった飲み物の自販機の前に立って適当な飲み物を選ぼうとした、が、全部のボタンに準備中というオレンジ色の文字が踊っているではないか。これでは何も飲むものがないので、別の自販機のを飲もうと思ったのだが、案外遠くにあるので、それは諦めてベンチに座って列車を待つことにした。
よくあるプラスチックのような材質でできているベンチに腰掛けて文庫本を開くと瞬く間に時間は過ぎて、列車がホームに入ってきた。
空気の抜ける音とともにドアが開いて降りる人が全員降り終わるまでわきにそれて待ってから、乗り込む。と、なにやら見知った顔がそこにはあった。
それはクラスメイトの冨樫光昭と最上東胡だった。二人ともおそろいの白黒ボーダーシャツを着て、光昭は春色のしっかりとしたタイトベスト。東胡は春色のセーターみたいなのを羽織っていた。そして、二人ともあっけにとられたような顔をしていた。
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