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8.★我慢できないです
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物足りないようなムズムズ感を紛らわすようにリオンの体に擦り寄り、たわわな胸を押し付ける。
更にエスカレートする指先でリオンの夜着と同時に下着をずり下げた瞬間、アンジェリカの視界が反転した。
「きゃあぁっ?! え、なになに?!」
「アンジェリカ様の気が済むなら……と思ったけど、ちょっと無理」
どうやら一瞬で組み敷かれてしまったらしい。
細い手首を押さえるリオンは年端もいかない少年なのに、手のひらはアンジェリカよりも大きく力強い。
現状を受け止め切る前に、くちびるを勢いのあるキスで塞がれてしまった。
何度も繰り返されるキスは優しさや労りなんかなくて、ただ必死さだけが伝わってくる。
アンジェリカだって今日がファーストキスだ。
慣れた口づけを返せるわけもなく、夢中でリオンを受け止めた。
すごく長かったような、一瞬だったような、そんな不思議な感覚。
ふと顔を離したリオンはアンジェリカの白い首筋に顔を埋める。
そのまま、ちゅうっと首に吸い付かれて、予想外の刺激にアンジェリカの体は大きく跳ねた。
同時に初めて出すような高い声が漏れる。
「アンジェリカ様……、柔らかくていい匂い……。やば、俺ほんともう我慢とか……出来ないです」
「えっ、なに……? あ、えっ?」
めくり上げられた夜着から現れた白い柔肌。ひやりとした空気と熱い視線。
アンジェリカ自慢の柔いふくらみをリオンの指が弱い力で撫であげる。
こそばゆい快感に震える乳房を見つめる彼は、ごくりと喉を鳴らした。
そうしてすでにぷっくり硬くなった胸の先端をおそるおそる、ぺろりとひと舐めした。
「や、あん……っ♡」
少し触れただけでアンジェリカの体は、これから与えられる快感への期待に満ちていく。
悦ぶ声に応えるかのように、もう一度口に含んだリオンは何度も吸い上げては舌で舐め上げた。
幼い愛撫はくすぐったいけど、それでも大好きなリオンに求められていることが嬉しい。
心に反応して体もさっきより敏感さが増しているようだ。
「あっ、やんっ……! あ、あ、きもちい……っ」
未知の快感は思っていたより強く、アンジェリカはシーツを握りしめる。
触れられているのは胸だけなのに、お腹の奥が熱く疼いて仕方がない。
おかしくなりそうな感覚にアンジェリカのつま先がぴんと伸びる。
「アンジェリカ様……、可愛い。すごく、綺麗です」
生理的な涙で滲む視界の先には切なく眉を顰めたリオンがいて、更にアンジェリカの体は切なく潤んだ。
「あの、俺……、ちんこヤバい。最後までしてもいい……?」
「い、いいっ! もちろんよ!」
興奮で火照る肌と潤んだ青い瞳の懇願に、アンジェリカはこくこく頷く。
正直ときめきと興奮が強すぎて、深く考えることなど出来なかった。
まさに思考の回路がショート寸前である。
更にエスカレートする指先でリオンの夜着と同時に下着をずり下げた瞬間、アンジェリカの視界が反転した。
「きゃあぁっ?! え、なになに?!」
「アンジェリカ様の気が済むなら……と思ったけど、ちょっと無理」
どうやら一瞬で組み敷かれてしまったらしい。
細い手首を押さえるリオンは年端もいかない少年なのに、手のひらはアンジェリカよりも大きく力強い。
現状を受け止め切る前に、くちびるを勢いのあるキスで塞がれてしまった。
何度も繰り返されるキスは優しさや労りなんかなくて、ただ必死さだけが伝わってくる。
アンジェリカだって今日がファーストキスだ。
慣れた口づけを返せるわけもなく、夢中でリオンを受け止めた。
すごく長かったような、一瞬だったような、そんな不思議な感覚。
ふと顔を離したリオンはアンジェリカの白い首筋に顔を埋める。
そのまま、ちゅうっと首に吸い付かれて、予想外の刺激にアンジェリカの体は大きく跳ねた。
同時に初めて出すような高い声が漏れる。
「アンジェリカ様……、柔らかくていい匂い……。やば、俺ほんともう我慢とか……出来ないです」
「えっ、なに……? あ、えっ?」
めくり上げられた夜着から現れた白い柔肌。ひやりとした空気と熱い視線。
アンジェリカ自慢の柔いふくらみをリオンの指が弱い力で撫であげる。
こそばゆい快感に震える乳房を見つめる彼は、ごくりと喉を鳴らした。
そうしてすでにぷっくり硬くなった胸の先端をおそるおそる、ぺろりとひと舐めした。
「や、あん……っ♡」
少し触れただけでアンジェリカの体は、これから与えられる快感への期待に満ちていく。
悦ぶ声に応えるかのように、もう一度口に含んだリオンは何度も吸い上げては舌で舐め上げた。
幼い愛撫はくすぐったいけど、それでも大好きなリオンに求められていることが嬉しい。
心に反応して体もさっきより敏感さが増しているようだ。
「あっ、やんっ……! あ、あ、きもちい……っ」
未知の快感は思っていたより強く、アンジェリカはシーツを握りしめる。
触れられているのは胸だけなのに、お腹の奥が熱く疼いて仕方がない。
おかしくなりそうな感覚にアンジェリカのつま先がぴんと伸びる。
「アンジェリカ様……、可愛い。すごく、綺麗です」
生理的な涙で滲む視界の先には切なく眉を顰めたリオンがいて、更にアンジェリカの体は切なく潤んだ。
「あの、俺……、ちんこヤバい。最後までしてもいい……?」
「い、いいっ! もちろんよ!」
興奮で火照る肌と潤んだ青い瞳の懇願に、アンジェリカはこくこく頷く。
正直ときめきと興奮が強すぎて、深く考えることなど出来なかった。
まさに思考の回路がショート寸前である。
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