王家の影一族に転生した僕にはどうやら才能があるらしい。(完結)

薄明 喰

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第4章

ノヴァの両親

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あの手続をしないと、これもしていこうなどと色々話していくなかで、ノヴァがどんな悪魔と人間のハーフなのかを教えてくれた。



「俺を産んだ男から聞いた話だが相手はマモンと言う名の悪魔だと聞いている。酒場で出会い二カ月ほど一緒に居たらしい。その時に俺を身籠って驚いたと言っていた。悪魔は性別関係なく孕ませれるし、孕むことができるらしい。恋人という関係ではなかったから産みの親が死んだ時も現れなかったし、その後も姿を見たことがない。」


「へー…そのマモンってどんな悪魔なのかな?」



「確か…金に目がない奴だったとか。暇があれば金を眺め、よく賭博場に行っては勝ってきたと聞いた。気まぐれに大金をくれたから俺を育てるのに苦労はしなかったって言ってたし、産みの親が死んだ時に確認したら結構な金額があった。」




「…何かすごいねぇ。でもノヴァからそのマモンの特徴は感じないよね。」




「賭博で負けたことはないな。」




「…それは…引き継いでるね。」




「だろうな。」






話を聞くなかで、性別なく子供ができるって言葉に、つい半魔はどうなんだろうって思ってしまった。

もし半魔もそういった特性があるなら…僕も…



否、まだ婚約の段階なのだし今は考えないでおこう。

親になる覚悟何て全くないし。
正直子供を産むかもしれないって怖さよりも、親になるってことの方が怖い。







「まぁ会う事はないだろうし気にしなくていい。」


「そうだね。ノヴァあんまり半魔って感じしないし。」



魔力が通常より多く、魔力の扱いが物凄く上手いって人族って感じ。

とーさまから聞いた話で、幼い頃からノヴァは自然に当たり前に無詠唱で魔法を使っていたと聞いているけど、悪魔っぽい特徴と言えばそれくらいだ。









「ノヴァ。悪魔って魔核がある限りは生きるんだよね?ノヴァみたいな半魔はどうなの?」



「他の半魔にあまり会ったことがないが…個々によるだろう。体が悪魔の特徴を強く引き継いでいる者は魔核を壊されれば死ぬが、人間の特徴を強く持った者は心臓を貫かれれば死ぬ。あとは俺のように魔核と心臓どちらも持ち合わせている者は片方を壊されても死にはしない。」




「へぁー…ノヴァ不死身じゃん。」




中二病心がくすぐられるなぁ。






「不死身ではないが…まぁ心臓が二つあるようなもんだ。どちらも潰されれば死ぬ。純粋な人族でも稀にいるらしいぞ。」



「え…そうなの?」



「半魔とは違って、病気になりやすく短命らしいがな。」



「えー。」




あれか。

本来は一つしかないものが二つあることで他の器官が処理しきれないって感じか。


人族のそれは病なんだな。



周りに比較的健康な人しかいなかったから考えたことなかったけど、今世のこの世界にもそういった病気っていうのはあるんだなぁ。

怪我を治すのは基本魔法だし…人でがどうしても足りないだろう。


もう少し落ち着いた頃に治癒系の魔導具の作成を提案してみよう。

オリヴァーやノヴァ達ならすぐに作れちゃいそうだ。










________


一人の人の体にふたつ心臓がある病気はなさそうですが、検索で引っかかる病気で難病指定のものがあるみたいです。

難しい病気があって、私が知らない病気も沢山あると思います。


病気に関する文には気を付けるようにしていますが、読者の方で
「そんな簡単な病気じゃない!」「間違った知識を広めるな!」等
ありましたらぜひご指摘いただければと思います。

そして、もし可能でしたらその病気についてご教授いただけましたらと思います。

個人的な好奇心もありますが、こんな病気があるんだっと少しでも多くの人が知る機会をつくれればという思いもあります。


不快に思われましたら申し訳ありません。


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