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第2章 諏訪に棲むお稲荷様
「厄災の王」
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注: 本話・および次の話は諏訪地方の白狐伝承(竹村良信『諏訪のでんせつ』[信濃教育会出版部])を題材にしたフィクションです。筋と登場人物のみ参照させていただき、叙述・台詞はすべて作者の創作です。
あの老女が語ってくれた、白狐稲荷神社の由来となるおとぎ話はこうだ。
かつて、このあたりには悪さばかりする白狐がいたという。
ある人が諏訪湖へ向かう道すがら、荷車に乗せてやろうと声をかけられた。素直に乗ると、車はなぜか逆方向の宮川村へ向かい、そのまま止まってしまったという。
また別の人は、親戚の家にあんころ餅を届けようと上諏訪へ向かっていたところ、見知らぬ娘に声をかけられた。「上諏訪はどちらですか」と尋ねられ、道案内がてら一緒に歩いていくうちに、その娘は突然姿を消してしまった。そして気がつくと、急に手に持っていたはずのあんころ餅が重くなり、おかしいと思って包みを解くと、あんころ餅はすべて石になっていたという。
人を惑わし、困らせては面白がるその白狐のいたずらは、次第に悪質さを増していった。けれどある日、ゴンさんという名の勇敢な若者が、その白狐を捕らえることに成功した。ゴンさんは成敗しようと構えたものの――そのとき、白狐が妊娠していることに気づいた。心優しいゴンさんは刀を収め、白狐を逃がしてやった。
それからというもの、その狐は人を惑わすことをやめ、ある川のほとりに住み着くようになったという。そしていつしか、その場所には社が建てられ、信仰の対象となった。それがこの、白狐稲荷神社になったというのだ。
通常、こういった神社には霊的な脅威はない。神が祀られている場所には、清浄な気が流れ、悪しきものを遠ざける力があるからだ。この神社も、もともとは山中を荒らし回っていた一匹のあやかしが、人々による長年の祈祷と信仰の力によって神格化され、悪しき気が浄化されることになった、そんな経緯を持つ神社だ。
であれば本来は危険を感じる必要なんてないはず。なのに私は、もしかすれば、本当にここには柴田警部が言うような「厄災の王」がいるのではないかと考えるようになった。
そもそもこの諏訪という地、何か空気がおかしいのだ。上諏訪駅を降りたときは温泉街の明るい空気に気を取られたのだけれど、何か妙な気配があったのを薄々感じた。そして、実際にこの白狐稲荷神社へと足を運んでいくと、突然、その穢れの空気が異様に重くなったのだった。張り詰めたような邪気が、肌を刺す。
一般人なら、あやかしというのは見ることができるだけ。けれど、私には「感じる」ことができる。それは血に刻まれた感覚――神職の家系に生まれた者の宿命でもある。その感覚が言っているのだ。諏訪に降り立った時に感じた妙な違和感は、やはり間違いではなかったと。
でもそうなると神が住む場所であるはずの神社に凶悪なあやかしがいるということ?論理では考えられない、体の芯から恐れを抱かせる妖気が満ちていて、神社に近づくほど、空気が澱み、吐息すら濁るように思える。
息が苦しい。月の光がいやにまぶしい。そう感じた次の瞬間だった。
「っ――!」
私は即座に、腰に差した御幣を引き抜いた。木の柄の先に、白い紙垂がはためく。霊力を増幅させ、いつでも敵に対応できるように構えをとる。
背後から気配。冷たい空気をまとい、近づいてくる――ありえないほどの速さで。
まずい、まさかこんな速さでなんて。体がそれに対処しきれない。そして頭では、それがいかに危険かを、本能で理解している。
今まで東京で祓ってきた弱いあやかしとは格が違う。私はこの仕事について初めて――恐怖を感じた。
「後ろ、気をつけろよ」
今感じている恐怖とは裏腹に、すっとんきょうな声が聞こえてくる。
人で言えば少年の声質が耳の残る。軽々しく聞こえるのだけれど、でも不思議とわかる。この声が今抱いている恐怖の源泉であることに。
私が声の方向に向き直ると、今度は上空から声が聞こえる。
「俺の方が速いかな。でも驚いたよ。出会った中でここまで反応速かった人間はほとんどいなかったからさ」
上を向くと、そこには、男性――だと思うけど――が鳥居の上に座していて、銀の髪は風になびき、狐の耳を頭に携えている。間違いない。これが「厄災の王」であるあやかしだ。
私は気を改めて、剣で言うなら、正眼の構えで御幣を彼に向けて構える。でも私は感じていた。震えがあることに。こんなこと、東京では一度も、なかった。
「ビビりすぎでしょ。そんなんで俺を祓えると思ってんの?」
凍てついた銀の髪の下で輝くのは、月明りを反射するかのような琥珀色の瞳。微笑みを浮かべた彼の瞳は私を見透かすかのように見下ろす。
人とも、動物ともつかない。それでいて、どれよりも美しい。その姿は少年のようだったけれど、男とも女ともつかない、不思議な気配をまとっていた。あやかしである彼が「雄」だということは、なんとなく感じ取れるものの、その容貌はあまりに繊細で、柔らかく、ただ見るだけで心が揺らぐほどだった。
「あなたがここの主?」
「人はそう呼ぶかな。まあ俺はどうでもいいけど」
さっきと同じで妙に気の抜けたような口調。私は彼から脅威を感じるほどの妖気を感じているのに。
「この強い気配。私が感じられるように、あえて出しているの?」
「うん、ちょっと驚かせたくて。久しぶりに俺と戦う人が来たからさ。つい気分が上がっちゃったんだよね」
そして次の瞬間、妖狐は動き出した。とっさに御幣を振ろうとするけれど――だめだ対応しきれない――まさかやられる?頭の中で光が何重にも反射するかのように思考が張り巡らされた瞬間――
「がおー」
鳥居に足をかけて逆さまに妖狐はぶら下がると――私に向かって変顔をしている。
「――?」
出来事を脳内で処理するのに時間がかかっている。ようやく状況が読み込めた後も、張り詰めた空気からのあまりの落差に、私の思考は動かないままだった。深刻な空気が、足元へ滑っていくように崩れる。
「何やってるの?」
「いや、この方が『厄災の王』っぽいかなと思って。ダメ?」
舌までちょろりと出して、肝試しで子供がやるような脅かし方をする。
「なんか反応薄っ。怖がってないの?」
「そりゃそうでしょ」
「がーん。残酷」
彼はそう言うと、やはりふざけたように笑う。
「あなた本当に、『厄災の王』なの?」
「そうなんじゃない?多分。まあ確かに、いろんなものがここに集まってくるからね。人もあやかしも。でも俺が呼んでるわけじゃないよ?ほら、磁石みたいなもん。俺の妖気に引きつけられて、自然と来ちゃうって感じかな」
彼は体重がないかのように音もなく鳥居から降りると、一気に私との距離をさっと詰めてきた。
「君、俺を退治しに来たんだろ?」
その質問に、私は目を細めて彼に問う。
「――あなた、人を喰らったの?」
単刀直入に聞く。回りくどく言っても仕方がない。
彼は微笑んだけれど、さっきまでの笑みとは違い、苦笑ともとれる表情だった。
「俺が?違うよ。まあ『俺のせいで』人は消えているのは事実だけどね」
「俺のせいで」――その言葉に私は眉をひそめる。
「どういう意味?」
彼は滑らかに足を滑らせて石段を駆け上がると、段の頂点まですぐに上ってしまう。彼にとってはなんてことのない距離でも、人である私には結構なもの。必死でおいていかれまいと彼についていくと、その先には、境内が見えるとともに神社の社殿が現れた。彼はその内部に私を導くと、廊下の奥にある障子を片手で開け放つ。軋む音と共に開かれたその向こうには、広い庭があった。そしてそこには――無数の狐火が、ふわり、ふわりと揺れていた。青白く、優しく、どこか清々しく。
「俺は彼らに新しく名を与えただけだよ」
「名?」
頭が理解を拒む。でも、庭を埋め尽くす狐火が、そのひとつひとつが、かすかに人の声を持つかのように揺らめいているのを見た瞬間、頭の中に閃光が走る。
彼らは、人だったんだ。
この屋敷のどこかで、私は確かに彼らの気配を感じていた。廊下に残された足跡、崩れた衣の糸くず。それらは皆、ここに人がいたという証だった。でも、肉体はどこにもない。あるのはただ、優しく揺らめく光だけ。
これは――
「あなたは確かに彼らを喰らってはいない。代わりに、魂を手放させたのね。新たな名前を与えることで――」
それはつまり、体から魂をそっと引き離すこと――結果的には、喰らい尽くすのと変わらない「死」を意味するのだけれど。
私がそう呟いたとき、銀の狐はほんのわずかに、目を見開いた。驚いたようだった。
「すげえな。説明しなくてもわかるんだ。まああやかしに対してだけは使えないんだけどね。それ以外の生き物なら、どんな存在でも、俺が新たな名を与えたら、確実に魂は肉体から離れる。当然――君も含めて」
短い返答の奥に隠れる真実。思わず手が震えた。
「俺が名前を与えた魂は、清らかな存在として、どこか安らかな場所へと旅立っていく。それまでどれほど過酷な人生を送っていたとしても、それをすべて忘れて、清々しい気持ちですべてを終えられるのさ。俺は――ただ、名を与えて、彼らを送り出しただけだよ」
彼は、まだ静かに揺れている狐火に目を向けた。
「例えば、あの子には『清月(せいげつ)』という名前を贈った。『濁世を離れ、月のように澄んだところへ至る』、そんな意味を込めてさ。いい名前だろう?」
私はその狐火の近くに輝く光を見出す。きっとこれが魂で、狐火で焼かれているのは肉体なんだ。
その輝く魂、それは人間にとっての色とは全く異なる、言葉にできない光だった。けれど、ただ一つ確かなのは――それが、とても美しい色だったということ。
「でもそれは――殺人と、同じではないの?」
かすれた声で問うと、彼は視線を空へ向けた。月の光が、その横顔を淡く照らしている。
「まあそうだな。でもさ、それは彼らが望んだことだよ。」
穏やかな声だった。
「この世に疲れ、傷つき、生きることに意味を見いだせなくなった者たちが、俺のもとにやって来た。確か人間界では時代が大きく変わって『明治』とかいう年号に変わったと思ったら、今や『大正』とかになってるんだろ?つらく苦しい激動の流れに耐えられなくなったあいつらを、生という呪縛から解き放ち、別の在り方を与えた。それが、罪なのか?」
私は何も言うことができなかった。
でも、感じてしまった。
庭できらめく魂の輝きからそれぞれ流れてくる感情の流れが、しんみりと私の中にしみこんでいく。例えるなら――澄んだ水。
「全然痛くない」
「心が軽くなった!空まで駆け上がれるみたいだ」
「そんなに爽やかな気分になったことはないな」
そうして、皆が最後にこう言う。
「ありがとう、お稲荷様」
記憶の断片が穏やかな波となって目の前に広がる。
かじかんだ手。工場の煤で黒くなった肺。読まれなかった手紙。炊事中に倒れた身体――ばらばらの映像が溶けて、最後には同じ色になっていく。けれど同時に、はっきり見えた。どの魂も、今は笑って空に昇って行こうとしていることを。
正義って何?救済って何?そんな問いが私の頭に浮かぶけれど、答えを見つけることは、できない。
不意に、妖狐がつぶやいた。
「昔は、ちょっと違ってたんだけどな」
彼は目を落とす。
「食ってたんだよ。名を与えたあとの空になった肉体を」
軽い調子に紛れていた彼の語りに、重みが帯びたように感じた瞬間だった。
「俺たち妖怪だって、生きてる。何かを喰らわなきゃ、存在できない。あの頃は、それが当然のことだと思ってた。でも、変わったのさ。今は、そうしなくても生きてる――ここに住む人々が持つ、『お稲荷様』への信仰心を食べることでね」
薄暗いはずのここで、彼の体が月光に照らされてはっきりと浮かび上がるのを感じた。
「だから今は、魂を分離させた後、狐火できれいに焼いているのさ。もう肉体を食う必要はないから。あやかしにとっては単なる抜け殻でしかなかったとしても、最期くらい、美しく消えてほしいと思うんだ。長らく神様をやってると、人間の『美』みたいなものが染みついてきちゃうみたいだ」
彼は私が握っている御幣に視線を移す。
「人間の心って、案外とあったかいんだよな。願い、思い――そういう人々の思念が、今の俺の腹を満たしてる。そういうのって、肉体を食うなんかより、ずっとうまいんだ」
彼はまたいたずらっぽく笑う。
「ところで君――名前はなんて言うの?」
突然の問いに、私は鼓動が高鳴るのを感じる。新たな名前を「与えられたら」私の魂は抜かれてしまう。けれど、「今ある名前を教えること」の害悪はおそらくない。第一、彼の態度に悪意は感じられないし――私は名前を教えることにした。
「織葉よ。九条織葉」
すると、彼は驚いたように目を見開き、そのまましばし黙り込んだ。
「――そうか」
やがて呟くようにそう言うと、彼の視線は私ではないところに固定されている。不思議に思ってその先を覗き込むと、そこには私がいつも見慣れているものが目に映る。
お銀。
「もうお会いするのをためらっておりやしたが――やはり顔を見せた方がいいと思いやして。お恥ずかしながら諏訪の地に帰ってまいりやした。お久しぶりでやんす、親分」
お銀の口から出る情報を頭の中で処理できていない。それでも私が口を開く前に、目の前にいる妖狐はお銀の言葉を受け取ると、満面の笑みでお銀に近づき、抱きしめた。それどころか、妖狐はお銀の輝く毛並みに頬ずりしているほどである。
「お銀、お帰り!何が会おかどうかためらっていた、だよ。ここを離れたからってお前を悪く思っていたことなんて片時もないんだからさ!会えてうれしいよ、俺」
お銀もお銀で、泣きながら目を細める。
「親分――すまねえ、全然顔見せねえで」
「いいんだよ、気にするなって。それにしても今日は本当に驚くことばかりだよ。そこの九条織葉さんに会えたし、何より俺の妹分にまで会えたんだから」
なんとなく事情が分かってきた。あなたたち元から知り合いだったのね。上諏訪駅に下りる際、「諏訪には因縁がある」って言ってたのはこういうことだったの。さっきこの神社に一緒に行こうと思っていたら逃げたのは、照れくさくて行くのを迷っていた、そんな感じかしら。納得いった。
――ん?
「妹分?お銀――あなた」
目の前の狐二体が目を大きくしてぽかんとしたような表情をする。
「女の子だったの?」
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