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破瓜の証と赤く染まる楔。

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「暴れない、暴れない。
力が出なくなってるハズなのに、まだこんなに動けるんだ?」


力が出なくなってる?

確かに身体が重くて思った様には動かせない。

何をされたのか分からないけれど、私は力を振り絞って弱々しくもジタバタと手足をバタつかせる抵抗を見せた。

そんな私の両手首を背後のフラウが掴んで押さえ、足はモタモタ動くのを放置された状態のまま、ウーリが膣口に埋めた指を使いヂュボヂュボと抽挿を始めた。



「んああああ!!んぐっ!ひぁあ!!」



逃げようとしてジタバタモタモタと暴れて曲げられていた膝がビンッと突っ張る様に伸びて、足のつま先がギュッと丸まる。



「痛い!痛いってば!やめて!やめて!ウーリ!」



「ここまで来てやめれるか。」



苦痛に顔を歪ませた私の抗議を聞き入れず、ウーリは頑なに自分の指を私の膣口に馴染ませようとする。

抽挿は早さを増し、ただ内壁と膣口付近の秘肉がウーリの指で擦られて摩擦による痛みしか感じない。


これが、気持ちよくなる行為?どこが!


何で、こんな目に遭うのかも分からないまま、痛みと悔しさに涙が滲む。



「ウーリ、そんなんじゃ駄目だよ。
ルチアナお姉さまは処女なんだよ?
優しく優しく…ね?…クスッ
早くお姉さまと繋がりたいのは分かるけどさ…
あぁ、ウーリも交合は初めてだっけ。」



私の両手を拘束した状態で背後に居たフラウが、不思議な言い回しをする。

まるで、自分は経験者であるかの様な…
ウーリよりも、立場が上の者であるかのような……

私は強張った身体で首を横に向け、背後のフラウを見ようとした。



「フラウ…茶化したりしないでくれ。
こう見えて俺も必死なんだ。
ルチアナを生け贄の聖女なんて役割から、もう解放してやりたい。」



「僕が先にルチアナお姉さまの処女まんこ犯せば、お姉さま、すぐ気持ちよくなれるのに……
分かってるよ、ルチアナお姉さまの処女を奪うのはウーリだって約束だもんね。」



な、何の会話をしているの?

私を聖女でなくす為に、処女を奪うの?

それも長年、私のパートナーを務めたウーリが?



「最初のキスも処女を奪うのも、ウーリだって約束は守る。
だったらもう仕方ない。お姉さまには悪いけど…。

僕が交ざって後から、うんと気持ちよくしてあげるから、最初は痛いの我慢してレイプされて貰おうかな。

ウーリ、突っ込んじゃえ。」



「えっ!突っ込……!!」



フラウにそそのかされたウーリが古代ギリシャの衣装の様に一枚布で作られた白く長い天使の衣装を脱ぎ捨てる。


ウーリは中性的な風貌の天使ではあるが、そんな彼の裸体を見た事は無かった。

私の目の前に現れた彫刻のように均整の取れた美しい肢体には中性的な要素など微塵もなく、何よりフラウと同じく屹立した男性器を備えた身体は、両性具有と言った言葉を疑わずには居られない程に男性そのものだった。



「挿れるぞ、ルチアナ。」



「や、やだぁ!やめて!ウーリ!やめて!!」



再びベッドに仰向けに寝かせされ、フラウが上から私の顔を覗き込む様にして両手首を押さえつける。

私の目に逆さまに映るフラウは、泣き叫ぶ私を見てニィッと楽しげにほくそ笑んだ。

ウーリが開いた私の両足を自分の身体の外側に出して抵抗する態勢を奪う。

私は足を閉じる事も身体をずって逃げる事も出来なくなった。

開いた足の間にビンと上に向けそそり立つ肉の杭のような異物。

初めて目にして驚いたフラウの男性器と同じ位に大きく太さのあるウーリの男性器の先端が、私のヒリヒリと痛む膣口を慰める様にヌルヌルと滑りながら陰部を撫で回す。

数回私の陰部の外側を擦ったウーリの男性器は、そのまま私の小さな膣口にぬプゥっと頭を突っ込んだ。


「いっ…!!!ひぐぅっ!!」


裂ける痛みが陰部を襲う。

痛過ぎて泣き喚くいとまも逆に無い。

声を殺して呼吸を止め、この痛みをやり過ごす方法を頭の中で模索する。



「これくらいの痛み、何だってゆーの。
ルチアナお姉さまは何度も生け贄をやって何度も生命を失っているじゃん。
お姉さまはさ、もうとっくに聖女の器じゃなくなってたんだよ。
最近では痛みを伴いそうな儀式は全部スルーしてたよね?

元々は人々の痛みも苦しみもその身で受けて神に伝える代弁者だった筈が、いつからか「綺麗に死ぬ私を見て」って自己陶酔状態になっちゃってたし。

そんな勘違い聖女の処女まんこなんて、すぐメス穴まんこにしてあげるぅ。」



「あまり、イジメないでやってくれフラウ。
コイツの勘違いと暴走を止められなかったのには俺にも責任がある。」



ウーリはフラウと普通に会話をしながら、腰を前後に動かし始める。
私の肉ヒダをめくって、ズヌルルルとウーリの雄茎が外に現れると、それは赤く染まっており私の破瓜を示した。



「ルチアナ…まだ堅いな…俺を拒むなルチアナ…。
俺にはお前しか居ないんだから……。」



声を殺して身体を強張らせ、涙を浮かべて悔しげに唇を噛む私の上に、ウーリが身体を重ねる。

ウーリの甘い言葉が私の頭に入って来ない。

フラウの言葉が余りにもショックで、私の前に居るウーリが見えてなかった。



「ルチアナ!無視すんな!
俺が、お前の最初の男だ!
お前の処女を奪い、お前の聖女としての将来を奪った!
……次は、お前の心をも奪いたい……俺のものになってくれ、ルチアナ。」



顎先を掴まれ、目線を強引に合わせられる。

フラウの言葉にショックを受けて意気消沈状態だった私がウーリの身勝手な告白に、苛立つと共にいつもの自分を取り戻した。



「俺のものもクソも!!
俺たち二人で、私を犯すって言ってたじゃないの!
普通は、惚れた女を他の男に抱かせるなんて、無いわよ!
馬鹿じゃないの!?」



「そうかな……
ルチアナは、嫌いじゃないと思うぞ。
こういうの。」



顎先を掴んだウーリが、私の唇に自分の唇を重ねた。

深く合わせられた唇の隙間を縫う様に舌先が伸びて来る。

唇を強く結んで侵入を阻んだが、下肢を緩く揺らされて痛みに慣れた私の性器がネチィ、クチィとウーリの性器を追ってヒダを張り付かせる。

その感触に呼応する様に思わず僅かに口が開いた。



「ふっ…ふぁ………ンン!」



呼吸と共に小さな声を漏らして開いた唇の隙間に、ウーリの舌先が入って来た。

ぬちゅぬちゅと私の舌先を舐めて、ウーリが私の唾液を飲み込んでいく。



「ウーリ、処女開通も初キッスも済んだね。
もう僕も交ざるよ?
まだ、二人ともあまり気持ちよくなさそうだけど。」



ベッドの上に立ち私達の行為を見下すフラウがベッドのスプリングを利用して遊ぶ様に、ビョインビョインと身体を縦に揺らした。

それに合わせて、フラウの大きな男性器もブンブンと縦に揺れる。



「ちょっと待ってよ!!
フラウ、貴方だって清純無垢なる魂を持つ者でしょう!?
性交をしてはならないハズよ!」



元の目的を忘れて私が思わず言ってしまった。



「清純無垢?そんなもん、くそくらえだね。
ルチアナだって、もう処女じゃないのだから、僕の生け贄役の今後なんて考える必要無いでしょ。

聖女の役割は終わったんだから。」



フラウは仰向けに寝た私の背後に来て上半身を起こし、背後から私の両膝の裏に手を掛けて私の身体を後ろ側に引いた。



「ひぁああん!!」



私の膣口からズリュリュッと、赤く染まったウーリの性器が抜かれる。



「まだ途中なのに何で抜くんだ!」



赤い粘液を纏わりつかせた性器を晒したまま、ウーリがフラウを睨み付ける。

フラウに背後から両膝を持たれて足を開かされた私は、大人に手伝われた子供が小用を足すような格好で、ウーリの楔が抜かれたばかりの性器をウーリの目の前に晒された。



「ウーリは愛と優しさが足りないよ。
愛と優しさは、いやらしさだよ?
どれだけ辱めて、どれだけ理性を手放させてあげられるか。
それに尽きると思うんだぁ。
まずはさぁ、ルチアナの開通まんこを労ってあげてよ。」



「や…やめて…こんな格好で……」



もう既に見られ続けた陰部を、こんな態勢で見られるというだけで、なぜこんなににも羞恥心を煽られるのだろう。


ウーリの目の前に運ばれた私は、フラウの腕から下りる事が出来ないまま、ウーリの前に性器を晒した。


処女を失った証の血と粘り気のある液体が私の恥毛を濡らし、盛り上がった恥丘にへばりついている。

その下にプクリと膨らんだ赤い実がなり、更に下には先ほどまでは縦に裂けた小さな穴だったものが花びらのようなヒダをめくらせて、更に奥の窄みから半透明の液体を滲み出させている。


「………さっきまでは、キレイな処女まんこだと思っていたが、随分とやらしい見た目になったもんだな……」



「やっ…!さ、触らないで!め、めくら…あぁっ…!」



ウーリが目の前に開かれた私の陰部の肉を割り開き、肉ヒダを指先でミュイと開いた。

クチと音が鳴り、開いた空洞を埋める様にウーリが指先を埋める。



「さぁ、ウーリお勉強しようか。
指もチンポもただズポズポ出し入れしてるだけじゃ駄目だよ?
ちゃんと良い所を責めてあげなきゃ。」

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