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この男は、酔いが回ると眠るか自我がトぶ。
俺を妻と呼び自分は俺の夫だと言い張るキリアン皇帝陛下が、俺に慰めてくれと言った。
戦が終結して間が無く、まだ国が疲弊した状態であるのに、再び戦争が起こるかも知れない。
キリアン皇帝は、再び血を分けた弟と戦わねばならないかも知れない。
若い身ではあるが大国の頂きに名を置く皇帝である以上、キリアンがその重責から逃れる事は出来ない。
戦いたくない相手であれど、容赦する事も出来ない。
それはキリアンの肩に重くのしかかり、肉体的にも精神的にもどれだけキリアンを苛み苦しめる事になるのか計り知れない。
悩み苦しみ荒んだ身体と心に癒やしを求め、あるいは傷付いた心に慰めを欲して
戦う者達が安らぎを得たいと母性の様な慈愛に一時だけでも身を委ね、肌を重ねるのはよく聞く話だ。
だから俺が、この身で愛するキリアンを癒やし慰め、その重い荷を軽くしてやりたい。
とは、思うんだが━━
キリアンに求められると、必要以上にエロさを感じるのはなぜだろう。
俺の考える、人肌の温もりで慈母の様に包み込み慰めると、かけ離れた感じがしてしまうのは……。
「ガイン、俺の心と身体を癒やして慰めて。
ガインの愛と………身体で。」
かなりの量の酒を飲んでいた上、衣服を身に着けたまま愛撫を受けたガインの身体はグタぁと脱力した状態になっており、自分の足では立ってはおられず、のしかかる様にしてキリアンにしがみつく。
覆う様に正面から抱き着いたガインの太腿の裏にキリアンが腕を回し、ガインの巨体を持ち上げた。
キリアンに全体重を預けて床から足が離れると、ガインはその不安定さに焦り、キリアンの背に尚きつくしがみついた。
「やっ、重いからっ!降ろせっ!」
「ガインはそれが良いんじゃないか。
ガッチリ、ムッチリ、すべて筋肉なんだから。」
ガインは抵抗らしい抵抗も出来ないまま、キリアンにベッドの上に運ばれて仰向けに寝かせられてしまった。
意識はそれなりにしっかりしているのに、身体は微睡む様に動きが鈍い。
「キリアン…ま、待ってくれ…
慰めてやりたいのは山々なんだが…
俺、本当、最後までお前の相手する自信ネェ。
多分、寝てしまう……。」
「だから……寝てもいいよ?
……寝られるなら。」
シャツの上から強く吸われた為シャツの胸部分だけが濡れて透けた状態になっており、輪郭をボカシながらも所在を知らせる様に、尖った乳首がシャツの内側で生地を押し上げて濃く色付いたテントを張る。
濡れた薄い生地一枚越しに、プクリと膨らんで存在を誇示する木の実を、誘われたかの様にキリアンが再び口に含み、ヂュゥっと音を立て強く吸った。
「ふぁああ!!そんな強くッ…!!
あっ!あっ!ま、待て、強い…!」
濡れたシャツの上から舌先で胸の頂きを持ち上げる様に突いて、透けてピタリと肌に張り付く生地ごと強く吸い付く。
ガインが強いと言う刺激を胸に与えながら、キリアンの手はガインのトラウザーズの中に潜り込み、先程までは外側から生地を食い込ませた双丘の谷間を指先で割り開いていった。
探る様に、わざとらしく谷間の中央を外して孔付近を指先でクンクンと押してゆく。
胸に吸い付くキリアンの背に回した腕で縋る様に抱き締めながら、納まる場所を探して迷うキリアンの指がもどかしいガインが腰を艶めかしく揺らし始めた。
「寝るんじゃなかったの?ガイン。」
「ねっ…寝るっ…!多分、寝るけどっ……!
なんで、まわりウロウロさせてんだよ、それッ…!」
「えー?」
「慰めてって言ったのはッ、お前じゃねぇか…っあ!」
「こうやって、母神の様なガインの大きな胸に抱かれているだけでも癒やされてるけど。
もしかしてガインの方が、俺に慰めて欲しくなった?
ここに、俺を迎え入れたいの?」
谷間の中央を避け、わざとらしく付近をうろつかせていた指先を後孔の上に乗せ、クチュぅと爪先だけを侵入させる。
「くは!!そ、ソコ…!もっと…」
ガインはキリアンを抱き締めたままグンっと顎を上げて足を突っ張らせ、一度真っ直ぐ伸びた身体を再び丸める様にしてキリアンにしがみつき、片足を上げてキリアンの身体に絡ませた。
「もっと欲しいの?指だけじゃ終わらないよ?
いいのかな…フフッ。
寝るヒマなんか無くなるけど。」
キリアンにしがみついたまま、無言のガインが子どものようにコクコクと頷く。
幼子の様なガインの頭をヨシヨシと撫でながら、キリアンがガインのトラウザーズを抜き取った。
ガインは尻を剥き出しのままで、再びキリアンの腰に絡みつく様に太い足を預ける。
遮る布が無くなり片足を大きく上げて開いた谷間を、キリアンの指先がツウと這うように撫で、二本指を第2関節まで挿し込んだ。
浅い位置の内側の壁を、指先でトントンと軽く叩く。
「もっと…ほし………。」
ガインの大きな胸に顔をうずめたキリアンに、縋り付くように抱き締めたまま小声で訴えたガインは、浅い位置にあるキリアンの指をせがみ、腰を揺らしてもっと奥へと咥え込みたがる。
「ああ、身体が疼いて逆に眠れないのか。
それは可哀想に。
夫の俺が慰めてあげなきゃだね。」
ガインの胸に押し付けていた顔を離したキリアンが、ガインの顎先を掬うように持ち上げた。
眠気による物では無くキリアンに与えられた愛撫に恍惚としたガインの瞼がトロンと落ちかけ、酒気を帯び赤く上気した顔でねだるようにキリアンへ眼差しを送る。
はだけて乱れたシャツ一枚で、顎先を持ち上げられたガインは、酔いのせいもあるのか羞恥心が薄れており、はぁはぁと忙しない呼吸と共に濡れた舌先を伸ばした。
「キリアン…キリアンんん……キスしたぃ……」
「……おやぁ……そんなに甘々なのはお酒のせい?
フフッ、師匠ってお酒に強いけど、昔から酔う時はいきなりだよね。
いきなりバタって倒れて眠りこけたり。
あ、お酒のせいにして実はシラフだったりして。」
なんのこと?みたいにポヤンとしているガインの表情に、キリアンが思わず口元を押さえた。
━━可愛すぎて…ヤバ…!!━━
もう、フリだろうが芝居だろうがシラフだろうがブってるだけだろうが、もー何でもいい!
今のガインは、間違い無く滅多に見れない、見せてはくれないガインのレアな一面。
メス犬みたいにスケベ淫乱なガインも好きだが、メス犬のカテゴリ内に、くんくんメスわんこなガインもいるとは……!
あーたまんなっ!
「キスが欲しかったら自分からしなよ。
ほら…。上手に誘ってごらん?」
顎先を持ち上げたガインの前に、薄く唇を開いて僅かに舌先をのぞかせたキリアンが顔を近付けた。
促されたガインがキリアンの唇をヌルンと舐め、先をのぞかせた舌先に自分の舌先を当てる。
先だけ出たキリアンの舌先をレルレルと舐め回し、足りない、とばかりに唇そのものを押し付けて重ね、キリアンの腔内に潜り込ませた舌先で連れ出しに行く。
「ひあっ!?あ…あぅン……!」
「舌先が逃げたよ。駄目だろ?逃げちゃ。
ほら、もう一回迎えにおいで。」
ビクンっと驚く様に身体をわななかせたガインが、思わず重ねた唇を離した。
口付けを交わしながらキリアンが3本の指をガインの後孔の内側に埋め込んでおり、コッチュコッチュと音を立てながら抜き差しを始めた。
「んあ!おっ!んぉ!ああっ!ふぁ!」
「ダァメ、キスもちゃんとするの。
旦那様は奥様を簡単には逃さないよ。」
嬌声が漏れ続けて口付けがままならないガインの唇を、声ごと食む様にキリアンが深く口付ける。
その間もキリアンの長い指先がガインの入口を出入りし、息継ぐいとまも与えられずに口を塞がれた状態のガインは唇の角度が変わる隙間を縫う様にして、溺れた者が水面に顔を出す際のプハと短い呼吸と声を漏らした。
「んアッ…!息ッ…あっ!あぅぅ…ンンっ…!」
「苦しかった?ゴメンね、ガイン。
可愛すぎてもう、貪り食うのが止まらなかった。
ガインの苦しそうな顔すら可愛くて堪らないって…
俺、かなりヤバいよね。」
謝りながらもほくそ笑む事をやめる事が出来ないキリアンは、やっと呼吸が出来るようになったガインの後孔に入れた3本の指で抽挿を続けており、孔の上で大きく首を揺らす巨樹を愉しげに眺めていた。
「あっ!んんっ!あぅっ…!もっ…中に…!
キリアンのを中に…!欲しい!」
「指じゃ足りないの?
俺のペニスで内側を満たして慰めて欲しい?」
「欲しい!キリアンと繋がりたい!」
「じゃあベッドのヘッドに手を掛けて、お尻をコチラに向け、やらしい口を見せて。」
恥部を晒す、そのような恥ずかしい行為は、いつもならば一旦は躊躇したりゴネる様子を見せるガインが、言われるがままにベッドヘッドに手を掛けて尻をキリアンに向け突き出した。
解されたばかりの入口を目の前に晒されたキリアンは、コクリと喉を鳴らして笑んでしまう。
「何なの、このエロ素直さは。たまんないなぁ…」
向けられたガインの下の口に、キリアンが杭の先端を当てる。
当てるだけで侵入を果たさない楔に、ガインの方が待ちきれないとキリアンの方に尻を動かし、空虚な内側を満たしたいとキリアンの杭を飲み込みたがった。
キリアンはガインの尻に手を乗せ、後ろから楽しげにその様子を眺める。
膝立ちのままで動きの無いキリアンに、待ちきれないガインが腰を動かし、充てがわれた楔を自ら飲み込み始めた。
「ふっ…ンっ…!あぁ………」
ズブズブとガインの孔に咥え込まれてゆく自身の姿を見下ろすキリアンが、感動したかの様に呟いた。
「はぁ…なんて素晴らしい光景だろう。
我慢出来なかったの……ガイン。
こんなにも美味しそうに俺のを咥え込んで……。
勿論、自分で動くんだよね?
その、堪え性の無い卑猥な尻を振って。」
「ンン…っ…んっ…うく…!あぁ…気持ちいい…!」
キリアンの声が聞こえたのか、手を掛けたベッドのヘッドを支軸にして、ガインが腰を前後に動かし始めた。
部屋の中にバッチュバッチュと濡れた肉孔を出入りする楔の音が響く。
「ガインの孔から出たり入ったりするペニスが見え隠れしてるの、凄くやらし……
ガインの食いしん坊な口が、何度も俺のを咥えたがって…。」
ヌップヌップと出入りする自身を見下しながらガインの方に目を向ければ、ベッドヘッドを掴んで腰を揺らしながら何度も背後を覗うガインが、目が合ったキリアンに情けなく歪んだ顔を向けて何かを訴えてくる。
「キリアン…俺…俺っ…もっと…!」
「ああ、そうなんだね。
自分で動く位では、責め立てられるように奪われるように貫かれたいガインには物足りないんだよね。
クス…俺がガインの孔を激しくほじくってあげるよ。」
キリアンはガインの腰を押さえる様に背後からガッチリと腰骨を掴み、抜き掛けた巨茎をボチュッと根元まで埋め込んだ。
結合するガインの口周りに、キリアンが茎の根元の柔毛をグリグリと擦り付ける。
「んぉ…!もっと…キリアンの硬いので、もっとナカを擦って…!」
「フフッ、俺達はやっぱりこうなんだよね…。
恐怖や不安に対し癒やしを求め慰め合うより、打ち克つ為に互いを高めていこう。
さぁ、ご褒美の時間だよ。」
━━俺は自分が描く未来の為に、大切なものを何一つ譲るつもりはないよ。
相手が誰であろうと。━━
戦が終結して間が無く、まだ国が疲弊した状態であるのに、再び戦争が起こるかも知れない。
キリアン皇帝は、再び血を分けた弟と戦わねばならないかも知れない。
若い身ではあるが大国の頂きに名を置く皇帝である以上、キリアンがその重責から逃れる事は出来ない。
戦いたくない相手であれど、容赦する事も出来ない。
それはキリアンの肩に重くのしかかり、肉体的にも精神的にもどれだけキリアンを苛み苦しめる事になるのか計り知れない。
悩み苦しみ荒んだ身体と心に癒やしを求め、あるいは傷付いた心に慰めを欲して
戦う者達が安らぎを得たいと母性の様な慈愛に一時だけでも身を委ね、肌を重ねるのはよく聞く話だ。
だから俺が、この身で愛するキリアンを癒やし慰め、その重い荷を軽くしてやりたい。
とは、思うんだが━━
キリアンに求められると、必要以上にエロさを感じるのはなぜだろう。
俺の考える、人肌の温もりで慈母の様に包み込み慰めると、かけ離れた感じがしてしまうのは……。
「ガイン、俺の心と身体を癒やして慰めて。
ガインの愛と………身体で。」
かなりの量の酒を飲んでいた上、衣服を身に着けたまま愛撫を受けたガインの身体はグタぁと脱力した状態になっており、自分の足では立ってはおられず、のしかかる様にしてキリアンにしがみつく。
覆う様に正面から抱き着いたガインの太腿の裏にキリアンが腕を回し、ガインの巨体を持ち上げた。
キリアンに全体重を預けて床から足が離れると、ガインはその不安定さに焦り、キリアンの背に尚きつくしがみついた。
「やっ、重いからっ!降ろせっ!」
「ガインはそれが良いんじゃないか。
ガッチリ、ムッチリ、すべて筋肉なんだから。」
ガインは抵抗らしい抵抗も出来ないまま、キリアンにベッドの上に運ばれて仰向けに寝かせられてしまった。
意識はそれなりにしっかりしているのに、身体は微睡む様に動きが鈍い。
「キリアン…ま、待ってくれ…
慰めてやりたいのは山々なんだが…
俺、本当、最後までお前の相手する自信ネェ。
多分、寝てしまう……。」
「だから……寝てもいいよ?
……寝られるなら。」
シャツの上から強く吸われた為シャツの胸部分だけが濡れて透けた状態になっており、輪郭をボカシながらも所在を知らせる様に、尖った乳首がシャツの内側で生地を押し上げて濃く色付いたテントを張る。
濡れた薄い生地一枚越しに、プクリと膨らんで存在を誇示する木の実を、誘われたかの様にキリアンが再び口に含み、ヂュゥっと音を立て強く吸った。
「ふぁああ!!そんな強くッ…!!
あっ!あっ!ま、待て、強い…!」
濡れたシャツの上から舌先で胸の頂きを持ち上げる様に突いて、透けてピタリと肌に張り付く生地ごと強く吸い付く。
ガインが強いと言う刺激を胸に与えながら、キリアンの手はガインのトラウザーズの中に潜り込み、先程までは外側から生地を食い込ませた双丘の谷間を指先で割り開いていった。
探る様に、わざとらしく谷間の中央を外して孔付近を指先でクンクンと押してゆく。
胸に吸い付くキリアンの背に回した腕で縋る様に抱き締めながら、納まる場所を探して迷うキリアンの指がもどかしいガインが腰を艶めかしく揺らし始めた。
「寝るんじゃなかったの?ガイン。」
「ねっ…寝るっ…!多分、寝るけどっ……!
なんで、まわりウロウロさせてんだよ、それッ…!」
「えー?」
「慰めてって言ったのはッ、お前じゃねぇか…っあ!」
「こうやって、母神の様なガインの大きな胸に抱かれているだけでも癒やされてるけど。
もしかしてガインの方が、俺に慰めて欲しくなった?
ここに、俺を迎え入れたいの?」
谷間の中央を避け、わざとらしく付近をうろつかせていた指先を後孔の上に乗せ、クチュぅと爪先だけを侵入させる。
「くは!!そ、ソコ…!もっと…」
ガインはキリアンを抱き締めたままグンっと顎を上げて足を突っ張らせ、一度真っ直ぐ伸びた身体を再び丸める様にしてキリアンにしがみつき、片足を上げてキリアンの身体に絡ませた。
「もっと欲しいの?指だけじゃ終わらないよ?
いいのかな…フフッ。
寝るヒマなんか無くなるけど。」
キリアンにしがみついたまま、無言のガインが子どものようにコクコクと頷く。
幼子の様なガインの頭をヨシヨシと撫でながら、キリアンがガインのトラウザーズを抜き取った。
ガインは尻を剥き出しのままで、再びキリアンの腰に絡みつく様に太い足を預ける。
遮る布が無くなり片足を大きく上げて開いた谷間を、キリアンの指先がツウと這うように撫で、二本指を第2関節まで挿し込んだ。
浅い位置の内側の壁を、指先でトントンと軽く叩く。
「もっと…ほし………。」
ガインの大きな胸に顔をうずめたキリアンに、縋り付くように抱き締めたまま小声で訴えたガインは、浅い位置にあるキリアンの指をせがみ、腰を揺らしてもっと奥へと咥え込みたがる。
「ああ、身体が疼いて逆に眠れないのか。
それは可哀想に。
夫の俺が慰めてあげなきゃだね。」
ガインの胸に押し付けていた顔を離したキリアンが、ガインの顎先を掬うように持ち上げた。
眠気による物では無くキリアンに与えられた愛撫に恍惚としたガインの瞼がトロンと落ちかけ、酒気を帯び赤く上気した顔でねだるようにキリアンへ眼差しを送る。
はだけて乱れたシャツ一枚で、顎先を持ち上げられたガインは、酔いのせいもあるのか羞恥心が薄れており、はぁはぁと忙しない呼吸と共に濡れた舌先を伸ばした。
「キリアン…キリアンんん……キスしたぃ……」
「……おやぁ……そんなに甘々なのはお酒のせい?
フフッ、師匠ってお酒に強いけど、昔から酔う時はいきなりだよね。
いきなりバタって倒れて眠りこけたり。
あ、お酒のせいにして実はシラフだったりして。」
なんのこと?みたいにポヤンとしているガインの表情に、キリアンが思わず口元を押さえた。
━━可愛すぎて…ヤバ…!!━━
もう、フリだろうが芝居だろうがシラフだろうがブってるだけだろうが、もー何でもいい!
今のガインは、間違い無く滅多に見れない、見せてはくれないガインのレアな一面。
メス犬みたいにスケベ淫乱なガインも好きだが、メス犬のカテゴリ内に、くんくんメスわんこなガインもいるとは……!
あーたまんなっ!
「キスが欲しかったら自分からしなよ。
ほら…。上手に誘ってごらん?」
顎先を持ち上げたガインの前に、薄く唇を開いて僅かに舌先をのぞかせたキリアンが顔を近付けた。
促されたガインがキリアンの唇をヌルンと舐め、先をのぞかせた舌先に自分の舌先を当てる。
先だけ出たキリアンの舌先をレルレルと舐め回し、足りない、とばかりに唇そのものを押し付けて重ね、キリアンの腔内に潜り込ませた舌先で連れ出しに行く。
「ひあっ!?あ…あぅン……!」
「舌先が逃げたよ。駄目だろ?逃げちゃ。
ほら、もう一回迎えにおいで。」
ビクンっと驚く様に身体をわななかせたガインが、思わず重ねた唇を離した。
口付けを交わしながらキリアンが3本の指をガインの後孔の内側に埋め込んでおり、コッチュコッチュと音を立てながら抜き差しを始めた。
「んあ!おっ!んぉ!ああっ!ふぁ!」
「ダァメ、キスもちゃんとするの。
旦那様は奥様を簡単には逃さないよ。」
嬌声が漏れ続けて口付けがままならないガインの唇を、声ごと食む様にキリアンが深く口付ける。
その間もキリアンの長い指先がガインの入口を出入りし、息継ぐいとまも与えられずに口を塞がれた状態のガインは唇の角度が変わる隙間を縫う様にして、溺れた者が水面に顔を出す際のプハと短い呼吸と声を漏らした。
「んアッ…!息ッ…あっ!あぅぅ…ンンっ…!」
「苦しかった?ゴメンね、ガイン。
可愛すぎてもう、貪り食うのが止まらなかった。
ガインの苦しそうな顔すら可愛くて堪らないって…
俺、かなりヤバいよね。」
謝りながらもほくそ笑む事をやめる事が出来ないキリアンは、やっと呼吸が出来るようになったガインの後孔に入れた3本の指で抽挿を続けており、孔の上で大きく首を揺らす巨樹を愉しげに眺めていた。
「あっ!んんっ!あぅっ…!もっ…中に…!
キリアンのを中に…!欲しい!」
「指じゃ足りないの?
俺のペニスで内側を満たして慰めて欲しい?」
「欲しい!キリアンと繋がりたい!」
「じゃあベッドのヘッドに手を掛けて、お尻をコチラに向け、やらしい口を見せて。」
恥部を晒す、そのような恥ずかしい行為は、いつもならば一旦は躊躇したりゴネる様子を見せるガインが、言われるがままにベッドヘッドに手を掛けて尻をキリアンに向け突き出した。
解されたばかりの入口を目の前に晒されたキリアンは、コクリと喉を鳴らして笑んでしまう。
「何なの、このエロ素直さは。たまんないなぁ…」
向けられたガインの下の口に、キリアンが杭の先端を当てる。
当てるだけで侵入を果たさない楔に、ガインの方が待ちきれないとキリアンの方に尻を動かし、空虚な内側を満たしたいとキリアンの杭を飲み込みたがった。
キリアンはガインの尻に手を乗せ、後ろから楽しげにその様子を眺める。
膝立ちのままで動きの無いキリアンに、待ちきれないガインが腰を動かし、充てがわれた楔を自ら飲み込み始めた。
「ふっ…ンっ…!あぁ………」
ズブズブとガインの孔に咥え込まれてゆく自身の姿を見下ろすキリアンが、感動したかの様に呟いた。
「はぁ…なんて素晴らしい光景だろう。
我慢出来なかったの……ガイン。
こんなにも美味しそうに俺のを咥え込んで……。
勿論、自分で動くんだよね?
その、堪え性の無い卑猥な尻を振って。」
「ンン…っ…んっ…うく…!あぁ…気持ちいい…!」
キリアンの声が聞こえたのか、手を掛けたベッドのヘッドを支軸にして、ガインが腰を前後に動かし始めた。
部屋の中にバッチュバッチュと濡れた肉孔を出入りする楔の音が響く。
「ガインの孔から出たり入ったりするペニスが見え隠れしてるの、凄くやらし……
ガインの食いしん坊な口が、何度も俺のを咥えたがって…。」
ヌップヌップと出入りする自身を見下しながらガインの方に目を向ければ、ベッドヘッドを掴んで腰を揺らしながら何度も背後を覗うガインが、目が合ったキリアンに情けなく歪んだ顔を向けて何かを訴えてくる。
「キリアン…俺…俺っ…もっと…!」
「ああ、そうなんだね。
自分で動く位では、責め立てられるように奪われるように貫かれたいガインには物足りないんだよね。
クス…俺がガインの孔を激しくほじくってあげるよ。」
キリアンはガインの腰を押さえる様に背後からガッチリと腰骨を掴み、抜き掛けた巨茎をボチュッと根元まで埋め込んだ。
結合するガインの口周りに、キリアンが茎の根元の柔毛をグリグリと擦り付ける。
「んぉ…!もっと…キリアンの硬いので、もっとナカを擦って…!」
「フフッ、俺達はやっぱりこうなんだよね…。
恐怖や不安に対し癒やしを求め慰め合うより、打ち克つ為に互いを高めていこう。
さぁ、ご褒美の時間だよ。」
━━俺は自分が描く未来の為に、大切なものを何一つ譲るつもりはないよ。
相手が誰であろうと。━━
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