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赤城玲音 篇
第17話
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約束の日。玲音が連れてきた場所は...
「わあ...綺麗」
◆「俺、いつもここで休むんだ」
景色がいい丘だった。
「秘密の場所なの?」
◆「まあ、そんなところかな」
「すごい...」
◆「ごめんね、もっと遠出できればよかったけど...」
「近場でも十分だよ」
◆「でも、景色より...」
「んっ...」
突然視界が遮られる。
◆「俺は、黒羽の方がいいけど?」
「玲音...もう」
ふわり。
◆「その笑顔が見たかったんだ」
玲音は嬉しそうにしている。
(いつも、私のことを考えてくれてる...)
黒羽にとって、そういう存在は初めてと言っていいほど周りにいたことがなかった。
どう接していいのか、少しだけ戸惑った。
◆「あ。そろそろ降りようか!今日はあそこで泊まれるよ」
「え?そうなの?...準備、色々させちゃったね」
◆「いいんだよ、俺がしたかったからしただけだから」
「ありがとう」
ふわり。
◆「足、痛むでしょ?はい、力抜いててね」
「ごめんなさい...」
実は相当足が痛んでいた黒羽を、玲音はそっと横に抱き、丘をかけおりた。
「わあ...綺麗」
◆「俺、いつもここで休むんだ」
景色がいい丘だった。
「秘密の場所なの?」
◆「まあ、そんなところかな」
「すごい...」
◆「ごめんね、もっと遠出できればよかったけど...」
「近場でも十分だよ」
◆「でも、景色より...」
「んっ...」
突然視界が遮られる。
◆「俺は、黒羽の方がいいけど?」
「玲音...もう」
ふわり。
◆「その笑顔が見たかったんだ」
玲音は嬉しそうにしている。
(いつも、私のことを考えてくれてる...)
黒羽にとって、そういう存在は初めてと言っていいほど周りにいたことがなかった。
どう接していいのか、少しだけ戸惑った。
◆「あ。そろそろ降りようか!今日はあそこで泊まれるよ」
「え?そうなの?...準備、色々させちゃったね」
◆「いいんだよ、俺がしたかったからしただけだから」
「ありがとう」
ふわり。
◆「足、痛むでしょ?はい、力抜いててね」
「ごめんなさい...」
実は相当足が痛んでいた黒羽を、玲音はそっと横に抱き、丘をかけおりた。
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