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第92話
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ライトは剣を収めたまま、檻の前にしゃがみ込んだ。
布を被せられていたせいで顔色が分からなかったが、近くで見ると全員が酷く消耗している。目が虚ろな者、唇が乾ききっている者、腕に赤黒い痕がある者。どれも、ただ閉じ込められていただけの状態じゃない。
ミリュウが肩で低く鳴いた。
「ミリュ……」
「分かってる。まず開ける」
鍵穴は雑に作られている。だが、仕掛けがある可能性も捨てきれない。ライトは指先を檻の継ぎ目に当て、金属の歪みと摩耗を確かめた。
フィーナが隣に来て、檻の足元へ手を添える。草が細く伸び、鍵穴の周囲をなぞるように這った。
「……罠は、ない」
「助かる」
ライトは短く頷き、剣の背で鍵を叩き折った。音は小さい。だが、空間の静けさがそれを拾い、余計に響く。
檻の扉が開くと、最初の男がゆっくり顔を上げた。焦点が合わない。息が浅い。
「……誰、だ」
「冒険者だ。出られるか」
男は立とうとして膝をついた。アリアが即座に片腕を掴み、支える。
「無理すんな。歩けるやつから動け」
リオナは周囲を見回しながら、杖で檻の内側を照らした。
「ここ、長居できない。さっきの連中、引いたって言ってたけど……戻るに決まってる」
「同意」
ライトは二つ目の檻へ移る。鍵は同じ構造だった。三つ目の檻も開け、全員を外へ出す。合計で七人。年齢はばらつきがある。冒険者らしい者もいれば、農民にしか見えない者もいる。
フィーナが順番に額へ手を当て、呼吸を整えるように温かな気配を流した。森の香りが一瞬だけ濃くなる。
目の焦点が戻った者が、震える声で言った。
「……ここは、どこだ。俺たちは……」
ライトは余計な言葉を挟まない。必要なことだけを聞く。
「連れてきたのは誰だ。何をされた」
答えようとした男が、腕を押さえて呻いた。そこには、黒い輪のような痕がある。焼けたように見えるのに、焦げた匂いがない。
リオナが眉を寄せる。
「刻印……?魔導具で焼いたんじゃない。魔力が皮膚に染み込んでる」
フィーナが小さく首を振った。
「草が嫌がる。触れたくない匂い」
ライトはその痕に視線を落とし、掌をかざした。
《超記録》
刻印の形が、頭の中に鮮明に写る。線の太さ、角度、欠け方。どれも意図がある。単なる目印じゃない。
アリアが足元の重装の男を蹴るように見下ろした。膝をついていた男は、まだ息がある。
「おい。聞こえるか」
男は顔を上げかけ、すぐに視線を逸らした。歯を食いしばり、何かを飲み込もうとする動き。
ライトは一瞬で距離を詰め、顎を押さえつけた。
「噛むな」
男は喉を鳴らし、悔しそうに息を吐く。口内に小さな黒い粒。毒だ。
リオナが短く舌打ちし、杖を振った。
「バインドミスト」
白い霧が男の口元を覆い、顎の動きを鈍らせる。完全に止めるほど強くはないが、時間は稼げる。
ライトは男の胸倉を掴んで引き上げた。
「ここは何だ」
「……選別場だって言ったろ」
「この先はどこだ」
男の目が揺れた。答えたくない反応。
アリアが刃をちらつかせる。
「言え」
男は唾を飲み込む。
「……川上。採掘道の更に奥。道を知ってるのは……案内役だけだ」
「案内役?」
「顔のないやつだ。喋らねぇ。だが命令だけは、誰より通す」
ライトは男の腕の内側に刻印があるのを見つけた。捕らわれの者と同じ輪。
「お前も刻まれてる」
男は鼻で笑った。
「末端だからな。壊れたら捨てられる側だ」
その言葉に、檻から出た者たちが震えた。
フィーナが一歩前へ出て、静かに言う。
「ここに残っても、また連れていかれる」
ライトは頷く。
「全員、動けるか」
返事はばらついたが、歩けない者はいない。アリアが二人を背負うように支え、リオナが後ろに回って周囲を警戒する。
そのとき、奥から金属が擦れる音がした。さっきまで静かだった空間の上の方。天井近くの足場が揺れる。
ミリュウが首を巡らせ、鋭く鳴いた。
「ミリュ!」
「上だ」
ライトが言い終えるより早く、松明が一つ、空から落ちた。火の粉が散り、箱の布に燃え移る。
リオナが即座に杖を振る。
「ウォータースプレー」
水が広がり、火を押さえる。
同時に、天井から黒い縄が落ち、影が降りてきた。軽装が三。短剣。投げ物。
「早いな」
アリアが前へ出る。
「来るなら来い!」
ライトは剣を抜き、檻から出た者たちを背にする位置へ動いた。護るべき対象がいる以上、先手を取る。
飛んできた投げナイフを、ライトは斜めに弾く。
「《斬撃強化(大)》」
軌道が鋭くなる。弾いただけじゃなく、返す刃で縄を切る。足場の一部が落ち、敵の降下が乱れる。
だが二人は着地した。三人目は壁を蹴り、横から入る。
ライトは踏ん張り、重心を落とす。
「《身体強化Lv3》」
衝撃を受け止めてから、押し返す。剣で短剣を叩き落とし、柄で顎を打つ。相手がよろけた瞬間、アリアの刃が横から入り、肩口を裂いた。
「逃げ道を作る!」
リオナが短く叫ぶ。
「フレイムランス」
細い火槍が直線に走り、奥の木箱を避けるように壁を抉る。崩れた石が落ち、敵の足場を潰した。火は広がらない。狙いは通路の確保だ。
フィーナが檻の前に伸びた草をさらに伸ばし、捕らわれの者の足元を支えるように絡ませる。転ばないように、導くための支え。
敵の一人が手を掲げ、風を生む。煙と埃をこちらへ押し付けるつもりだ。
ライトは迷わず掌を返す。
「《ウィンドLv2》」
流れをずらす。埃が横へ散り、視界が残る。
リオナが続けて杖を振る。
「アイスカッター」
氷刃が足元を薙ぎ、敵の踏み込みを止める。動きが止まった瞬間、ライトの剣が落ちる。
「《斬撃強化(大)》」
外套が裂け、短剣が落ちた。敵は即座に退く。撤退の判断は早い。だが、撤退するなら通路を潰してからだ。
奥から水が噴き上がり、床一面に薄い膜を作る。滑らせて転ばせる狙い。
ライトは足を止めず、膜の上へ水を重ねて形を変える。
「《ウォーターLv2》」
膜が均一に広がる前に、流れを集めて溝へ落とす。床の滑りが消え、踏める場所が増えた。
「こっち!」
ライトは檻から出た者たちへ声をかけ、崩れた壁の脇の隙間へ誘導する。道は狭い。だが通れる。
アリアが最後尾につき、敵の追撃を受け止める。
「行け!背中は任せろ!」
ミリュウがライトの肩から飛び、狭い通路の上を先に進む。暗がりの奥で小さく鳴き、分岐を示すように旋回した。
「助かる」
ライトは短く呟き、手前の壁へ掌を当てた。崩れやすい石。追ってくるなら、ここを使える。
敵が一人、無理に踏み込む。ライトは一歩だけ引き、炎を走らせた。
「《ファイアLv2》」
火は壁を炙るためじゃない。空気を膨らませ、石の継ぎ目を震わせる。
小さく崩れた石が落ち、敵の足が止まる。追撃が鈍った隙に、全員が通路へ入った。
通路の先は、外の冷気が混じっている。出口が近い。
走る足音。背後の罵声。だが、敵は深追いしない。狭い通路は分断が起きやすいからだ。
外へ出た瞬間、夜明け前の冷たい風が頬を打った。採掘道の側面に、使われていない排気口のような裂け目がある。そこが抜け道だったらしい。
捕らわれていた男が膝をつき、咳き込む。
「……助かった」
ライトは頷くだけで、視線を周囲へ走らせた。まだ終わっていない。だが、今いる場所は閉じた穴の中じゃない。
リオナが息を整えながら、ライトを横目で見る。
「刻印、覚えたの?」
「《超記録》で残した」
フィーナが小さく言う。
「同じ形、他にもある。森が教えてくれる」
アリアが剣を肩に乗せ、唾を吐く。
「だったら潰しに行く前に、あの檻の連中を街へ戻す。死なせたら意味ねぇ」
ライトは頷いた。
「ギルドへ戻る。グランに直接渡す」
捕らわれていた者たちを立たせ、隊列を組み直す。
ミリュウが前へ出て、鼻を鳴らした。
「ミリュ」
「分かってる。急ぐ」
採掘道の奥に残る気配を背に、ライトたちは街道へ向かった。
布を被せられていたせいで顔色が分からなかったが、近くで見ると全員が酷く消耗している。目が虚ろな者、唇が乾ききっている者、腕に赤黒い痕がある者。どれも、ただ閉じ込められていただけの状態じゃない。
ミリュウが肩で低く鳴いた。
「ミリュ……」
「分かってる。まず開ける」
鍵穴は雑に作られている。だが、仕掛けがある可能性も捨てきれない。ライトは指先を檻の継ぎ目に当て、金属の歪みと摩耗を確かめた。
フィーナが隣に来て、檻の足元へ手を添える。草が細く伸び、鍵穴の周囲をなぞるように這った。
「……罠は、ない」
「助かる」
ライトは短く頷き、剣の背で鍵を叩き折った。音は小さい。だが、空間の静けさがそれを拾い、余計に響く。
檻の扉が開くと、最初の男がゆっくり顔を上げた。焦点が合わない。息が浅い。
「……誰、だ」
「冒険者だ。出られるか」
男は立とうとして膝をついた。アリアが即座に片腕を掴み、支える。
「無理すんな。歩けるやつから動け」
リオナは周囲を見回しながら、杖で檻の内側を照らした。
「ここ、長居できない。さっきの連中、引いたって言ってたけど……戻るに決まってる」
「同意」
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フィーナが順番に額へ手を当て、呼吸を整えるように温かな気配を流した。森の香りが一瞬だけ濃くなる。
目の焦点が戻った者が、震える声で言った。
「……ここは、どこだ。俺たちは……」
ライトは余計な言葉を挟まない。必要なことだけを聞く。
「連れてきたのは誰だ。何をされた」
答えようとした男が、腕を押さえて呻いた。そこには、黒い輪のような痕がある。焼けたように見えるのに、焦げた匂いがない。
リオナが眉を寄せる。
「刻印……?魔導具で焼いたんじゃない。魔力が皮膚に染み込んでる」
フィーナが小さく首を振った。
「草が嫌がる。触れたくない匂い」
ライトはその痕に視線を落とし、掌をかざした。
《超記録》
刻印の形が、頭の中に鮮明に写る。線の太さ、角度、欠け方。どれも意図がある。単なる目印じゃない。
アリアが足元の重装の男を蹴るように見下ろした。膝をついていた男は、まだ息がある。
「おい。聞こえるか」
男は顔を上げかけ、すぐに視線を逸らした。歯を食いしばり、何かを飲み込もうとする動き。
ライトは一瞬で距離を詰め、顎を押さえつけた。
「噛むな」
男は喉を鳴らし、悔しそうに息を吐く。口内に小さな黒い粒。毒だ。
リオナが短く舌打ちし、杖を振った。
「バインドミスト」
白い霧が男の口元を覆い、顎の動きを鈍らせる。完全に止めるほど強くはないが、時間は稼げる。
ライトは男の胸倉を掴んで引き上げた。
「ここは何だ」
「……選別場だって言ったろ」
「この先はどこだ」
男の目が揺れた。答えたくない反応。
アリアが刃をちらつかせる。
「言え」
男は唾を飲み込む。
「……川上。採掘道の更に奥。道を知ってるのは……案内役だけだ」
「案内役?」
「顔のないやつだ。喋らねぇ。だが命令だけは、誰より通す」
ライトは男の腕の内側に刻印があるのを見つけた。捕らわれの者と同じ輪。
「お前も刻まれてる」
男は鼻で笑った。
「末端だからな。壊れたら捨てられる側だ」
その言葉に、檻から出た者たちが震えた。
フィーナが一歩前へ出て、静かに言う。
「ここに残っても、また連れていかれる」
ライトは頷く。
「全員、動けるか」
返事はばらついたが、歩けない者はいない。アリアが二人を背負うように支え、リオナが後ろに回って周囲を警戒する。
そのとき、奥から金属が擦れる音がした。さっきまで静かだった空間の上の方。天井近くの足場が揺れる。
ミリュウが首を巡らせ、鋭く鳴いた。
「ミリュ!」
「上だ」
ライトが言い終えるより早く、松明が一つ、空から落ちた。火の粉が散り、箱の布に燃え移る。
リオナが即座に杖を振る。
「ウォータースプレー」
水が広がり、火を押さえる。
同時に、天井から黒い縄が落ち、影が降りてきた。軽装が三。短剣。投げ物。
「早いな」
アリアが前へ出る。
「来るなら来い!」
ライトは剣を抜き、檻から出た者たちを背にする位置へ動いた。護るべき対象がいる以上、先手を取る。
飛んできた投げナイフを、ライトは斜めに弾く。
「《斬撃強化(大)》」
軌道が鋭くなる。弾いただけじゃなく、返す刃で縄を切る。足場の一部が落ち、敵の降下が乱れる。
だが二人は着地した。三人目は壁を蹴り、横から入る。
ライトは踏ん張り、重心を落とす。
「《身体強化Lv3》」
衝撃を受け止めてから、押し返す。剣で短剣を叩き落とし、柄で顎を打つ。相手がよろけた瞬間、アリアの刃が横から入り、肩口を裂いた。
「逃げ道を作る!」
リオナが短く叫ぶ。
「フレイムランス」
細い火槍が直線に走り、奥の木箱を避けるように壁を抉る。崩れた石が落ち、敵の足場を潰した。火は広がらない。狙いは通路の確保だ。
フィーナが檻の前に伸びた草をさらに伸ばし、捕らわれの者の足元を支えるように絡ませる。転ばないように、導くための支え。
敵の一人が手を掲げ、風を生む。煙と埃をこちらへ押し付けるつもりだ。
ライトは迷わず掌を返す。
「《ウィンドLv2》」
流れをずらす。埃が横へ散り、視界が残る。
リオナが続けて杖を振る。
「アイスカッター」
氷刃が足元を薙ぎ、敵の踏み込みを止める。動きが止まった瞬間、ライトの剣が落ちる。
「《斬撃強化(大)》」
外套が裂け、短剣が落ちた。敵は即座に退く。撤退の判断は早い。だが、撤退するなら通路を潰してからだ。
奥から水が噴き上がり、床一面に薄い膜を作る。滑らせて転ばせる狙い。
ライトは足を止めず、膜の上へ水を重ねて形を変える。
「《ウォーターLv2》」
膜が均一に広がる前に、流れを集めて溝へ落とす。床の滑りが消え、踏める場所が増えた。
「こっち!」
ライトは檻から出た者たちへ声をかけ、崩れた壁の脇の隙間へ誘導する。道は狭い。だが通れる。
アリアが最後尾につき、敵の追撃を受け止める。
「行け!背中は任せろ!」
ミリュウがライトの肩から飛び、狭い通路の上を先に進む。暗がりの奥で小さく鳴き、分岐を示すように旋回した。
「助かる」
ライトは短く呟き、手前の壁へ掌を当てた。崩れやすい石。追ってくるなら、ここを使える。
敵が一人、無理に踏み込む。ライトは一歩だけ引き、炎を走らせた。
「《ファイアLv2》」
火は壁を炙るためじゃない。空気を膨らませ、石の継ぎ目を震わせる。
小さく崩れた石が落ち、敵の足が止まる。追撃が鈍った隙に、全員が通路へ入った。
通路の先は、外の冷気が混じっている。出口が近い。
走る足音。背後の罵声。だが、敵は深追いしない。狭い通路は分断が起きやすいからだ。
外へ出た瞬間、夜明け前の冷たい風が頬を打った。採掘道の側面に、使われていない排気口のような裂け目がある。そこが抜け道だったらしい。
捕らわれていた男が膝をつき、咳き込む。
「……助かった」
ライトは頷くだけで、視線を周囲へ走らせた。まだ終わっていない。だが、今いる場所は閉じた穴の中じゃない。
リオナが息を整えながら、ライトを横目で見る。
「刻印、覚えたの?」
「《超記録》で残した」
フィーナが小さく言う。
「同じ形、他にもある。森が教えてくれる」
アリアが剣を肩に乗せ、唾を吐く。
「だったら潰しに行く前に、あの檻の連中を街へ戻す。死なせたら意味ねぇ」
ライトは頷いた。
「ギルドへ戻る。グランに直接渡す」
捕らわれていた者たちを立たせ、隊列を組み直す。
ミリュウが前へ出て、鼻を鳴らした。
「ミリュ」
「分かってる。急ぐ」
採掘道の奥に残る気配を背に、ライトたちは街道へ向かった。
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