あなたにおすすめの小説

勇者に手柄を奪われたので、魔王討伐の報告会で質問を三つだけしました 表紙

勇者に手柄を奪われたので、魔王討伐の報告会で質問を三つだけしました

「お前の名前を出すと、英雄譚が分かりにくくなるんだ」 魔王討伐の作戦士アルレンは、勇者に自分と仲間の功績を奪われた。 口止め料を拒み、向かったのは王の前で開かれる報告会。 「第一結界を、なぜ夜明けまで破らなかったのですか」 三つの質問と、討伐前から残る記録。 華々しい武勇伝の裏で、誰が何をしたのか。 英雄の嘘を暴き、仕事と名前を取り戻す逆転ファンタジー。
ファンタジー 完結 短編
文字数 11,852
特待生だと思われて最後列に座らされた私が、三か月後、祖母の名前がついた音楽ホールで最初の一曲を弾くまで 表紙

特待生だと思われて最後列に座らされた私が、三か月後、祖母の名前がついた音楽ホールで最初の一曲を弾くまで

祖母が袖を詰めた古い制服に、祖母のICカード。40分バスに乗って通う編入生の私を、名門・綾嶺学園の1年3組は、ひと目で「特待生」だと決めつけた。 「特待生はここ」――足で押された椅子の先は、最後列のゴミ箱の隣。 前の晩、父には電話でこう言われていた。 「学校では、セイラントグループの娘という肩書を置いて、鈴木瑶でいなさい」 だから私は、何も説明しない。椅子を少しだけ戻して「ありがとう」と座り、記念行事費は一万円札3枚で払う。 学食では「特待生は下で食べて」。中間テストで1位を取れば「写したのよ」。 祖母が30年ピアノを教えたこの学校で、旧音楽準備室に残る祖母のピアノには「処分」の紙が貼られた。保護者会では、杖をついて来た祖母に、PTA会長が年金の額を尋ねる。 隣の席には、何も聞かずに丸パンを半分くれる子が一人だけいる。 12月、500万円するという腕時計が、私の机の中から出てきた。 「警察に通報してください」 返ってきたのは、処分が決まるまでの自宅待機3日。 待機の3日目、祖母宛てに白い封筒が届く。 創立記念式典 12月6日 午後6時 特別招待 倉橋芙佐子様 ご家族同伴可 この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
青春 連載中 短編
文字数 17,994
婚約者にすっぽかされていた妹のために、過保護な姉が怒鳴り込みました 表紙

婚約者にすっぽかされていた妹のために、過保護な姉が怒鳴り込みました

妹の婚約者が、連続でお茶会をすっぽかしているらしい。 理由は「病弱な幼なじみに呼ばれたから」。 妹は文句も言わず待ち続けていたが、それは我が家への侮辱でもあった。 怒った姉は証拠を集め、婚約者の家へ直接乗り込む。 跡取り娘としての迫力で姉は相手を追い詰め、婚約は無事に解消。 だがその後、学園で元婚約者が妹を責め立てる。その結果は――?
ファンタジー 連載中 長編
文字数 6,547
お母様、いい加減にしてくださいませ 表紙

お母様、いい加減にしてくださいませ

天河宮家の長女・瑠璃は、継母の桃簾と異母妹の翡翠から理不尽な仕打ちを受けながらも、母に愛されたい一心で耐え続けてきた。だが、妹の失敗まで責められたある日、ついに我慢の限界を迎え、「お母様、いい加減にしてくださいませ」と告げる。祖母や父、兄の支えを得て、瑠璃は自分を犠牲にする生き方を変え始める。やがて明らかになる家族の真実。愛されなかった過去を乗り越え、瑠璃は自分自身の人生を歩み始める。
ファンタジー 完結 短編
文字数 33,369
【隠しスキル100個持ち!?】無能と勘違いされダンジョンに置き去りにされた貴族の六男、最深部で王国を築く。  表紙

【隠しスキル100個持ち!?】無能と勘違いされダンジョンに置き去りにされた貴族の六男、最深部で王国を築く。

46話に加筆修正をしました。 王妃である実の母から「無能」の烙印を押され、ダンジョンへ置き去りにされた貴族の六男シオン。 だが彼には誰にも言えない秘密があった。 それは――100個もの隠しスキルを持っていること。 追放されたことで毒親の支配から解放されたシオンは、ダンジョンでの自由な生活を満喫しようと決意する。 家を作り、食料を確保し、モンスターと交流するうちに、彼はある夢を抱く。 「このダンジョンに、誰もが自由に暮らせる国を作ろう」 ミノタウロスの小太郎をはじめとした仲間たちと共に始まる、迷宮国家建国ファンタジー! 月水金土 11時更新です。 ※今作は表紙とあらすじにAIを使用しております。 構成や内容には使用しておりません、作者の完全オリジナルです。
ファンタジー 連載中 短編
文字数 133,685
 魔力量だけで選ばれた妹と、選ばれなかった姉 表紙

魔力量だけで選ばれた妹と、選ばれなかった姉

魔力量がほとんどないフローラは、努力を重ね、子爵家の跡取りとして学んできた。 しかし父親は、膨大な魔力を持つ妹ベラリーを次期当主に選んでしまう。 跡取りの座を奪われたフローラは、寄り親であるアプリコット公爵家で侍女として働き続けることに。 ところが数年後、妹の魔法によって領地に大きな災害が起きてしまう。 故郷の復興を任されたフローラは、これまで積み重ねてきた知識と経験を生かし、領民たちとともに立ち上がる。 魔力量だけでは決まらない、本当の価値とは――。 選ばれなかった姉が、自分の力で未来を切り開く物語。
ファンタジー 完結 ショートショート
文字数 7,830
魔法筆職人の俺が居なくなったら、お前ら魔法使えないけど良いんだよな?! 表紙

魔法筆職人の俺が居なくなったら、お前ら魔法使えないけど良いんだよな?!

俺は慈悲深い人間だ。 だから、魔法の「ま」の字も理解していない住民たちに、俺の作った魔法筆を使わせてあげていた。 だが――国の総意は「国家転覆罪で国外追放」だとよ。 馬鹿だとは思っていたが、俺の想像を絶する馬鹿だったとはな……。 俺が居なくなったら、お前ら魔法が使えなくなって生活に困るだろうけど、良いってことだよな?? ――そして俺は、国を出る。 弟子のリリィと共に、新たな旅へ。 これは、魔法筆職人と、その弟子が紡ぐ、ちょっと変わった異世界ファンタジー。
ファンタジー 完結 長編
文字数 15,634
娘は銅貨一枚でした 表紙

娘は銅貨一枚でした

「ヴァレイユ男爵。王命に背いた理由を申し開け」  男爵エルンストの娘レティシアには、58歳の公爵のもとへ嫁げという王命が下っていた。  婚礼の日、娘は現れない。  審問の間に引き出された男爵は、詫びるでも言い訳するでもなく、静かに告げる。 「娘は、秤にかけて渡しました。代金は銅貨一枚にございます」  実の娘を銭と引き換えに手放した父親。人買いは縛り首、そういう国の法廷に、男は独りで立っている。  誰もが男爵の破滅を疑わないなか、老法務官だけが、埃をかぶった建国法典へ手を伸ばした。  娘を手放した父と、300年誰も使わなかった古い法の話。
ファンタジー 完結 ショートショート
文字数 12,504