221 / 276
第五部
15 エレナの噂はお兄様のせい?
しおりを挟む
「僕のせい?」
キョトンとした顔のお兄様を睨みつけ、しっかりと頷く。
「えーっ。殿下がどうしても僕の可愛い妹と一緒の時間を過ごしたいなんて仰るから、王宮の官吏が殿下に報告があるっていうのを僕が代わって話を聞いたのに。殿下とエレナのためにこんなに身を尽くしているのに、どうして僕のせいになるの」
無駄に通る声のお兄様は、わたしたちが座るラグに断りもなしに座り込むと肩をすくめた。
殿下の手から身を引いてお兄様に身体を向ける。
「このラグは殿下がいらっしゃるからとウェードが用意してくれたもので、お兄様が勝手に座っていい場所ではありません。きちんと殿下に許可をおとりになってから座ってくださいませ」
「わかったわかった。ね、殿下座っていい?」
「…………構わない」
殿下はたっぷり時間をかけて許可すると調子ばかりいいお兄様を不愉快そうに見つめた。
「お兄様の言い草ではまるで殿下がお兄様に仕事を押し付けたみたではありませんか。代理で官吏から報告を聞いたって言ってもお相手はステファン様でしょう? そもそもそれはお兄様のお仕事なのではなくて?」
ステファン様は、殿下の秘書官に任命され引き続き殿下の元で働いていらっしゃる。
代理も何もお兄様は王立学園卒業後に殿下の補佐官として一緒に働くのを見越して、ステファン様からの報告はお兄様も窓口になっていると聞いている。
「僕か殿下のいずれかが報告を受ければいいのだから、僕じゃなくて殿下でもいい仕事を僕がしてあげたんだよ」
「いずれかでよろしいのであれば、お忙しい殿下の代わりにお兄様が話を伺えばよろしいんじゃありませんか」
「僕の可愛い妹は、僕にばかり厳しい」
お兄様はそう言って、いつも通りやれやれみたいな仕草をする。
「それです!」
「えっ。それって何? エレナってば相変わらず自分だけ納得して勝手に話を進めるんだから。ちゃんとわかるように説明してご覧」
わたしが鼻先に向けた指をそっと握っておろすと、今度は空いている手で頭を優しく撫でる。
優しい手にほだされそうになるのを必死に首を振り、目の前の笑顔を睨みつける。
こんなことで騙されないんだから!
わたしの迫力にお兄様は状況を察したのか、撫でる手を止めた。
視線を下に逸らしたお兄様を覗き込むと、今度は天を仰いで視線を合わせようとしない。
「ですから、お兄様が皆さまにわたしのことを『可愛い妹』なんて吹聴して回って、わたしの我儘に振り回されてるかのように振る舞われてたんでしょう? 今だって本来ならお兄様のお仕事でもあるのに、殿下がお兄様にお仕事を押し付けたような発言をされてるし。お兄様は悪意はないのかもしれませんけど、お兄様の発言を聞いた方がどう思うかまで考えてきちんと発言してください!」
一向に視線を合わせようとしないお兄様の顔を両手で挟む。
「お兄様っ! 聞いてますか⁈」
「……もうっ! エレナ待って! ちょっと殿下、エレナと話してるのに睨むのやめてよ!」
話を逸らそうとするお兄様の顔を挟んだまま、振り返るとわたしの後ろに座る殿下は眉間に深い皺を寄せていた。
わたしや殿下の悪評の一端をお兄様が担っていたかもしれないなんて思いもよらなかったもの。殿下だって怒って当然だ。
「ほら、殿下もお兄様を諌めてください」
殿下はわたしの言葉に頷く。
「いいか、エリオット。話をするだけであれば、エレナに触れる必要はないずだ」
ん? んん?
力強く言い放たれた言葉にわたしは首を傾げる。
「ほらよく見て? 僕が触れてるんじゃなくて、エレナが僕に触れてきているんです」
わたしの腕を掴んだ兄様は、ほらと言わんばかりにわたしの手のひらで自分の両頬をペチペチと叩く。
んんん? ちっともわかってらっしゃらない!
二人のイケメンがわたしを挟んで言い争いをしている内容のあまりの見当違いっぷりにため息をつく。
「……いったい何の話をしてらっしゃるの? わたしは皆さまにお兄様が調子の良いことばかりおっしゃって皆さまに誤解を与えてらしたことを怒ってるんです」
そう言って周りのご令嬢たちを見回すと、みな優しい微笑みを浮かべ首を横に振る。
「エリオット様が領地に戻られてないのは存じていましたし、エレナ様の名前をお出しになるのはわたくしたちが傷つかないように断る口実だってくらいわかってましたもの」
「ええ」
「王立学園にいる短い間、わたくしたちに素敵な貴公子様にお近づきになる夢を見させてくださっていたのだわ。エリオット様は誰を贔屓することなく、わたくしたち全員に等しく優しくしてくださいましたもの」
そう言って笑い合うご令嬢にお兄様はひらひらと手を振って応える。
他のご令嬢が控え目に手をあげて「話してもよろしいですか?」と尋ねた。わたしが頷くと、目をキラキラしたご令嬢が口を開く。
「王太子殿下が今まで以上にご公務でお忙しくしていらっしゃるのも、我が家の次兄が王室で文官をしているのでよく話に聞いておりますわ」
「ええ、うちの兄も王太子殿下に身を尽くされるエレナ様のことを称賛しておりましたもの」
「えっえっ、そんな……」
「うちの従兄弟なんて、エレナ様のこと『王宮の官吏たちにとって女神様なんだ。また王宮にいらっしゃらないだろうか』とかいうのよ。だからわたくし『あら、エレナ様は王立学園の愛の女神様だわ。コーデリアお姉さまの秘めた恋心に気づいてお二人がすれ違いを起こさないようにご尽力されたんだから。エレナ様をお慕いしているわたくしたちから奪わないで』ってお伝えしましたの」
「お慕いだなんて……」
口々に思ってもいないことを言われたわたしは顔が赤くなっているのがわかる。
「……エレナは私の女神なのに」
耳元で聞こえた呟きに耳まで熱くなる。恥ずかしすぎて後ろは振り返れない。
「おっ、お兄様! 何か殿下に用があっていらしたんではないの」
話をすり替えると、お兄様は思い出したようにポンと手を打つ。
「そうだ。ステファンが殿下に直接お伝えしたい事があるって言ってるから迎えに来たんだった」
「もう。そんな大切なことどうしてすぐ仰らないんですか」
暢気なお兄様の声にわたしは冷静を取り戻した。
キョトンとした顔のお兄様を睨みつけ、しっかりと頷く。
「えーっ。殿下がどうしても僕の可愛い妹と一緒の時間を過ごしたいなんて仰るから、王宮の官吏が殿下に報告があるっていうのを僕が代わって話を聞いたのに。殿下とエレナのためにこんなに身を尽くしているのに、どうして僕のせいになるの」
無駄に通る声のお兄様は、わたしたちが座るラグに断りもなしに座り込むと肩をすくめた。
殿下の手から身を引いてお兄様に身体を向ける。
「このラグは殿下がいらっしゃるからとウェードが用意してくれたもので、お兄様が勝手に座っていい場所ではありません。きちんと殿下に許可をおとりになってから座ってくださいませ」
「わかったわかった。ね、殿下座っていい?」
「…………構わない」
殿下はたっぷり時間をかけて許可すると調子ばかりいいお兄様を不愉快そうに見つめた。
「お兄様の言い草ではまるで殿下がお兄様に仕事を押し付けたみたではありませんか。代理で官吏から報告を聞いたって言ってもお相手はステファン様でしょう? そもそもそれはお兄様のお仕事なのではなくて?」
ステファン様は、殿下の秘書官に任命され引き続き殿下の元で働いていらっしゃる。
代理も何もお兄様は王立学園卒業後に殿下の補佐官として一緒に働くのを見越して、ステファン様からの報告はお兄様も窓口になっていると聞いている。
「僕か殿下のいずれかが報告を受ければいいのだから、僕じゃなくて殿下でもいい仕事を僕がしてあげたんだよ」
「いずれかでよろしいのであれば、お忙しい殿下の代わりにお兄様が話を伺えばよろしいんじゃありませんか」
「僕の可愛い妹は、僕にばかり厳しい」
お兄様はそう言って、いつも通りやれやれみたいな仕草をする。
「それです!」
「えっ。それって何? エレナってば相変わらず自分だけ納得して勝手に話を進めるんだから。ちゃんとわかるように説明してご覧」
わたしが鼻先に向けた指をそっと握っておろすと、今度は空いている手で頭を優しく撫でる。
優しい手にほだされそうになるのを必死に首を振り、目の前の笑顔を睨みつける。
こんなことで騙されないんだから!
わたしの迫力にお兄様は状況を察したのか、撫でる手を止めた。
視線を下に逸らしたお兄様を覗き込むと、今度は天を仰いで視線を合わせようとしない。
「ですから、お兄様が皆さまにわたしのことを『可愛い妹』なんて吹聴して回って、わたしの我儘に振り回されてるかのように振る舞われてたんでしょう? 今だって本来ならお兄様のお仕事でもあるのに、殿下がお兄様にお仕事を押し付けたような発言をされてるし。お兄様は悪意はないのかもしれませんけど、お兄様の発言を聞いた方がどう思うかまで考えてきちんと発言してください!」
一向に視線を合わせようとしないお兄様の顔を両手で挟む。
「お兄様っ! 聞いてますか⁈」
「……もうっ! エレナ待って! ちょっと殿下、エレナと話してるのに睨むのやめてよ!」
話を逸らそうとするお兄様の顔を挟んだまま、振り返るとわたしの後ろに座る殿下は眉間に深い皺を寄せていた。
わたしや殿下の悪評の一端をお兄様が担っていたかもしれないなんて思いもよらなかったもの。殿下だって怒って当然だ。
「ほら、殿下もお兄様を諌めてください」
殿下はわたしの言葉に頷く。
「いいか、エリオット。話をするだけであれば、エレナに触れる必要はないずだ」
ん? んん?
力強く言い放たれた言葉にわたしは首を傾げる。
「ほらよく見て? 僕が触れてるんじゃなくて、エレナが僕に触れてきているんです」
わたしの腕を掴んだ兄様は、ほらと言わんばかりにわたしの手のひらで自分の両頬をペチペチと叩く。
んんん? ちっともわかってらっしゃらない!
二人のイケメンがわたしを挟んで言い争いをしている内容のあまりの見当違いっぷりにため息をつく。
「……いったい何の話をしてらっしゃるの? わたしは皆さまにお兄様が調子の良いことばかりおっしゃって皆さまに誤解を与えてらしたことを怒ってるんです」
そう言って周りのご令嬢たちを見回すと、みな優しい微笑みを浮かべ首を横に振る。
「エリオット様が領地に戻られてないのは存じていましたし、エレナ様の名前をお出しになるのはわたくしたちが傷つかないように断る口実だってくらいわかってましたもの」
「ええ」
「王立学園にいる短い間、わたくしたちに素敵な貴公子様にお近づきになる夢を見させてくださっていたのだわ。エリオット様は誰を贔屓することなく、わたくしたち全員に等しく優しくしてくださいましたもの」
そう言って笑い合うご令嬢にお兄様はひらひらと手を振って応える。
他のご令嬢が控え目に手をあげて「話してもよろしいですか?」と尋ねた。わたしが頷くと、目をキラキラしたご令嬢が口を開く。
「王太子殿下が今まで以上にご公務でお忙しくしていらっしゃるのも、我が家の次兄が王室で文官をしているのでよく話に聞いておりますわ」
「ええ、うちの兄も王太子殿下に身を尽くされるエレナ様のことを称賛しておりましたもの」
「えっえっ、そんな……」
「うちの従兄弟なんて、エレナ様のこと『王宮の官吏たちにとって女神様なんだ。また王宮にいらっしゃらないだろうか』とかいうのよ。だからわたくし『あら、エレナ様は王立学園の愛の女神様だわ。コーデリアお姉さまの秘めた恋心に気づいてお二人がすれ違いを起こさないようにご尽力されたんだから。エレナ様をお慕いしているわたくしたちから奪わないで』ってお伝えしましたの」
「お慕いだなんて……」
口々に思ってもいないことを言われたわたしは顔が赤くなっているのがわかる。
「……エレナは私の女神なのに」
耳元で聞こえた呟きに耳まで熱くなる。恥ずかしすぎて後ろは振り返れない。
「おっ、お兄様! 何か殿下に用があっていらしたんではないの」
話をすり替えると、お兄様は思い出したようにポンと手を打つ。
「そうだ。ステファンが殿下に直接お伝えしたい事があるって言ってるから迎えに来たんだった」
「もう。そんな大切なことどうしてすぐ仰らないんですか」
暢気なお兄様の声にわたしは冷静を取り戻した。
44
あなたにおすすめの小説
【完結】【35万pt感謝】転生したらお飾りにもならない王妃のようなので自由にやらせていただきます
宇水涼麻
恋愛
王妃レイジーナは出産を期に入れ替わった。現世の知識と前世の記憶を持ったレイジーナは王子を産む道具である現状の脱却に奮闘する。
さらには息子に殺される運命から逃れられるのか。
中世ヨーロッパ風異世界転生。
【完結】第一王子の婚約者になりましたが、妃になるにはまだまだ先がみえません!
風見ゆうみ
恋愛
「王族に嫁いだ者は、夫を二人もつ事を義務化とする」
第二王子の婚約者である私の親友に恋をした第三王子のワガママなお願いを無効にするまでのもう一人の夫候補として思い浮かんだのは、私に思いを寄せてくれていた次期公爵。
夫候補をお願いしたことにより第一王子だけでなく次期公爵からも溺愛される事に?!
彼らを好きな令嬢やお姫様達ともひと悶着ありですが、親友と一緒に頑張ります!
/「小説家になろう」で完結済みです。本作からお読みいただいてもわかるようにしておりますが、拙作の「身を引いたつもりが逆効果でした」の続編になります。
基本はヒロインが王子と次期公爵から溺愛される三角関係メインの甘めな話です。揺れるヒロインが苦手な方は、ご遠慮下さい。
そのご寵愛、理由が分かりません
秋月真鳥
恋愛
貧乏子爵家の長女、レイシーは刺繍で家計を支える庶民派令嬢。
幼いころから前世の夢を見ていて、その技術を活かして地道に慎ましく生きていくつもりだったのに——
「君との婚約はなかったことに」
卒業パーティーで、婚約者が突然の裏切り!
え? 政略結婚しなくていいの? ラッキー!
領地に帰ってスローライフしよう!
そう思っていたのに、皇帝陛下が現れて——
「婚約破棄されたのなら、わたしが求婚してもいいよね?」
……は???
お金持ちどころか、国ごと背負ってる人が、なんでわたくしに!?
刺繍を褒められ、皇宮に連れて行かれ、気づけば妃教育まで始まり——
気高く冷静な陛下が、なぜかわたくしにだけ甘い。
でもその瞳、どこか昔、夢で見た“あの少年”に似ていて……?
夢と現実が交差する、とんでもスピード婚約ラブストーリー!
理由は分からないけど——わたくし、寵愛されてます。
※毎朝6時、夕方18時更新!
※他のサイトにも掲載しています。
我儘令嬢なんて無理だったので小心者令嬢になったらみんなに甘やかされました。
たぬきち25番
恋愛
「ここはどこですか?私はだれですか?」目を覚ましたら全く知らない場所にいました。
しかも以前の私は、かなり我儘令嬢だったそうです。
そんなマイナスからのスタートですが、文句はいえません。
ずっと冷たかった周りの目が、なんだか最近優しい気がします。
というか、甘やかされてません?
これって、どういうことでしょう?
※後日談は激甘です。
激甘が苦手な方は後日談以外をお楽しみ下さい。
※小説家になろう様にも公開させて頂いております。
ただあちらは、マルチエンディングではございませんので、その関係でこちらとは、内容が大幅に異なります。ご了承下さい。
タイトルも違います。タイトル:異世界、訳アリ令嬢の恋の行方は?!~あの時、もしあなたを選ばなければ~
虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました
たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。
王妃の仕事なんて知りません、今から逃げます!
gacchi(がっち)
恋愛
側妃を迎えるって、え?聞いてないよ?
王妃の仕事が大変でも頑張ってたのは、レオルドが好きだから。
国への責任感?そんなの無いよ。もういい。私、逃げるから!
12/16加筆修正したものをカクヨムに投稿しました。
見た目は子供、頭脳は大人。 公爵令嬢セリカ
しおしお
恋愛
四歳で婚約破棄された“天才幼女”――
今や、彼女を妻にしたいと王子が三人。
そして隣国の国王まで参戦!?
史上最大の婿取り争奪戦が始まる。
リュミエール王国の公爵令嬢セリカ・ディオールは、幼い頃に王家から婚約破棄された。
理由はただひとつ。
> 「幼すぎて才能がない」
――だが、それは歴史に残る大失策となる。
成長したセリカは、領地を空前の繁栄へ導いた“天才”として王国中から称賛される存在に。
灌漑改革、交易路の再建、魔物被害の根絶……
彼女の功績は、王族すら遠く及ばないほど。
その名声を聞きつけ、王家はざわついた。
「セリカに婿を取らせる」
父であるディオール公爵がそう発表した瞬間――
なんと、三人の王子が同時に立候補。
・冷静沈着な第一王子アコード
・誠実温和な第二王子セドリック
・策略家で負けず嫌いの第三王子シビック
王宮は“セリカ争奪戦”の様相を呈し、
王子たちは互いの足を引っ張り合う始末。
しかし、混乱は国内だけでは終わらなかった。
セリカの名声は国境を越え、
ついには隣国の――
国王まで本人と結婚したいと求婚してくる。
「天才で可愛くて領地ごと嫁げる?
そんな逸材、逃す手はない!」
国家の威信を賭けた婿争奪戦は、ついに“国VS国”の大騒動へ。
当の本人であるセリカはというと――
「わたし、お嫁に行くより……お昼寝のほうが好きなんですの」
王家が焦り、隣国がざわめき、世界が動く。
しかしセリカだけはマイペースにスイーツを作り、お昼寝し、領地を救い続ける。
これは――
婚約破棄された天才令嬢が、
王国どころか国家間の争奪戦を巻き起こしながら
自由奔放に世界を変えてしまう物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる