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こっちが本編

訪問者

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一日ぐっすり眠ったタリスは元気を取り戻して部屋を出た

「んー!いい天気!あ!おはよう皆」

「隊長~…」

隊員に声をかけるも怨みのこもった目線で返してくる

「ななな何!?」

「心配したんですよっ!何日も寝てるからお酒で容態が悪くなっているのかと…」

心配してくれたのかと思うと自然と笑がこぼれる

「心配してくれてありがとう、もう大丈夫だよ一緒に訓練しよ?」

安心させるように微笑んで、肩を叩く

「「「はいっ!」」」

「朝から元気だね、うちの隊は!」

腰に手を当ててにっこり笑った


一方、ラインの元にお客が来ていた

「これはこれは!ボデナーラ公爵よく来てくれた」

玉座から声をかけたのはこの国の王だった

「突然の方申し訳ありません」

「良い良い、してマリーナ令嬢は見つかったか?」

笑顔で制して、心配そうに聞く王に対して、ブレードは顔を濁す

「それが…ある噂なら耳に入ったのですが…その……」

「?どうした」

「タリスという騎士はいるでしょうか?」

タリスという何は王は聞き覚えがあった

「ああ、この間第一部隊隊長就任を行った奴であろう?」

その言葉に驚きを隠せないブレードを置いて、そいつがどうかしたか?ときく

「!?……その騎士がマリーナに似ていると…聞いたものですから…」

王はまさかぁ~と言って信じない

「勝手ではございますが、タリスに合わせてもらえないでしょうか」

ブレードの必死なお願いに呆気なく折れた王はタリスを手配した


訓練場にて~

「タリス!王様が呼んでいるそうだ!」

「隊長…何かしたんですか?」

隊員のジト目に反論するタリス

「してないよッ!」

そう言いながら王の使いの後ろをついて行った

案内されたのは客間

「第一部隊隊長タリスです!お呼びと聞きました!」

ドアの前で敬礼をしながら口を開く

「入れ」

ガチャりとドアが開いて二人の姿が目に入る

ああ、たしかこの人はブレード公爵だっ…………

お父様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!?

ビクッとしているタリスをガン見するブレード

「確かに…似ているが…髪の色が違う」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あら~…タリス君…バラしちゃうの?
またイベントやろうかな?

ばらす?ばらさない?

よし、募集しよう!
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