姫様従者と王子様

花夜

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Ⅰ:始まりは姫の旅

章末おまけSS

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 このおまけページは本編とはあまり関係ありません。

 本編とは異なり、もし〇〇だったらーー的な内容をSSショートショートにした ただの作者の思いつきコーナーです。

(もしかしたら、本編の補足としてのSSも登場するかもしれませんが…)



 リクエストなどがあれば頂けると幸いです
(*´∀`*)

 
*・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゚・**・゜゚・*:.。..。.:*


☆もしもストーリー①
【もしもユリフィアの脱走がレティーシアにバレていたら…】


 よし、準備万端だ!

 後は窓から下りるだけ……あらかじめくすねていたロープをしっかりと部屋の柱に結びつける。

 そして猫のように軽やかにロープを伝い、あっという間に地に降り立った。

 けれどーー

「ユリフィア様、どちらに行かれるのですか?」

 ここに居るはずのないレティーシアの声に、私は恐る恐る振り返った。

 彼女はいつものメイド姿ではなく、冒険者のような動きやすい服装に身を包み、にっこりと笑っている。

「えーっと…その、シアちゃん早起きだね!」

「ユリフィア様、私は誤魔化されませんよ?」

 ですよねー。

 今回は諦めるしかないか、と嘆息する。

 そんな様子の私を見て、レティーシアはクスリと笑った。

「冗談ですよ。でも、1人でなんて行かせません。私も…共に参ります」

「えっ!?本気なの?」

 てっきりいつものお小言が始まり、また連れ戻されるものだと思っていた。

「私はいつでも貴女のお側にいます。だって私は…ユリフィア様の従者ですから」

「レティーシア…」

「さあ、共に参りましょう?」

 こうしてユリフィアはレティーシアの手を取り、2人は仲良く宛のない旅へと立った。

 もちろん、アレクシオに出会う事なく旅を満喫することでしょうーー。

                                                             END



アレク「おい、俺の出番は!?」
レスト「ありませんね~」
アレク「それじゃ、話が始まらないだろ!!」
レスト「ドンマイ(笑)です」



☆もしもストーリー②
【もしもお城のみんなとユリフィアが円満だったら…】


 朝起きるとすぐにレティーシアがモーニングティーを運んでくる。

「ユリフィア様、おはようございます。本日の予定は空いておりますが、いかがなさいますか?」

「シアちゃん、おはよう。とりあえず、散歩でもしながら決めようかな」

 ティーを飲み干してから、廊下に出れば通り過ぎるメイドや近衛が次々と声をかけてくる。

「姫様、おはようございます。今日もお可愛らしく…眼福です」

「ユリフィア姫、ぜひ訓練に参加して下さいませ!姫ほどの実力者にご教授頂けるなんて…最高の誉れであります!」

「みんなも元気そうだね。そしていつもの事ながら大袈裟だよ」

 苦笑して応えれば、「これでも控えめですよ!?」と返ってきた。

 ユリフィアにとってこの城の者はみんな家族みたいなものだ。

 こんなひよっ子姫にも優しくて、温かくて、お世話になりっぱなしだった。

(いつか立派な女王になってこの恩を返さなきゃ。この国は私が護ってみせる)

 そう決意したところで、

「ユリフィア姫」

 廊下の向こうから宰相であり、私の親代わりであり、教育係のユリウスが姿を見せた。

「姫、今日のマナーレッスンのことお忘れではないですよね?」

「えーっと…」

 すっかり忘れていた。

「ユリフィア姫、覚悟しておいて下さいね?今日はみっちりシゴいてあげますから」

「お、お手柔らかにお願いしますっ!!」

 私の叫びを聞いたユリウスが、レティーシアが、城のみんなが笑う。

 今日もフリージア王国は平和である。



                                                            END



アレク「だから、俺の出番は!?」
レスト「もういっそ出番なしでよくないですか?」
(正直疲れますし、ギャラも出ないんですから…)
アレク「お前、ロクでもないことを考えているだろ」
レスト「あ、バレました?テヘペロー」
アレク「💢💢💢」

 この場合、もしかすると政略結婚の相手役として登場したかもしれませんね。


*・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゚・**・゜゚・*:.。..。.:*


 今回はここまでになります。
 いかがだったでしょうか?
 次のページからは新章になります。今後もよろしくお願いしますm(_ _)m

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