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3章
70話 レオンの仕事
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酒場《リュミエール》は、趣のある木造の建物だった。
年季の入った玄関扉は、幾度となく労働者たちを迎え入れ、その疲れを黙って受け止めてきたのだろう。
窓枠も柱も、角が丁寧にやすりで落とされ、手入れの行き届いた木肌には、この店が「長く愛されてきた場所」であることが刻まれている。
だが、その質素で温かな店先に――明らかに不釣り合いなものが停まっていた。
漆黒の塗装が夜目にも鈍く光る、黒塗りの高級馬車。 帝都でも一目で分かる、金と権威の匂いを纏った代物だ。
さらにご丁寧なことに、護衛なのか執事なのか判然としない男が一人、彫像のように馬車の前で直立している。
(……金が余っているのは、よろしいことですね)
レオンは心中で毒づき、眼鏡のブリッジを指先で押し上げると、迷いなく馬車へと歩み寄った。
「おい、貴様。何者だ――」
護衛が声を荒らげた、その瞬間だった。
レオンの背後に控えていた、帝直轄の近衛騎士の一人が、音もなく一歩前へ出る。
剣に手をかけることすらない。ただ、その場の空気が凍りついた。
もう一人の近衛が、無言のまま馬車の扉に手を伸ばす。
ためらいは一切なかった。
貴族の所有物であるかどうかなど、彼らの判断材料にはなり得ない。ただの「障害物」を排除するような、事務的な動作だった。
「何事だ?」
中から飛び出してきたのは、狼狽を隠せないエドワード伯爵だった。
「……何の用だ、貴公」
苛立ちを隠そうともしない視線が、レオンを射抜く。
「あぁ、お待たせいたしました」
レオンは崩れぬ笑みを浮かべたまま、淀みなく応じる。
「リュクス・エリオット殿の代理として参りました。――私としても、少々ご用件がありまして」
懐から名刺を取り出し、仰々しいほど丁寧な所作で差し出す。
「レオン・シュタルクと申します」
「……書記官風情が、何を――」
名刺に書かれた役職を軽んじたエドワードが、吐き捨てるように言いかけた言葉を、レオンは軽やかに遮った。
「あぁ、失礼。私、一級法務官の資格も取得しておりまして」
一瞬。 伯爵の表情が、目に見えて硬直した。
――法務官。 帝都においてその資格を持つということは、生半可なことではない。
どんな詭弁を弄そうと、この男が「疑わしい」と目を付ければ、最後。
痛くもない腹を探られ、隠し事のすべてを暴き立てられた挙句、身の皮一枚、財産の一つさえ残さず毟り取られることになる。
それも、三級ですら超難関とされるなかでの『一級』。
まさにペン一本で人を、その人生すらも自在に操り、盤上の駒のように終わらせることさえ可能なのだ。
一介の書記官が、余技で手にできるような代物ではない。
レオンは手元の帳面を確認しながら、事務的に言葉を紡ぐ。
「雇用形態、ならびに未成年の雇い入れに関して、少々気になる点がありましてね」
書類を一枚、滑らせるように差し出した。
「出頭命令です。はい、こちらが令状」
さらに懐中時計を取り出し、カチリと蓋を開けて確認する。
「ええと……十一時二十七分。エドワード伯爵、この時をもって身柄をお預かりしてもよろしいでしょうか」
瓶底眼鏡の奥の瞳が、逃がさぬと言わんばかりにエドワードを捉える。 そこには善も悪もない。口角は微妙に上がっているが、それが温かな微笑でないことは明白だった。眼鏡のレンズに反射する己の無様な姿を、伯爵は凝視する羽目になる。
「ま、待て……! 私はただ、人を待っていただけだ!」
焦りが、ついに声に滲み出した。
「ちなみに、どなたをお待ちで?」
「そ、それは……」
「リュクスでしたら――」
レオンは、拍子抜けするほどあっさりと言い放った。
「今頃は宿で、ぐっすりお休みですよ」
「……っ!」
「騒がれますと、罪状が重くなります」
笑みはそのままに、声の温度だけが絶対零度まで下がる。
「現時点では、あくまで任意同行のお願いです。ですが――ご協力いただけない場合、どうなるか」
理知的な光が、細められた瞼の裏で鋭く閃く。
「伯爵ともあろうお方なら、よくお分かりですよね?」
うなだれたエドワードを乗せ、黒塗りの馬車が石畳の先へと静かに遠ざかっていく。
入れ替わるように、舞踏会帰りと思わしき華やかな馬車がいくつか通り過ぎていった。
近衛を同乗させた車輪の音が、角を曲がって消えるまで、レオンはその背を静かに見送っていた。
……これで身柄の移送は完了。
段取りとしては、文句のつけようもない完璧な仕事だ。
あとは――”彼”の仕事。 レオンにとって、最も苦手な人物。
(しかし、いつ来るんだ、あの人は……)
不満が口をついて出そうになるのを、寸前で飲み込む。
――いや、考えるのはよそう。
これ以上あの人のことを考えると、せっかくの達成感が徒労感に塗り替えられてしまう。
レオンは頭の中で、パタリと重い扉を閉じるように思考を遮断した。
面倒ごとは、明日以降の自分に任せればいい。今はもう、終わりだ。
「……ふぅ」
本来、こんな荒事は性分じゃないのだ。
脅しや駆け引きなどしたくはない。できることなら、法務官のバッジなど見せびらかさず、善良な市民として平穏に生きていたい。
さっきまでの冷徹な振る舞いは、すべて必死に積み上げた虚勢に過ぎない。
(……この程度のことで)
レオンは震える右手を、左手でぎゅっと強く握りしめた。
物理的に押さえ込むように。自分の弱さを叱責するように。
この震えは――"あの方"の下で働く者として、ふさわしくない。
あの圧倒的なカリスマの側に立つのなら、この程度の修羅場で膝を折るわけにはいかないのだ。
痛みを感じるほど強く拳を握り、ゆっくりと開く。 ……震えは、止まっていた。
ふと、背後を振り返る。
そこには変わらず、居酒屋《リュミエール》があった。
ガラス窓からは琥珀色の暖かな灯りがこぼれ、扉の隙間からは、グラスをぶつけ合う音と楽しげな笑い声が漏れ聞こえてくる。
あの中に入って、彼らのように泥酔して愚痴をこぼすことは、今の自分には許されないけれど。
(帰ったら……一杯だけ、飲んでみますか)
安酒でもいい。一人静かにグラスを傾けるくらいなら、許されるだろう。
そういえば、戸棚の奥にいつか買った燻製ナッツが残っていたはずだ。
あれは確か、酒によく合うと店主が言っていた。
(……うん、そうしよう)
そう思うと、強張っていた肩の力が少しだけ抜けた。
ナッツの塩気と、喉を焼く酒精。
ささやかな楽しみを想像しながら、レオンは眼鏡の位置を直し、夜の闇の中へ歩き出した。
その足取りは、来たときよりも幾分か軽やかに見えた。
年季の入った玄関扉は、幾度となく労働者たちを迎え入れ、その疲れを黙って受け止めてきたのだろう。
窓枠も柱も、角が丁寧にやすりで落とされ、手入れの行き届いた木肌には、この店が「長く愛されてきた場所」であることが刻まれている。
だが、その質素で温かな店先に――明らかに不釣り合いなものが停まっていた。
漆黒の塗装が夜目にも鈍く光る、黒塗りの高級馬車。 帝都でも一目で分かる、金と権威の匂いを纏った代物だ。
さらにご丁寧なことに、護衛なのか執事なのか判然としない男が一人、彫像のように馬車の前で直立している。
(……金が余っているのは、よろしいことですね)
レオンは心中で毒づき、眼鏡のブリッジを指先で押し上げると、迷いなく馬車へと歩み寄った。
「おい、貴様。何者だ――」
護衛が声を荒らげた、その瞬間だった。
レオンの背後に控えていた、帝直轄の近衛騎士の一人が、音もなく一歩前へ出る。
剣に手をかけることすらない。ただ、その場の空気が凍りついた。
もう一人の近衛が、無言のまま馬車の扉に手を伸ばす。
ためらいは一切なかった。
貴族の所有物であるかどうかなど、彼らの判断材料にはなり得ない。ただの「障害物」を排除するような、事務的な動作だった。
「何事だ?」
中から飛び出してきたのは、狼狽を隠せないエドワード伯爵だった。
「……何の用だ、貴公」
苛立ちを隠そうともしない視線が、レオンを射抜く。
「あぁ、お待たせいたしました」
レオンは崩れぬ笑みを浮かべたまま、淀みなく応じる。
「リュクス・エリオット殿の代理として参りました。――私としても、少々ご用件がありまして」
懐から名刺を取り出し、仰々しいほど丁寧な所作で差し出す。
「レオン・シュタルクと申します」
「……書記官風情が、何を――」
名刺に書かれた役職を軽んじたエドワードが、吐き捨てるように言いかけた言葉を、レオンは軽やかに遮った。
「あぁ、失礼。私、一級法務官の資格も取得しておりまして」
一瞬。 伯爵の表情が、目に見えて硬直した。
――法務官。 帝都においてその資格を持つということは、生半可なことではない。
どんな詭弁を弄そうと、この男が「疑わしい」と目を付ければ、最後。
痛くもない腹を探られ、隠し事のすべてを暴き立てられた挙句、身の皮一枚、財産の一つさえ残さず毟り取られることになる。
それも、三級ですら超難関とされるなかでの『一級』。
まさにペン一本で人を、その人生すらも自在に操り、盤上の駒のように終わらせることさえ可能なのだ。
一介の書記官が、余技で手にできるような代物ではない。
レオンは手元の帳面を確認しながら、事務的に言葉を紡ぐ。
「雇用形態、ならびに未成年の雇い入れに関して、少々気になる点がありましてね」
書類を一枚、滑らせるように差し出した。
「出頭命令です。はい、こちらが令状」
さらに懐中時計を取り出し、カチリと蓋を開けて確認する。
「ええと……十一時二十七分。エドワード伯爵、この時をもって身柄をお預かりしてもよろしいでしょうか」
瓶底眼鏡の奥の瞳が、逃がさぬと言わんばかりにエドワードを捉える。 そこには善も悪もない。口角は微妙に上がっているが、それが温かな微笑でないことは明白だった。眼鏡のレンズに反射する己の無様な姿を、伯爵は凝視する羽目になる。
「ま、待て……! 私はただ、人を待っていただけだ!」
焦りが、ついに声に滲み出した。
「ちなみに、どなたをお待ちで?」
「そ、それは……」
「リュクスでしたら――」
レオンは、拍子抜けするほどあっさりと言い放った。
「今頃は宿で、ぐっすりお休みですよ」
「……っ!」
「騒がれますと、罪状が重くなります」
笑みはそのままに、声の温度だけが絶対零度まで下がる。
「現時点では、あくまで任意同行のお願いです。ですが――ご協力いただけない場合、どうなるか」
理知的な光が、細められた瞼の裏で鋭く閃く。
「伯爵ともあろうお方なら、よくお分かりですよね?」
うなだれたエドワードを乗せ、黒塗りの馬車が石畳の先へと静かに遠ざかっていく。
入れ替わるように、舞踏会帰りと思わしき華やかな馬車がいくつか通り過ぎていった。
近衛を同乗させた車輪の音が、角を曲がって消えるまで、レオンはその背を静かに見送っていた。
……これで身柄の移送は完了。
段取りとしては、文句のつけようもない完璧な仕事だ。
あとは――”彼”の仕事。 レオンにとって、最も苦手な人物。
(しかし、いつ来るんだ、あの人は……)
不満が口をついて出そうになるのを、寸前で飲み込む。
――いや、考えるのはよそう。
これ以上あの人のことを考えると、せっかくの達成感が徒労感に塗り替えられてしまう。
レオンは頭の中で、パタリと重い扉を閉じるように思考を遮断した。
面倒ごとは、明日以降の自分に任せればいい。今はもう、終わりだ。
「……ふぅ」
本来、こんな荒事は性分じゃないのだ。
脅しや駆け引きなどしたくはない。できることなら、法務官のバッジなど見せびらかさず、善良な市民として平穏に生きていたい。
さっきまでの冷徹な振る舞いは、すべて必死に積み上げた虚勢に過ぎない。
(……この程度のことで)
レオンは震える右手を、左手でぎゅっと強く握りしめた。
物理的に押さえ込むように。自分の弱さを叱責するように。
この震えは――"あの方"の下で働く者として、ふさわしくない。
あの圧倒的なカリスマの側に立つのなら、この程度の修羅場で膝を折るわけにはいかないのだ。
痛みを感じるほど強く拳を握り、ゆっくりと開く。 ……震えは、止まっていた。
ふと、背後を振り返る。
そこには変わらず、居酒屋《リュミエール》があった。
ガラス窓からは琥珀色の暖かな灯りがこぼれ、扉の隙間からは、グラスをぶつけ合う音と楽しげな笑い声が漏れ聞こえてくる。
あの中に入って、彼らのように泥酔して愚痴をこぼすことは、今の自分には許されないけれど。
(帰ったら……一杯だけ、飲んでみますか)
安酒でもいい。一人静かにグラスを傾けるくらいなら、許されるだろう。
そういえば、戸棚の奥にいつか買った燻製ナッツが残っていたはずだ。
あれは確か、酒によく合うと店主が言っていた。
(……うん、そうしよう)
そう思うと、強張っていた肩の力が少しだけ抜けた。
ナッツの塩気と、喉を焼く酒精。
ささやかな楽しみを想像しながら、レオンは眼鏡の位置を直し、夜の闇の中へ歩き出した。
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