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第7話『団長、恋は危険物ではありません:定義づけ会議(※胃薬が足りない)』
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翌朝、クラリスは鏡の前で三回つぶやいた。
「恋愛は議題ではない」
「恋愛は議題ではない」
「恋愛は議題ではない」
言えば言うほど現実味が増して、胃のあたりがひゅっとなる。
(昨日、“可愛い”って言われたんだよね……)
(しかも真顔で……)
(しかも“褒め言葉の実験”として……)
心臓が勝手に動き出しそうになるのを、クラリスは手袋の中で押さえつけた。
◻︎ ◻︎ ◻︎
騎士団本部に着くなり、いつもの低い声が落ちてくる。
「クラリス」
毎朝の“運用”が始まる。
振り向くと、グラントがいた。
相変わらず整った外套、相変わらず無駄のない姿勢、相変わらずの無表情――なのに、昨日の「可愛い」だけが脳内で再生されてしまう。
(だめ……思い出すな……!)
「体調は」
「だ、大丈夫です」
「根拠」
(きた……!)
クラリスは早口で言う。
「睡眠七時間、朝食は卵とスープ、階段は使ってません、心拍も――」
「心拍も」
「……正常です!」
言い切った瞬間、自分の声が少し裏返ったのが分かった。
そしてグラントは逃さない。
「声が乱れている」
「……寒いだけです」
「ストールを使え」
クラリスは反射で首元を押さえた。
ストールはもう常備品になっている。社会的にも精神的にも。
そこへ、助けでも救いでもない胃薬の気配が滑り込んだ。
「団長。……朝から何を」
ローレンだ。顔がもう“昨日の続き”である。
胃薬の瓶が光っている。
グラントは即答した。
「会議の準備だ」
ローレンが嫌な予感に目を細める。
「……何の」
「恋愛」
ローレンがその場で魂を落としそうになった。
「団長……!それは議題にしないって……!」
「必要だ」
「必要じゃない!!」
「定義が不明だ。対策が立てられない」
「対策を立てなくていい!!!」
クラリスは、ふたりの応酬の間に挟まれたまま、心の中で手を合わせた。
(神様、今日だけは静かに……)
無理だった。
◻︎ ◻︎ ◻︎
その夜。
団長室の机の上に置かれていた紙の見出しを見て、クラリスは目を閉じた。
――【恋愛:定義づけ会議】
――【目的:健康管理における誤認の排除】
(誤認って……恋を病気みたいに……)
向かいのグラントはペンを持っている。
ローレンは椅子に座りながら胃薬を握っている。
クラリスは“乙女心を隠す顔”を貼り付けながら、魂を薄くして座っている。
「会議を始める」
グラントの声はいつも通り淡々としていた。
「まず確認。恋愛は“危険”か」
ローレンが即答した。
「違います」
クラリスも即答したい。
でも声が出ない。出したら負ける気がする。
グラントは頷いた。
「危険ではない。――では“症状”はあるか」
ローレンが天井を見上げた。
「団長、恋愛を医学に寄せないでください」
「寄せていない。分類している」
「分類しないでください!」
グラントは紙に線を引く。
「分類しないと混乱する」
(あなたが混乱してるのは、恋愛じゃなくて情緒の言語化です……!)
クラリスは言えないので、まばたきで耐えた。
グラントが続ける。
「恋愛に近い状態として、クラリスは――」
やめて。
「私の近くで、呼吸が止まる」
やめて。
「頬が赤くなる」
やめて。
「心拍が上がる」
もうやめて。
グラントは真顔でローレンを見る。
「これは恋愛か」
ローレンは胃薬を握りしめたまま、苦しそうに言った。
「……その可能性は、高いです」
クラリスは机の下で手袋の中の指をぎゅっと握った。
グラントは頷く。
頷き方が“検収”ではなく、珍しく“確認”に見えた。
「ならば、私の対策は誤っていた」
ローレンが言った。
「やっと気づいた……!」
クラリスの胸がひゅっと軽くなる。
(対策、減る……?距離、取る……?)
グラントは次の瞬間、淡々と言った。
「修正する」
(修正って……減る方向とは限らない……!)
グラントは紙に新しい項目を書き始めた。
――【恋愛:対策案】
ローレンが叫んだ。
「対策しないで!!!」
「対策は必要だ」
「なぜ!!」
「クラリスが苦しそうになる。――それが不快だ」
言葉は相変わらず不器用で、相変わらずグラントらしい。
でも、その“不快”は、ひどく優しい。
クラリスは視線を落とした。
見上げたら、終わる気がした。
グラントが続ける。
「恋愛が原因なら、“慣れ”で改善するのか」
ローレンが即答した。
「しません」
「なぜ」
「むしろ悪化します」
「悪化?」
ローレンは言葉を選び損ねて、強引に業務の形に戻した。
「……団長。恋愛は、慣れれば慣れるほど、深くなります」
グラントのペンが止まる。
「深く」
「はい。だから、“接触訓練”とか“距離測定”は……」
ローレンはクラリスを見た。
「……クラリスを殺します」
クラリスは小さく頷いた。
(殺されます)
グラントは沈黙した。
沈黙の時間が長くて、クラリスの心臓だけがうるさい。
やがて、グラントが静かに言う。
「では、正しい対応は何だ」
ローレンが息を吸い、胃薬を置いて、人生を賭ける顔になった。
「団長。恋愛の正しい対応は――」
クラリスは耳まで熱くなった。
聞きたくない、でも聞きたい。
ローレンが言った。
「……告白です」
室内が凍った。
クラリスの心臓が止まりかける。
グラントは真顔で聞き返す。
「告白とは」
「好意を、相手に伝える行為です」
「好意」
グラントがその単語を反復した。
まるで未知の概念を舌で確かめるみたいに。
そして、ゆっくりクラリスを見た。
「クラリス」
名前を呼ばれるだけで、もう無理だ。
「……はい」
グラントは少しだけ眉を寄せた。
「私は、君に好意があるのか」
ローレンが即座に割り込んだ。
「本人に聞かないでください!!!」
「なぜ」
「本人が一番困るからです!!」
クラリスは、机の上の紙の角を見つめて、必死に息を整えた。
“乙女心を隠す”というより、“生存”のための呼吸だった。
グラントは、ローレンの叫びを受理したらしい。
視線を戻し、紙に何かを書いた。
――【告白:要検討(他者立会い不可)】
ローレンが頭を抱えた。
「検討しないで……!!今すぐやめて……!!」
グラントは淡々と続ける。
「では、観察から進める」
(観察はやめてください!!)
「私がクラリスに対して、“特別な行動”をしているか確認する」
ローレンが白目になりかける。
「もう十分特別です!!」
「具体例を挙げろ」
ローレンは指を折り始めた。
「手をつなぐ、ストールを選ぶ、毛布を用意する、焼き菓子を買う、動線を変える、毎晩会議をする、本人の顔色を観察する、褒め言葉を実験する――」
「整理されている」
グラントが真顔で頷いた。
ローレンが呻いた。
「整理したくて整理したんじゃない!!」
グラントは紙に大きく丸をつけた。
――【特別行動:多数】
そして、静かに結論を出した。
「私は、クラリスに好意がある可能性が高い」
クラリスは息を止めた。
(言った……今……可能性が高いって……)
ローレンが机に突っ伏した。
「……団長、そこ、断言して……」
グラントは首を傾げた。
「断言の根拠が不足している」
「根拠なら今あげた!!」
「足りない」
(足りないんだ……それでも……)
クラリスの胸が、甘く痛んだ。
グラントの不器用さが、優しさに見えてしまうのが、いちばん危険だ。
会議の終わり際、グラントが珍しく、少しだけ声を落とした。
「クラリス」
「……はい」
「私は君を苦しませたいわけではない」
クラリスは視線を上げられなかった。
上げたら、隠蔽が崩れる。
グラントは続ける。
「だから――」
その先を、言いかけて止めた。
言葉が見つからない顔をしている。
ローレンがかすれ声で補助する。
「団長。“好きなら大事にしたい”って言えばいいんです」
グラントは一拍置き、クラリスを見た。
「……君を、大事にしたい」
クラリスの世界が、静かにほどけた。
(……だめだ、隠せない)
泣きそうになって、笑いそうになって、息が詰まる。
グラントが言う。
「……今のは、告白か」
ローレンが即答した。
「告白です!!!」
クラリスは、やっと小さく息を吐いた。
そして、乙女心を隠す顔のまま――でも声だけは、少しだけ本音を混ぜて言った。
「……団長。会議は、毎晩じゃなくていいです」
グラントが眉を寄せる。
「なぜ」
クラリスは、勇気を絞った。
「……慣れたら、深くなるって、さっき言われました」
ローレンが静かに頷く。
グラントは、しばらく黙った。
そして、淡々と――でも少しだけ、困った声で言った。
「……深くなるのは、悪いことか」
クラリスは答えられなかった。
答えたら終わる。
でも答えなくても、もう終わっている。
“隠蔽”が。
(つづく)
「恋愛は議題ではない」
「恋愛は議題ではない」
「恋愛は議題ではない」
言えば言うほど現実味が増して、胃のあたりがひゅっとなる。
(昨日、“可愛い”って言われたんだよね……)
(しかも真顔で……)
(しかも“褒め言葉の実験”として……)
心臓が勝手に動き出しそうになるのを、クラリスは手袋の中で押さえつけた。
◻︎ ◻︎ ◻︎
騎士団本部に着くなり、いつもの低い声が落ちてくる。
「クラリス」
毎朝の“運用”が始まる。
振り向くと、グラントがいた。
相変わらず整った外套、相変わらず無駄のない姿勢、相変わらずの無表情――なのに、昨日の「可愛い」だけが脳内で再生されてしまう。
(だめ……思い出すな……!)
「体調は」
「だ、大丈夫です」
「根拠」
(きた……!)
クラリスは早口で言う。
「睡眠七時間、朝食は卵とスープ、階段は使ってません、心拍も――」
「心拍も」
「……正常です!」
言い切った瞬間、自分の声が少し裏返ったのが分かった。
そしてグラントは逃さない。
「声が乱れている」
「……寒いだけです」
「ストールを使え」
クラリスは反射で首元を押さえた。
ストールはもう常備品になっている。社会的にも精神的にも。
そこへ、助けでも救いでもない胃薬の気配が滑り込んだ。
「団長。……朝から何を」
ローレンだ。顔がもう“昨日の続き”である。
胃薬の瓶が光っている。
グラントは即答した。
「会議の準備だ」
ローレンが嫌な予感に目を細める。
「……何の」
「恋愛」
ローレンがその場で魂を落としそうになった。
「団長……!それは議題にしないって……!」
「必要だ」
「必要じゃない!!」
「定義が不明だ。対策が立てられない」
「対策を立てなくていい!!!」
クラリスは、ふたりの応酬の間に挟まれたまま、心の中で手を合わせた。
(神様、今日だけは静かに……)
無理だった。
◻︎ ◻︎ ◻︎
その夜。
団長室の机の上に置かれていた紙の見出しを見て、クラリスは目を閉じた。
――【恋愛:定義づけ会議】
――【目的:健康管理における誤認の排除】
(誤認って……恋を病気みたいに……)
向かいのグラントはペンを持っている。
ローレンは椅子に座りながら胃薬を握っている。
クラリスは“乙女心を隠す顔”を貼り付けながら、魂を薄くして座っている。
「会議を始める」
グラントの声はいつも通り淡々としていた。
「まず確認。恋愛は“危険”か」
ローレンが即答した。
「違います」
クラリスも即答したい。
でも声が出ない。出したら負ける気がする。
グラントは頷いた。
「危険ではない。――では“症状”はあるか」
ローレンが天井を見上げた。
「団長、恋愛を医学に寄せないでください」
「寄せていない。分類している」
「分類しないでください!」
グラントは紙に線を引く。
「分類しないと混乱する」
(あなたが混乱してるのは、恋愛じゃなくて情緒の言語化です……!)
クラリスは言えないので、まばたきで耐えた。
グラントが続ける。
「恋愛に近い状態として、クラリスは――」
やめて。
「私の近くで、呼吸が止まる」
やめて。
「頬が赤くなる」
やめて。
「心拍が上がる」
もうやめて。
グラントは真顔でローレンを見る。
「これは恋愛か」
ローレンは胃薬を握りしめたまま、苦しそうに言った。
「……その可能性は、高いです」
クラリスは机の下で手袋の中の指をぎゅっと握った。
グラントは頷く。
頷き方が“検収”ではなく、珍しく“確認”に見えた。
「ならば、私の対策は誤っていた」
ローレンが言った。
「やっと気づいた……!」
クラリスの胸がひゅっと軽くなる。
(対策、減る……?距離、取る……?)
グラントは次の瞬間、淡々と言った。
「修正する」
(修正って……減る方向とは限らない……!)
グラントは紙に新しい項目を書き始めた。
――【恋愛:対策案】
ローレンが叫んだ。
「対策しないで!!!」
「対策は必要だ」
「なぜ!!」
「クラリスが苦しそうになる。――それが不快だ」
言葉は相変わらず不器用で、相変わらずグラントらしい。
でも、その“不快”は、ひどく優しい。
クラリスは視線を落とした。
見上げたら、終わる気がした。
グラントが続ける。
「恋愛が原因なら、“慣れ”で改善するのか」
ローレンが即答した。
「しません」
「なぜ」
「むしろ悪化します」
「悪化?」
ローレンは言葉を選び損ねて、強引に業務の形に戻した。
「……団長。恋愛は、慣れれば慣れるほど、深くなります」
グラントのペンが止まる。
「深く」
「はい。だから、“接触訓練”とか“距離測定”は……」
ローレンはクラリスを見た。
「……クラリスを殺します」
クラリスは小さく頷いた。
(殺されます)
グラントは沈黙した。
沈黙の時間が長くて、クラリスの心臓だけがうるさい。
やがて、グラントが静かに言う。
「では、正しい対応は何だ」
ローレンが息を吸い、胃薬を置いて、人生を賭ける顔になった。
「団長。恋愛の正しい対応は――」
クラリスは耳まで熱くなった。
聞きたくない、でも聞きたい。
ローレンが言った。
「……告白です」
室内が凍った。
クラリスの心臓が止まりかける。
グラントは真顔で聞き返す。
「告白とは」
「好意を、相手に伝える行為です」
「好意」
グラントがその単語を反復した。
まるで未知の概念を舌で確かめるみたいに。
そして、ゆっくりクラリスを見た。
「クラリス」
名前を呼ばれるだけで、もう無理だ。
「……はい」
グラントは少しだけ眉を寄せた。
「私は、君に好意があるのか」
ローレンが即座に割り込んだ。
「本人に聞かないでください!!!」
「なぜ」
「本人が一番困るからです!!」
クラリスは、机の上の紙の角を見つめて、必死に息を整えた。
“乙女心を隠す”というより、“生存”のための呼吸だった。
グラントは、ローレンの叫びを受理したらしい。
視線を戻し、紙に何かを書いた。
――【告白:要検討(他者立会い不可)】
ローレンが頭を抱えた。
「検討しないで……!!今すぐやめて……!!」
グラントは淡々と続ける。
「では、観察から進める」
(観察はやめてください!!)
「私がクラリスに対して、“特別な行動”をしているか確認する」
ローレンが白目になりかける。
「もう十分特別です!!」
「具体例を挙げろ」
ローレンは指を折り始めた。
「手をつなぐ、ストールを選ぶ、毛布を用意する、焼き菓子を買う、動線を変える、毎晩会議をする、本人の顔色を観察する、褒め言葉を実験する――」
「整理されている」
グラントが真顔で頷いた。
ローレンが呻いた。
「整理したくて整理したんじゃない!!」
グラントは紙に大きく丸をつけた。
――【特別行動:多数】
そして、静かに結論を出した。
「私は、クラリスに好意がある可能性が高い」
クラリスは息を止めた。
(言った……今……可能性が高いって……)
ローレンが机に突っ伏した。
「……団長、そこ、断言して……」
グラントは首を傾げた。
「断言の根拠が不足している」
「根拠なら今あげた!!」
「足りない」
(足りないんだ……それでも……)
クラリスの胸が、甘く痛んだ。
グラントの不器用さが、優しさに見えてしまうのが、いちばん危険だ。
会議の終わり際、グラントが珍しく、少しだけ声を落とした。
「クラリス」
「……はい」
「私は君を苦しませたいわけではない」
クラリスは視線を上げられなかった。
上げたら、隠蔽が崩れる。
グラントは続ける。
「だから――」
その先を、言いかけて止めた。
言葉が見つからない顔をしている。
ローレンがかすれ声で補助する。
「団長。“好きなら大事にしたい”って言えばいいんです」
グラントは一拍置き、クラリスを見た。
「……君を、大事にしたい」
クラリスの世界が、静かにほどけた。
(……だめだ、隠せない)
泣きそうになって、笑いそうになって、息が詰まる。
グラントが言う。
「……今のは、告白か」
ローレンが即答した。
「告白です!!!」
クラリスは、やっと小さく息を吐いた。
そして、乙女心を隠す顔のまま――でも声だけは、少しだけ本音を混ぜて言った。
「……団長。会議は、毎晩じゃなくていいです」
グラントが眉を寄せる。
「なぜ」
クラリスは、勇気を絞った。
「……慣れたら、深くなるって、さっき言われました」
ローレンが静かに頷く。
グラントは、しばらく黙った。
そして、淡々と――でも少しだけ、困った声で言った。
「……深くなるのは、悪いことか」
クラリスは答えられなかった。
答えたら終わる。
でも答えなくても、もう終わっている。
“隠蔽”が。
(つづく)
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