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(ローラン視点)
五分の沈黙が、こんなにも効くとは思わなかった。
星の絆創膏が、僕の手の甲で可愛いを固定する。
先回りしたい衝動は、星の下でうまく呼吸を整える。
「イリス」
「はい」
「“戻ると決めて待つ”、僕はまだ練習中。……でも、君の沈黙を“拒絶”じゃなくて“整える時間”だって、もう間違えない」
「練習は、可愛いです」
「ずるい褒め方だよ」
二人で笑い、日陰マップをひろげた。
君は“薄膜化で安定した香り”のデータを置き、僕は“昼の温度が上がる時間帯の回避ルート”を置く。
重なる地点に、星印をつけた。
「これが、私たちの道」
君の言い方が好きだ。
“君の道”でも“僕の道”でもなく、“私たち”。
五分の沈黙が、こんなにも効くとは思わなかった。
星の絆創膏が、僕の手の甲で可愛いを固定する。
先回りしたい衝動は、星の下でうまく呼吸を整える。
「イリス」
「はい」
「“戻ると決めて待つ”、僕はまだ練習中。……でも、君の沈黙を“拒絶”じゃなくて“整える時間”だって、もう間違えない」
「練習は、可愛いです」
「ずるい褒め方だよ」
二人で笑い、日陰マップをひろげた。
君は“薄膜化で安定した香り”のデータを置き、僕は“昼の温度が上がる時間帯の回避ルート”を置く。
重なる地点に、星印をつけた。
「これが、私たちの道」
君の言い方が好きだ。
“君の道”でも“僕の道”でもなく、“私たち”。
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