星灯バザールの約束(次期頭首を目指す彼と健気な店員)

星乃和花

文字の大きさ
13 / 20

第9話 星市会議と、小さなすれ違い

しおりを挟む
 星市まで、あと十日。

 星灯バザール王都支店では、朝礼のあと、そのまま「星市会議」が開かれていた。

 バックヤードの大きなテーブルに、部門ごとの責任者が顔をそろえている。
 青果、精肉、惣菜、日用品――そして、星見の広場担当として、ミラも末席に座っていた。

(会議、なんて)

 前の職場では、こうした場に呼ばれたことなど一度もなかった。
 決まったことを、あとから「やっておいて」と言われるだけ。

(ここでは、“決めるところ”からいていいんだ……)

 それが嬉しくもあり、同時に肩にのしかかってくるようでもあった。



「――以上が、各部門の星市に向けた案だ」

 ひと通りの報告を聞き終えて、リオンがまとめに入る。

「青果は“星型果実の量り売り”、惣菜は“星型コロッケフェア”。
 日用品は、星灯ランタンとのセット販売」

 そう言ってから、ミラのほうに視線を向けた。

「そして、星見の広場周辺――“おつかれさま棚”だ」

 一斉に視線が集まる。
 ミラは、思わず背筋を伸ばした。

「試験運用の数字と、お客様の反応を見る限り、手応えは十分。
 星市当日は、この棚を“正式な星市目玉”として扱う」

 ざわ、と小さなどよめきが起こる。

「目玉、ですか?」

 ミラは、思わず訊ねた。

「そうだ。“これを目当てに来る理由になる棚”ということだ」

 リオンは、淡々と続ける。

「星市の広告にも、“星見の広場で見つかる『今日のおつかれさま』”という文言を入れる。
 具体的なコピーは広報と調整中だがな」

「お、おつかれさまが、広告に……」

 目の前が、少しくらくらする。

 自分の書いたPOPと棚が、“星灯バザールの顔”のひとつになる――
 その事実が、急に現実味を帯びて迫ってきた。

「ミラ」

「……はい」

「星市当日まで、“星見の広場周辺の棚”に関しては、基本的な決定権を君に渡す」

「――え?」

 あまりに大きな言葉に、思わず聞き返してしまう。

「もちろん、予算と仕入れの枠はある。
 価格や在庫に関わる部分は、俺とカイが見る」

 リオンは淡々と補足する。

「だが、“どう並べるか”“どんな言葉を添えるか”“どんな空気にしたいか”。
 それは、君が決めろ」

「わ、わたしが……」

「そうだ。棚精に棚を任せて、何が悪い」

 さらりと言われて、ミラは言葉を失った。

 前の店では、「余計なことしないで」の一言で終わった世界。
 ここでは、「決めろ」と言われている。

(……頑張らなきゃ)

 胸の奥で、いつもの合図のように、その言葉が膨らんだ。

「質問は?」

 リオンが周囲を見渡す。

「特にないようなら、解散だ。各自、星市に向けて準備を進めろ」

「はーい!」

 賑やかな返事が飛び交い、会議は解散となった。

 ミラは立ち上がりかけて――ふと、手帳を握る手が震えていることに気づいた。

(大丈夫、大丈夫。ちゃんとやれば――)

 自分に言い聞かせながら、星見の広場へ向かう。



 その日から、ミラの時間はますます慌ただしくなった。

 星市に向けて、棚の構成を練り直す。
 POPの文言を増やす。
 「星市限定」のメッセージ付きお菓子の案も考える。

 日中は店に立ち、客の反応をメモする。
 閉店後、宿舎に戻ってからも、机に向かって文字を書いた。

(“誰かと一緒”の棚には、星市の日だけの言葉も欲しいし……
 “わたしに渡す”ほうにも、もう少し選択肢を増やしたい)

 考えれば考えるほど、やりたいことは増えていく。

「無理して、全部抜かなくていいですよ」

 マリアンヌの言葉が、ふと頭をよぎる。

 棘を、無理に忘れる必要はない。
 棚の言葉に変えられるなら、それは力になる。

(だったら、ちゃんと使えるようにしなきゃ)

 棘ごと、きちんと使いこなしたくて。
 気づけば、手書きのPOPは机の上に山になっていた。



 三日ほど経った頃だった。

 いつものように星見の広場の様子を見ていると、
 ひとりの女性客が、右側の棚の前で立ち止まった。

 年の頃は、ミラの母より少し若いくらい。
 仕事帰りなのか、肩からかけた鞄が少し重そうに見える。

 女性はPOPの文字を読み、
 一瞬だけ視線を落とした。

『今日のわたしに、おつかれさま。
 ちゃんと頑張ったあなたへ。』

 ――次の瞬間、ふっと小さく笑って首を振る。

「……わたしには、似合わないわね」

 誰に聞かせるでもなく、ぽつりと零した。

 そして、そのまま何も手に取らず、棚から離れていった。

 ミラは、胸の奥がずき、と痛むのを感じた。

(似合わない……)

 言葉そのものは、棘のあるものではない。
 むしろ、どこか自嘲気味で、自分を遠ざけるような響きだった。

 それでも、POPを書いた自分には、
 「この言葉は、届かなかった」という事実として突き刺さる。

(わたし――失敗、したのかな)

 あの人の今日には、
 この“おつかれさま”は重すぎたのかもしれない。

(もっと、軽い言葉にしておいたほうがよかった?
 “がんばったね”って言い切るのは、押し付けだった?)

 考えれば考えるほど、答えは遠ざかっていく。

 でも、一度浮かんだ不安は、なかなか消えてくれなかった。



 その日の閉店後。

 バックヤードで、簡単な数字の確認が行われた。

「星見の広場、“おつかれさま棚”の動きは?」

「悪くありません」

 カイが、落ち着いた声で報告する。

「左側の“いっしょに”は、星市の告知が出始めてから、少しずつ動きが良くなっています。
 右側の“わたしへ”も、数は少ないですが、じわじわと伸びています」

 数字を聞く限り、決して悪くない。

 それなのに、ミラの胸の中のざわめきはおさまらなかった。

「……でも」

 気づいたら、口が勝手に動いていた。

「今日、“似合わない”って言われました」

 リオンとカイが、同時にこちらを見る。

「“今日のわたしに、おつかれさま”って、
 “わたしには似合わない”って」

 言いながら、自分でも情けなくなってくる。

「きっと、押しつけがましいPOPだったんだと思います。
 “ちゃんと頑張った”なんて、勝手に決めつけるの、嫌だったのかも」

 前の店で言われた言葉と、今日の言葉が頭の中で混ざり合う。

 ――余計なことしないで。
 ――そんな言葉、誰も読まない。

(また、同じことになってるのかも)

 胃のあたりがきゅっと固くなる。

「……変えたほうがいいでしょうか」

 POPを。
 棚の構成を。
 自分の考え方を。

「数字としては、悪くない」

 リオンが、まず事実だけを口にした。

「“似合わない”と言った客は、一人だ」

「はい……」

「だから、変えなくていい」

 その言葉に、ミラの胸がちくりとした。

(変えなくていい――)

 それは、
 「そこまで気にしなくていい」という意味なのか。

 それとも、
 「その程度の意見のために、手間をかけるな」という意味なのか。

 自分の中の棘が、勝手に悪いほうへ引きずっていく。

「……期待に、届いてないのかなって」

 ぽつりと、こぼれてしまった。

「数字が悪くないなら、“このままでいい”っていうのは、
 それ以上は、あんまり期待されてないっていうか……」

 言ってから、自分でも言葉の選び方を誤った気がした。

 リオンは、しばし沈黙した。

 静かな沈黙。
 責めるわけでも、即座に否定するわけでもない。

 やがて、低い声が落ちた。

「――違うな」

「え?」

「“変えなくていい”は、“期待していない”とは別の話だ」

 リオンは、真っ直ぐにミラを見る。

「君は、すぐ、“全部”を自分の成績に直結させる」

 その指摘に、ドキリとする。

「一人の客の言葉で、棚全体を否定する。
 数字がよければ、『もっとやらなきゃ』。
 少しでも引っかかる声があれば、『全部やり直さなきゃ』」

「…………」

 図星すぎて、反論できなかった。

「俺が言った“変えなくていい”は、
 『今の棚は、ちゃんと働いているから、慌てて壊す必要はない』という意味だ」

 言葉を選ぶように、ゆっくりと続ける。

「“似合わない”と感じた客が、そこに立ち止まってくれたこと。
 それ自体、棚が仕事をしている証拠だ」

「……仕事、ですか?」

「そうだ」

 リオンは、星見の広場の方向を指さす。

「“似合わない”と感じる場所が、この店の中に一つだけある。
 それは、その人にとって、“自分のことを考えさせられる場所”でもある」

 ミラは、言葉の意味を咀嚼するように、目を瞬いた。

「もし店中どこを見ても、“自分には縁がない”“自分には似合わない”で終わるなら、
 その客は、何も持たずに帰るかもしれない」

「……はい」

「だが、“似合わない”とわざわざ口にしたということは、
 どこかで“本当は似合ったらいいのに”と思っている可能性もある」

 “本当は”――

 ミラの胸の奥で、その言葉が響く。

「俺は、“似合わない”と言える場所も、店に必要だと思う」

 リオンは、静かに続ける。

「ただ甘やかす棚だけじゃない。
 “まだ、自分に言えない言葉”を見つけてしまう棚も」

 その言い方が、とてもリオンらしくて、
 ミラは胸の奥が少し温かくなった。

「……でも、その人は何も買わずに行ってしまいました」

「今日の“このタイミング”ではな」

 リオンは、少しだけ口元を緩める。

「星市の日や、その前後。
 また、来るかもしれない」

「……また、来てくれますかね」

「来る可能性を、棚に残しておけばいい」

 リオンの声は、相変わらず淡々としているのに、
 その内容はどこか、優しい余白を含んでいた。

「だから、“全部を変えなくていい”。
 変えるとしたら――」

「変えるとしたら?」

「君自身の、“受け取り方”だ」

 ミラは、息を呑んだ。

「“似合わない”を、『自分の失敗』としてだけ受け取るのではなく。
 『いつか、その人が自分に似合うと思える日の種』として、棚のどこかに置いておく」

「種……」

「そのために、棚のどこかに、“ちょっとだけ軽い言葉”も混ぜておくとか」

 リオンは、ポケットから小さなメモを取り出した。

「さっきカイが言っていた案だ」

 そこには、こんな言葉が書かれていた。

『今日も、生き延びたあなたへ。
 それだけでも、じゅうぶんです』

 ミラは、思わず目を丸くした。

「これ……カイさんが?」

「“自分には“ちゃんと頑張った”なんて言えない客もいるだろう”と、な」

 リオンは、肩をすくめる。

「俺も、“ちゃんと”と言い切られると、少しむず痒い」

 意外な一言だった。

「だから、“ちゃんと”に届かない日用の棚があってもいい」

 ミラは、胸がふっと軽くなるのを感じた。

(……わたし一人で、全部の“おつかれさま”を作らなくていいんだ)

 カイの視点。
 リオンのむず痒さ。
 兄弟たちの言葉。

 いろんな「目」が集まって、星見の広場の棚が形になっていく。

「ミラ」

「はい」

「君の棚は、もう十分“期待以上”に働いている」

 その一言が、じんと胸に染み込んだ。

「だから、慌てて壊す必要はない。
 少しずつ、“余白”に足していけばいい」

「……余白」

 ミラは、自然と微笑んでいた。

「余白を残していいんですね」

「むしろ、残せ」

 リオンは、きっぱり言う。

「店も、人も、だ」

 その「人」という言葉の中に、自分も含まれているのがわかって、
 心の中がそっと温かくなった。

「……わかりました」

 ミラは、深く息を吸って、ゆっくり吐き出した。

「全部を変えたり、全部を抱え込んだりしないで。
 余白に、少しずつ、足していきます」

「それでいい」

 リオンは、満足げに頷いた。



 事務作業が一段落したあと、
 リオンがふいに口を開いた。

「星市当日のシフトの件だが」

「はい」

「君には、ある時間帯だけ、“客として”星見の広場にいてもらう」

「……え?」

 またしても予想外の言葉が飛び出して、ミラは目を瞬いた。

「棚の前で、商品をすすめるのではなく。
 ベンチに座って、“星見の広場にいる人たちの顔”を見ていてほしい」

「顔を……?」

「君が作った棚を前に、どんな表情をするか。
 何を手に取って、何を戻すか。
 何も買わない人が、どんな顔で立ち去るか」

 リオンの瞳が、静かに光る。

「棚精としての仕事は、“並べる”だけじゃない。
 “見届ける”ことも含まれる」

 ミラは、自分の胸に手を当てた。

(見届ける……)

 今日出会った、「似合わない」と言った女性の顔。
 それもきっと、「見届けるべき一人」なのだろう。

「でも、そんな……シフトなのに、座ってていいんですか?」

 思わず、いつもの感覚で口にしてしまう。

「仕事だ」

 リオンは即答した。

「むしろ、“座って観察しろ”と命じるのは、俺にとってもかなり図々しい注文だ」

 少しだけ口元を緩める。

「だが、星市の日くらい、図々しくてもいいだろう」

 ミラは、くすりと笑ってしまった。

「……はい。
 じゃあ、“図々しく”ベンチに座って、“わたしの棚”を見てます」

「そうしろ」

 そのやりとりが、さっきまで胸に絡みついていた不安を、
 少しずつほどいていく。



 宿舎への帰り道。

 夜空には、星が一つ、また一つと瞬いていた。

(“似合わない”って、言ってしまう日もある)

 今日の女性の横顔を思い出す。

(でも、いつか、
 “ちょっとだけ似合うかもしれない”って思える日が来ますように)

 それは、願いというより、
 棚精としての、ささやかな祈りだった。

「……今日も、生き延びたあなたへ」

 カイの考えた言葉を、そっと自分に向けてみる。

「それだけでも、じゅうぶんです」

 声に出してみると、胸の奥が、少しだけほどけた。

 星灯バザールの屋根の魔灯が、
 また一つ、ちいさく瞬いた気がした。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

天然だと思ったギルド仲間が、実は策士で独占欲強めでした

星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー本編8話+後日談7話⭐︎ ギルドで働くおっとり回復役リィナは、 自分と似た雰囲気の“天然仲間”カイと出会い、ほっとする。 ……が、彼は実は 天然を演じる策士だった!? 「転ばないで」 「可愛いって言うのは僕の役目」 「固定回復役だから。僕の」 優しいのに過保護。 仲間のはずなのに距離が近い。 しかも噂はいつの間にか——「軍師(彼)が恋してる説」に。 鈍感で頑張り屋なリィナと、 策を捨てるほど恋に負けていくカイの、 コメディ強めの甘々ギルド恋愛、開幕! 「遅いままでいい――置いていかないから。」

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

ブラック企業で倒れた私を、ネトゲ仲間の社長が強制保護して溺愛しています

紅 与一
恋愛
過労で倒れた私を救ったのは、 ネトゲ仲間――そしてIT企業の若き社長。 「もう君は、僕の管理下だよ」 退院と同時に退職手続きは完了。 住む場所も、生活も、すべて彼に囲われた。 外出制限、健康管理、過保護な独占欲。 甘くて危険な“保護生活”の中で、 私は少しずつ彼に心を奪われていく――。 元社畜OL×執着気味の溺愛社長 囲い込み同棲ラブストーリー。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

冷酷騎士様の「愛さない」は一分も持たなかった件

水月
恋愛
「君を愛するつもりはない」 結婚初夜、帝国最強の冷酷騎士ヴォルフラム・ツヴァルト公爵はそう言い放った。 出来損ないと蔑まれ、姉の代わりの生贄として政略結婚に差し出されたリーリア・ミラベルにとって、それはむしろ救いだった。 愛を期待されないのなら、失望させることもない。 契約妻として静かに役目を果たそうとしたリーリアは、緩んだ軍服のボタンを自らの銀髪と微弱な強化魔法で直す。 ただ「役に立ちたい」という一心だった。 ――その瞬間。 冷酷騎士の情緒が崩壊した。 「君は、自分の価値を分かっていない」 開始一分で愛さない宣言は撤回。 無自覚に自己評価が低い妻に、激重独占欲を発症した最強騎士が爆誕する。 以後、 寝室は強制統合 常時抱っこ移動 一秒ごとに更新される溺愛 妻を傷つける者には容赦なし宣言 甘さ過多、独占欲過剰、愛情暴走中。 さらにはリーリアを取り戻そうとする実家の横槍まで入り――? 自己評価ゼロの健気令嬢と愛が一分も我慢できなかった最強騎士。 溺愛が止まらない、契約結婚から始まる甘すぎる逆転ラブコメ

バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました

美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?

敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される

clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。 状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。

契約妻に「愛さない」と言い放った冷酷騎士、一分後に彼女の健気さが性癖に刺さって理性が崩壊した件

水月
恋愛
冷酷騎士様の「愛さない」は一分も持たなかった件の旦那様視点短編となります。 「君を愛するつもりはない」 結婚初夜、帝国最強の冷酷騎士ヴォルフラム・ツヴァルト公爵はそう言い放った。 出来損ないと蔑まれ、姉の代わりの生贄として政略結婚に差し出されたリーリア・ミラベルにとって、それはむしろ救いだった。 愛を期待されないのなら、失望させることもない。 契約妻として静かに役目を果たそうとしたリーリアは、緩んだ軍服のボタンを自らの銀髪と微弱な強化魔法で直す。 ただ「役に立ちたい」という一心だった。 ――その瞬間。 冷酷騎士の情緒が崩壊した。 「君は、自分の価値を分かっていない」 開始一分で愛さない宣言は撤回。 無自覚に自己評価が低い妻に、激重独占欲を発症した最強騎士が爆誕する。

処理中です...