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生徒会登場!!
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天杜を理事長室、生徒会室に連れていったあの日から数日。あの日から俺の静かな生活が少しずつ崩されてきている。そう天杜あいつのせいだ。いつもは一樹と一緒に教室で昼を食べるのだが、誰から聞いたのか知らないが天杜が来て"阿紀先輩一緒に昼食べよう"と言って毎日来るようになった。それが嫌だし、一樹にも悪いと思い食堂で食べるようになった。何故か知らないが食堂に行くと天杜は来ないので、昼は一樹が居るときは食堂で、委員会の仕事で一樹が居ないときは屋上で食べるようになった。
今日は食堂で食べている。
「今日のランチ美味しいよ!あっきー。はい、あーんして」
一樹がスプーンに一口のカレーライス乗せて、口に寄せてきた。俺はあーんと言われたので口を開けて食べた。カレーが少し辛めに作ってあって美味しい。この学園の料理は一流シェフが作っているためどれも美味しくて選ぶのに困る。
「美味しいですね。一樹さん」
"そうでしょ"と言って食べ進める一樹を見て、俺も頼んだ蕎麦を食べ進めた。食べ終え次の授業のことを考えていると一樹が話しかけてきた。
「ねぇあっきー、つばちゃんってさ、なんで食堂までは来ないのかな?」
一樹が言う"つばちゃん"とは天杜のことだ。そういえば今思うと、天杜は食堂までは来ることがない、なんでだ?まぁ俺にとってはそれがありがたいんだけど。
「どうなんでしょう。何か深い訳でもあるのではないでしょうか?」
「そうだよね!まぁいいや。うん?やけに騒がしくなってきたね」
そうだなさっきから食堂がざわつき始めた。途端に"きゃーー"と女のような甲高い声が食堂に響きわたった。座っている位置から確認しようとしたが、人が多くて見えない。一樹を見ると、この騒ぎがわかったらしく"あぁ、あれね"と言ってる。
「一樹さんこの騒ぎは一体なんですか?」
俺は理解している一樹に訊いてみると一樹は俺の方を向いて話してくれた。
「あれはね、生徒会の人たちが来たんだよ。滅多に来ないのに珍しい」
一樹は声のする方に目線をむけて言う。俺もそっちに目線をむけ"きゃーー"と言っている、生徒たちの声を聞く。
「響生様~抱いてください!!」
「冬馬様~こっちみて~!!」
「由紀様~今日もかわいい!!」
「葉月様~眩しすぎる!!」
「智哉様~その冷たい視線たまらない!!」
そう言った耳を塞ぎたくなるような声が聞こえてきた。別に偏見とかがある訳ではないのだが、よくそんな恥ずかしこと言えるなぁと思った。そういえば、この学園の生徒会のこと知らないんだよな一樹に聞いてみるか。
「一樹さん私、生徒会の方々をあまり詳しくないのですが教えてくれませんか?」
一樹は目を大きく開いて驚いている様子を見せた。
「えっ!?あっきー生徒会の人たちのこと知らなかったの!この前、生徒会室に行ったんでしょ?そういえば、あっきーの口から生徒会の人たちの名前聞いたことなかったけど、…...うん、いいよ。僕が教えてあげるね」
ぶつぶつと言って納得したらしく、一樹が話し始めた。
「じゃあ、まず始めに生徒会がどう決まるかからね。ここの学園の生徒会は、抱きたい・抱かれたいの人気順位や理事長の推薦で決まるんだ」
へぇ~叔父さんの推薦で決まったりするんだ、抱きたい・抱かれたいってなんだそれ?そんなので決まっていいのかよと思ったが、"それは生徒達が信頼してることが一番だから"と一樹は言った。
「それじゃあ、生徒会長からね!抱かれたい男一位、俺様生徒会長二年柳 響生彼のすごいところはね、リーダーシップがあるところだよ。けど一番気をつけないといけないのが彼の親衛隊達、超がつくほど過激すぎでね、会長と仕事上で話した一般生徒が全治一ヶ月の怪我を負わせられたこともあるんだって」
俺は体からひや汗が流れた。やばっ、俺生徒会長と話しちまった。嫌、大丈夫だ誰も知らないはずだし、それに親衛隊?にばれなきゃいいだけだし。親衛隊のことが気になって一樹に聞いてみたが"後で話すよ"と言って生徒会の話に戻った。
「次に副生徒会長ね!抱かれたい男三位、爽やかイケメン二年和泉 冬馬優しくて常に生徒を一番に考えてくれているんだよ。生徒会長とは幼馴染で仲が良いんだって!だから、生徒会長が問題を起こしたときにフォローをすることがあるらしい。けどね、噂では怒るとすごく怖いらしいよ。彼の親衛隊はね、基本は大人しいんだけど限度を超えるといじめとか、暴力にあったりするらしい。その限度は分からないんだけどね」
あの人はやっぱ副会長か読みは当たっていたな。にしても親衛隊って奴等は相当ぶっとんでんな。一応気をつけておくか。
「ここからは一気に話すね」
そう言って一樹が一気に話し始めた。俺はしっかりと聞くために一樹の方に体を向けた。
「じゃあ、書記ね!抱きたい男二位、可愛い美少年一年國枝 結希 彼は生徒会の中で唯一の一年だよ。とても明るくてみんなの癒しなんだ。親衛隊は彼のいいなりなんだよ。
次に会計ね!抱きたい男一位・抱かれたい男二位、超絶イケメン二年西園寺 葉月皆一目みただけで惚れちゃうほど顔が整ってるんだよ。自分が気に入った人は、すぐ犯されちゃうって噂があるんだって。親衛隊は会長の所と同じくらい過激だよ。
最後に庶務ね!抱きたい男四位、無口イケメン二年久良鎧 智也彼は本当に無口でカッコいいんだ。仕事をするのが速くて、生徒会の皆も助かってるんだって。親衛隊はいるらしいけど分からないんだ。これが現在の生徒会の人たちだよ」
一樹が詳しく話してくれたので大体理解できた。ちなみに親衛隊とは、勝手に作ることが許されず本人の許可が必要らしい。生徒会の人たちは、親衛隊のこと放置にしている人もいれば、お茶会を開いて交流している人もいると一樹が教えてくれた。親衛隊とかに目をつけられたくないし、やっぱりあの人たちとは関わらないでおこうと決めて俺はまた声援の方に目を向けると生徒会長とばっちり目があった。やべっ!と思いすぐさま目を背けたが遅かったらしくこっちに近づいてきた。
「おい、紅城 阿紀とはお前だな。今すぐ生徒会室に来い」
そう生徒会長がいったら周りがざわつき始めた。"誰だよあいつ、生徒会長から話しかけられてる"などが聞こえてくる。助けを求めようと一樹の方に目をやったが、そこには一樹はいなかった。あいつ逃げやがったな!と怒りを覚えたが今この状況をどうにかしないしなければと思い、着いていくことに決め、生徒会の人達に着いていった。
今日は食堂で食べている。
「今日のランチ美味しいよ!あっきー。はい、あーんして」
一樹がスプーンに一口のカレーライス乗せて、口に寄せてきた。俺はあーんと言われたので口を開けて食べた。カレーが少し辛めに作ってあって美味しい。この学園の料理は一流シェフが作っているためどれも美味しくて選ぶのに困る。
「美味しいですね。一樹さん」
"そうでしょ"と言って食べ進める一樹を見て、俺も頼んだ蕎麦を食べ進めた。食べ終え次の授業のことを考えていると一樹が話しかけてきた。
「ねぇあっきー、つばちゃんってさ、なんで食堂までは来ないのかな?」
一樹が言う"つばちゃん"とは天杜のことだ。そういえば今思うと、天杜は食堂までは来ることがない、なんでだ?まぁ俺にとってはそれがありがたいんだけど。
「どうなんでしょう。何か深い訳でもあるのではないでしょうか?」
「そうだよね!まぁいいや。うん?やけに騒がしくなってきたね」
そうだなさっきから食堂がざわつき始めた。途端に"きゃーー"と女のような甲高い声が食堂に響きわたった。座っている位置から確認しようとしたが、人が多くて見えない。一樹を見ると、この騒ぎがわかったらしく"あぁ、あれね"と言ってる。
「一樹さんこの騒ぎは一体なんですか?」
俺は理解している一樹に訊いてみると一樹は俺の方を向いて話してくれた。
「あれはね、生徒会の人たちが来たんだよ。滅多に来ないのに珍しい」
一樹は声のする方に目線をむけて言う。俺もそっちに目線をむけ"きゃーー"と言っている、生徒たちの声を聞く。
「響生様~抱いてください!!」
「冬馬様~こっちみて~!!」
「由紀様~今日もかわいい!!」
「葉月様~眩しすぎる!!」
「智哉様~その冷たい視線たまらない!!」
そう言った耳を塞ぎたくなるような声が聞こえてきた。別に偏見とかがある訳ではないのだが、よくそんな恥ずかしこと言えるなぁと思った。そういえば、この学園の生徒会のこと知らないんだよな一樹に聞いてみるか。
「一樹さん私、生徒会の方々をあまり詳しくないのですが教えてくれませんか?」
一樹は目を大きく開いて驚いている様子を見せた。
「えっ!?あっきー生徒会の人たちのこと知らなかったの!この前、生徒会室に行ったんでしょ?そういえば、あっきーの口から生徒会の人たちの名前聞いたことなかったけど、…...うん、いいよ。僕が教えてあげるね」
ぶつぶつと言って納得したらしく、一樹が話し始めた。
「じゃあ、まず始めに生徒会がどう決まるかからね。ここの学園の生徒会は、抱きたい・抱かれたいの人気順位や理事長の推薦で決まるんだ」
へぇ~叔父さんの推薦で決まったりするんだ、抱きたい・抱かれたいってなんだそれ?そんなので決まっていいのかよと思ったが、"それは生徒達が信頼してることが一番だから"と一樹は言った。
「それじゃあ、生徒会長からね!抱かれたい男一位、俺様生徒会長二年柳 響生彼のすごいところはね、リーダーシップがあるところだよ。けど一番気をつけないといけないのが彼の親衛隊達、超がつくほど過激すぎでね、会長と仕事上で話した一般生徒が全治一ヶ月の怪我を負わせられたこともあるんだって」
俺は体からひや汗が流れた。やばっ、俺生徒会長と話しちまった。嫌、大丈夫だ誰も知らないはずだし、それに親衛隊?にばれなきゃいいだけだし。親衛隊のことが気になって一樹に聞いてみたが"後で話すよ"と言って生徒会の話に戻った。
「次に副生徒会長ね!抱かれたい男三位、爽やかイケメン二年和泉 冬馬優しくて常に生徒を一番に考えてくれているんだよ。生徒会長とは幼馴染で仲が良いんだって!だから、生徒会長が問題を起こしたときにフォローをすることがあるらしい。けどね、噂では怒るとすごく怖いらしいよ。彼の親衛隊はね、基本は大人しいんだけど限度を超えるといじめとか、暴力にあったりするらしい。その限度は分からないんだけどね」
あの人はやっぱ副会長か読みは当たっていたな。にしても親衛隊って奴等は相当ぶっとんでんな。一応気をつけておくか。
「ここからは一気に話すね」
そう言って一樹が一気に話し始めた。俺はしっかりと聞くために一樹の方に体を向けた。
「じゃあ、書記ね!抱きたい男二位、可愛い美少年一年國枝 結希 彼は生徒会の中で唯一の一年だよ。とても明るくてみんなの癒しなんだ。親衛隊は彼のいいなりなんだよ。
次に会計ね!抱きたい男一位・抱かれたい男二位、超絶イケメン二年西園寺 葉月皆一目みただけで惚れちゃうほど顔が整ってるんだよ。自分が気に入った人は、すぐ犯されちゃうって噂があるんだって。親衛隊は会長の所と同じくらい過激だよ。
最後に庶務ね!抱きたい男四位、無口イケメン二年久良鎧 智也彼は本当に無口でカッコいいんだ。仕事をするのが速くて、生徒会の皆も助かってるんだって。親衛隊はいるらしいけど分からないんだ。これが現在の生徒会の人たちだよ」
一樹が詳しく話してくれたので大体理解できた。ちなみに親衛隊とは、勝手に作ることが許されず本人の許可が必要らしい。生徒会の人たちは、親衛隊のこと放置にしている人もいれば、お茶会を開いて交流している人もいると一樹が教えてくれた。親衛隊とかに目をつけられたくないし、やっぱりあの人たちとは関わらないでおこうと決めて俺はまた声援の方に目を向けると生徒会長とばっちり目があった。やべっ!と思いすぐさま目を背けたが遅かったらしくこっちに近づいてきた。
「おい、紅城 阿紀とはお前だな。今すぐ生徒会室に来い」
そう生徒会長がいったら周りがざわつき始めた。"誰だよあいつ、生徒会長から話しかけられてる"などが聞こえてくる。助けを求めようと一樹の方に目をやったが、そこには一樹はいなかった。あいつ逃げやがったな!と怒りを覚えたが今この状況をどうにかしないしなければと思い、着いていくことに決め、生徒会の人達に着いていった。
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