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呪われ読心レオンくん〜イリア編〜 ○
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「……」
「……はぁ」
俺に心が読める事が分かってすぐ、イリアは俺と露骨に距離を取るようになった。
そりゃあ心を読まれるような事態ではしゃぐスノウやレインの方が奇特な人間ではあるのだが、こうも避けられ「心の声が聞こえない距離」まで確認されるとちょっと寂しいものがある。
結論として心の声が聞こえない距離はないらしく、普通の声のように発されたそれはずっと聞こえてしまうので正直に答えると一層イリアは俺と関わる機会を減らしている。
(空が青いなぁ……レオンの目の色みたい)
(レオ様は疲れていないだろうか…椅子になりたい)
「……」
けどもちろん旅をしていればそんな生活に限界はすぐに来る。
昨日レインがパン屋を見つけて問い詰めたけど本当に解呪法は「王子のキス」とやらしか無かったようで、「メスのキス」ではダメなんだよ、と二人を諭したりして諦めて町を出発することになった。
レインとスノウの物騒な声や俺への理解し難い興奮を聞きながら、音量の大きいそれにかき消されたイリアの心の声は聞こえず一応それを伝えると「そうか」と気まずそうに、けれど少し安心したように答えていた。
町から少し先へ歩いたところに幸いにも宿屋を見つけて、イリアはまだ体力に余裕があるから、と辺りを散策してこの辺の魔獣やらの調査の名目でまた俺と別行動をしようとする。
追いかけてたら、(もしかしたらイリアなら気づいてるかもしれないが)追い剥ぎ?正面から薬屋に扮したろくでもないおっさんがニチャニチャカモ発見みたいなこと考えながらイリアへ近づいてるのがわかったので、叫んでそれを教えた。
「…レーヴェ、なんでこんなところに」
「気まぐれ」
俺の声でおっさんが慌てるより先にビンタで撃退し、イリアは驚いたように目を開いている。
(来てしまったか)
聞こえてきた心の声の声色に、嫌悪や困惑は感じずむしろ少し何処か嬉しそうに感じた。
ずっと逃げられてただけに勝手に声を聞いて悪いとは思いつつ、ハッとしたように背中を向けようとする手首を掴んで勢いのまま呼び止める。
「放せ」
「やだ。…心なんか読まれて嫌なのは承知してるんだけどさ、何も話さないまま逃げられてもちょっと寂しいかも。
イリアはどうしたくて、俺はどうした良いか一緒に考えたらダメかな、それをイリアの口から聞きたい」
それで結果が今と変わらなかったり、心を読むような奴と一緒に居られるか、って言われても、今のまま避けたり追いかけたりしあっている現状よりは俺にも協力できることがあるかもしれない分マシだと思った。
「レーヴェ…」
(なんでコイツは変なところで律儀なんだろう)
「……」
どうしよう、心の声、周りが静かなので今までで一番鮮明に聞こえてくる。
(…慣れたらこれまで通り接する、くらい言えばよかった。
見るたび嫌いじゃないとか、可愛い糞虫とか思ってるのがバレて調子に乗られても腹が立つがコイツにここまで気を遣われるのも腹が立つ)
「……」
沈黙の裏でぐるぐると巡っている思想。
えっ、イリアって俺のこと「可愛い“糞虫”」と思ってんの?
…じゃなくて、要約すると「俺の事嫌いじゃないけどそれを俺にバレたくないから避けてました」が答えらしく、本人的にはそう言う不誠実な思考に自分がなってしまっているのも嫌で思い悩んで逃げていたらしい。
「…さいてー!!」
「は?」
なので俺はイリアの両頬を掴んでこれまでの鬱憤を晴らす。
「俺が!あ、心読めるようになっちゃって友情が壊れたかも…とか悲しんでいる横で!アンタは!レオンハルトくんがカッコ良過ぎて興奮してるのがバレたくなくてコソコソと!!!そう言う態度がレオンハルトくんを傷つけた!!!」
「知るか黙れ」
(知るか黙れ)
心の声と言葉がちゃんと一致してるやつ、そう見ない。
普段からイリアが俺を割と可愛がっているのは心の声が聞こえなくても丸わかりなので、基本的に本気で裏表がなくて素直なヤツなんだろうな、と思うしイリアのそう言うところが俺はとても良いと思う。
喚いたらイリアはいつもの調子で的確に目を突いて反撃してきた後、ぽつりと「悪かった」と呟いた。
「…嫌」
「は?」
「俺は常に主役か王子様扱いなのでこのぞんざいな扱いに非常に傷つきました、キスで許してあげましょう」
「……チッ」
(やっぱり調子に乗ったな、…今回については、俺に非があるが)
揺らいでいるのがわかったのではやく、と目を閉じてイリアの方へ少し上を向く。
躊躇いがちに頬へ手を添えられた後聞こえてきた思考はなんとも照れや困惑に塗れたものだった。
(……何故コイツは無駄に……いや、うん、憎たらしい。
黙っていれば悪く……、そう言えばこう言う時にするキスは普通のものでいいんだろうか、…クソ、大体なんでお詫びがキスなんだ?段々さっきの言い方にも腹が立ってきた)
そして前髪を掴まれ、最終的に噛み付くように乱暴にキスされた。
どうも羞恥が理不尽な怒りに発展したらしい。
けどキスしてくれたのは事実だしベタベタ抱きついて誰も居ないのを良いことに舌を絡ませて、満足した頃顔を離すとイリア唇は濡れて艶を放っていた。
「これからもよろしくな?」
「……」
(解せない)
笑いかけると目を逸らされ、心の声は文句を言っているが顔は赤い。
子供っぽく拗ねているイリアの顔がなんだか新鮮だった。
…ところでイリアならワンチャン、みたいなところはあったんだけどイリアも「王子」には該当しないらしい、心の声はまだ聞こえる。
まぁ実質乳まで出る巨乳メス牛なのでしょうがないね。
====
「…今アンタ、ムラっとしただろ」
「死ね」
そして夜、今日は子供でも喜びそうな馬の小さな模型をイリアは器用に作成していた。
それを覗き込んだら(首)とだけ聞こえてきて、一瞬こっちをちらりと見ただけだったけど絶対俺の首筋を見て興奮してたので後ろからまとわりついて胸を揉みつつ耳を噛んだ。
刃物を持っているからやめろ、と怒られたけど心の声が(自分だけが触れられるのは嫌だ)と存外乗り気で、ベッドはすぐ近くなのに腕を引かれて捕まり、キスしながら押し倒されて驚いた。
(あー…可愛い、なんでこんなに驚いた顔をしているんだろう、心の声が聞こえている癖に。
コイツ、触ると案外すぐに良さようにするんだよな)
「ちょ、イリアっ、待ちなさい!」
普段から序盤は抵抗を見せてくるイリアが案外ノリノリで俺に触ってた事がわかって嬉しいし興奮する反面流石に俺もなんか照れる。
確かに触られるとムラムラするのだが言われた後で反応するのは流石に悔しいし暴れると、またキスして覆い被さったまま触れらた、流されて無性にエロい気分になってくる。
「…いつもより素直だな?」
(いつもこうなら俺だって可愛がってやるのに)
「アンタが恥ずかしいことばっかり考えてるから照れてんの」
すでにイリアは開き直っているらしく、わざわざ口頭で可愛いな、と俺を笑ってきた。
負けじと胸を揉んで乳首をくりくりと転がし、硬さが出てきたらきゅ♡と芯を潰すように摘んで指先で転がし、膝でぐりぐり陰茎を刺激する。
そこはすでにもう硬くなってて、二人で剥ぐみたいに服を脱がしあって、素肌を弄ってずりずり腰を擦り付けたらイリアの先走りの溢れる陰茎と裏筋が擦れて頭がビリビリし痺れるほど気持ちいい。
「……っ♡」
(レーヴェの肌、無駄に熱いな。コイツの方が興奮してるんじゃないか)
ぎゅう、と確かめるよう抱きしめられた。
今度は胸同士が擦れて、そこは迷惑ミルク後遺症でイリアの方がとても敏感かつ弱いので一気に気持ちいい、とかもっと、とかいやらしい思考に染まっていく。
「~~♡ぅ、あっ♡」
この顔をしている時イリアはこんなにも余裕が無いのか、と知れてどうしようもなく興奮した。
目があって、きっとそれが俺にバレるのは不本意だったんだろう、イリアは涙目で俺の目を覆って隠れようとするがそれと同時にそんな俺の表情に興奮し、もっと触れたいと望む声も聞こえてくる。
「…イリア」
だから目を覆われたまま名前を呼んで、キスをしようと持ちかけた。
「お互い、きっともっと気持ち良くなるよ?」
(…お互い、気持ち良く……、レーヴェが、もっとあんな顔をするのなら…)
それから少しして、唇に柔らかい感触がして顔を覆っていた大きな手は代わりに頬に添えられた。
優しく触れられ、頬をなぞられる感触が心地いい。
舌が粘膜へ触れる度耳鳴りと一緒に心地よさが下半身に来て、顔を離してからイリアにダメかな、と全身を擦り付けると俺を抱き返して(どうして硬いのに柔らかいんだろう)と不思議な事を考えていた。
無抵抗で、それが肯定のような、ある種現実逃避に考えている内容だとわかって俺はイリアにのしかかる。
「イリア、足開いて」
「……」
(…俺は今、どんな顔をしているんだろうか)
自分が抱かれることに複雑な思いを抱きつつイリアは控えめに足を開く。
お礼に頬へキスしてから熱く締まるナカへ挿れると、イリアが「気持ちいい」と感じてくれるのがダイレクトに伝わってきて俺まで頭が真っ白になった。
「~~~っ♡ぐっ、ふぅっ…♡レーヴェ♡がっ、あ゛あぁ…!♡」
(……やばっ、っ♡こんな、おかし…っ♡なんで俺、こんなに突っ込まれて、今日♡おかしい…っ!?♡)
そこはぬるぬるとまとわりついて陰茎を締め付け、ヒダの一つひとつで異物をしゃぶりあげている。
ぐ、と突き上げるたびに先走りが赤い露出した先端から吹き出しては俺の腹に当たって粘液で汚してきて、それとイリアの大きな身体や豊満な胸を見下ろしながら悶えているのを楽しむとどんどん陰茎へ血が集まっていく。
「……っ!?♡お゛っ…♡ぐぅう……っ!?♡♡♡」
それはイリアにも伝わったようで、腸内でさらに大きく育つものに穴を拡げられたらしく反射的に俺へ足を巻きつけて丸まって悶えていた。
アナルも同様にキツ過ぎるくらい締まるから動きにくくて、ゆっくり動いていると丁寧に前立腺をカリで押し潰される感覚がイリアは気に入ったらしく逃げようとしたり力を抜いたり込めたりしている。
そう言う動きの全部が俺を刺激して、こんなに逞しく雄らしい見た目をした男を組み敷いて、自分ので情けなく可愛らしく喘がせている事実にめちゃくちゃ興奮した。
押さえつけてキスをしながら、腰をピッタリくっつけて腰を浅く動かして、奥を擦るようにくぽくぽ刺激して今からここに射精する♡とマーキングじみたをしてしまう。
(レーヴェのっ♡奥で、震えてる…っ♡♡♡出される、また、コイツ…っ♡人のナカに出して、そのまま出し切るまで腰を掴んで、逃がさない、つもりか…?♡人を、なんだと…っ♡)
イリアはこの先を想像してきゅう♡と無意識にアナルを締め付け精液を強請っていて、俺のを深く咥え込めるこう腰を上げて角度を調整する動きも波打つようにうねる腸壁も、もう種付アクメが癖になっている立派な雌なんじゃないか、と太い陰茎を撫でながら思う。
「……っお゛ぉ゛っ…♡」
(~~~♡いまっ♡乳首さわるなっ♡指先で擦られてっ♡……っ♡イくっ♡……~~~っ♡レーヴェが、ニヤニヤこっちみてるのに、耐えれな…っ♡♡♡)
快感に耐える悩ましげな格好いい表情の裏腹でイリアは乱れ切って、一瞬思考がまっさらになったかと思うと小さく呻いてから腹にどろ♡と濃いのを、粘度が高くて元気に吹けなかったのか自分の陰茎へまぶすよう射精した。
「……あー…♡」
その瞬間アナルがぎゅうう♡と深くゆっくり締まっていって、何度も不規則に陰茎全体へ絡みつかれると心地良すぎて声まで出しながら射精してしまう。
さっき期待された通り腰を掴んで奥になすりつけるように射精して、最後の一滴を注ぎ込むまで大人しくピッタリとアナルの縁と根本を密着させていると何が良かったのかイリアはまた悶えて、それからピクピク痙攣してメスイキしてた。
「……うわ、これエロ」
「……っ!?♡レーヴェっ!♡やめっ、お゛ぉおっ♡♡」
(~~~♡♡♡ふざけるなっ♡勝手に指入れて、人のナカ、出し入れするな…ん゛ぉおっ♡♡♡)
引き抜いた時アナルから精液が少し垂れているのに、自分の成果を感じて指でぐちゃぐちゃ精液をかき混ぜるとまたイリアは身体を跳ねさせてまで悶えていて、それに欲情したから今度はバックで犯すとイリアは前立腺を潰されるのを喜んで(もっとそこを擦って欲しい♡)とかしきりに考えていた。
====
「イリア」
「……ん」
(なんで毎回終わると話しかけてくるんだ、寝かせて欲しい)
声をかけると、思ったよりつれない心の声と、その割に一応愛想良く返事をくれていた事を知ってなんか複雑な気分。
「なんでもない、おやすみ」
「…あぁ、おやすみ」
俺を抱きしめて、髪が当たってくすぐったいとか考えながらイリアは眠りについた。
ようやくあたりが静寂に包まれるとイリアの心臓の音が心地よくて俺も眠りに落ちる。
なにかと面倒なので心の声、できれば聞こえなくなって欲しいけどこう言う静けさへ感動できるなら悪いことばっかりでもないなと思った。
「……はぁ」
俺に心が読める事が分かってすぐ、イリアは俺と露骨に距離を取るようになった。
そりゃあ心を読まれるような事態ではしゃぐスノウやレインの方が奇特な人間ではあるのだが、こうも避けられ「心の声が聞こえない距離」まで確認されるとちょっと寂しいものがある。
結論として心の声が聞こえない距離はないらしく、普通の声のように発されたそれはずっと聞こえてしまうので正直に答えると一層イリアは俺と関わる機会を減らしている。
(空が青いなぁ……レオンの目の色みたい)
(レオ様は疲れていないだろうか…椅子になりたい)
「……」
けどもちろん旅をしていればそんな生活に限界はすぐに来る。
昨日レインがパン屋を見つけて問い詰めたけど本当に解呪法は「王子のキス」とやらしか無かったようで、「メスのキス」ではダメなんだよ、と二人を諭したりして諦めて町を出発することになった。
レインとスノウの物騒な声や俺への理解し難い興奮を聞きながら、音量の大きいそれにかき消されたイリアの心の声は聞こえず一応それを伝えると「そうか」と気まずそうに、けれど少し安心したように答えていた。
町から少し先へ歩いたところに幸いにも宿屋を見つけて、イリアはまだ体力に余裕があるから、と辺りを散策してこの辺の魔獣やらの調査の名目でまた俺と別行動をしようとする。
追いかけてたら、(もしかしたらイリアなら気づいてるかもしれないが)追い剥ぎ?正面から薬屋に扮したろくでもないおっさんがニチャニチャカモ発見みたいなこと考えながらイリアへ近づいてるのがわかったので、叫んでそれを教えた。
「…レーヴェ、なんでこんなところに」
「気まぐれ」
俺の声でおっさんが慌てるより先にビンタで撃退し、イリアは驚いたように目を開いている。
(来てしまったか)
聞こえてきた心の声の声色に、嫌悪や困惑は感じずむしろ少し何処か嬉しそうに感じた。
ずっと逃げられてただけに勝手に声を聞いて悪いとは思いつつ、ハッとしたように背中を向けようとする手首を掴んで勢いのまま呼び止める。
「放せ」
「やだ。…心なんか読まれて嫌なのは承知してるんだけどさ、何も話さないまま逃げられてもちょっと寂しいかも。
イリアはどうしたくて、俺はどうした良いか一緒に考えたらダメかな、それをイリアの口から聞きたい」
それで結果が今と変わらなかったり、心を読むような奴と一緒に居られるか、って言われても、今のまま避けたり追いかけたりしあっている現状よりは俺にも協力できることがあるかもしれない分マシだと思った。
「レーヴェ…」
(なんでコイツは変なところで律儀なんだろう)
「……」
どうしよう、心の声、周りが静かなので今までで一番鮮明に聞こえてくる。
(…慣れたらこれまで通り接する、くらい言えばよかった。
見るたび嫌いじゃないとか、可愛い糞虫とか思ってるのがバレて調子に乗られても腹が立つがコイツにここまで気を遣われるのも腹が立つ)
「……」
沈黙の裏でぐるぐると巡っている思想。
えっ、イリアって俺のこと「可愛い“糞虫”」と思ってんの?
…じゃなくて、要約すると「俺の事嫌いじゃないけどそれを俺にバレたくないから避けてました」が答えらしく、本人的にはそう言う不誠実な思考に自分がなってしまっているのも嫌で思い悩んで逃げていたらしい。
「…さいてー!!」
「は?」
なので俺はイリアの両頬を掴んでこれまでの鬱憤を晴らす。
「俺が!あ、心読めるようになっちゃって友情が壊れたかも…とか悲しんでいる横で!アンタは!レオンハルトくんがカッコ良過ぎて興奮してるのがバレたくなくてコソコソと!!!そう言う態度がレオンハルトくんを傷つけた!!!」
「知るか黙れ」
(知るか黙れ)
心の声と言葉がちゃんと一致してるやつ、そう見ない。
普段からイリアが俺を割と可愛がっているのは心の声が聞こえなくても丸わかりなので、基本的に本気で裏表がなくて素直なヤツなんだろうな、と思うしイリアのそう言うところが俺はとても良いと思う。
喚いたらイリアはいつもの調子で的確に目を突いて反撃してきた後、ぽつりと「悪かった」と呟いた。
「…嫌」
「は?」
「俺は常に主役か王子様扱いなのでこのぞんざいな扱いに非常に傷つきました、キスで許してあげましょう」
「……チッ」
(やっぱり調子に乗ったな、…今回については、俺に非があるが)
揺らいでいるのがわかったのではやく、と目を閉じてイリアの方へ少し上を向く。
躊躇いがちに頬へ手を添えられた後聞こえてきた思考はなんとも照れや困惑に塗れたものだった。
(……何故コイツは無駄に……いや、うん、憎たらしい。
黙っていれば悪く……、そう言えばこう言う時にするキスは普通のものでいいんだろうか、…クソ、大体なんでお詫びがキスなんだ?段々さっきの言い方にも腹が立ってきた)
そして前髪を掴まれ、最終的に噛み付くように乱暴にキスされた。
どうも羞恥が理不尽な怒りに発展したらしい。
けどキスしてくれたのは事実だしベタベタ抱きついて誰も居ないのを良いことに舌を絡ませて、満足した頃顔を離すとイリア唇は濡れて艶を放っていた。
「これからもよろしくな?」
「……」
(解せない)
笑いかけると目を逸らされ、心の声は文句を言っているが顔は赤い。
子供っぽく拗ねているイリアの顔がなんだか新鮮だった。
…ところでイリアならワンチャン、みたいなところはあったんだけどイリアも「王子」には該当しないらしい、心の声はまだ聞こえる。
まぁ実質乳まで出る巨乳メス牛なのでしょうがないね。
====
「…今アンタ、ムラっとしただろ」
「死ね」
そして夜、今日は子供でも喜びそうな馬の小さな模型をイリアは器用に作成していた。
それを覗き込んだら(首)とだけ聞こえてきて、一瞬こっちをちらりと見ただけだったけど絶対俺の首筋を見て興奮してたので後ろからまとわりついて胸を揉みつつ耳を噛んだ。
刃物を持っているからやめろ、と怒られたけど心の声が(自分だけが触れられるのは嫌だ)と存外乗り気で、ベッドはすぐ近くなのに腕を引かれて捕まり、キスしながら押し倒されて驚いた。
(あー…可愛い、なんでこんなに驚いた顔をしているんだろう、心の声が聞こえている癖に。
コイツ、触ると案外すぐに良さようにするんだよな)
「ちょ、イリアっ、待ちなさい!」
普段から序盤は抵抗を見せてくるイリアが案外ノリノリで俺に触ってた事がわかって嬉しいし興奮する反面流石に俺もなんか照れる。
確かに触られるとムラムラするのだが言われた後で反応するのは流石に悔しいし暴れると、またキスして覆い被さったまま触れらた、流されて無性にエロい気分になってくる。
「…いつもより素直だな?」
(いつもこうなら俺だって可愛がってやるのに)
「アンタが恥ずかしいことばっかり考えてるから照れてんの」
すでにイリアは開き直っているらしく、わざわざ口頭で可愛いな、と俺を笑ってきた。
負けじと胸を揉んで乳首をくりくりと転がし、硬さが出てきたらきゅ♡と芯を潰すように摘んで指先で転がし、膝でぐりぐり陰茎を刺激する。
そこはすでにもう硬くなってて、二人で剥ぐみたいに服を脱がしあって、素肌を弄ってずりずり腰を擦り付けたらイリアの先走りの溢れる陰茎と裏筋が擦れて頭がビリビリし痺れるほど気持ちいい。
「……っ♡」
(レーヴェの肌、無駄に熱いな。コイツの方が興奮してるんじゃないか)
ぎゅう、と確かめるよう抱きしめられた。
今度は胸同士が擦れて、そこは迷惑ミルク後遺症でイリアの方がとても敏感かつ弱いので一気に気持ちいい、とかもっと、とかいやらしい思考に染まっていく。
「~~♡ぅ、あっ♡」
この顔をしている時イリアはこんなにも余裕が無いのか、と知れてどうしようもなく興奮した。
目があって、きっとそれが俺にバレるのは不本意だったんだろう、イリアは涙目で俺の目を覆って隠れようとするがそれと同時にそんな俺の表情に興奮し、もっと触れたいと望む声も聞こえてくる。
「…イリア」
だから目を覆われたまま名前を呼んで、キスをしようと持ちかけた。
「お互い、きっともっと気持ち良くなるよ?」
(…お互い、気持ち良く……、レーヴェが、もっとあんな顔をするのなら…)
それから少しして、唇に柔らかい感触がして顔を覆っていた大きな手は代わりに頬に添えられた。
優しく触れられ、頬をなぞられる感触が心地いい。
舌が粘膜へ触れる度耳鳴りと一緒に心地よさが下半身に来て、顔を離してからイリアにダメかな、と全身を擦り付けると俺を抱き返して(どうして硬いのに柔らかいんだろう)と不思議な事を考えていた。
無抵抗で、それが肯定のような、ある種現実逃避に考えている内容だとわかって俺はイリアにのしかかる。
「イリア、足開いて」
「……」
(…俺は今、どんな顔をしているんだろうか)
自分が抱かれることに複雑な思いを抱きつつイリアは控えめに足を開く。
お礼に頬へキスしてから熱く締まるナカへ挿れると、イリアが「気持ちいい」と感じてくれるのがダイレクトに伝わってきて俺まで頭が真っ白になった。
「~~~っ♡ぐっ、ふぅっ…♡レーヴェ♡がっ、あ゛あぁ…!♡」
(……やばっ、っ♡こんな、おかし…っ♡なんで俺、こんなに突っ込まれて、今日♡おかしい…っ!?♡)
そこはぬるぬるとまとわりついて陰茎を締め付け、ヒダの一つひとつで異物をしゃぶりあげている。
ぐ、と突き上げるたびに先走りが赤い露出した先端から吹き出しては俺の腹に当たって粘液で汚してきて、それとイリアの大きな身体や豊満な胸を見下ろしながら悶えているのを楽しむとどんどん陰茎へ血が集まっていく。
「……っ!?♡お゛っ…♡ぐぅう……っ!?♡♡♡」
それはイリアにも伝わったようで、腸内でさらに大きく育つものに穴を拡げられたらしく反射的に俺へ足を巻きつけて丸まって悶えていた。
アナルも同様にキツ過ぎるくらい締まるから動きにくくて、ゆっくり動いていると丁寧に前立腺をカリで押し潰される感覚がイリアは気に入ったらしく逃げようとしたり力を抜いたり込めたりしている。
そう言う動きの全部が俺を刺激して、こんなに逞しく雄らしい見た目をした男を組み敷いて、自分ので情けなく可愛らしく喘がせている事実にめちゃくちゃ興奮した。
押さえつけてキスをしながら、腰をピッタリくっつけて腰を浅く動かして、奥を擦るようにくぽくぽ刺激して今からここに射精する♡とマーキングじみたをしてしまう。
(レーヴェのっ♡奥で、震えてる…っ♡♡♡出される、また、コイツ…っ♡人のナカに出して、そのまま出し切るまで腰を掴んで、逃がさない、つもりか…?♡人を、なんだと…っ♡)
イリアはこの先を想像してきゅう♡と無意識にアナルを締め付け精液を強請っていて、俺のを深く咥え込めるこう腰を上げて角度を調整する動きも波打つようにうねる腸壁も、もう種付アクメが癖になっている立派な雌なんじゃないか、と太い陰茎を撫でながら思う。
「……っお゛ぉ゛っ…♡」
(~~~♡いまっ♡乳首さわるなっ♡指先で擦られてっ♡……っ♡イくっ♡……~~~っ♡レーヴェが、ニヤニヤこっちみてるのに、耐えれな…っ♡♡♡)
快感に耐える悩ましげな格好いい表情の裏腹でイリアは乱れ切って、一瞬思考がまっさらになったかと思うと小さく呻いてから腹にどろ♡と濃いのを、粘度が高くて元気に吹けなかったのか自分の陰茎へまぶすよう射精した。
「……あー…♡」
その瞬間アナルがぎゅうう♡と深くゆっくり締まっていって、何度も不規則に陰茎全体へ絡みつかれると心地良すぎて声まで出しながら射精してしまう。
さっき期待された通り腰を掴んで奥になすりつけるように射精して、最後の一滴を注ぎ込むまで大人しくピッタリとアナルの縁と根本を密着させていると何が良かったのかイリアはまた悶えて、それからピクピク痙攣してメスイキしてた。
「……うわ、これエロ」
「……っ!?♡レーヴェっ!♡やめっ、お゛ぉおっ♡♡」
(~~~♡♡♡ふざけるなっ♡勝手に指入れて、人のナカ、出し入れするな…ん゛ぉおっ♡♡♡)
引き抜いた時アナルから精液が少し垂れているのに、自分の成果を感じて指でぐちゃぐちゃ精液をかき混ぜるとまたイリアは身体を跳ねさせてまで悶えていて、それに欲情したから今度はバックで犯すとイリアは前立腺を潰されるのを喜んで(もっとそこを擦って欲しい♡)とかしきりに考えていた。
====
「イリア」
「……ん」
(なんで毎回終わると話しかけてくるんだ、寝かせて欲しい)
声をかけると、思ったよりつれない心の声と、その割に一応愛想良く返事をくれていた事を知ってなんか複雑な気分。
「なんでもない、おやすみ」
「…あぁ、おやすみ」
俺を抱きしめて、髪が当たってくすぐったいとか考えながらイリアは眠りについた。
ようやくあたりが静寂に包まれるとイリアの心臓の音が心地よくて俺も眠りに落ちる。
なにかと面倒なので心の声、できれば聞こえなくなって欲しいけどこう言う静けさへ感動できるなら悪いことばっかりでもないなと思った。
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漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
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