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試射会
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商品にするかどうかはいったん横に置いておいて……親方を始めお弟子さんの中にも数名、自分でも使ってみたいという要求を出してきた。なので、一人三発打ったら交代という形で触ってもらった。お弟子さん達はパイルバンカーを容易く左腕、もしくは右腕に装着して危なげなく発起動させていく。
鍛冶をメインにしているだけあって、お弟子さん達の筋力は相当な物。なのでパイルバンカーを使うにあたって体がふらつくと言う事は無かった。単純な筋力だけで言えば自分より上なのだから当然と言えば当然なんだが……そして、最後に親方が触る番になった。杭と火薬をリロードし、用意された的を破壊していく。
「この威力は良いな。ミスリルでも貫く貫通力と内部で炸裂する容赦のない威力。当たれば一撃必殺か……俺の作ってきた武具とはまた違う魅力が確かにある。これを知っていれば実際に使えるものとして作りたくなるのも当然か……」
試射を終えた親方がそんな事を呟いていた。親方にもパイルバンカーの魅力が伝わったようである。確かに今まで親方が作り上げてきた剣や槍を始めとした武器とは方向性が違うし、色物である事実は変わらない。だが、それでも作り上げたのはそう言う魅力がある事を活かいしてもらえたのは嬉しい。
試射を終えたパイルバンカー四号機改を一旦分解し、内部のダメージを確認した。うん、極端にダメージを受けているパーツはない。これでパイルバンカー本体は九割完成と見て良いかな……あとは、シリンダーに杭をあと一本多く籠められるようにする事と単発式にする代わりにリロードをより簡単に、かつ重量を大幅に減らしたバージョンを作ってみなければ。
確認を終えてまた組み立てが終わった自分に、親方が声をかけてきた。
「アース、それでそのパイルバンカーの完成度は大体どれぐらいなんだ?」「そうですね、本体の完成度は九割ぐらいでしょうか? 後はこのパイルバンカーの機構を守るのも兼ねてシールドを被せ、シールド兼パイルバンカーとして運用することが出来る武具に仕上げて完成とする予定なんです」
親方の問いかけに、自分はそう返答する。盾にしても、パイルバンカーを放つ時だけ開く様にする小窓の設計とリロードする時のみ開閉する仕組みを考えて、なおかつ耐久性が落ちないようにしなければならないので本当の完成はもう少し先になるだろう。だがゴールは見えている以上、苦痛はない。
「盾としての機能と武器としての機能か。アースはそう言うのを良く作るな。普段つけている二枚の盾もそうだろう?」「ですね、これはまあ性格なのかもしれませんが」
親方のこの言葉にはそう返すしかない。ギミック武器とかが大好きな影響は大いにあるだろう。普段はこの形だが、大技を放つ時とか特殊な射撃をする時だけは変形して起動するという武器は非常に惹かれる。耐久性などを考えれば変形機構はない方が良いのは確かなのだが、それでも可能な範囲でどうにかしたいと考えてしまうのだ。
「それでも、そう言う武具を考えて制作して使ってみると面白いんですよ。面白さだけでなく、暗器の側面もありますからね……自分の冒険スタイル的に真っ向勝負をする形ではありませんから、裏の手を幾つも用意しておきたいという部分もあります」
真っ向勝負するには、それ相応の耐久力が必要だ。これは鎧や盾と言った防具だけではなくプレイヤーがセットできるスキルの内容にもよる。自分はその手の耐久力を底上げし、安定させる事に特化したスキルを一つも持っていない。確かに今はとんでもない装備があるからごまかしがきくが、以前はそうではなかった。
不意打ち、狙撃、搦め手等を使い分けて今まで旅をしてきた。もちろん時には真っ向勝負になる時もあったし、そういう時に備えての修行は雨龍師匠、砂龍師匠を始めとしたいろいろな人の指導を受けてきた。だが、その最中でもスネークソードや盾に仕込んだ武器、強化オイルを始めとした道具などを用いて来た。
剣と己の技量で困難を打ち砕くと言う強者のそんな戦い方は出来ないのだ。だから使えるものは何でも使うというスタイルになるし、そのスタイルの為に武器も目に見えるものと見えないものを使い分ける必要があった。なので趣味と実益の両方の面でギミックを仕込み、見た目では武器に見えずらい物を作るのはある意味当然のことだったのだ。
まあその分製作が大変、人に頼れない、実戦で意外なもろさが露呈するなんて事もあったけど……そう言った事の積み重ねが無ければ、今こうしてパイルバンカーを製作する事など出來はしなかった。ロマン武器の側面はあるが、それでも刺されば状況をひっくり返せる要素があると言うのは、最後まで折れずに戦い抜く心を維持できる。だから決してネタ武器ではない。
「暗器か……そうだな、確かに盾だったらシールドバッシュなどの攻撃方法はあるが、まさか盾の裏にこんな杭を突き刺してくる機構が仕込まれているとは思わないよな。そう言う意表を突くという意味と、気が付いた時には容赦なく終わっている初見殺しの側面か……確かに、騎士でも何でもない冒険者ならそう言う手の一つ二つはあってもおかしくはないな」
親方はそんな事を口にしてから顎に手を当てて考え込む。自分の言葉とこのパイルバンカーを見て、思いついたことでもあるのだろうか? 一分ほどだろうか、親方は考えるのを終えてこう発言した。
「よし、このパイルバンカーだったか? こいつを完成させるのに俺も手を貸そう。売る売らないは横に置いておいて、俺もこういった特殊な性質を持つ武器をもっと学びたくなって来ちまった」
っと、まさかの親方が参加宣言。でも親方は親方でいろいろ仕事があったはずでは……それに自分が例の弓制作を抜けているから、そっちも大変なはずでは──そう思っていたんだが。
「請け負った仕事はほぼ終わって、後は弟子に任せていい部分しかないからな。少し暇になってきていたからちょうどいいタイミングだった」
と。本当なの? とお弟子さん達に視線を向けると間違いないです、とばかりに頷かれた。記憶を掘り起こしてみると、自分が弓を作っている時は親方もすさまじい量の仕事をしていた記憶しかないんだけれど……自分の記憶がおかしいのか? とはいえ、ここから作るのはギミックは最小限とした防具としての側面が強くなる部分だ。親方の意見や腕を借りられるなら頼もしい。
「分かりました、ならば親方の腕と経験をお借りします」「おう、俺ばかり技術を見せてもらうのは悪いからな。アースも存分に見て、盗めると所はどんどん遠慮なく盗んでくれ」
と言う事で、明日から親方もパイルバンカー関連の制作に噛んでくることが確定した。これでパイルバンカーの完成度が上がるのは間違いない。遠慮なく頼りにさせて貰おう。と明日からの予定を考えていると、おずおずと数名のお弟子さんが手を挙げた。なんでしょ?
「すみません、もうちょっと試射させていただいても良いでしょうか? もちろん的は自前で用意しますので」
杭も在庫はあるし、火薬も十分。試作四号機改も問題ない。ならばむしろガンガン試射してもらおうか。後、ぶっ壊れたらどうぶっ壊れたのかを教えてもらえば改善すべき点があると知れるから断る理由はない、な。
「了解です、ガンガン試してください。杭と火薬はカーネリアンさんから提供してもらっているので、足りなくなった場合はお願いできますか?」「大丈夫よ、作った杭を持ってくるわ」
という子で、試射会が再開した。最初は大半のお弟子さん達が恐々という感じだったのだが──何度もやっているうちにスイッチが入ってしまったらしい。
「早く交代!」「三発打ってない!」「はよ撃てよ!」「撃った後の衝撃に痺れてる時間ぐらいは許しなさい!」
喧々諤々、一気に騒がしくなってしまった。しかし、なんか一機に染まったな……一方でそんな様子を見て笑みを浮かべているのはストラスとカーネリアンさん。何だろう、その笑みからは計画通りに事が進んだみたいな黒い部分が見え隠れしているんですが。もし本当にそう考えているとしたら、二人とも恐ろしい子だわ。
結局ログアウトするまで、ひたすらパイルバンカーの試作四号機は火を噴きまくった。その一方で試作機が壊れることなく動き続ける姿を見る事も出来たのだ。ストラスが作ってくれた合金も優秀だな……後はどれぐらい重量軽減が出来るのかに期待しよう。
鍛冶をメインにしているだけあって、お弟子さん達の筋力は相当な物。なのでパイルバンカーを使うにあたって体がふらつくと言う事は無かった。単純な筋力だけで言えば自分より上なのだから当然と言えば当然なんだが……そして、最後に親方が触る番になった。杭と火薬をリロードし、用意された的を破壊していく。
「この威力は良いな。ミスリルでも貫く貫通力と内部で炸裂する容赦のない威力。当たれば一撃必殺か……俺の作ってきた武具とはまた違う魅力が確かにある。これを知っていれば実際に使えるものとして作りたくなるのも当然か……」
試射を終えた親方がそんな事を呟いていた。親方にもパイルバンカーの魅力が伝わったようである。確かに今まで親方が作り上げてきた剣や槍を始めとした武器とは方向性が違うし、色物である事実は変わらない。だが、それでも作り上げたのはそう言う魅力がある事を活かいしてもらえたのは嬉しい。
試射を終えたパイルバンカー四号機改を一旦分解し、内部のダメージを確認した。うん、極端にダメージを受けているパーツはない。これでパイルバンカー本体は九割完成と見て良いかな……あとは、シリンダーに杭をあと一本多く籠められるようにする事と単発式にする代わりにリロードをより簡単に、かつ重量を大幅に減らしたバージョンを作ってみなければ。
確認を終えてまた組み立てが終わった自分に、親方が声をかけてきた。
「アース、それでそのパイルバンカーの完成度は大体どれぐらいなんだ?」「そうですね、本体の完成度は九割ぐらいでしょうか? 後はこのパイルバンカーの機構を守るのも兼ねてシールドを被せ、シールド兼パイルバンカーとして運用することが出来る武具に仕上げて完成とする予定なんです」
親方の問いかけに、自分はそう返答する。盾にしても、パイルバンカーを放つ時だけ開く様にする小窓の設計とリロードする時のみ開閉する仕組みを考えて、なおかつ耐久性が落ちないようにしなければならないので本当の完成はもう少し先になるだろう。だがゴールは見えている以上、苦痛はない。
「盾としての機能と武器としての機能か。アースはそう言うのを良く作るな。普段つけている二枚の盾もそうだろう?」「ですね、これはまあ性格なのかもしれませんが」
親方のこの言葉にはそう返すしかない。ギミック武器とかが大好きな影響は大いにあるだろう。普段はこの形だが、大技を放つ時とか特殊な射撃をする時だけは変形して起動するという武器は非常に惹かれる。耐久性などを考えれば変形機構はない方が良いのは確かなのだが、それでも可能な範囲でどうにかしたいと考えてしまうのだ。
「それでも、そう言う武具を考えて制作して使ってみると面白いんですよ。面白さだけでなく、暗器の側面もありますからね……自分の冒険スタイル的に真っ向勝負をする形ではありませんから、裏の手を幾つも用意しておきたいという部分もあります」
真っ向勝負するには、それ相応の耐久力が必要だ。これは鎧や盾と言った防具だけではなくプレイヤーがセットできるスキルの内容にもよる。自分はその手の耐久力を底上げし、安定させる事に特化したスキルを一つも持っていない。確かに今はとんでもない装備があるからごまかしがきくが、以前はそうではなかった。
不意打ち、狙撃、搦め手等を使い分けて今まで旅をしてきた。もちろん時には真っ向勝負になる時もあったし、そういう時に備えての修行は雨龍師匠、砂龍師匠を始めとしたいろいろな人の指導を受けてきた。だが、その最中でもスネークソードや盾に仕込んだ武器、強化オイルを始めとした道具などを用いて来た。
剣と己の技量で困難を打ち砕くと言う強者のそんな戦い方は出来ないのだ。だから使えるものは何でも使うというスタイルになるし、そのスタイルの為に武器も目に見えるものと見えないものを使い分ける必要があった。なので趣味と実益の両方の面でギミックを仕込み、見た目では武器に見えずらい物を作るのはある意味当然のことだったのだ。
まあその分製作が大変、人に頼れない、実戦で意外なもろさが露呈するなんて事もあったけど……そう言った事の積み重ねが無ければ、今こうしてパイルバンカーを製作する事など出來はしなかった。ロマン武器の側面はあるが、それでも刺されば状況をひっくり返せる要素があると言うのは、最後まで折れずに戦い抜く心を維持できる。だから決してネタ武器ではない。
「暗器か……そうだな、確かに盾だったらシールドバッシュなどの攻撃方法はあるが、まさか盾の裏にこんな杭を突き刺してくる機構が仕込まれているとは思わないよな。そう言う意表を突くという意味と、気が付いた時には容赦なく終わっている初見殺しの側面か……確かに、騎士でも何でもない冒険者ならそう言う手の一つ二つはあってもおかしくはないな」
親方はそんな事を口にしてから顎に手を当てて考え込む。自分の言葉とこのパイルバンカーを見て、思いついたことでもあるのだろうか? 一分ほどだろうか、親方は考えるのを終えてこう発言した。
「よし、このパイルバンカーだったか? こいつを完成させるのに俺も手を貸そう。売る売らないは横に置いておいて、俺もこういった特殊な性質を持つ武器をもっと学びたくなって来ちまった」
っと、まさかの親方が参加宣言。でも親方は親方でいろいろ仕事があったはずでは……それに自分が例の弓制作を抜けているから、そっちも大変なはずでは──そう思っていたんだが。
「請け負った仕事はほぼ終わって、後は弟子に任せていい部分しかないからな。少し暇になってきていたからちょうどいいタイミングだった」
と。本当なの? とお弟子さん達に視線を向けると間違いないです、とばかりに頷かれた。記憶を掘り起こしてみると、自分が弓を作っている時は親方もすさまじい量の仕事をしていた記憶しかないんだけれど……自分の記憶がおかしいのか? とはいえ、ここから作るのはギミックは最小限とした防具としての側面が強くなる部分だ。親方の意見や腕を借りられるなら頼もしい。
「分かりました、ならば親方の腕と経験をお借りします」「おう、俺ばかり技術を見せてもらうのは悪いからな。アースも存分に見て、盗めると所はどんどん遠慮なく盗んでくれ」
と言う事で、明日から親方もパイルバンカー関連の制作に噛んでくることが確定した。これでパイルバンカーの完成度が上がるのは間違いない。遠慮なく頼りにさせて貰おう。と明日からの予定を考えていると、おずおずと数名のお弟子さんが手を挙げた。なんでしょ?
「すみません、もうちょっと試射させていただいても良いでしょうか? もちろん的は自前で用意しますので」
杭も在庫はあるし、火薬も十分。試作四号機改も問題ない。ならばむしろガンガン試射してもらおうか。後、ぶっ壊れたらどうぶっ壊れたのかを教えてもらえば改善すべき点があると知れるから断る理由はない、な。
「了解です、ガンガン試してください。杭と火薬はカーネリアンさんから提供してもらっているので、足りなくなった場合はお願いできますか?」「大丈夫よ、作った杭を持ってくるわ」
という子で、試射会が再開した。最初は大半のお弟子さん達が恐々という感じだったのだが──何度もやっているうちにスイッチが入ってしまったらしい。
「早く交代!」「三発打ってない!」「はよ撃てよ!」「撃った後の衝撃に痺れてる時間ぐらいは許しなさい!」
喧々諤々、一気に騒がしくなってしまった。しかし、なんか一機に染まったな……一方でそんな様子を見て笑みを浮かべているのはストラスとカーネリアンさん。何だろう、その笑みからは計画通りに事が進んだみたいな黒い部分が見え隠れしているんですが。もし本当にそう考えているとしたら、二人とも恐ろしい子だわ。
結局ログアウトするまで、ひたすらパイルバンカーの試作四号機は火を噴きまくった。その一方で試作機が壊れることなく動き続ける姿を見る事も出来たのだ。ストラスが作ってくれた合金も優秀だな……後はどれぐらい重量軽減が出来るのかに期待しよう。
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