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孤高

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二期

第23話「再び交わる」

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倒れている私の目の前に花が立ち上がる

花「しゅうは殺させない」

ヘブンズ「団長様の愛人か、戦女神さん」

集「無理だ花…戦っちゃいけない…」

花「しゅうが死ぬなら私も一緒に死ぬ」

死ぬ、死ぬ、死ぬ、死なないでくれ、どうか君だけでも助かってほしい、だけどもう一度スキルを解放すればまたあいつが飛び出してくるかもしれない、どうしたらいいのか…そしてあることを思い出す、

集「花と一緒に戦った時のことは…鮮明に覚えてる…」

そう、花と一緒に戦った時だ、花がサポートチェンジするとき、私と心が同化する、

集「花…頼み事があるんだ…」

そういい地面から起き上がると

花「なに?」

集「一緒に戦ってくれないかな、君がいれば僕は誰にも操られない。乗っ取られない、だから、頼むよ」

花「うん…私はしゅうのだから、いつでも使ってね…2段階スキル解放サポートチェンジ・モードヴァルキリー」

集の片手に美しいレイピアが現れる

集「これは…二刀流…」

花『しゅうの気持ちが伝わってくる、こんなに辛かったんだね、ずっとひとりぼっちで、悲しかったんだね、安心して、どんなに悲しいことがあろうと、私は君の傍に必ずいるよ、』

そんな花の気持ちが伝わったのかまばゆい光が集を包む

ヘブンズ「準備は整ったかな?」

集「あぁ、待たせたね、」

ヘブンズ「俺も魔力がきれそうだ、次の一手で決めようか」

集「そうだね、花、いくよ」

花「うん、しゅう」

ヘブンズ「ゼノムスインセクト!!!!」

集、花「ヴァルキリーブレイブ!!!!!」

闇の力と光の力がぶつかり合う、

ヘブンズ「っらぁぁぁぁぁぁ!!!!」

集、花「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

光が闇を少しずつ飲み込んでいく、
その優しい光の中に、集と花が笑いあう姿が
戦い終わったヴァーチェとクラダス、隊長達、部下達、そしてみんなには見えていた

ヘブンズ「ぐわぁぁぁぁぁ!!!!!」

ヘブンズは光に飲み込まれた
この勝負、勝ったのは元世回帰団だ

「っしゃぁぁぁぁぁぁ!!!!」

ありったけの歓声、私たちは倒れこんだ

集「勝ったね…花」

花「うん…!」

クラダス「ヘブンズは牢獄に送りました、団長、副団長、お疲れ様です、本部まで送りましょう、ゆっくり休んでください、ヴァーチェ、運ぶんだ」

ヴァーチェ「えぇ!ちょまてよクラダス!!俺も怪我人だっての」

クラダス「私もですよ、だが空を飛べるじゃないですか」

ヴァーチェ「…ちっわかったよ」

私達はヴァーチェに運ばれ本部に向かい、
私の部屋にたどり着いた
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