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応援したい!
全ては あなたのため ★
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只今、プロポーズ大作戦 進行中。
現在、屋上ガーデンに4組が集合している。
「緑川さん、新井様が見つけました。
よろしく頼みます」
外崎から連絡を受け、緑川は了解です。と返事をした。
………………………
「あっ、これハズレだ!……ったく!」
「じゃあ、私は向こうに縛ってある袋の中を見てみますね」
智也と野村がハズレ箱を開けている元へ、先に箱を見つけた軽米チームが寄ってきた。
「智也、俺たち、宝箱を見つけたよ。
へぇ、こんな所に縛りつけてあるなんて、誰が考えたんだろうな。
おまけにハズレ箱も用意しているのか……。
本気度が半端ないな!なあ、智也?」
……と、和希が話しかけるが、智也は袋の結び目を解いていて無言なのだった。
「野村さん、その箱が当たりならいいね」
智也より少し離れた所で箱を開けようとしている野村に、軽米が声をかけた。
「まったく、こんな所に縛りつけておくなんて!
しかも、1つじゃないなんて!
こんな所に誰が隠したんでしょうか?
わっ、ハズレだぁ!次、見よう」
不満を言いながらも楽しんでいるように見える野村だった。
一方、倉田チームの近くには、新井チームがやって来ていた。
「どんな指令なんですか?」
人工芝の中を、じっくり見て周る2人に、新井が何気なく聞いたのだ。
「はい、“緑となり”って書いてあるので、箱が緑色で人工芝に隠れているのかと考えました。
でも、さっきから見つけるのは、ハズレなんです」
と、支配人が答えたので、新井が話す
「そうですか……こちらの指令は、“金色となり”でした。ちょっと似ていますね。
それで、見つけたのは、さっきサロンにあった物と同じ、木製の宝箱で、見つけた所は、金色の風見鶏の側でした」
「あっ、もしかしてですけど、緑って、単純に木の事じゃないですか?
あ、でも、違っていたら ごめんなさい」
新井に続いて、静香が付け加えたのだ。
「そっか、そうよね。緑って、単純に木の緑を想像しますね。根岸君、あっちの木を見てみようよ。
御助言、ありがとうございました」
そう言うと倉田チームは、大きな鉢に植えてある木を見に行ったのだった。
「あの人達も、早く見つけられるといいね」
新井が言うと、静香は嬉しそうに頷き思う。
(新井さん、やっぱり優しい人だ。それに、結構、頼もしい人なんだなぁ)
そんな2人の様子にホッとしながらも、柚花は次の事を心配していたのだった。
倉田チームがこんなに苦戦するとは思わなかったな……。見つけられるかな?
野村チームは、もうすぐ宝箱を見つけるはずだけど、皆んなが同時くらいに見つけられると思っていたからなぁ。
緑川さん、待っていてね。
それにしても、外崎さん、ダミーの宝箱を置き過ぎだよ!
ここの隠し担当の外崎さんは、新井さんチームが見つけたのを見届けて、移動したけど、そろそろ皆を移動させないと、寒いよね……。
「お客様、ここは寒いので、中のエレベーターの前にあるベンチにお座りください」
柚花が新井チームと軽米チームに声を掛けた、その瞬間。
「あったー!」という声が柵の方から聞こえた。
すると、間を置かずに「やっとあったわぁ」という声が小山を降りた下にあるベンチの方から聞こえたのだ。
ホッとした柚花は、皆をエレベーターまで誘導してから言った。
「見つかって、良かったです。
では、皆さん、急ぎましょう」
柚花は、急ぐあまり先走って言ったのだった。
「えっ?どこへ行けばいいですか?」
新井から聞かれた柚花は、それぞれの指令書を見せ合ってもらったのだ。
倉田チーム「我の分身が22276を待つ」
野村チーム「我の分身が全員を林にて待つ」
新井チーム「この番号を我に与えよ、我は待つ5963」
軽米チーム「女人を案内せよ。但し、我は女人だけを望む」
支配人は、納得いかない様子で聞く。
「はい、質問です。全員を林で待つとありますが、女人を案内せよとあって、相反する行動になると思いますが、どうすればいいですか?」
支配人は、あくまでも一般客を装って言った。
「はい、先ずは我の分身の方に従って進んで下さい」
柚花が答えると、軽米がピンときて言う。
「あっ、わかった!全員で林に行って、分身に会って、番号を使って何かして、次に女性を何処かへ連れて行くって事で、合っていますか?」
「お客様、その通りです」
柚花は、静香の前で、軽米の事をあくまでも、知らない人という感じで話した。
軽米が宝探しゲームの案を出した時に決めた事は、レストランで食事をしてから、サロンに行きゲームをスタートさせて、何処かへ行ってから、最終目的地に行くということだった。
最終目的地とその後の事は、静香さん以外は知っているのだった。
全員で下に降り、カレンダホテルの隠れ人気スポットである"癒しの小道”と呼ばれる林に向かっている。
……………………
その数分前のこと。
「はあ、寒い!恥ずかしい、どうして僕がこんな格好にならなきゃダメなの?
早く誰か来て!いや、来ないで!」
林の中の別れ道で、ポツンと1人で隠れている。
すると、外崎がチャペルの方向から歩いて来た。
宿泊棟のスタッフ専用通路を通り、チャペルに寄って来たのだった。
「おーい、緑川さーん、どこにいるんだ?
僕だよ、出ておいでよ。あっ!……ぶっ、あっ、ごめん、ぶぶぅ」
「外崎さんっ!笑った!酷いじゃないですか!
僕は、たまたま じゃん拳に負けただけなのにぃ!
この案を出した丸山さんが、この格好をすれば良かったんですよっ!もぉ、酷いよ」
「ごめん。でも、その格好、可愛いよ。
金髪のショートボブに赤い大きなリボンが付いた女の子。
ここまで来るの大変だっただろう。
1人で良くがんばったな、恥ずかしかったよな?」
しかし、その脚は寒そうだ……。
上半身、天使の着ぐるみ なのに脚は、膝から下は普通に白タイツで、白いゴムの長靴を履いている。
「もうすぐ、皆んなが来るから、頑張れ!」
1つ上の先輩、外崎から励まされ、緑川は、天使になりきろうと思うのだった。
「我は、分身の天使である……これ、大丈夫ですか?意味がわからない人物だと思いますけど……。裏声の方がいいですか?」
聞かれても答えようが無い、外崎は頷くだけなのだ。
「あっ、緑川さん、来たよ」
……………………
「天使の待つ林へようこそお越し下さいました」
(へぇ、それ、天使なんだ……)
誰もが思うのだった。
「我は、分身の天使である。
さあ、我が持つ この鍵付きの箱を開けて、進むが良い」
緑川は、裏声を使い頑張った。
皆は、どうやって鍵を外すのか、笑いを堪えて考える。
「そうだ、この5桁の番号は、その鍵の番号だ。
天使さん、箱を貸して下さい。
ええと、すみません、あなたが番号を合わせて、鍵を外して下さい」
支配人が新井に頼んだのだ。
「彼女さんが番号を読んであげて下さい」
倉田チーフが静香に指令書を渡した。
「はい、では、言いますよ。
2 、2 、2 、7 、6、です。
新井さん、鍵が外れましたか?」
「あ、鍵が外れた!中には……鍵が入っています。
指令書もありました!」
新井は、入っていた鍵を静香に渡した。
「その指令書を見せて下さい」
倉田チーフが指令書を読む。
「勇者達よ、女人に夢を託し、立ち去るが良い。
女人は神の元へ行くべし」
倉田チーフは、思う。
(ここで、新井さんと静香さんを引き離すのね。
後は、目的地に行くのね!皆んな、わかっているわね?)
「そうか、ここで、男は去れということか!
女性諸君、賞品をゲットして、戻ってきてくれ!
さあ、男性諸君、戻るぞ」
支配人は、新井さんや智也さん、前沢さんを引き連れて、ホテルの方へ戻って行ったのだ。
静香は、鍵を握りしめ、不安そうな顔で新井の後ろ姿を見ていたのだった。
その表情を見た軽米が、すぐに話す。
「それでは、指令書通りに私が……。
神の元?それは、きっとチャペルの事ですよね?
以前、ここに来たことがあるので、知っています。
こっちの方だと思います」
軽米は、静香、倉田チーフ、野村を連れてチャペルへと向かうのだった。
その後ろを柚花は歩く。
緑川天使と外崎は、男達の元へと向かった。
運命の時が刻々と迫っている。
現在、屋上ガーデンに4組が集合している。
「緑川さん、新井様が見つけました。
よろしく頼みます」
外崎から連絡を受け、緑川は了解です。と返事をした。
………………………
「あっ、これハズレだ!……ったく!」
「じゃあ、私は向こうに縛ってある袋の中を見てみますね」
智也と野村がハズレ箱を開けている元へ、先に箱を見つけた軽米チームが寄ってきた。
「智也、俺たち、宝箱を見つけたよ。
へぇ、こんな所に縛りつけてあるなんて、誰が考えたんだろうな。
おまけにハズレ箱も用意しているのか……。
本気度が半端ないな!なあ、智也?」
……と、和希が話しかけるが、智也は袋の結び目を解いていて無言なのだった。
「野村さん、その箱が当たりならいいね」
智也より少し離れた所で箱を開けようとしている野村に、軽米が声をかけた。
「まったく、こんな所に縛りつけておくなんて!
しかも、1つじゃないなんて!
こんな所に誰が隠したんでしょうか?
わっ、ハズレだぁ!次、見よう」
不満を言いながらも楽しんでいるように見える野村だった。
一方、倉田チームの近くには、新井チームがやって来ていた。
「どんな指令なんですか?」
人工芝の中を、じっくり見て周る2人に、新井が何気なく聞いたのだ。
「はい、“緑となり”って書いてあるので、箱が緑色で人工芝に隠れているのかと考えました。
でも、さっきから見つけるのは、ハズレなんです」
と、支配人が答えたので、新井が話す
「そうですか……こちらの指令は、“金色となり”でした。ちょっと似ていますね。
それで、見つけたのは、さっきサロンにあった物と同じ、木製の宝箱で、見つけた所は、金色の風見鶏の側でした」
「あっ、もしかしてですけど、緑って、単純に木の事じゃないですか?
あ、でも、違っていたら ごめんなさい」
新井に続いて、静香が付け加えたのだ。
「そっか、そうよね。緑って、単純に木の緑を想像しますね。根岸君、あっちの木を見てみようよ。
御助言、ありがとうございました」
そう言うと倉田チームは、大きな鉢に植えてある木を見に行ったのだった。
「あの人達も、早く見つけられるといいね」
新井が言うと、静香は嬉しそうに頷き思う。
(新井さん、やっぱり優しい人だ。それに、結構、頼もしい人なんだなぁ)
そんな2人の様子にホッとしながらも、柚花は次の事を心配していたのだった。
倉田チームがこんなに苦戦するとは思わなかったな……。見つけられるかな?
野村チームは、もうすぐ宝箱を見つけるはずだけど、皆んなが同時くらいに見つけられると思っていたからなぁ。
緑川さん、待っていてね。
それにしても、外崎さん、ダミーの宝箱を置き過ぎだよ!
ここの隠し担当の外崎さんは、新井さんチームが見つけたのを見届けて、移動したけど、そろそろ皆を移動させないと、寒いよね……。
「お客様、ここは寒いので、中のエレベーターの前にあるベンチにお座りください」
柚花が新井チームと軽米チームに声を掛けた、その瞬間。
「あったー!」という声が柵の方から聞こえた。
すると、間を置かずに「やっとあったわぁ」という声が小山を降りた下にあるベンチの方から聞こえたのだ。
ホッとした柚花は、皆をエレベーターまで誘導してから言った。
「見つかって、良かったです。
では、皆さん、急ぎましょう」
柚花は、急ぐあまり先走って言ったのだった。
「えっ?どこへ行けばいいですか?」
新井から聞かれた柚花は、それぞれの指令書を見せ合ってもらったのだ。
倉田チーム「我の分身が22276を待つ」
野村チーム「我の分身が全員を林にて待つ」
新井チーム「この番号を我に与えよ、我は待つ5963」
軽米チーム「女人を案内せよ。但し、我は女人だけを望む」
支配人は、納得いかない様子で聞く。
「はい、質問です。全員を林で待つとありますが、女人を案内せよとあって、相反する行動になると思いますが、どうすればいいですか?」
支配人は、あくまでも一般客を装って言った。
「はい、先ずは我の分身の方に従って進んで下さい」
柚花が答えると、軽米がピンときて言う。
「あっ、わかった!全員で林に行って、分身に会って、番号を使って何かして、次に女性を何処かへ連れて行くって事で、合っていますか?」
「お客様、その通りです」
柚花は、静香の前で、軽米の事をあくまでも、知らない人という感じで話した。
軽米が宝探しゲームの案を出した時に決めた事は、レストランで食事をしてから、サロンに行きゲームをスタートさせて、何処かへ行ってから、最終目的地に行くということだった。
最終目的地とその後の事は、静香さん以外は知っているのだった。
全員で下に降り、カレンダホテルの隠れ人気スポットである"癒しの小道”と呼ばれる林に向かっている。
……………………
その数分前のこと。
「はあ、寒い!恥ずかしい、どうして僕がこんな格好にならなきゃダメなの?
早く誰か来て!いや、来ないで!」
林の中の別れ道で、ポツンと1人で隠れている。
すると、外崎がチャペルの方向から歩いて来た。
宿泊棟のスタッフ専用通路を通り、チャペルに寄って来たのだった。
「おーい、緑川さーん、どこにいるんだ?
僕だよ、出ておいでよ。あっ!……ぶっ、あっ、ごめん、ぶぶぅ」
「外崎さんっ!笑った!酷いじゃないですか!
僕は、たまたま じゃん拳に負けただけなのにぃ!
この案を出した丸山さんが、この格好をすれば良かったんですよっ!もぉ、酷いよ」
「ごめん。でも、その格好、可愛いよ。
金髪のショートボブに赤い大きなリボンが付いた女の子。
ここまで来るの大変だっただろう。
1人で良くがんばったな、恥ずかしかったよな?」
しかし、その脚は寒そうだ……。
上半身、天使の着ぐるみ なのに脚は、膝から下は普通に白タイツで、白いゴムの長靴を履いている。
「もうすぐ、皆んなが来るから、頑張れ!」
1つ上の先輩、外崎から励まされ、緑川は、天使になりきろうと思うのだった。
「我は、分身の天使である……これ、大丈夫ですか?意味がわからない人物だと思いますけど……。裏声の方がいいですか?」
聞かれても答えようが無い、外崎は頷くだけなのだ。
「あっ、緑川さん、来たよ」
……………………
「天使の待つ林へようこそお越し下さいました」
(へぇ、それ、天使なんだ……)
誰もが思うのだった。
「我は、分身の天使である。
さあ、我が持つ この鍵付きの箱を開けて、進むが良い」
緑川は、裏声を使い頑張った。
皆は、どうやって鍵を外すのか、笑いを堪えて考える。
「そうだ、この5桁の番号は、その鍵の番号だ。
天使さん、箱を貸して下さい。
ええと、すみません、あなたが番号を合わせて、鍵を外して下さい」
支配人が新井に頼んだのだ。
「彼女さんが番号を読んであげて下さい」
倉田チーフが静香に指令書を渡した。
「はい、では、言いますよ。
2 、2 、2 、7 、6、です。
新井さん、鍵が外れましたか?」
「あ、鍵が外れた!中には……鍵が入っています。
指令書もありました!」
新井は、入っていた鍵を静香に渡した。
「その指令書を見せて下さい」
倉田チーフが指令書を読む。
「勇者達よ、女人に夢を託し、立ち去るが良い。
女人は神の元へ行くべし」
倉田チーフは、思う。
(ここで、新井さんと静香さんを引き離すのね。
後は、目的地に行くのね!皆んな、わかっているわね?)
「そうか、ここで、男は去れということか!
女性諸君、賞品をゲットして、戻ってきてくれ!
さあ、男性諸君、戻るぞ」
支配人は、新井さんや智也さん、前沢さんを引き連れて、ホテルの方へ戻って行ったのだ。
静香は、鍵を握りしめ、不安そうな顔で新井の後ろ姿を見ていたのだった。
その表情を見た軽米が、すぐに話す。
「それでは、指令書通りに私が……。
神の元?それは、きっとチャペルの事ですよね?
以前、ここに来たことがあるので、知っています。
こっちの方だと思います」
軽米は、静香、倉田チーフ、野村を連れてチャペルへと向かうのだった。
その後ろを柚花は歩く。
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