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魔王とお茶友
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あれから2年が経ちました。私7歳になりましたの。
母様が5歳まで生きられるかどうかって言っていたけどなんとか生き続けてますっ!
多分、結構魔法使ってるからじゃないかと憶測している。だから常に魔力を体内で循環させたり、消費量の多い転移魔法を使ってみたりして消費している。
、、でも、だんだん逆に魔力増えているような気がしないでもないんだよね、、、
母様たちはきっともう死んでいると思ってるよね~
小さすぎて生まれてから一緒にいた年数が前世と比べると少なすぎたためかあまりあの家族に思い入れがない。
なんて酷い娘なんだ!私っ!
まぁ、新しいこの居場所で適当にやっていきましょう!!
現在も魔国で自堕落な生活を送っています。
ソリューヴとは夫婦漫才を極め、絶妙なタイミングで合いの手が入るようになりました。
アマンダとは主にドレスやネックレスなどの装飾品関連や魔国の食材について教えてくれる良い先生となりました。
リオル先生は魔国の城の地下にある研究練に入ってから見ていません。…約1年程でしょうか?
魔王様とは…
今ではお茶友です。
あれは1年前程……
最近リオル先生にお会いしないわね~
アマンダとリオル先生のお陰で魔国語が読み書きできるようになり、更に多くの本を読んでいた。
………あら?今日は何だかんだか魔力が弱まっているのかしら?
私は魔力増幅過多症であるので殊更、周囲の魔力察知力は敏感である。今日は昨日と比べて驚くほど周辺魔力量が少ない。
満月の日は魔力が増幅し、新月になると魔力が減少することがわかっている。魔国に来て初めて知ったことだ。
しかし、明らかに新月の日よりも魔力が少ない。何が起こっているのだろうか?
なんだか気になって本に集中できなくなっていしまった。魔力も少ないし少し外に出て見ましょうか。
まぁ、綺麗な花ね。この花の形と色はツィーピアね。初代魔王が奥方様にプロポーズした時に渡した花で魔国の象徴花でもある魔国を代表する花です。
少し花弁に触れたい…と思い手を伸ばす
「何をしている」
「はっ!はいっ!」
いきなり背後から声を掛けられ驚き、上擦った声が出てしまう。そこに居たのは魔王様でした。
「ご機嫌麗しゅう、魔王様。本日は……」
「敬具は構わん。それより何故外にいる?」
顔は無表情で睨みつけるようにこちらを見ているのに瞳は何処か心配そうに揺れている。
ふふふ、魔王様は瞳に感情が素直に出てしまう方なのですね。
思わず口元が緩みます。魔王様は余計眉に皺を寄せてこちらを見る。
「今日はなんだか周囲の魔力量が少なく私でも外に出られるようなのです。魔王様はこの理由をお分かりですか?」
「……あぁ。今日は、5年に1度の月蝕の日なのだ。月、太陽、この星が一直線上になり、月が数時間の間に欠けていく現象が起こる。この日は魔力が著しく低下する。魔力とは月の光の大きさによって変わってくるとことは知っているな?太陽によって完全に遮断されるから魔力が新月の日よりも低いのだ。」
魔王様の解説はわかりやすく、理解できる。魔族は魔力が高いものが多いから余計に影響を受けやすいのだろう。だから、アマンダも今日はテンションが低かったのか…
「………案ずるな。魔力量が少ない時にと魔力を移すことはしない。」
私が少し返事が遅れたので、魔力の譲渡の問題で悩んでいると勘違いしたのかしら?
「そうですか。役に立てず申し訳ないです。」
誘拐されたとはいえ、役目も果たせず只々無駄飯喰らい。豪華で優雅な生活を送っているが私は何も返せていない。
「別に構わん。」
魔王様は少し表情を緩め、返事をする。
……魔王様無表情だから分かりにくいけど、本当は優しい人なのだろう。
「……それにしても、魔王様。昨日寝たのは何時頃ですか?|隈(くま)ができて、顔色も悪いようですが。」
「……寝たのは…、確か4日前だと思うが。魔族は魔力が高く生命力も総じて高い。…故に問題ない。」
……この魔王、ご飯も食べていないわねっ!
「いいえっ!魔王様はお疲れになっていますっ!」
私は魔王様が逃げないよう自分の肩ぐらいの位置にある手首をガシッと掴んで魔王の執務室まで歩いて行った。
後ろで少し困惑気味の魔王がいるが完全に無視だ。
母様が5歳まで生きられるかどうかって言っていたけどなんとか生き続けてますっ!
多分、結構魔法使ってるからじゃないかと憶測している。だから常に魔力を体内で循環させたり、消費量の多い転移魔法を使ってみたりして消費している。
、、でも、だんだん逆に魔力増えているような気がしないでもないんだよね、、、
母様たちはきっともう死んでいると思ってるよね~
小さすぎて生まれてから一緒にいた年数が前世と比べると少なすぎたためかあまりあの家族に思い入れがない。
なんて酷い娘なんだ!私っ!
まぁ、新しいこの居場所で適当にやっていきましょう!!
現在も魔国で自堕落な生活を送っています。
ソリューヴとは夫婦漫才を極め、絶妙なタイミングで合いの手が入るようになりました。
アマンダとは主にドレスやネックレスなどの装飾品関連や魔国の食材について教えてくれる良い先生となりました。
リオル先生は魔国の城の地下にある研究練に入ってから見ていません。…約1年程でしょうか?
魔王様とは…
今ではお茶友です。
あれは1年前程……
最近リオル先生にお会いしないわね~
アマンダとリオル先生のお陰で魔国語が読み書きできるようになり、更に多くの本を読んでいた。
………あら?今日は何だかんだか魔力が弱まっているのかしら?
私は魔力増幅過多症であるので殊更、周囲の魔力察知力は敏感である。今日は昨日と比べて驚くほど周辺魔力量が少ない。
満月の日は魔力が増幅し、新月になると魔力が減少することがわかっている。魔国に来て初めて知ったことだ。
しかし、明らかに新月の日よりも魔力が少ない。何が起こっているのだろうか?
なんだか気になって本に集中できなくなっていしまった。魔力も少ないし少し外に出て見ましょうか。
まぁ、綺麗な花ね。この花の形と色はツィーピアね。初代魔王が奥方様にプロポーズした時に渡した花で魔国の象徴花でもある魔国を代表する花です。
少し花弁に触れたい…と思い手を伸ばす
「何をしている」
「はっ!はいっ!」
いきなり背後から声を掛けられ驚き、上擦った声が出てしまう。そこに居たのは魔王様でした。
「ご機嫌麗しゅう、魔王様。本日は……」
「敬具は構わん。それより何故外にいる?」
顔は無表情で睨みつけるようにこちらを見ているのに瞳は何処か心配そうに揺れている。
ふふふ、魔王様は瞳に感情が素直に出てしまう方なのですね。
思わず口元が緩みます。魔王様は余計眉に皺を寄せてこちらを見る。
「今日はなんだか周囲の魔力量が少なく私でも外に出られるようなのです。魔王様はこの理由をお分かりですか?」
「……あぁ。今日は、5年に1度の月蝕の日なのだ。月、太陽、この星が一直線上になり、月が数時間の間に欠けていく現象が起こる。この日は魔力が著しく低下する。魔力とは月の光の大きさによって変わってくるとことは知っているな?太陽によって完全に遮断されるから魔力が新月の日よりも低いのだ。」
魔王様の解説はわかりやすく、理解できる。魔族は魔力が高いものが多いから余計に影響を受けやすいのだろう。だから、アマンダも今日はテンションが低かったのか…
「………案ずるな。魔力量が少ない時にと魔力を移すことはしない。」
私が少し返事が遅れたので、魔力の譲渡の問題で悩んでいると勘違いしたのかしら?
「そうですか。役に立てず申し訳ないです。」
誘拐されたとはいえ、役目も果たせず只々無駄飯喰らい。豪華で優雅な生活を送っているが私は何も返せていない。
「別に構わん。」
魔王様は少し表情を緩め、返事をする。
……魔王様無表情だから分かりにくいけど、本当は優しい人なのだろう。
「……それにしても、魔王様。昨日寝たのは何時頃ですか?|隈(くま)ができて、顔色も悪いようですが。」
「……寝たのは…、確か4日前だと思うが。魔族は魔力が高く生命力も総じて高い。…故に問題ない。」
……この魔王、ご飯も食べていないわねっ!
「いいえっ!魔王様はお疲れになっていますっ!」
私は魔王様が逃げないよう自分の肩ぐらいの位置にある手首をガシッと掴んで魔王の執務室まで歩いて行った。
後ろで少し困惑気味の魔王がいるが完全に無視だ。
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