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1章 異世界転移は無理難題
1-5 俺、獣人の子供の仮親になるようです
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ご飯を食べ終わった後、ココを風呂に入れることにした。理由は身体が汚れているからだ。石鹸なんてないから、森に生えているムクロジモドキで代用。生活級魔法で35℃くらいのぬるいお湯を出したが、あっという間に水が真っ黒になった。洗う、流すを3回くらい繰り返したらそこそこ綺麗になった。石鹸ほしいなぁ。
ココが着ていた服(ほとんど襤褸切れ)は洗って雑巾かタオルに再利用する。他に着るものがないので神官服を着させてみた。神殿には丁度いいサイズがなかったから、上着だけを着るような状態になってしまったので、今後どうにかしたい。
成り行きでだが、獣人のココを養うことになった。衣食住の内、住は今のところ神殿があるからオッケー、衣も神官服を拝借しているからオッケー、食が問題だな……。今のところ、駄目神の権能で何とかなっているが毎回毎回食材を取り寄せていたら他に何もできない。
しかも困ったことにココがめちゃくちゃ食う。分量的には俺と同じくらい。今までの消費量が2倍になった。由々しき事態。相変わらず、食べるときは申し訳なさそうな顔をするのだが……いいから、普通に食べなさい。何? 仕事もしていない? いやいや、何言ってんの、子供は食べるのが仕事だ。常識だよね? だよね?
「ということで、森に食材の確保に行ってきます!」
「何が、ということで、なのかサッパリわからんですよ! このバカチンが!」
いたっ、シオンに突っ込まれた。
「コ、ココも、ココも行きます!」
「いや、ココは危ないから神殿で待っていなさい。もし俺が1日以上帰らなければ、神殿の食べ物は好きにしていい」
「や、やだ、置いて行かないで……」
ココが泣き出してしまった……。まぁ、俺がココだったら、折角手に入れた金づるを逃がすような真似はしないわな(え? 意味が違う?)。
「ココちゃんは連れて行ったほうがいいかもですよ~」
シオンがわけわからないことを言い出した。頭、大丈夫か?
「ココちゃん、とても珍しい『森の祝福』持ちですよ。森の中では無敵です! あ、だから生贄にされたんですかね? 世知辛い世の中です~」
自分で作っておいてよく言う駄目神だ。あと森の祝福、何それ? 説明求む。
祝福、それは俺が持っている加護のようなモノ。異世界エリュシオンの民であれば、生まれながらに、無作為に、確率で『〇〇の祝福』といった形で付与される。ただし確率は相当低く1000人に1人いるかどうか。様々な種類があって好きなものを選べるわけでもない。祝福の種類を調べる方法も確立していないため、存在を気づかずに生涯を終えるケースも少なくない。効果量は加護>祝福。女神の権能が使える加護のように意識して使えるものもない。
では何ができるのか、例えば『森の祝福』の場合、森に居る時にいいことが起こりやすい。森にいると怪我や病気が治りやすい。森に属する眷属がたまに手を貸してくれる。森属性の異能を習得する確率が上がる。森に関するエトセトラの行使にボーナスが発生する。
「というわけですー」
効果が曖昧すぎぃぃぃ。まぁ、よくわからんがレアだということと、森にいるときは便利ということだけ覚えておく。
「祝福の効果なんて、そんなものですー」
自分で設定しておいてよく言う。だいたい何そのエトセトラの行使って、説明能力不十分だぞ。それでも自称女神か?
「効果がいっぱいありすぎて具体的に説明すると10時間くらいかかりますが、聞きます?」
全力で遠慮いたします。
という内容の一連の会話をシオンと交わし、ご都合主義全開の時間軸を持って本来の活動を再開することとする。
「まぁ、一緒に行くか」
俺がそう言った途端に、ココの顔がパーっと笑顔になった。うん、こういう笑顔ができるのなら悪くない。森の中では、俺はこれから2倍以上注意しないとだけどな!
ココが着ていた服(ほとんど襤褸切れ)は洗って雑巾かタオルに再利用する。他に着るものがないので神官服を着させてみた。神殿には丁度いいサイズがなかったから、上着だけを着るような状態になってしまったので、今後どうにかしたい。
成り行きでだが、獣人のココを養うことになった。衣食住の内、住は今のところ神殿があるからオッケー、衣も神官服を拝借しているからオッケー、食が問題だな……。今のところ、駄目神の権能で何とかなっているが毎回毎回食材を取り寄せていたら他に何もできない。
しかも困ったことにココがめちゃくちゃ食う。分量的には俺と同じくらい。今までの消費量が2倍になった。由々しき事態。相変わらず、食べるときは申し訳なさそうな顔をするのだが……いいから、普通に食べなさい。何? 仕事もしていない? いやいや、何言ってんの、子供は食べるのが仕事だ。常識だよね? だよね?
「ということで、森に食材の確保に行ってきます!」
「何が、ということで、なのかサッパリわからんですよ! このバカチンが!」
いたっ、シオンに突っ込まれた。
「コ、ココも、ココも行きます!」
「いや、ココは危ないから神殿で待っていなさい。もし俺が1日以上帰らなければ、神殿の食べ物は好きにしていい」
「や、やだ、置いて行かないで……」
ココが泣き出してしまった……。まぁ、俺がココだったら、折角手に入れた金づるを逃がすような真似はしないわな(え? 意味が違う?)。
「ココちゃんは連れて行ったほうがいいかもですよ~」
シオンがわけわからないことを言い出した。頭、大丈夫か?
「ココちゃん、とても珍しい『森の祝福』持ちですよ。森の中では無敵です! あ、だから生贄にされたんですかね? 世知辛い世の中です~」
自分で作っておいてよく言う駄目神だ。あと森の祝福、何それ? 説明求む。
祝福、それは俺が持っている加護のようなモノ。異世界エリュシオンの民であれば、生まれながらに、無作為に、確率で『〇〇の祝福』といった形で付与される。ただし確率は相当低く1000人に1人いるかどうか。様々な種類があって好きなものを選べるわけでもない。祝福の種類を調べる方法も確立していないため、存在を気づかずに生涯を終えるケースも少なくない。効果量は加護>祝福。女神の権能が使える加護のように意識して使えるものもない。
では何ができるのか、例えば『森の祝福』の場合、森に居る時にいいことが起こりやすい。森にいると怪我や病気が治りやすい。森に属する眷属がたまに手を貸してくれる。森属性の異能を習得する確率が上がる。森に関するエトセトラの行使にボーナスが発生する。
「というわけですー」
効果が曖昧すぎぃぃぃ。まぁ、よくわからんがレアだということと、森にいるときは便利ということだけ覚えておく。
「祝福の効果なんて、そんなものですー」
自分で設定しておいてよく言う。だいたい何そのエトセトラの行使って、説明能力不十分だぞ。それでも自称女神か?
「効果がいっぱいありすぎて具体的に説明すると10時間くらいかかりますが、聞きます?」
全力で遠慮いたします。
という内容の一連の会話をシオンと交わし、ご都合主義全開の時間軸を持って本来の活動を再開することとする。
「まぁ、一緒に行くか」
俺がそう言った途端に、ココの顔がパーっと笑顔になった。うん、こういう笑顔ができるのなら悪くない。森の中では、俺はこれから2倍以上注意しないとだけどな!
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